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ふうてんの猫の猫耳東風的フリチベ生活

働きながら和製MBAと工学博士取得をしていた自称苦学生バックパッカーの日記。
今は学位もとって大阪で技術戦略考えてます

雑記 景気とか解雇とか狂喜すべきサヨクとかMBAとか

2008年12月19日 | 格差社会を考える
いま、世界は100年に一度の不況だといわれています

大量解雇がヨーロッパやアメリカなどだけでなく、日本でも伝えられてきています
それでも、日本は自民党の善良で良識的な政策で道を誤らなかったので、株価の下落幅は先進国中で一番低く、世界中で見てもモロッコについで低い下落率だそうです
# キチガイマルクス経済学国家よりも経済がわかっている自民党

そうした健全な金融政策を背景にして円高になっているわけですが、それで輸出産業が苦しんでいます

それを政府にせいにする言いがかりもありますが、円高で輸出産業が苦しむのを批判するということは、欧米各国や共産中国同様に金融バブルを創出して金融危機を作れば評価されたんでしょうかね?
もう野党とか反自民党の言いたいことはよくわからん。

あと、トヨタには内部留保がたくさんあるとかいう話もあるが、内部留保の対になるのは株主配当であって賃金じゃない
そもそも、無学なサヨクは知らないのだろうけど、内部留保っていっても銀行に預金してあるわけじゃなくて、この数年で設立した新工場なども課税などをされたあとの利益を再投資したもの、すなわち内部留保の結果であって、内部留保がなければ新たな雇用が生まれないってわからないんでしょうね彼らは・・・

内部留保を下げるべきだ というのはハゲタカファンドとかの主張だと思うのだが、日本共産党は新自由主義者か?
まぁ、日共のご主人様の中国は、政治は共産主義、経済は新自由主義なので、日共の内部留保がホニャララといのは、株主重視の主張なのだろうな、たぶん。

アメリカでは車が売れていなくて、在庫の量からすると、4ヶ月とか半年ぐらいは車を一台も作らないでも商売が成り立つらしい

そりゃ自動車産業も不景気になるわな。
だいたい、家を担保にしてローンを組んで車を買う低所得者という構図を前提にした成長が無期限に続くわけがない


あと家電メーカーなども不況ですね

でね、この自動車産業と家電が不況なのは、サヨクが狂喜乱舞すべきなのですよ
北米でのテレビ市場でソニーやパナソニックのシェアーを奪ったのはサムソン
低価格競争をしかけて、日帝の企業の収益率は赤字ライン


車の、日本の主要なメーカーがのきなみ経費削減のためにモーターショーに出展をとりやめたあとででてきたのが中国系メーカーの二社


サヨクの大好きな特亜の企業が大躍進しているんだから、そのあおりを受けて日本の労働者が路上で生活しようが、君たちサヨクの望んだ結果なのだからマンセーしろよ と思う

それとも彼らはサムソンが繁栄してもシャープやソニーで働く労働者の生活は安泰だとでも思っていたのかな?
だとしたら、相当のバカだね。
半導体でもサムソンは結構なシェアをとっているので、半導体メーカーも利益率はとても下がっていますが、特亜の繁栄のためだからつべこべいうな ってことなんだろうな、きっと

日本の製造業を脅かす韓国や中国をマンセーしながら、価格競争にさらされて低下していく労働者の待遇を文句言うサヨクっていうのは、まともにものを考えているのかなぁ?と思います

でね、最後の雑記としてMBAなんだけど、べつにMBAなんてとっても仕事の役にはたたないけど、サヨクが「日本の企業の内部留保が・・・」とか素人相手にいつのもペテンをしかけているのは論破できるようになるし、アメリカやヨーロッパで起きている危機の意味を理解しやすくはなるし、そういう意味で、趣味として通った経営学大学院っていうのは期待どおりに、「知識」と「知性」を与えてくれたなぁと思います

知性なき心 だけでわめき散らしているサヨクは、中国・韓国の躍進マンセー!! & 中国・韓国との競争で負けた工場の労働者の待遇切り下げゆるさなーーーい!!  って自己矛盾にすら気がつかない痴性に頼った活動をするんだろうなぁと思いますです。


ただ、100年に一度 といわれる不況なのですし、理屈の上でも出ている数字の減速の速度でもそのとおりだと思うのですが
それを肌で実感しないのは、なぜだろう・・・・
新宿を歩くと不況なんてどこふく風 なんですよね。

本当は、マスメディアにかつがれているだけじゃない?
って思ってしまいます。

派遣切り、派遣雇い止め

2008年12月18日 | 格差社会を考える
派遣切りや派遣雇い止めが広く行われていると報じられています

数万人が年度内に職を失うことがほぼ確定しています。
統計に出てこない中小企業での実態も含めればそれを遥かに上回る事態になると思います

派遣労働者の生活を守るために、今の状況は早急に打開しなければならないと思いますが、いわゆる自称格差是正論者たちのように企業は雇用を維持しろというのにも賛同しません。

まず、僕は貧困層の多くが社会の責任であるという主張を支持しません。たとえば、自動車会社の派遣社員を映したNHKのドキュメンタリーでも、派遣期間を満了で終える人は半分ぐらいだと言っています。
寮の相部屋が嫌だとか(別にアパートを借りればいいのだが・・)、仕事がきついといった、20年前の日本人ならごく普通に受け入れていた環境に耐えられなくて黙って逃げ出すような人たちが相部屋の寮よりもネットカフェの方がいいというのならそれはそれで仕方ないと思います

しかし、いま、派遣切りや雇い止めで職を失っている人たちは、そういう忍耐のない人たちが逃げ出すような職場で、懸命に一生懸命働いてきた人たちです。
そうした人たちが今、仕事がないということで職を失い、住んでいた派遣会社が用意した寮の退寮を求められ、路上で生活する人たちも出ています。
所持金も底をついていて食べるものにも事欠いている人たちが報じられています

ただ、企業が雇用を維持しろといっても、もともと派遣社員を雇っていたのは、景気の調整弁にするためだったというのは誰もが理解していることだと思います。
それによって正規雇用の公務員や教師や会社員の雇用は守られているのですし、企業が不況の下でも存続することができます

日本の企業にしてみれば、世界でもトップクラスに高い法人税を支払っているだけでも、社会的責任は果たしていて、それ以上は政府がやれよ と思っても当然だと思います
欧州では、若者や移民を雇用の調整弁にしていますし、アメリカでは解雇によって調整していますし、共産中国でも貧農を調整弁にしています。北欧では従業員の解雇に対して企業側のペナルティーはほとんどないような制度設計がされています。

どこの国も日本だけが雇用の調整をせずに維持し続けろというのでは、企業が競争力を失いますし、競争力を失うと国民も困るのはアメリカのビッグスリーの状況を見れば明らかだと思います

じゃあ、派遣社員は放置でいいのか?といえばそんなことはない。
日本では、長らく左派運動がマルクス主義的な思想に染まっていたから、おかなし方向にいっていたけど、派遣社員などの労働者を守るのは「国民」の役割です

すなわち、オランダやフランスや北欧などのように、高い消費税率によって、的確に機能するセーフティーネットを用意することが必要なのです
企業は法律の枠の中で利益と成長を求めて活動し、利益を挙げて法人税を払うのが社会的な役割です。他国に負けない競争力を維持し、発展をさせるという役割の他に雇用の維持などを求めるのは自由ではありますが、果たす義務はないといわざるえないでしょう

そうではれば、国民同士が生活を守るのが大切です
しかし、日本のセーフティーネットは、「保険」制度になっていて、保険料を払った人だけが利用できるようになっています。
サヨクの巣窟である教師などは、解雇されないからという理由で雇用保険料を払っていないように、あくまで各自のために払う保険であって、他人を助けるための制度ではありません。

そうした保険制度を改めて、国民同士が助け合う制度をつくりその運用を政府に依頼するのが筋であって、税収も渡さないでクレクレというのは、結局のところ、解雇される派遣社員を見捨てているのと変わりありません。

派遣社員の解雇で失われているのは、彼らの生活だけではなく、勤勉に働くことの意味であり、社会での相互扶助のあり方であり、正義であり公正さであり他人の苦しみに思いをはせるやさしさです。

一生懸命に汗水をたらして油まみれで働いて維持していたささやかな生活を全力で守ろうとする社会であることが必要です
それは政府の責任でも、企業の責任でもなく、負担を背負うことを表明して制度を求める民主的な市民の役割であると僕は思います。
今の政府は、政府のもっている予算や権限の中で、よく頑張っていると思います
そうした施策を応援し、足りない部分は求めていく。
それでも足りない部分は、まず、自分たちで炊き出しをしたり、ボランティアをしている人たちに募金をしたりする。
そういう態度が求められていると思います。

自称格差是正論者とリーマンは同じ神話を信じていた

2008年10月18日 | 格差社会を考える
昔、格差社会を考えるというコミュにいたのですが、そこでは、まぁ共産主義的な人たちと話をすることも多々ありました
日本共産党に票を入れてしまうような人たちも多々いました。(かわいそう・・)

そこで彼らと僕が違うと思っていて、反論していたことがあるのですが、彼らと同じことを信じていた人たちはリーマンブラザーズでした


何を信じていたというと、
資本は儲かる
って神話です

自称格差論者側ではマルクスという信者に20世紀で1億人殺させたことで有名になった男が唱えた考えが広まっているのですが、ようは資本が搾取するという19世紀の発想です

今の日本はゼロ金利政策をとっているわけですから、そもそもお金を持っているというだけでは一切儲かりません
もしマルクスの妄想が正しければ、法規制などを無視すれば、銀行は政府からゼロ金利でお金を借りて株式なりサブプライムローンを購入すれば儲かることになりますが、そんなことはない。
知識社会に移行した現代社会では、資本金が持つ価値というのは、非常に脆弱になっています
中小企業でいい技術を持っている会社を、日本の投資家が無視しても、アラブの投資家がが会社を買ってくれるようなご時世ですからね

で、日本のサヨクと同じ神話を信じていたのが、リーマンブラザーズなどの、高リターンを求める投資銀行や投資家やヘッジファンドです

一応、おいらもMBAなので金融工学の単位はいくつかもっていますが、基本的に金融工学が教えることはリスクをいかにコントロールするかということであって、他人よりも設けることはできない
という前提です(裁定取引の否定)
誠の記事が参考になります
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0809/11/news006.html

世間を見ていると、金融工学が悪さをしたとか言いふらしている無知な人もいるようですが、アカデミックな金融工学は、リーマンブラザーズのような投資銀行だけが儲けられて、他の金融機関がそれよりも儲からない という現状は起こらないと考えます

仮に儲かっているように見えるとしたらそれはリスクをとっているからです
まぁ、ギャンブル漫画を読めばマルクスですら分かると思いますが、リスクはいつか破綻します

結局、金融工学の基本方程式が教えることは、資本を持っていても、対して儲からない
せいぜい1%未満程度の安全投資(国債)からリスクをとった分だけのリターンが期待できる(たとえばサラ金などのハイリスクハイリターンの投資(融資)です

でも、マルキストもリーマンブラザーズに資金を預けた人も、金は金をすごく生む
という神話を信じていたのですよね

おそらく、信じているのはマルキストだけで、リーマンブラザースの方は、ハイリターンを求める投資家達に答えるために、辞められない事態になっていた
ということだと思います

音楽が鳴っているうちはダンスをやめられない
という話ですな。

で、格差コミュとかで投資をすれば儲かる とかいった連中は謝罪と賠償をしたのかなぁ?
自称経済学通のサヨクの話を信じて投資しちゃったお金持ちがいたら今頃資産は半分だよw


で、僕は金融工学を学んでいるので株式投資をしていないのです
時々、株式しないの?
って聞かれますが、自分よりも愚かな投資家がいるという前提でしか儲からない株式投資をポートフォリオを組む意味以外でするつもりはないなぁ
他人よりも頭がいいと思うほど傲慢じゃないし
って答えています

が日経平均が8000円を割り込んだら300万円ぐらい株式買ってみようかと・・・

あと、いい加減に、この事態をみたら資本家は国債を買う程度にしか儲からない という事実を日本共産党やその信者も認めたらいいと思うけどね。

貧困ビジネス って & 都市部のプアーは自己責任が多数では?

2008年10月15日 | 格差社会を考える
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20081008k0000e040067000c.html


ゼロゼロ物件:入居者が「生活侵害」訴え会社提訴 東京

 敷金ゼロ、礼金ゼロ、仲介料ゼロをうたい文句にした「ゼロゼロ物件」のアパート入居者ら5人が8日、無断で鍵を交換されるなど生活の平穏を著しく侵害されたとして、不動産会社「スマイルサービス」(東京都新宿区)を相手取り、計約1190万円の賠償を求めて東京地裁に提訴した。

 訴えによると、5人は06~08年に都内の物件に入居したが、同社は利用料の支払いがわずかでも遅れると無断で鍵を交換したり、2万円を超える違約金と施設再利用料を徴収した。部屋に無断侵入し、荷物を撤去したケースもあったという。

 ゼロゼロ物件は低所得者が契約するケースが多く、「貧困ビジネス」の一つと呼ばれる。同社は、借主が保護される借地借家法に基づかず、「施設付鍵利用契約」と称する特殊な契約を結び、支払いが確認できない場合は施設を利用できないとする承諾書を取っていた。

 こうした契約について宇都宮健児弁護団長は「実態は借家であり、認められない。生活困窮や法的無知につけ込んで違法な利益を上げる悪質商法だ」と主張。鍵を14回交換された土田政彦さん(29)は「蓄えがなくアパートを出るに出られなかった。勝手に入られて家に住んでいる気がせず、今でも精神的なショックの後遺症が残っている」と話している。【銭場裕司】

 ▽スマイルサービスの話 係争中のためコメントは控えたい。



だそうです
確かに、この業者の手法は脱法しているように思う
違法かどうかは係争できると思うけどね(個別の契約として違法かどうかは争えると思う)

でも、一番の問題は敷金をとっていないことだと思う
敷金って家賃保証のためにある側面はあるので、敷金が残っていても家賃を払わなければ退去は求められるらしいけど、それでも、敷金も無い人が未納をするのとでは、貸す側のリスクがぜんぜん違う

やっぱり、自称格差是正論者が部屋やせめて住所を貸してあげたり、日本共産党が幹部専用の別荘を、プアーに解放してあげるといいと思う。

で、本題

この貧困ビジネスも流行語なのだろうなぁと思う

でも元祖、貧困ビジネスって
・タバコ
・酒
・パチンコ
・風俗
・サラ金

だと思うのだが、どうして自称格差是正論者ってそういうところを攻撃しないのかな?
サラ金やパチンコの利権をぶっつぶしたのは、公正な社会を目指した小泉首相だからかしら?(公平じゃなくて公正ね)

NHKスペシャルのワーキングプアを読み返していたら
児童擁護施設の人が次のように言っていた
「戦後、日本は経済成長を続け、次第に豊かになったものの、貧富の格差や貧困はいつの時代にもありました。子どもたちはいつの時代でも貧困の犠牲になっていました。しかし、今は以前とはまた違うんです。親が自己愛に生きて快楽に溺れ、その結果、子どもたちが犠牲になるケースが多くなっていると思います。ギャンブルに溺れて、消費者金融からお金を借り、最後は家庭が壊れ、子どもに暴力をふるう。さらに子どもを放置してしまう親もいます」

まったくそのとおりだと思うし、実際にそうなのだろうなぁと思う。

このNHKのワーキングプアーの取材は本当に優れていると思うのですが、寒村の農業や岐阜の繊維業など中国との熾烈な価格競争に負けて貧しくなったという人たちのことを丁寧に描いています

そうした人たちが懸命に生きている姿を描いています

しかし一方で自称格差是正論者の一部でヒーローになった秋葉原事件の加藤は年収300万円あっても、不満ダラダラでした
かえる家もあれば、仕事もあり、大学にもいけたのに、なぜにそんなに社会が不満かね

雨宮の「生きさせろ」を読むと、
「学費をパチンコ代にしてすったのでバイトしていたら、留年した。単位を落とした教員許さない!! 」とか、もう自己責任な連中の傷をなめてあげる記事が目白押しです

日本でも、今でこそワーキングプアーとして認識されていても、それでもフリーターでいいじゃんという高校生たちもいれば、大学生もいます

僕らの世代であれば、社畜になるぐらいなら、自由にいきる といって大学で遊び呆け、バックパッカーになったりミュージシャンになる見習いしたり、ただダラダラしたり。

そういう自己愛には、酒だったりタバコだったりギャンブルだったりの影も見え隠れするし、実際に、そういう人たちを見ている人の記事でも、同じような見解のように思いました

http://www.news.janjan.jp/living/0810/0810139348/1.php
ルポ・警備員は見た 派遣作業員が働く大手倉庫会社の労務管理

ところで、タバコだ。見ている限りでは、男女とも喫煙率が高い。正社員を含めた男性作業員の約7割、女性作業員の約4割が喫煙者だ。

 どうして分かるかというと、タバコや菓子類を包む銀紙にも金探が反応して発報する。そのため、ポケットから取り出して、携帯などと一緒に直前のテーブルに置いてもらう。だから、目視で喫煙者がどうか確認できる。低く見積もっても男6割、女3割以上が喫煙者だ。

 日本たばこ産業の「平成19年全国たばこ喫煙率調査」によると、成人男性の喫煙率は40.2%だった。そのうち30歳代がもっとも高く47.8%だ。

 一方、女性の喫煙率は12.7%で、最も高い数値が30歳代の18.9%となっている。この調査と比べると、S倉庫作業者の喫煙率約3割は高い数字だといえよう。作業員の主力は男女とも30歳代だ。

 喫煙率は、ホワイトカラーよりブルーカラー、高所得者層より低所得者層、高学歴層より低学歴層のほうが高い傾向が世界的に示されているという。 

 いくつかの日雇い派遣の現場で働いた私の印象としては、日雇い派遣作業者の喫煙率はたばこ産業の調査が示した数字より、かなり高いと感じた。ただし、大卒が多いと目されるIT関連業務専門の派遣作業員の喫煙率は、他の派遣現場に比べ低かった印象を持っている。 

 ブルーカラー・低所得者をキーワードにすると、派遣作業員の喫煙率が高いのは世界的傾向から外れてはいないことが分かる。

中略

アルバイトでも社会保険の加入は可能だ。警備会社と交渉する余地はある。しかし、その場合、原則として給料の月払いが前提条件となる。週払いで受け取っているKさんは、その分を1週間で使い切ってしまう。最終日には、数百円しか残っていない。パチンコや酒が欠かせないからとも聞く。貧困者の中には、Kさんのような自身の生活態度が原因となっている例が少なくないのも事実だ。



結局、貧困者を相手にしたビジネスをちゃんと書くと、雨宮の「生きさせろ」同様に、彼らの自己責任ぶりをアピールしてしまうから、話をそらしているように思えてなりません

なぜに、貧困層がギャンブルや酒を立てる社会を目指そう と自称格差是正論者はいえないのかね?
(そりゃそれを言っているのは、時給の低い人をおだてて票を集める貧困ビジネスだからです)

結局、そういう自堕落な人たちを自立させることをしていかないと、本人たちはプアーで使い捨てられるままだし、まじめに働いている国民の多くは金銭的な支援に対して納得しないでしょう

甘やかすだけが愛だとは思えない。真の貧困ビジネスから決別するようにワーキングプアーを説得するのも格差是正には必要だと思うけどね。(まぁ、本気で是正したいなら)

ドヤはいくらか?

2008年10月08日 | 格差社会を考える

カフェ難民の報道おかしい 石原都知事
http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008100301000660.html

 東京都の石原慎太郎知事は3日の定例会見で、ネットカフェ難民について「一つの新しい風俗。ネットカフェは1500円だが、山谷は200円、300円で泊まれる宿がいっぱいある。(ネットカフェ難民を)大変だ、大変だというのは、メディアのとらえ方もおかしいんじゃないか」と述べた。

 大阪市の個室ビデオ店放火殺人事件に関連した質問に対し答えた。




とおっしゃっていた。
ネットでは200円のドヤなんてない!!
と盛り上がっているので、少し探してみた。

西成区については、情報がありました
http://www13.atwiki.jp/nishinari/pages/25.html
比較的信頼できそうな情報ですが、ここを見ると最低価格が500円で、次の安値ゾーンは750円~ぐらいみたいですね。

ドヤも最近は若者やバックパッカーを泊めるように改装したりしているし、超安宿ではなくなってきているようです
一つにはみんなが豊かになったというのもあるでしょうが、ドヤにすんでいた人たちが、生活保護を受給できる年になったので、より綺麗にして別の層を取り込もうという流れで価格が上がっているように思います。
# 産経の生活保護特集など参照


ということで、さすがに200円、300円は、実情と離れているといわざる得ない
500円といえばよかったのにね。

そもそも、バブル期はドヤの価格も高騰していたらしいので、200円なんて時代はバブル期以前ではないかと思うのだが・・・・

この件では、もやいが公開質問状を送ったみたいですね

質問は趣旨が通っている。
石原閣下の返答が期待される。

もやいがピンチ!!

2008年10月08日 | 格差社会を考える
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20081005ddlk13040137000c.html

「もやい」:支援を 路上生活者やDV被害者支えるNPO、財政危機 /東京
 ◇ドナー企業破産で財政危機

 自立を目指す路上生活者やDV(家庭内暴力)被害者の支援を続けるNPO(非営利組織)「もやい」(新宿区、稲葉剛理事長)が、大口ドナーの企業破産で、活動縮小を余儀なくされている。

 01年に発足した「もやい」は、路上生活者やDV被害者などホームレス状態にある人々がアパートを借りる際の連帯保証や生活相談のほか、入居前のシェルター(一時滞在所)や孤立しがちな当事者が交流するサロンを運営。これまでに1350世帯の入居保証を行い、生活相談も月に100件に達している。

 個人や企業の寄付で運営してきたが、年間予算の約40%に当たる1320万円(昨年度)を寄付してきた保証人代行業「リプラス」(港区)が、9月下旬に東京地裁に破産手続き開始を申し立てたのに伴い、寄付が滞った。同社は「もやい」が入居支援で連帯保証を行った際の家賃保証を行っていたが、今後は「もやい」が担うことになる。

 このため、「もやい」はシェルターに使用していたアパートを解約するなど活動を見直し、同時にカンパを募ることになった。「国のセーフティーネットは未整備で、もやいに駆け込む人は増えている。当面の活動を維持するためにさらなる支援をお願いしたい」と、稲葉理事長は話している。


ということなのです。
募金をしようかともやいを見ると、一口5万円だって・・・
まぁ、確かに、1000万円を集めるのに5000円をちまちまと集めるわけにはいかないですね

ただ、チベット支援でお金に羽が生えたように消えていくので、もやいのサポートはとりあえず見送りました。
年会費5000円ぐらいなら払えるけど、ちょっと様子見

冷静に考えると、もやいって凄くいい仕事をしていて、困窮者の自立という生活保護の理念をはずすことなく、社会で自立できるようにいろいろとサポートをしていると思うのですよね。
生活保護という制度は確かに必要だけど、とにかく疲弊しきっていて、ぼろぼろで、利権や犯罪や堕落と結びついている。

それこそ、生活保護で母子手当てをもらっていたのに、男と遊ぶのに邪魔だからと子供を殺しちゃう母親とか、生活保護をもらうのが楽しみで、もらうと麻薬にしちゃう奴とか、生活保護非はギャンブルに使ってそれを恥じて個室ビデオに放火とか

で、そういう人たちがちゃんと自立して、社会的な規範からはずれないようにするには、生活保護制度の抜本的な改正も必要だけど、それがまだなされていない今では、もやいのように、自立支援としてサポートが必要な人に丁寧に接し続けていく人たちが必要なのだと思います

メディアの露出も多いもやいが、経済的に困窮になっている 
というときに、年間1000万程度のお金なら集まるんじゃないかと思って、様子見にします

実は、格差許さない!! って言いたいだけの奴が多くて、政府が出すのは当然だけど、自分の財布からは、格差是正になんか使わない!! っていう公務員や教員ばかりなら集まらないでしょうし、そうでないなら、1000万円って、一人一万円で1000人だから、各都道府県+政令指定都市で50以上、左派系組織なんて、その単位で複数あるので、各組織が5万円ずつも集めればけりがつくわけです

普段、格差は是正可能だ といっている人たちの言葉が本当であれば、格差を憂う人たちから1000万円/年ぐらいすぐに増額可能だと思うし、もやいの苦境を自らが主体的に救おうという自称格差是正論者たちが1000人ぐらいは集まらないようだと、日本の中で、社会保障を厚くすべきだという主張は、おそらく大きな勢力にはなっていないということなのでしょう


これほど、ちゃんといい仕事をしている組織が、募金を集められないようだとすると、
日本の格差是正論を支持する人の少数で、覚悟の少なさが伺えると思う。

年間5000円を募金できる程度の、中間層以上の階層は支持していない ということなのだろうか?

朝日新聞の記者とか、年収1500万円ぐらいのサヨクは募金しないのかな?

"使い捨て"雇用を問う ~働くものに明日はあるか 第3章

2008年09月18日 | 格差社会を考える
http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview080909.html

帰国してきて録画してあったガイアの夜明けを見ました

グッドウィルがなくなって、より酷い環境で日雇いをする人や、新たな仕事が見つからない人たち

一方
「ここに集まる若者たちに話を聞いてみると・・・、「きょう、どこでどんな仕事をするか聞いていません」「時給?いやまだ聞いていません」など、法律で定められている「労働条件の明示」をされていない人々が殆どだ。」

という会社にインタビューをしに行くと、改善せねばということで、朝のスタッフの人数が3人から5人に増えて、派遣先に行く前に仕事内容や、時給を書いた紙を渡すようになっていました

インタビューに答える社員も心なしか嬉しそう

やっぱり、派遣会社の社員にしたって違法なことをしたいわけではないですからね


そして、
【”使い捨て”雇用との闘い フリーターVS企業 120日闘争の結末】
で映っていたガソリンスタンドを不当解雇された勝間田翔さんの労働争議の結末

これを撮り続けた日経スペシャルって立派なジャーナリズムだと思う

勝間さんが納得行く形で終審したみたいでよかった

そして彼は、レタス農家で働いていました

やっぱり、住み込みの仕事って見つかるじゃん!! って思った・・・
# 労働争議をして全国で顔と名前が知れた人でもちゃんとゲットできていましたよ。


とにかく賃金を上げろとか、社会が悪いという格差是正論は大嫌いだけど、違法なことが曲がり通る世の中も大嫌い。

指摘し、戦えば、権利が勝ち取れるって日本は立派だと思う。

一方、僕たちもどんなに指摘しても、国際法廷で戦っても、状況を改善させる気がない共産主義者どもから、チベットの人権を勝ち取らねばならないのだけど、無職になりながら半年の裁判を続けた勝間さんのように、諦めずに粘り強くやっていかねばと思う。



いまラオスです

2008年09月12日 | 格差社会を考える
昨日の午前中にスコータイを発って、今日の午前中にビエンチャンに到着しました
どのようなコースを通ったか、当ててみてください

到着して、すでにメコン川沿いでビールをたんまりと堪能してしまいました
ラオスは特に何かをする場所ではないので明日のビアラオツアー以外は特に予定がない予定

メコン川沿いで読んでいるいま読みかけの「暴走する資本主義」はかなりエキサイティングでセクシーなので、ラオス滞在中に読んでしまいたい

序文がすばらしいし、P134からの問題提起がすばらしい

『私たちは地域社会の構成員であり、近所づきあいの参加者であり、民主的社会の一員で愛国者でもある。私たちの中には国のために喜んで死ぬ人もいる。しかし普通の経済モデルではこのような利他的感情については、ほとんど語るべき言葉がない。けれども私たちは市民として、多くの人の雇用が不安定になり、賃金が落ち込み、一握りの人々が国の富の大部分を独占するようになることには無関心ではいられないし、小さな小売店が大型店との競争に敗れ、なじみの商店街が消えていくのもきがかりなことである。企業が地球温暖化の原因となる物質を撒き散らし、海外で人権を蹂躙し、性的刺激や暴力的スリルをエサに私たちの卑しい本能につけ込み、子供たちの胃(たぶん大人たちの胃も)をジャンクフードで満たそうとすれば、私たちは腹立だしく思うだろう。
 ここでも賢明な利己心と広義の思いやりとの境界はあいまいである。例えば、私は貧しい人が教育を受け、労働力の一翼を担うことを願っている。そうでないと犯罪が増え、私の愛する人が脅かされる可能性があるからだ。私や、もう大人になった私の子供たちが、合法的な経済活動には自分の未来はないと思った貧しい子供による「おやじ狩り」の対象となるかもしれない。また、私がシャッター通りになった商店街を残念に思うのは、個人商店の人たちのことが気になるだけでなく、商店街を散歩する楽しみがなくなるからでもある。地球温暖化は地球を脅かすが、私が散歩を楽しみにしている海辺も脅かしている。また、私は、インターネットでいとも簡単にポルノ画像にアクセスできることを望まないが、それは、孫たちに見せたくないからだ。
 こうした経済上の安心、社会的公正、地域社会、ともに暮らす環境、世間の常識といった問題は、擬似黄金時代である民主的資本主義においては、中心的な課題だった。そしてそれらはかつてだけでなく、今も「市民」としての私たちの関心事である。だが、権力が消費者と投資家の手に移ってから、こうした問題は影が薄くなってしまった。私たちは(魂を売って便利さを手に入れるという)「ファウストの契約」を結んだのだ。今日の経済は私たちにすばらしい取引をもたらすと同時に別のところでは私たちを罰しているのである。私たちは大企業を責めることができるが、しかしその駆け引きを始めたのは私たち自らであると言ってよかろう』(pp. 134-135 ` 暴走する資本主義)


(社会民主主義的ですばらしいということは、反日本共産党であるわけですし、上の文章も日本共産党なら赤字だらけでしょうね 
例1; ジャンクフードよりひどい中国製毒入り餃子の輸入禁止、マルキスト、ゆるさないーーーい!! 、
例2; 時給10円以下の子供たちが働き、国民の5%以下の人口が富を独占する共産中国はマルクスレーニン主義国家だ!!ジークマルクス!! ‘by 不破委員長
例3; 合法的な経済活動しないやつは、共産軍で抹殺ヨ!! )


この本の原題は
The Transformation of Business, Democracy, and Everyday Life
経済と民主主義と日々の生活の変貌

なので、反資本主義の本かと思って、共産主義者が読むと、民主主義賛美なのでがっかりするかも。

社会民主主義的な発想をする人が読むと、企業に対して過大な要求をする消費者と投資家の圧力と社会はどのように向きあうべきか 考える糧になると思う

最近の読んだ経済や格差についての本の中ではトップクラスにすばらしいです

ぜひ

反貧困が迷走するわけ

2008年09月02日 | 格差社会を考える
昨日の日記にマイミクさんからもらったコメントが、いいテーマだったので、そのまま引用します

「ちょっと視点を遠くはずしてみると、ちょっとおかしな方向に進んでいるなとは思うんです。
まず、貧困や格差の問題を語る急先鋒である雨宮処凛は社民党にも共産党にも所属しません。福島みずほとは仲良くしているみたいですが、「サヨクは何も変えられなかった」とも言っており、以前までのサヨクとは違う形で貧困問題を解決しようとしています。それがあのデモの連発になったりしているようです。
加えて、もやいの湯浅氏、青年ユニオンの川添氏等もどこにも所属していません。フリーでありながら労働問題を取り扱っています。にも関わらず、一般の人たちが共産党への入党が1万人というのはちょっと解せないのです。誰かに影響され、薦められ入党するならわかるのですが…

もしかしたら、貧困や格差についての戦いはいつのまにかおかしな方向へ行っているのかもしれません。国政に関心があるのはいいんですが、それだけですべてが変わる、自分たちの立場が向上すると思い込んでしまっているのでしょうか。ちょっと心配になってきました。 」


「蟹工船」ブームで1万人入党
http://www.excite.co.jp/News/politics/20080831/20080901M10.040.html

がおかしいということですが、そもそも格差社会というのがかなり無理して作った概念だと思います

先日、加藤という男が秋葉原で大量殺人をしたときに、自称格差是正論者は、「加藤がワープアだから・・・」と言っていました

しかし、彼は、4大に行けという親や学校の進めに反対して、自動車整備の短大に行き、短大で取得できる自動車整備士の資格をあえて取得せず(取得者はほぼ正社員で就職する)、その後も正社員の仕事を理由もなくやめるなど、正社員という窮屈な生き方が嫌いなだけのようです

また、彼の月収は25万円ぐらいあり、これは年収300万円相当ですから、ワーキングプアーの基準値である200万円の1.5倍です

そうした、自己の選択で、フリーター的生活を送り、もっとも豊かなワーキングプアーの1.5倍の年収の男を捕まえて、格差社会の被害者 として祭り上げるわけです

もう、格差是正論は病んでいると言っていいでしょう

確かに、世界中にあるように、この国にも、不当な解雇や、母子家庭などで労働環境が悪いにも関わらず、サポートが受けられない人たちもいます

しかし、多数の人はそうではないはずです

ぼく達チベットサポータは、何人もチベット人を見ていますが、ビザも不安定な状態で日本にやってきた人たちもちゃんと日本語を覚えて生計を立てています

実際に、飲食店では、人が集まらず時給1000円を掲げても人が来ません
しかたないので、日本語の不自由な留学生に働いてもらっているのはみなさんご存知の通りです

しかし、留学生と競っても仕事がもらえないような、人たちって「自己責任」ではないのですか?

そもそも、社会というのは、挨拶もできなければ、時間も約束も守れないような連中を、正社員として雇う必要があるのでしょうか?
挨拶もできなければ、漢字の読み書きも怪しい人が正社員になれないのは社会が悪いのでしょうか?

今や、教育界の陰謀で、ゆとり教育を受けた人が、中学レベルの数学と英語ができない状態で4大に進みます

彼らが卒業したときに、正規雇用がないからといって、それが新自由主義とやらのせいなのでしょうか?
日本の大企業は、日本国内で必要な人材が確保できないので、海外の大卒を日本人と同じ待遇で雇うようになっています。

社会は日教組やサヨクの要望に応えて、どんどん社会人として必要な水準を下げていかなければいけないのでしょうか?

今の格差社会といわれる問題の根幹は、自己責任を自己責任じゃないと強弁する連中が引き起こしていると思います

たとえば、太っているのに、医者の止めるのも聞かずに、さらに飲酒と高カロリーの摂取と運動不足を続けた結果として、生活習慣病になったとして、それは「自己責任」ではないのですか?
病人としてかわいそうだから、生活保護を出すべきですか?
回避できることについて、欲望に負けたのは、それは、自己責任でしょう。

人に知性があるのは、未来を予知するためです。
いま、大学に入る時に、ハードカバーの本も読めない程度の読解力しかなければ、将来がどの程度の人生になるかは、容易に想像ができます

そして、その4年間を、それまでの人生と同様に歩み続けて、フリーターなると、社会が悪いということになるのでしょうか?

最近、すごくダメな大学生のイベントが 大使館イベントコミュで話題なのですが、
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=34583162&comment_count=61&comm_id=373658

ここの主催者が、まぁ、酷い。 だいたい、南アフリカ大使館を「アフリカ大使館」って小学生ですか?

イベントの映像を見ても、知性ってのは皆無
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=34246309&comm_id=3078235

で、こいつらに正規雇用がなかった場合に悪いのは日教組だと思うが、経団連が悪いのか?


もう一つは、貧困といっているが、たとえば、不当解雇や職場のパワハラなど、既存の労働問題も反貧困になっているのですよね。

貧困といったときに、たとえば、母子家庭が年収200万円以下のワーキングプアーだ
と言われれば、どうにかせねば!! と思う

しかし、年に何度も海外旅行にいくし、正社員でなく派遣社員でという、「パラサイトシングル」の年収が200万円しかなくても、自称格差是正論者は「ワーキングプアーが増えている!!」
と大騒ぎしているわけです。

このあたりについては、東大の佐藤俊樹先生とリクルートワークスの小泉静子さんの共著の「不安定雇用という虚像」で、社会学的に論じられています。

ようは、国民はサヨクに騙されているのです。

確かに社会保障が必要とされる人たちがいる。
しかし、そうでない多くの連中を、そうした人たちの仲間だと思わせて問題があるように思わせる。
たとえば、自動車工場で働いていた加藤を、ワーキングプアーでもなければ、

ありもしない問題を作って、解決せねば とやるから迷走することになる。

そして、本当に助けが必要な人たちに手を差し伸べているのは、
ホームレスの人の支援をしている営利企業としてやっているビッグイシューや、
東大でて活動している、もやいをやっている湯浅さんや、
上野でホームレスの人に炊き出しをしているキリスト教会なのです。

でも、最近、党員が増えているという日本共産党が政権をとったら、

「営利のビッグイシューの経営者」「東大卒エリートの湯浅」「貧者の阿片のキリスト教会」として、みなさん、日本共産党の虐殺対象になるわけです。
そうした共産党が認めない社会階層が貧者の味方であり、日本共産党がやっていることは、駅前で大声で怒鳴り散らすことぐらい

そんな暇があれば、炊き出しでもすればいいのに。
そうやって住民票もなく、投票もできないような人を救おうとする姿にこそ、人は共感するのだと思いますよ。

なんか、今の状況で日本共産党に支持が行くって明らかに変だよ

女工哀歌(じょこうえれじー)

2008年09月01日 | 格差社会を考える
昨日、おいしいコーヒーの真実 を見てきた

コーヒーを生産しても、生活ができない農民の人たちと、大企業、国際市場の不条理を訴える映画です。まぁ、その話は別に書くのですが、その映画館にあったパンフレットが女工哀歌です

http://www.espace-sarou.co.jp/jokou/

過酷な労働条件
平均年齢15歳、一日の労働時間18時間、時給7円以下。工場の寮は12人部屋で、ほとんどの少女たちが貧しい農村の出身。仕事のため2・3年は実家に戻れない子も多い

「21世紀に増す「蟹工船」のリアリティ」
と書かれているのは、中国の工場です

蟹工船国家 中国

そんな映画が上映されるのに、

「蟹工船」ブームで1万人入党
http://www.excite.co.jp/News/politics/20080831/20080901M10.040.html

だそうですよ。
中国の市場経済はマルクス・レーニンの意にかなっているとして、今の弱者の搾取による経済発展をみて、共産主義の勝利とか狂喜乱舞している日本共産党に、蟹工船乗組員が入党するなんて、どこまでも搾取されないと気がすまないのでしょう。

というよりも、彼らは日本共産党に入党するほどに、愚かだからこれほど豊かでチャンスがあふれている世界でも稀にみる平等な社会で、貧しくなるのでしょう。

入党しようと考えている人がいたら、ぜひ女工哀歌を見てもらいたい
こんな社会をマルクスの意にかなうといっている日本共産党が本当に弱者の味方なのか?
と冷静に考えてみるといい。

ナチス(国家社会主義ドイツ労働者党)も、スターリンも、毛沢東も最初は弱者・労働者の味方を演じていた

しかし、マルクスの弟子たちで、弱者・労働者の味方として行動した人間はいない。

日本共産党だけが、彼らと違って、弱者の味方であるはずがないのにね。

そして、万が一、中国の蟹工船国家をみて狂喜乱舞する日本共産党が、日本国内では弱者の味方であったとしても、日本共産党が、中国共産党のチベット侵略・虐殺や東トルキスタンの侵略・虐殺を論理的に擁護してきて、北朝鮮による拉致について、国会で北朝鮮擁護を行ってきたわけですから、日本人の時給を100円上げるために、殺人幇助者であり、国民をイデオロギーで売り渡した連中に加担するのか?という道義の問題も問われなければなりません。

サンケイの記事にある
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080803/stt0808032127002-n1.htm

「衆参ねじれ国会となってから政治は機能不全に陥っており、国民は日本がどこへ向かおうとしているか分からず、より所を失っている。加えて《分配論》が論じられなくなり、ワーキングプアが増加、格差が拡大している。共産党が党員を増やしている背景にはそんな事情がある。これは危険な兆候だ。民主主義が機能しなくなったとき何が起こったか、政治家は過去の歴史に学ばなければならない」

というのは同意です。
機能しなかったときに、マルクスの弟子である、ヒットラーやスターリンや毛沢東が何をしたか

悪が栄えないために、自暴自棄になって共産党員になるような人を出さないために、社会民主主義的な、機会の分配を民主主義によって実現することが必要なのだと思います。


ところで、蟹工船と日本共産党について書いたBlogの記事ですが、
http://blog.goo.ne.jp/fuutennnoneko/e/fe3d33b374e99266beddaddbcbc0bf97

「反日本共産党」でgoogleに問い合わせると、3番目に出てきます
これからもがんばります