アワフキムシ上科 シロオビアワフキ
ノイバラの木にアワフキムシが居ました。どんなアワフキだろうと少し泡をどけると
こんな状態です。アルカリ洗剤の泡に包まれているので天敵からは身を守れるんです。
お尻の人で言うと肛門のところで空気を吸ったり出したりしています。
こちらが成虫の姿です。
マルアワフキ
一昨日は激しく雨が降りました。夕方に止んだので急いで河川敷へ。雨でも流れないって書いてあるのでホントかな~~??というので出かけた次第です。このようにキッチリとついています。やはり流れないのです。恐るべしアワフキムシの泡。
こちらがマルアワフキの幼虫です。なんとなくアナグマっぽい気がするのですが・・・
直ぐ側に単独のような泡の塊がありました。しかもイネ科なので違うアワフキかとそっと泡をどかせると。
中には羽化しつつあるアワフキムシが・・・羽化しそうになったら単独になるんですね。そして一際大きな泡の風船を作りその中で羽化するんです。そうしないと一番天敵にやられるときですから危ないです。羽化すると自分も泡をかぶると溺れ死にますので危険と隣り合わせではありますね。
こちらが成虫です。近くに数頭成虫が見られました。
ムネアカアワフキ成虫
こちらはムネアカアワフキの成虫です。これの泡状態の幼虫はまだ見ていません。一度見たいものです。
ナス科 ヒヨドリジョウゴ
毛むくじゃらの植物が立ち上がっていました。ヒヨドリジョウゴの新芽です。
これだけ微毛に囲まれていれば少々の寒さが来ても大丈夫でしょうね・・・
本当に不思議です。
泡が雨に流されません。
そして泡の中の幼虫の姿を有難うございます。
アナグマくんがいるとは思ってもみませんでした。
天敵から身を守ってくれるはずのアルカリ洗剤が羽化するときは地雷になるんですよね。ですから単独の大きな風船を作ってその風船の中で羽化する方法なのでしょう。想像するに外側から風船がはじけるのではと思っているのですが?