オトギリソウ科 コゴメバオトギリ
私が一番最初に見たのは今から10年以上も前のことでしょうか・・・福井県和泉の山中で初めて目にしました。何だこれは??オトギリソウではあるけどちょっと違うぞと?ヨーロッパ原産の外来種です。
まったく花や葉はオトギリソウそのものですが草丈が1m以上になり辺り一面蔓延ります。何故福井県の山中にと不思議に思ったのですが牛の飼料に入っているのではと想像しました。ミヤコグサも山の中に蔓延っていました。共通することは牛糞などの処理場所が近くにあり野積みされているので雨などで流れたり鳥や虫たちが運ぶのでしょうね・・・田舎だから大丈夫とはこの時代言いきれないようです。
オオバコ科 ヘラオオバコ
こちらもヨーロッパ原産外来生物です。各種指定はされていますが指定したから蔓延るのが止まるのでもなく、真剣に行政も考えないといけないですね。
今の現状だと指定をすれば済みのような感じさえ受けます。有難い事に我が国は島国ですから本気で入ることをしっかりと防御すれば良いのですから・・・
イネ科 コバンソウ
名前はとてもいい感じの草ですがご多分に漏れず外来種です。ヨーロッパ原産で元々は観賞用に持ち込まれたとか。鉢から逸脱すればイネ科は先ず蔓延りますからね。
黄金色になったコバンソウです。有難い様なありがたくないような・・・胸中複雑です。
キク科 ノアザミ
こちらは在来種、ノアザミです。花はとっても綺麗で好きなのですが棘が鋭くとても痛いのです。私の柔肌には一寸過酷な感じです。
この蕾から徐々に花開くまでも見ごたえがあります。
突然変異でしょうね。白花も有ります。
ベンケイソウ科 ツルマンネングサ
中国、北朝鮮原産の帰化植物です。それこそどこにでもあるといった形容がぴったりです。葉や茎などに水分をため込める仕組みを持っていて引き抜かれて少々水が無くなってもまた根付きます。そんなところからマンネングサと言う名前を貰ったようです。
ナデシコ科 ムシトリナデシコ
こちらもヨーロッパ原産の外来種です。葉の付く茎の部分に粘液が有りそこに虫が引っ付くようでこの名前が付きました。が、しかし食虫植物とは違いますのでその虫を消化吸収するような事はありません。河川敷などではごく普通に見ることが出来ます。