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スピリチュアルスレイブ。

2008年01月29日 | 日々の生活


帰ってネットを見たらキングコングの西野がブログに、
客を帰した話を書いてまた話題になっているけど、うむむ。

あまり人の事(特に批判的なこと)は書かないようにしているが、
M-1以降、なんか“うむむ”と思うことが続くので、ちょっと書いてみよう。
まぁ、芸能人の事書いてもしょうがないけど(笑)。

文化人ぶってる芸人は嫌いだ。やたらと熱い芸人も嫌いだ。
本人がたとえそうだとしても、それを感じさせないのがお笑いだと思っているから。
なんか端々に、俺は熱い、正しい、的な雰囲気が漂っている。
(たとえばブログ名が西野公論だとか)

酔客を追い帰したのは良いとして、
赤ちゃんが泣き出したので帰したというのはどうも。
まぁ、帰したといっても横暴な感じではあるまい。
もちろん、そういった場所に赤ちゃんを連れて行くのは控えるべきだし、
子供が生まれて、僕や嫁さんも我慢していることはたくさんある。
それでもなお周りに迷惑かけていることも多かろう。
しかし、なんともならん場合はある。それでも行きたいファンもいる。
そこで、もし赤ちゃんが泣いてしまったときに、
それを笑いのネタに変えるくらいの度量がないんかなぁ。
お客様に説教するなんて何考えてんだと思う。

2ちゃんの批判だとか、熱い男というのはわかるけど、
芸人ならほんとそれを出すなよ。
M-1のネタも、必死すぎるのが見えて面白くないねん。
面白い人は、もし必死でも余裕があるように見せられるから面白い。
梶原がプレッシャーでハゲができても、緊張で寝られんかったとしても、
それをネタやる前に言うなっっちゅーの。ひくっちゅーの。
そんで、終わった後に潔さをアピールするようなコメントしたりして。

もっと、ちゃんと笑わせて優勝してから
「実はね…」みたいなんだったらカッコいいけど。
ふっと力の抜けた谷間のところに笑いはあって、
どんだけ自分を追い込んでるかは、笑いをとる上で邪魔にしかならんと思うけどな。