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騙されてる?

2004年12月06日 | 日々の生活
友達二人と梅田へ飲みに行ってきた。
時期的に混んでると思って予約して行ったけど、
お店に入った時点ではそんなに混んでいなかった。
最初は和食系の居酒屋で、
造りなんかを摘みつつ、ビール・焼酎・熱燗・梅酒などなど。
気心の知れた大学時代の友達と飲むのが一番楽しい。
その店で2時間半ほど飲み、いつも困るのが2軒目だ。
昔は、ALL500円のキャッシュオンデリバリーの店が結構あって、
それなりに重宝してたけど、気に入っていた所は軒並み潰れてしまった。
そこで、目に付いたALL500円と書いてあるバーに入ってみた。
そこは、若いオネーさん(黒のホットパンツ姿)が二人
カウンターの中にいてお酒を作っている。
どーも、カウンターの裏にお酒の作り方(というか混ぜ方)が書いてあって、
そのカンペを見ながら作っているようだ。
合間を見ながら色々話しかけてくれる。
狭い店内は全員男性で、一人で飲んでいる人も結構いたりする。
半分素人を使って、お酒は500円位に抑えれば、
お酒に酔えればいいって人は、そりゃオネーさんのいる店に行くよね。
やり方はうまいと思ったけど、
なーんか騙されてる感が残るのも事実(笑)。

見知らぬ街で一人。

2004年12月06日 | 映画
【ロスト イン トランスレーション】
外国人から見た東京っておかしく見えるかもしれないけど、
それってただの文化の違いであり、向こうを基準に考えているだけ。
日本に基準をあわせると、向こうもおかしい事多いよね。
題名どおり言葉が通じないのは、
母国語が世界共通語かそうじゃないかの違いだし。
下手な英語でも、何とか伝えようとしているのを、
小ばかにした描写はあまり好きではない。
英語くらいしゃべれよって言われても、無理なもんは無理なんで。
が、孤独感を表現する目的としてはやはり有効だし、
この映画に限って言えば、大げさな誇張もない。
若者文化に偏ってはいるが、街を歩いて実際に見かける光景ばかりである。

東京で孤独感を味わっている中年俳優と、若い人妻の恋の話。
僕も、英語がほとんど話せないのに、
海外出張に一人で行行かされたりするけど、
コミュ二ケーションできないのは本当に孤独だ。
仕事以外は、ホテルに帰って食事して、寝るだけ。
この映画でもそうだけど、時差ぼけもあって夜はほとんど寝られず、
テレビ観てもよくわかんないし、時間つぶすのに苦労したりする。
バーでお酒でも飲めたらいいんだけど、一人でそんなところに行く勇気もない。
そんな時、同じような境遇の女の人にあったら、
そりゃ打ち解けるの早いだろうな。
この映画のいいところは、すぐにセックスに走らないところだ。
お互いに意識しているという微妙な心情の上で話が進み、
終わってからもかえって清々しいくらいの印象が残る。
仕事にも家庭にも行き詰まった中年男の悲しさを、
ビル・マーレーがほんの少しコミカルにうまく演じていたし、
スカーレット・ヨハンセンは脱がないけどエロティックだ。
そして、ジョバンニ・リビシが相変わらずきしょい役で、
味を加えている(好きだけど)。

ミュージシャンズミュージシャン

2004年12月06日 | 音楽
コブクロ【MUSICMANSHIP】
コブクロはシングルでは良い曲が沢山あるが、
アルバム一枚通して聴くかというと、
ちょっと途中で飽きるときがある。
良く聴いているとそうでも無いんだけど、
聴き流していると、同じ曲に聴こえる曲も多い。

とはいっても、
歌詞はストレートで、クサくて、良く練られていて、
アレンジ過多だったり、韻をふむ事だけにこだわったり、
何が伝えたいのかわからない曲が多い昨今、
とても素直に聴けて、歌えて、音楽の本質を再認識させてくれる。
ポジティブな感情を呼び起こすと言う事は、
曲にとって重要な事だと思う。
最近は、大物ミュージシャンとのコラボも多くて、
そんなところが評価されているんだろうな。

このアルバムでは、祝福ソング“永久にともに”を筆頭に、
Million Films、ボーイズオンザランなんかも良い感じ。

カタカナ表記、アルファベット表記

2004年12月01日 | 音楽
R・KERRY&JAY-Z【UNFINISHED BUSINESS】
やたー最強コンビ復活!と思ったら、ほとんどリメイクでした。
初回パッケージとかもすごく凝っていて期待したのに。
なんか、ツアーでも訴訟問題になるほどもめてるらしいし。
R・ケリーのベストアルバムは
僕的に今年のNo1ヘビーローテーションだし、
曲もボーカルも本当にすばらしいのに、
ゴシップばっかり聞こえてくるのが本当に残念だ。
真実は知らないけど、雑音が多すぎ。
彼の歌を待ち望んでいる人が沢山いる事を良く考えて、
まっとうにアーティストとして活動して欲しい。
週末の夜にお酒飲みながらゆっくり聞ける、
エロいR・ケリーであって欲しい。

JAY-Z/LINKIN PARK【COLLISION COURSE】
輸入版聴きました。日本版12/22絶対買う。
JAY-Zって昨年引退するって言わなかったっけ?と言うのは置いといて、
もー、重さと軽さのバランスが絶妙です。
特に、バックトラックはすばらしい。
ヘビーになり過ぎず、どこから拾ってきたかわからない音が
ちりばめられていて、そこにJAY-Zの軽めの声。
これから、スノボシーズンに向けて気分高まりまくりでしょう。
早くDVDが観たいです。


ほんとに好きなんだ。

2004年12月01日 | 音楽
EMINEM【ENCORE】
僕はエミネムが好きだ。
曲を聴きながら歌詞の内容がわかるほど英語に堪能ではないので、
リリックがどうとかはあまり言えない。
エミネムの魅力はやっぱ“声”だな。
黒人ラッパーにありがちな、マイルドな声でもがなり声でもない。
触ると切れそうなんだけど傷口はすぐにふさがらなさそうな声。
エアロスミスがランDMCとコラボした時に本当に感動したけど、
ハードロックとHipHopの融合に近い感覚。
エミネムも限りなくHipHopに近いミクスチャーとして聴いている。
ただ、このアルバムについては、【EMINEM SHOW】以上の物ではないと思う。
斬新さもキャッチーさも感じられない。
特に問題になっていた、ビデオでマイケル・ジャクソンらを中傷した曲には、
やはり嫌悪感を覚えてしまう。
エミネムは、風刺的な曲や中傷するような曲は沢山あったし、
マイケルの人生にも色々問題はあると思うけど、
それを曲にして発表すると言うのは奇をてらってるだけだし、
メッセージ性も何も無い、小学生のいじめみたいで嫌だ。
もっと、エミネムが言わなきゃいけない事って他にあると思う。
Moshに見るアンチ・ブッシュはまだまともだが。


小説もカテゴリーに加えてみた

2004年12月01日 | 
笹本 稜平【天空への回廊】
山岳物は好きだ。特に山岳ミステリーやサスペンス。
なぜなら有無を言わさず状況は過酷で、さらに限られた者しか立ち入れない広大な密室。
僕はあまり山に登った経験がないけれど、そんな状況では男同士の友情物語も当然際立つ。
山岳物や、対テロの話はたくさん読んだけどこれはすごい力量である。
最後の方は“まだ引っ張るか”と思わなくはないが、
息つかせない展開で、一気に読みきった。

福井 晴敏【亡国のイージス】
たまたま、対テロリスト物が続きました。
この作家は【Twelve Y.O. 】を読んで好きになったけど、
最近は他の作家でもハリウッドにも出せるようなアクションが多くてうれしい。
亡国のイージスも日本で豪華なキャスティングで映画化されるけど、
本当にがんばって欲しいなぁ。
亡国のイージスは実際に起こった国防に関する事件や、
自衛隊のあり方を背景にしていて、まさに今そこにある危機。
いつ起こってもおかしくないと思わされる。
そのとき、今の官僚的なシステムは機能するのか?
キャラクターは若干ワンパターンな気がするものの、
それぞれが際立っていて、特にメインキャラ2人は
絵心を中心にうまく緩急がついている。
超殺戮兵器って本当にどっかに眠ってるんだろうなぁ。