旧布野ダッシュ村日記です。
KDDIの大規模通信障害、発生後61時間にしてようやく
ほぼ回復したようだ。
その昔、通信網構築に携わったものの一人として、古い
・古い知識で言うと。
携帯はいつでも繋がる・切れることは無いと思わない方
がいい、故障はあるし切れることもあると思った方がいい。
切れないように・障害になってもすぐ修理できるように保
守し研鑽しているが、人間だヒューマンエラーは必ずある。
問題はヒューマン・故障・大規模災害に関わらず、いかに
迅速に修理あるいは切り替えて回復させるかだ。
その意味で言ったら61時間の故障時間はいかにも長い、メ
ンテナンス側の問題も当然あったと思うが、必然性もあった
と感じている。
大規模故障も必ずでる・ある・・・との前提に立ったら非
常時のキャリア同士の相互乗り入れを実施すべきだし、共通
で被災用予備ネットワークの構築も考えられる。
まぁ、現実にはキャリァ同士のシステムの違い。帯域の違い
等々があって一朝にはいかないだろうが。
しかし、この種対策をお金と時間をかけてでもやっておかな
いと、次がまた必ず発生する。
通話だけでなく車・物流とあらゆるジャンルに拡大している
データ利用、ネットワークの信頼性が低下すれば拡大にブレー
キがかかる。
しかもビッグユーザーは、非常対策用に別のキャリァにも契約
せざる得ないことになるだろう。
非常対策に向けキャリアの枠から出る時と思うが・・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます