


天空の城塞として近年有名になった備中松山城に行った。
岡山県の湯原温泉の帰りに寄ったが、場所は高梁市の小松山の山頂。
この登坂?ルートが凄かった、山の麓の駐車場に車を止めて、そこから
はマイクロバスでふいご峠まで、後は山頂のお城まで30分ほどの歩きだ。
その歩きがきつい、竹の杖を突きゼイゼイとなりながら大汗かいて上る
と、最初に大きな石垣が見えてくる。


この石垣群が平成16年大河ドラマ「真田丸」のタイトルバックに流れて
いたものだそうだ。
石垣群からさらに5分ほど登ると山頂の備中松山城天守、二重櫓だ。
歴史的には鎌倉時代の延応2年に築かれた砦が始まりで、その後時代と共
に変化し現在の城塞となるが、天守の現存する山城としては随一の高さ
を誇るそうだ。



お城はさほど大きくはないが、標高430mの天険にその昔築いたことに感嘆
する、登りながら何で好き好んでこんな所にと何度思ったか。
しかし、登りきるといい風が吹きあがってくるし、歴史ある山城だった。
一度登ってみることを皆さんに勧めたい。