ラストの坂を必死のパッチで駆け下りてきて
宝塚ローソンの角を曲がる直前に持っていたハンディーライトで腕時計を照らして見たら9時間59分59秒を2秒ほど過ぎていました。
10時間0分で完走。
出し切りました。遅いけど。自分なりに。
ゴール後、広場の奥の地べたで仰向けになる。
明るく輝く星が1つ見え「きれいなー」
そして目にじんわりと溢れるものがあって・・・
悲しいのか? 違う。
悔しいのか? 違う。
うれしいのか? これも違う。
なんやわからん涙やったなあ
(腹肉ヤバすぎで修正)
7時46分07秒くらいスタート
わりと前から
でもいきなりの鉢伏山が激坂なので歩き。
スタート前に午後7時までゴールがあるとおっしゃってたので11時間以内を目標とする。
11時間とはいえそこはレース、いきなりの登りでガンガン抜かれまくるのもあれなのでヒーコラ登る。
鉢伏山15分は大幅自己ベスト(たぶん)
おらが茶屋の手前からぐるーーっと左から下り(エスケイプ)、階段渋滞であろう人たちを大量にパスした喜びで高倉台で水を買うのを忘れるところでした(ここまで水なし)
400階段を足元見て一段づつ数えながら登り
そう、三百何十段で階段は終わりなのを知っている~
そのあとまだ登りはあるけどね。
で、須磨アルプスまでにもう脚はガクガク息も絶え絶え
キャノンボールは、今朝の宣誓「宣誓!我われは、キャノンボーラー精神にモッコリ」
軽く見られがちなとこがあるかもしれんけどコースはキツイです。奥底の雰囲気もガチだ(冗談はいう)
高取山をみんな黙々と登ってる時、「ハセツネみたい!」と思いました。
鵯越手前の源平町の激坂を登ってる時にもうハム・ケツが攣りそうになる。
鵯越で持参のランチパック玉子を食べジュースを買って飲み
鵯越スタートがスタートから2時間半くらい
前にこっからスタートした時が(前回、積雪の日、骨折の日)宝塚まで7時間やから(うろ覚え)
ということでここで9時間台前半に目標を変更
菊水山を登る~
ここらで往復の人はもうゾンビです(私もやけど)
ダイトレの比じゃない(ゾンビ状態が)
でも後半にハイカーさん渋滞停滞があり全員息を吹き返す
菊水の山頂を手前から巻いて下りへ
ああ、ここまでみんな近道をよう知ってますわ~
菊水の下りでは大きい荷物を背負ったあの方の直後を下り
大きいザックにモンブランのゼッケンみたいのんもついてたし、
「今、モンブランの厳しい下りを下っている」
そんな気分でしたねー
鍋蓋山の登り、
わりと苦手意識はないのだが今日は
マジでハム攣る3秒前
「休んだらしんどいぞ!」
ハイカーのオッチャン(推定60代)に引っ張ってもらいまして
頂上近くで傾斜が緩やかになり「ありがとうございました」
と声を掛け前に出ると
「え!?抜くのん!?」みたいな顔で
「後ろついたら楽やからな~」とおっしゃってました
鍋蓋山頂が4時間ちょい。「ん?」
大竜寺境内を見学して(間違って進入)舗装路下って市ガ原
桜茶屋の先でトイレして摩耶山へ
天狗坂・稲妻坂
どこらへんからか忘れたけど両アキレス腱の上あたりからカチカチ(攣りそう)、両足親指のあたりまで攣りそうになって稲妻な坂?のあたりで右内腿の筋がオワター!!
いくつものピークを越え
「こんなに登り返しあったかいなー そろそろ終わり?」と思いつつ、前方に摩耶山頂のアンテナ施設が見えた時は「ガッデム!!」 まだあんな上やし!! で、今から進むこの道下って行ってるし!!
「堪忍してくれー」と思いながら進んでると前方から顔の小さな女の人、ストックついて
「え!?」「え!?」
「佐藤(光子)さんですか!?」
「はい。頑張ってね~(ハート)」
「こんなとこで会えるなんて!」
「一登山者です(ハート)」
実はお会いするの3回目なんです、とかいろいろ話したかったがそのおのおのについて詳細に話してもしゃあないので略
ロールアウトのTシャツ着てはりましたが見に来はったんやねー
ほんまにトレイルランが好きなんやね
まだまだ続くよー
摩耶山掬星台5時間半過ぎ?
カレーパン食って夜景がきれいであろうあたりを撮って
アゴニー坂
そしてロードを
自然の家を過ぎたとこで右に上がる本来の縦走路を登るのが嫌やなーと思ってロードを直進
女の人2名を引き連れて痛恨のロスト(大回り)
六甲山牧場まで行って
女の人のうちひとりがスマホのGPSで位置を確認
ロスト確定したらすぐさまほっていかれました(2名に)怒ってたわ~
次の三国池の手前の分岐でまた迷ったはったんよね。
「左に行けば本来の縦走路です。まっすぐ(ロード)でも行けますけど。どちらが近いかはわからん」
縦走路を行かはるみたいだ。
「私はまっすぐ行きます」
今度はこっちが近道みたいで申し訳なかったわ~
そんなこんなで。
一軒茶屋前の私設エイドで美味しいスープをいただいたあと、
数人とともに「いざ!宝塚へ!」
一軒茶屋を過ぎると宝塚までは魂の走りだ(遅いけど)。誰も歩いてる人はいない。(いっぱいおったけど)
東縦走路分岐点からトレイル入り
ここらで10人くらいのトレインになる(遅いトレイン)
「絶対に降りないぞ!!」
まずランスカの女性が脱落
そして
ひとつ目の登り返しでトレイン崩壊
みんな粘り無いわ~
時間はどうなのか?見てないぞ~(東縦走路に入った時間を)
走る、走る、走る(たまに歩く)
大谷乗越に1時間前ならセーフじゃない?と思うがなかなか来ない
ああ、この時点で9時間台を目標にしています。
後ろにつかれる。
「前に出ますか!?」
「もうスピード上げれないのでいいです」
UTMFフィニッシャーであろう彼が(たぶん)
UTMFフィニッシャーを従えてフルマラソン5時間くらいの私が走る、走る、走る(彼は往復やけど)
途中でもう1名一般トレイルランナー(素敵半パン女子)につかれて譲った時そのままそっちについて行かれましたけど
大谷乗越手前でまた加藤さんがいらした。
みんなシャッター押す係りにしてるけど誰かわかってるんやろな
加藤さんが「あと30分」とおっしゃる。
ん?30分じゃ無理じゃね?と思ったが
すぐさまスタート
大谷乗越で目標タイムの45分前やったか50分前やったか
なかなか来ない塩尾寺に5時30分ジャスト!あと16分!
無理か!?あと3km
キロ5(ちょい)で3km
ショートカットするつもりだが下りだがそのスピードって
とりあえず行く!!
歩いてる参加者・ボーイスカウトの子供たちをガンガン抜く
「脚が・・・ 脚が・・・」
ひとつ目のショートカット、貯水タンクの横の階段ぐらいで「もう脚が限界」と思う。
階段の次の急下りでも「無理!走れない!」
本来の道に出てたしかここやったというとこから森の中に突入
ヘッデンとハンドライトの明かりで「道はどっちや?」と探りながら、わりと厳しい下りを
途中で時計を見たが「あと4分!行けるんじゃね?」
住宅街に出た!
川沿いの道であと2分!
あとはまっすぐ下るだけ!(曲がるけど)
で、冒頭です
久しぶりに酔った記事書いたわ~
まあ低レベルで恥ずかしい。
帰宅後風呂上り体重(食ってない)74.6 体脂肪率20.3
やっぱ普段は77~8あるんやろうね~
終わり。
ちゃうちゃうちゃう、
すべての人に感謝
いろんな事に感謝
キツかった!!
楽しかった
ありがとう!
にほんブログ村
コメント一覧
bg
最新の画像もっと見る
最近の「ランニング」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事