野に還る

ペンタックスをザックに
野山に花や鳥、虫たちを追う。
身を土に返すまでのほんの一時
さあ野遊びの時間の始まりだ。

府中市郷土の森公園 修景池

2016-07-09 10:09:12 | 散歩

 

 蓮を見に町田の薬師池公園まで行った(7月5日)のだが、今年はまだ早かったようだ。

一分咲きどころか一厘(全体の1%)咲きほどで、大きな蓮の葉の陰にやっと

咲き出した蓮の花が2,3株見え隠れしていた。

気を取り直して府中市郷土の森公園にある修景池へ。ちょうど見ごろだったようで

カメラマンが数人忙しそうにしていた。

 

 

 

 府中市郷土の森公園の修景池は多摩川縁にあり、府中市郷土の森博物館が隣接している。

 

 

 

大賀(おおが)蓮で知られる大賀一郎博士が昭和20年から晩年の昭和40年まで

この府中の地に在住していたということで、園内には博士の胸像が建っている。

 

 

 池は一周するのに数分しかかからない小さなものだが、37種類の蓮が植えられている。

 

 

 

池の中には環状の鉢が点在し、その中に世界各種の蓮が活けられた花のように咲いている。

 

 「修景」とは自然の美しさを損なわないように景観を整えることの意。

 

 開花したての桜蓮

 

 

白い蓮に紅紫色の縁取りのあるのは天竺蓮というらしい

 

 

多弁咲きの西湖蓮

 

 池の中央には噴水がある。

 

 

 蓮の花の美しさに呆然と見入っていたら、蓮の葉の陰にちょこまかと動くものがある。

何とカルガモだ。

 

 

 すぐ傍には親ガモもいる。

 

 ヘビや猛禽類は都会の公園にはほとんどいないので、カモのとりあえずの天敵はネコとカラスなのだが、

無事生き抜けていけるだろうか。最も無事に大きくなれたとしてもこの手狭な池では

すぐに過密状態になってしまうだろう。その時は隣の多摩川にでも移っていくのだろうか。

 

この辺で。


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