野に還る

ペンタックスをザックに
野山に花や鳥、虫たちを追う。
身を土に返すまでのほんの一時
さあ野遊びの時間の始まりだ。

染谷花しょうぶ園

2016-06-16 22:06:55 | 散歩

 

 前回尋ねたのは2013年だから、今回は3年ぶり4回目ということになる。

最近テレビでも紹介されたようで、9時の開園30分後だったにもかかわらず

大変な人出だった。

 いつの間にか入園料も500円になっていた。

 

 

 門をくぐった先はすぐに別世界となる。

 

 この時期が一番の見ごろだったようだ。

 

 花しょうぶは早期、中期、晩期と咲く時期が品種によって変わる。

 

雨は暫らく止んだり、そして時には思い出したように降り出す。

また柔らかい日差しが時折さしたりもして、花菖蒲には格好の天気だ。

 

 

園内の一部には1mばかり高い木道が通っている。

 

 敷地は8000㎡とさして広くはないが約200種の花ショウブが見られる。

稚児化粧

 

「夜の調べ」と名付けられた品種

 

 いかにも涼しげな形と色合いの小笹川

 

 

肥後系の重厚なハナショウブ「殿上人」

 

 奥のアジサイも色を添える

 

 安積の関

 

神路の誉

 

だんだんと人が多くなってきた

 

背景の板塀も花菖蒲に似合っている。

 

 舟遊びという優雅な名のついた花ショウブ

 

 楚々とした気品を感じさせる「清少納言」。江戸系と伊勢系の交配から生まれた。

 

 

 札には「香灯峯」とあったが、肥後系の白色六英咲の「香炉峯」の間違いだろうか

 

ピンクの縁取り(覆輪)が印象的なスティップルド・リップルスはアメリカハナショウブ

 

 

 このハナショウブは「熱海の夜」という何とも思わせぶりな名を付けられた。

 

 ノハナショウブは花菖蒲の原種

 

 「春の小川」の名はちょっと?な感じ

 

  「雪嵐」。蕊の紫色の縁取りがチャームポイントか

 

 「花車」は江戸系の品種

 

 

「遠山烏」

 

 ピンク色の美しい花だが、「日の丸2号」の名はちょっと頂けない。

 

 

  人は花に埋もれていかにも幸せそうだ。

 

 

 お終いは園内にあった染谷花しょうぶ園の由来の看板。

 

  何時までも残っていて人々の眼と心を癒して欲しいものだ。 この辺で。


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