野に還る

ペンタックスをザックに
野山に花や鳥、虫たちを追う。
身を土に返すまでのほんの一時
さあ野遊びの時間の始まりだ。

奥日光を歩くー湯ノ湖早朝

2017-08-21 20:44:43 | 散歩

 

 朝早く起きてホテルの近くを散歩した。

すぐ近くには創建以来1300年余という温泉寺があった。

 

 湯畑のある方まで木道を歩いていく。

 

  すぐに特有の硫黄臭が立ち込めてくる

 

 

 池の中にはカモやカイツブリなどが平気で泳いでいる。

 

 蒸気の噴き出ているところまで行ってみる

 たちまち 周囲は熱気と臭気に満たされた。

 硫黄をたっぷり浴びた後は湯ノ湖畔へ

 

 崩れかけた建物の隣にある鳥居は温泉神社のもの

 

 

 少し下ると湯ノ湖のほとりに着く。

 湯ノ湖の湖面は朝もやで覆われて、日の出直後のマジックタイムを演出していた。

 

 空は昨夜の豪雨がまるでなかったかのように、風は凪いで朝もやが立ち込めている

靄の中一羽の鳥が湖畔の人々を睥睨しながら、ゆったりと飛んでいった。

 

  空はやがて静かに晴れ渡り、靄も次第に消えていった。

 

 

 アキアカネが頻りに飛び交う湿原の中を歩く

 

 湖畔では早起きした人々が釣りを楽しんでいた。

 

 

 ガスは晴れたかと思うと何時知れず濃さを増していく

 

 

 再び濃くなった朝もやの中、陽が登っていく

 

 

 

 帰りは奥日光休暇村のホテルの建物を見ながら帰った。道すがら聞く野鳥の啼き声は

  満ち足りて無言になった我々を、祝福してくれているようだった。

 

 この辺で。