野に還る

ペンタックスをザックに
野山に花や鳥、虫たちを追う。
身を土に返すまでのほんの一時
さあ野遊びの時間の始まりだ。

都民の森を歩く

2015-08-20 09:07:24 | トレッキング

 涼を求めて檜原都民の森に出かけてきた。

 

 ここは駐車場で標高が1000mを超える。日陰に入るとひんやりとした風が通り抜ける。

 

 植栽されたレンゲショウマ

 

三頭の滝までは30分足らず。散策路には木製チップが敷かれ歩きやすい。道の脇にはソバナが咲いていた。

 

白い株もある。

 

フジカンゾウ

 

仲良く寄り添っているキノコ

 

標高がある程度高いのでヤマユリやタマアジサイも咲き残っている。

 

 

三頭の大滝

 

ここから三頭山までは1時間半ぐらいの登り。しばらくは沢沿いを登っていく。タマガワホトトギスがちょうど旬を迎えていた。

 

 

草薮の中にトチバニンジンの赤い実を見つけた。

 

小沢に別れを告げたころタマガワホトトギスに代わって、ヤマホトトギスやヤマジノホトトギスが

見られるようになった。識別ポイントは花被片が垂れるかどうかと

花の付き方が散房花序かどうかのちがい。

 

 

湿ったところに来るとツリフネソウも咲いている。

 

 林床にはひっそりとした佇まいでオクモミジバハグマが咲いていた

 

 登り切って稜線に達したところで避難小屋が見えてきた。ここで持参した弁当を使った。

この辺りでは自生のレンゲショウマが見られる。探してみたが2,3株しか見当たらない。

時期が早かったのか、人に踏まれたせいなのか株数が年々少なっているようだ。

 

少し登った中央峰(1500m位)のあたりではホツツジが見られた。

 

 

帰りは野鳥の森コースを下った。嬉しいことにママコナの群生に出会えた。

 

 

セキヤノアキチョウジ

 

大きなキノコの残骸。手前のコアジサイの葉と比べてほしい。

 

朽ちて尚、存在感をみせている倒木。

 

この辺で。