FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>ビッグロックスクール

2013-01-13 11:28:51 | クライミングレッスン報告
1月9日(水)
メンバー:リュウくん(小4)、リノちゃん(小4)、ユースケ(中1)、たけくん(小3)

こちらも新年初のビッグロックスクール。
中学受験をするしいちゃんが、受験直前のため1月いっぱいお休み

準備体操とストレッチのあと基本の動き方の練習。
そのあとはムーブのパターンの学習と練習。
ムーブとは動き方のパターンのこと。ダンスでいえば一つ一つのステップや手の振りの種類にあたり、このムーブのパターンを連続させて一つの課題を登りきることになる。
なので、各ムーブを登りながらも即座に、しかも正確なフォームで対応出来るように体に記憶させることは、初学者にはとても重要なことだと考えている。
加えて、クライミングはその使用するホールドの形や配置が同一のことはないため、その都度微妙な変化への対応を求められる、非常に繊細なスポーツだ。それだけに技術練習は何よりも重要視されるべきだし、神経系統の発達の盛んな子どもたちにはなおさらである


今日引いたカードに書いてあったのは「ステミング」。
一度はやったはずだが、中級のたけくん以外はみんなきれいさっぱり忘れている
で、課題を作ってみんなに体験してもらう。少し難し目の課題にしたほうが印象に残るみたいなので、今日は少し困るくらいの難しさに。しっかり覚えてね

そのあとはボルダーテープ課題へのチャレンジタイム

中学生のユースケが爆発的に上達 子どもたちには爆発的に向上を見せるときがある。
記憶された脳神経の情報がつながったのか、今日は今まで登れなかった課題の完登を皮切りに、次から次へと登りまくった

リュウくんも今まで登れなかった課題を1本完登
終了点で「やったっ」とガッツポーズを取りながら吠えていた

たけくんは5級にトライ中だが、今少し頭打ち状態。
それでも奥壁の課題に可能性が
持ち前の粘り強さで完登に持ち込むのも、時間の問題のようだよ

リノちゃんは足で立って行くのがちょっと苦手
でも、今日はスラブの課題にまとめてチャレンジ。
大分慣れたみたいだね