FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>レベルアップレッスン@pump2

2013-01-07 17:44:07 | クライミングレッスン報告
1月5日(土)
メンバー:コージン

お正月を迎え、新年のレッスン
お正月気分の中でも、レッスンにやって来る子どもたち。
何かを自分のものにする過程で、コンスタントに練習することはとても大事。上達が楽しみだね
昨日4日はたけくん、カツラ、コーヘイ、ユイちゃんが、
そして今日5日は午前中にコージン、午後にはタイゴがレッスンを受けにやって来た。

さて、「少しでも間があいてしまうと上達が鈍る」と毎週レッスンを申し込んでいるコージン。
まだクライミングをはじめて数カ月しかたっていないけれど、すでに10aへの取り組みに入っている

妥協するのが嫌いな彼は、10aも手足限定(手も足も同じテープの印を使用すること。動きが限定されるため難度が増す。)でチャレンジ中
今取り組んでいるのはダイヤモンドの黄緑
足自由だと小さい子も割とすんなり登っているが、足が限定されると今まで習ったことのない微妙な重心移動や体の使い方を要求され、小さい子どもたちにとっては動きが格段に難しくなる
クライミングを習い始めて間もないしまだ4年生なので、本人が申し出てくれば足自由でも良いかな?と思っているのだが、本人にその気はないようだ
で、今日も手足限定でトライ開始

難しい個所になるとテンションをしながら動き方を研究 私の説明を良く理解して一つ一つ動きのコツを体得してめでたくトップアウト出来た
下りて来て、「難しかったぁ~でも、今日は上まで行けた」と満足げ
普通ならここで「めでたし」と終わっても良いのだが、上手くなりたいと言う気持ちが強いようなので、もう一度同じルートを練習することを勧めてみた。
やっとの思いでトップアウトしたコージン。ホッとしたのもつかの間でこのように提案され、「え~っ
「でも、来週まで間があいたら、また忘れてしまうよ。せっかく動き方のコツが分かったんだから、もう一度練習しておいたほうが体が覚えやすいよ」と言うと、「やる
テンションが入ったけれど、思い出しながらもう一度トライして、トップアウトした

今日はボルダーにチャレンジする時間が無くなっちゃったけれど、その分良い練習が出来たと思うよ。
精神的にも頑張ったね