転勤族のいばらきブログ

全国住み歩いたサラリーマンの目から自分の趣味を紹介します

浅田真央 フィギュアスケート4大陸選手権

2010-01-30 23:22:58 | スポーツ全般
韓国全州で行われていたフィギュア4大陸選手権は、29日に女子フリーが行われ、浅田真央が優勝、鈴木明子が2位になった。

バンクーバーオリンピックまで1ヶ月足らずであり、今回の4大陸選手権には母国開催でありながらキム・ヨナは不参加。安藤美姫、カロリーナ・コストナー、ジョアニー・ロシェットも出場しておらず、浅田真央の優勝、そして鈴木明子の2位はごく順当、予想通りであった。






ところで、今シーズン前半の真央はこれまでにない不調であった。練習では出来ることが試合で出来なくなり、グランプリシリーズのフランス杯、ロシア杯では惨敗。まさかのファイナル落ちも経験してしまった。

しかし、10月の最初の2戦で真央の今年のグランプリシリーズは終了したため、全日本選手権まで2ヶ月じっくり地元日本で修正することが出来た。真央との相性に多分に?のタラソワコーチと離れ、ザンナ・フォレアシスタントコーチと日本人スタッフのサポートで調整できて、正直、真央にとっては良かったのではないか。


12月の全日本選手権で85点くらいの出来ながら無事優勝したが、全日本選手権はジャッジも甘い国内大会。ISU主催の大会で今の状態と国際ジャッジの判断を受けられるのは、真央にとってはラッキーだったといえる。



さて、ショートプログラムでは、3回転半が回転不足、3回転フリップが1回転になってしまい、またもやうまくいかなかったが、フリーではトリプルアクセルは2本とも成功、細かいミスはあったが、今シーズンのフリーでは一番の演技だったといえる。何よりも国際審判に真央はトリプルアクセルは跳べる印象を持ってもらったのは大きい。そして彼女自身大きな自信につながったであろう。


もしショートプログラムでトリプルアクセルを決め、ミスなく乗り切れば、70点くらいの点数は取れる。フリーは今回が126.74点だった。芸術点をもう少し高めてくれば130点超えも可能だ。そうなると200点オーバーになる。オリンピックの目標は200点だろう。


ライバルのキム・ヨナは今シーズン最初のフランス杯で3回転3回転などのジャンプをノーミスで決めて210.03点というとてつもない点数を出して優勝したが、その後の試合は、失敗もあり、優勝はしたものの180点台後半になっている。
オリンピックでフランス杯の演技をされたら、真央がどんな演技をしてもキム・ヨナに届かないかも知れないが、キム・ヨナもかわいそうなほど韓国民の期待を一身に受け、100%の演技をするのはかなり難しいだろう。




真央には十分すぎるほど金メダルのチャンスはある。



バンクーバーオリンピックまであと13日。2月24日が女子フィギュアのショートプログラム、26日がフリーだ。楽しみになってきた。

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 落馬事故・・・ | トップ | 1月の中央競馬の出来事 ト... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いい写真ですね (とっちー)
2010-01-31 18:39:26
ふーちゃんの解説は、なかなか深いところまで踏み込んで書かれているので面白いです。

キム・ヨナがいない試合でしたが、国際舞台での最後の調整として優勝できて、彼女にとってもラッキーだったですね。

花束を掲げて微笑んでいる写真は、とてもいい顔してます。この笑顔をバンクバーでも見たいですね。
返信する

コメントを投稿

スポーツ全般」カテゴリの最新記事