転勤族のいばらきブログ

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石川遼君 不調ですね・・・・

2011-07-16 22:43:14 | スポーツ全般
ゴルフの全英オープン選手権は、15日、英国のロイヤル・セントジョージズGCで第2ラウンドを行い、石川遼は2バーディー、8ボギー、2ダブルボギーの80と大きく崩れ、通算14オーバー、154の147位で予選落ちした。

一方、池田勇太は71で回り、首位と4打差の通算イーブンパー、通算140の19位となり、決勝ラウンド進出を日本勢でただ一人決めた。


池田は19位といっても首位と4打差。2日目はトリプルボギーもあったから、上位進出の可能性はある。先週、全米女子オープンでベスト10に入った宮里藍、美香に負けないで頑張ってほしい。






そして、本当に頑張らなくてはならないのが、石川遼だ。


私は、ゴルフは見るだけで、全くやらないので技術的なことはわからないが、今シーズンの不振は「賞金全額寄付宣言」とは無縁ではないだろう。

ご承知のとおり、石川遼は、「今季の獲得賞金全額」と「バーディ1個につき10万円」を東日本大震災の被災者へ寄付すると発表した。

昨年、2010年の成績で換算すると、賞金獲得額は約1億5千万円、バーディ換算額が約3500万円で、計1億8500万円という莫大な額になる。

マスコミは、その心意気と約2億円という寄付行為に対して、概ね好意的だったが、私は最初からおかしいと思っていた。


確かに賞金王も獲得し、19歳という年齢は関係なく、石川遼は日本ゴルフ界のエースだ。しかし、いくら才能はあって、人間的に優れていても、学生ならば大学二年生、未成年である。5月頃のNHKの番組で、日本のゴルフ界を背負っていくとの悲壮な決意を語っていたが、もっと伸び伸び、若者らしくやらないと、プレッシャーに押しつぶされ、伸びる才能も止まってしまうような気がしてならない。


それに、「今季の獲得賞金全額寄付」という行為は正しいのだろうか?

プロゴルフ界は、一握りの実力あるゴルファーが賞金も人気も一人占めし、大部分のゴルファーはツアーだけでは生活できないのが実情だ。昨年、横田真一が久々に優勝したが、ゴルファー仲間の人望がある横田でさえ、一線から引退し、別の道を考えていたらしい。要は、ゴルファーは生きるため、勝ち残るために必死なのである。

それに、石川遼と他の選手が優勝争いに残った状況で、石川が勝てば賞金全額寄付では、極めて相手はやりにくいだろう。

私は、「今季の獲得賞金全額寄付」というのは、周りのスポンサーや父親も含むスタッフの綿密な戦略であり、彼自身で考えた判断でないと思う。だから、石川遼はその大きなプレッシャーにつぶされて、崩れてしまっている。

プレー中の表情も暗く、やや太りすぎと見える。あと、大勢の人が言っているが、あの時代遅れの髪型はダメだ。スッキリ短くした方がいい。


石川遼の復活は今年は厳しいと思う。しかし、まだ19歳。同世代のライバルも出てきていることだし、温かく見守って応援していきたい。

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