転勤族のいばらきブログ

全国住み歩いたサラリーマンの目から自分の趣味を紹介します

有馬記念回顧

2008-12-28 22:14:37 | 競馬
グランプリ有馬記念はダイワスカーレットの文句なしの圧勝。
ダイワスカーレットを負かしにいった馬は皆失速し、2着は最後方で直線だけにかけていたアドマイヤモナークが入り、3着はエアシェイディーで穴馬券になった。
着差以上にダイワスカーレットの実力が秀でていたといえる。





それにしても、今年の競馬を引っ張ったのはウオッカとダイワスカーレットだった。後世に語り継がれる天皇賞秋の激闘はじめウオッカはGⅠ2勝、ダイワスカーレットは産経大阪杯、天皇賞秋、有馬記念の3走のみで2勝と2cm差の2着。3歳で大活躍した牝馬が4歳でもう一回り強くなって牡馬を寄せ付けなかった。来年も現役続行だそうだが、もう目標は海外しかないだろう。3月のドバイ、4月の香港、そして7月から10月のヨーロッパのチャンピオンレース。どうせ行くなら、じっくり腰を据えてほしい。特にダイワスカーレットは十分勝てる可能性あるのではないか。

それに引き替え、古馬牡馬陣のだらしないことこの上ない。現4歳陣で期待されたアサクサキングス、アルナスラインは期待はずれが続いた。スクリーンヒーロー、ジャガーメールあたりが出てきたのはいいがもうひと伸びしてほしい。

3歳牡馬はディープスカイ、オウケンブルースリが大将格でジャパンカップで接戦したのは心強い。来春はウオッカ、ダイワスカーレットは遠征で不在になる可能性高いので、より強くなって競馬を盛り上げていってほしい。
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有馬記念展望 & ラジオNIKKEI杯2歳S回顧

2008-12-28 13:40:50 | 競馬
今日はオーラス有馬記念!

有馬記念の予想の前に、注目だった昨日の「ラジオNIKKKEI杯2歳S」を振り返ってみたい。





結果は1.3倍の断然人気だったリーチザクラウンが2着に敗れ、2番人気のロジユニヴァースが4馬身差で圧勝した。

このレースのポイントは、リーチザクラウン騎乗の武豊騎手がこの馬の絶対的な能力を信じて、前半の1000mは59.9秒で逃げていったことにまずある。今年の阪神の芝コースは例年より荒れており、2000mで1秒半くらいは時計はかかっている。古馬オープンのラップだった。

芝1600~2000mの2歳馬戦は、どうしても前半1000mを63秒くらいのスローで流れ、上がり3ハロンで33~34秒のヨーイドンになる。そんな競馬しか経験していない馬たちにとって、昨日のレースは厳しい展開であり、いきなり大人のレースを課せられたことになった。

このレースを作ったリーチザクラウン&武豊騎手としては、このくらいのペースでいっても直線後続が失速して突き放すくらいの自信があったのであろう。ただ、残念ながら直線で失速したのはリーチザクラウンの方で何とか2着は死守したもののロジユニヴァースには4馬身ちぎられてしまった。リーチザクラウンには、アグネスタキオン、ディープインパクトと比較されるほど過剰な期待が集まったが、残念ながら2歳冬時点ではその域までの馬ではなかったといわざるを得ない。


一方、勝ったロジユニヴァースは7月の阪神新馬、10月の札幌2歳S、そしてラジオNIKKEI杯2歳Sと無傷の3連勝! 2分1秒7の勝ちタイムも優秀である。

関東馬でありながら宮城の山元トレセンと栗東トレセン留学で力をつけた異色の存在。あのシンボリルドルフも美浦トレセンでなくほとんど千葉シンボリ牧場でトレーニングを積んでレースにのぞんでいた。札幌2歳Sにしても昨日にしても1頭だけ雰囲気もレースぶりも大人びているところも似ている。
デビュー戦から36kg馬体重が増えており成長も著しいロジユニヴァース。この後はまた山元トレセンに放牧して鍛え上げて、おそらく弥生賞、皐月賞、日本ダービーの王道ローテーションだろう。スピード競馬にも対応するが、昨日のように馬場が悪ければもっと有利になることを覚えておきたい。関東からの久々の大物。無事に春を迎えてほしい。


3着トゥリオンファーレ以下もリーチザクラウン同様、厳しい流れでみんな失速し、直線はバタバタ。能力比較の参考にならなかった。各々次走でどんな競馬をしてくれるのかとなろう。  


私の2歳牡馬ランキングは、1位ロジユニヴァース、2位トーセンジョーダン、3位セイウンワンダー、4位リーチザクラウン、5位フィフスペトル。さて、来年はどうなるでしょうか?       





さてさて、有馬記念の予想だが、有馬記念については多くの人がポイントにあげるのは「秋の激戦を戦い抜き余力が残っているか?」にある。

ハイセイコー、トウショウボーイ、テンポイントの時代はジャパンカップがまだなかった。天皇賞もしくは菊花賞の後、一息入れて有馬記念というローテーションだったためそんなに紛れもなかった。ところが、昭和56年11月下旬にジャパンカップが創設されてからは、特に古馬は天皇賞、ジャパンカップで激走した馬が有馬記念で意外な凡走をしてしまうことが増えたのは間違いない。

ただ、近年は天皇賞秋、ジャパンカップ、有馬記念、3戦全て出走する場合は、8割の状態で直接天皇賞秋から始動するなど使う方も要領がわかってきた。


今年の特徴は有力のダイワスカーレット、マツリダゴッホが最初から有馬記念を最大目標に置いていたことにある。ダイワスカーレットはジャパンカップをパスし、マツリダゴッホは天皇賞秋をパスした。この一戦に賭ける意欲という点では他を圧倒しており、ちょっと付け入るスキはない気がする。ダイワスカーレットが中途半端なペースで逃げたら紛れもあるかも知れないが、天皇賞秋のようにハイペースで飛ばせば、4角逃げ込みを図るダイワスカーレットをマツリダゴッホ1頭が捕まえにいって他は突き放されてしまう可能性が大だ。おそらく安藤騎手もそう乗るだろう。

中山の鬼マツリダゴッホがやや上と見るがダイワスカーレットの能力が圧倒してしまうかも知れない。ドリームジャーニー、アルナスライン、スクリーンヒーローが続くとみるが、馬券は夢はないけど馬連10-13の1点のみ。





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