ふかよんライフスタイルファンド日記Ⅱ

生活・仕事・遊びのポートフォリオを重視し、ライフスタイルの「運用」を考えていきます。

米、日本にシェールガス輸出 3月にも解禁

2013-02-07 04:57:11 | Weblog
【ワシントン=矢沢俊樹】米政府は今春にも、新型ガス「シェールガス」などの天然ガス輸出を解禁する。自由貿易協定(FTA)締結国以外にも輸出を認める措置で、第1陣として、日本の企業連合が参画する事業が有力視されている。シェール革命で米国は世界最大の石油・ガスの生産国になる。割安な米国産ガスの輸出が本格的に解禁されれば、世界のエネルギー需給や産油国と消費国の関係、企業戦略にも大きな影響が及ぶ。

■米国からのガス輸出、FTA締結国を優先

 米国からのガス輸出はFTAを結んだ国を優先するよう定められている。技術革新で地中深くの頁岩(けつがん=シェール)にとじ込められた天然ガスを採掘できるようになり、米国では同盟国である日本や北大西洋条約機構(NATO)加盟国などにガスの輸出先を広げる議論が活発になっている。

 米エネルギー省は今月下旬にも、液化したガス(液化天然ガス=LNG)の輸出について判断を示す。同省の依頼を受けた第三者機関は昨年12月に輸出は「米国の経済利益にかなう」とする報告書を示しており、関係者の意見を精査したうえで本格的な輸出解禁を決める。3月中にも第1弾の輸出許可を出す。

 米国でのシェールガス増産をふまえ、エネルギー省には15件にのぼる国際輸出計画が申請されている。関係者によると、同省は環境対策の強化を条件にそれぞれの計画について原則、申請順に審査を進め、輸出解禁の可否を判断する。2015~17年の輸出開始を視野に、早めに買い手を確保する考えだ。

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日本が低コストのシェールガスを輸入できるようになれば、貿易収支が改善し、それだけであれば円高要因になります。

しかし、日本の脱デフレが実現すれば、日本の実質長期金利が下がり、日米の実質金利差の変動から、今後円高方向に戻ることは想定しずらく、円安方向でしょう。

低コストのシェールガス輸入による貿易収支の改善による円高要因は、実質長期金利の要因により、打ち消されることでしょう。

日本の輸出製造業は、低コストのシェールガスを使った電力の使用などによりコストを下げ、さらに円安の好環境下で、事業を行えるのではないかと思います。

Japan hopeful of U.S. shale-gas imports.
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