歴史
今から4千年以上前のバビロニアですでに薬草として用いられていたと言われ、ヨーロッパで最も歴史のある民間薬とされている。日本には19世紀の初めにオランダから渡来し、その後鳥取や岡山などで栽培が始められた。
性状
ヨーロッパから西アジアにかけて分布し、草丈60cmくらいになる。葉は羽状複葉で、春先に、中心の管状花が黄色で、舌状花が白い直径3cmくらいの頭花を多数咲かせる。全草に特有の香りがあり、特に花の香りが強い。
利用法
かつては薬草として用いられ、健胃剤・発汗剤・消炎剤・婦人病の薬などに用いられていた。現在は、安眠の薬と言われ、乾燥した花にお湯を注ぎ、降り出したものを飲むと、リラックスしてよく眠れると言われている。カモミール・ティーとしてティーバッグも市販されている。
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会社の人から、海外旅行のお土産に「カモミール」をいただきました。
私の近くの席では、9月に夏休みを取るひとが多いです。
カモミールの花に含まれる精油には、神経を鎮めリラックス作用があり、安眠に導き、疲労を回復する効果があると言われています。