大企業適応力

私は数千人規模の会社で働いているのですが、いつのまにか大企業への適応力を身につけてしまったようで、ベンチャー企業で働くのが不向きになってしまっていることに気づきました。

私の総合職・企画(仮称)というような職種は、そもそも大企業でしかないような気がしています。ベンチャー企業だとまず総合職というものがないでしょうね。営業と技術だけというような。また、ベンチャー企業だと、企画も現場に近く、企画とは名ばかりで、現実は管理だったりするのかもしれません。

大企業でしか働けないような身体になってしまっているのです。

この適応力に対する考察を続ける必要がありそうですね。

ベンチャー創業、IPOの道から、大きく軌道を外れてしまったようです。

ノスタルジー

午前、東京国際フォーラムで、産業再生機構　代表取締役専務・COO　富山和彦さんの講演「２１世紀型人材マネジメント～知識集約型産業社会でのマネジメントエリートとは～」を聞きました。

富山さんはコンサルティング会社から産業再生機構に転進された方です。

私が就職活動をしていたとき、このコンサルティング会社の会社説明会を聞きにいき、まだルーキーであった富山さんが講演されていたのを覚えています。

私は他社に就職が決まってしまったので、会社説明会に参加しただけでおわりましたが、富山さんがその後活躍されるであろうことは、その時に予感できました。

富山さんもバブル崩壊後は、苦しい時期を過ごされたという話を聞いて、少し驚きました。

富山さんの講演は、学生時代の私と、それから今日までの日々を思い出させてくれました。

でも、その時の私は、もうこの世にいません。