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サブカルとサッカーの話題っぽい

【スト魔】ストライクウィッチーズ2 オフィシャルファンブック

2010-12-28 | ストライクウィッチーズ
ストライクウィッチーズ2 オフィシャルファンブック  コンプリートファイル
価格:¥ 2,730(税込)
発売日:2010-12-27

 この商品の画像が用意されていないとは、何たるAmazonさんの怠慢よ。
 というわけで、自前で画像を用意しました。



 比較のために一期のファンブックと並べてみると、充実の内容だった一期のファンブックよりも更にぶ厚くなっていることに驚きます。
 ちなみに念には念をということでアニメイトまで足を伸ばして買ったんですが、コレの置いてある場所だけ思いっきり〝谷〟ができていて焦りました。もう少し店に到着するのが遅れていたら売り切れていたかもしれません。件のAmazonさんでも在庫切れになっているようですし、駅の本屋には置いてありませんでしたし、入手に失敗したら年内の再入荷は見込めない気がしたので、ホントに間に合ってよかったよかった。
 んでまあ、パラパラと読んでみた感じ、内容には全く問題はなさそう。帰宅してから今までの短時間ではとても読み切れないので、ぼちぼち堪能しようと思っていますが、各話の簡易コメンタリーだったり監督、声優のインタビューだったり、設定資料集だったり、一期のファンブックで満足できた人ならば間違いなく気に入るであろう内容となっています。
 個人的に嬉しかったのは、収録されている書き下ろし小説が、一期のファンブックのようにラノベ版作者の南房氏ではなく、世界観設定の鈴木氏の手によるものになっていること。いやあ、あんまこういうこと言いたくないですけど、南房氏のラノベって正直な話ファンをバカにしてるに等しい内容でしたからね。ファンブックに掲載されていたSSはまだマシでしたが、二期のラノベはキャラクター同士の呼称すら間違っているという酷い有り様で。またこの人の小説が載っていたら、せっかくファンブックにおける唯一の汚点になりそうだなーと思っていただけに、鈴木氏の作品に切り替えたのはマジで英断だと思います。
 あ、それで、肝心の小説の内容は、二期10話でも登場したマルセイユが所属する部隊の話だったり。同人誌で追っかけてる人にとっちゃあ馴染みの舞台ですけど、アニメ視聴のみという人は初お目見えってことになるんでしょうか。このへん、なんかじわじわと「こっちの子たちもよろしく」みたいな地盤固めが進んでいるような気がしますね。
 個人的にアフリカの設定って、物語としては十二分に面白いものの、男の軍人の出番が多くてウィッチと絡んだりもするので、アニメの雰囲気が唯一無二って人には受け容れられない気がしますけども。こうやってアニメの設定しか知らない人にも披露してしまうあたり、鈴木さんをはじめとするミリオタのスタッフさんたちはマジでアフリカのキャラクターたちに思い入れがあるんだろうなあ。
 何はともあれ、これからじっくりと読み込んでいこうと思います。BDをBGVにしてナ!


 そういえば、コレと一緒に買った『ミスマルカ興国物語』の新刊を、あとがきだけ先に読んだんですけど、そこに「ストライクウィッチーズの男が登場しない安心感」とか「最近の悩みは、バルクホルン、ハルトマン、エイラ三人から先、どうしても絞り込めないこと」とか書いてあって、あまりにタイムリーすぎてさすがに吹いた。
 林トモアキさんまじぱないの。
 新潟出身者はスト魔スキーぱないの。


【ラノベ】傾物語

2010-12-27 | ライトノベル
傾物語 (講談社BOX) 傾物語 (講談社BOX)
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:2010-12-25

 読了。

 なんじゃこりゃー!


 読み終えて、というか、読んでる途中から驚きの連続。や、真面目な話、意外性という意味じゃ近年でナンバーワンの作品だったかもしれねえです。表題になった八九寺の出番がほとんどないってのも意外だったけど、何よりもまず『化物語』という作品に抱いていたイメージからかけ離れた内容だったのにビックリですよ。ほのぼの(はしてないけど)摩訶不思議(=怪異)アドベンチャーが、まさか前触れもなしに時間移動とかパラレルワールドとかを扱うSFモノに変貌するとはなあ。これが運命石の扉の選択か――。
 や、ぶっちゃけこれまでもメタな発言などが常軌を逸した作品だったんで、「何でもアリ」の範囲が多少広がった程度の変化ではあるんですけど、それでも今回の『傾物語』にはホントに驚かされました。ただコレだけは誤解のないよう、声高に主張しておきますけど、めちゃくちゃ面白い内容だったよ!
 うーん、前回の羽川が語り手バージョンが新鮮すぎたせいか、むしろ序盤は暦が語り部を務めながら進んでいく展開にマンネリ感すら感じて微妙だったというのに、忍が時間移動できるとか言い始めたあたりから物語にグイグイと引き込まれ、あっという間に最後まで読み終えてしまいました。読んでる最中に、ここまで先の展開が知りたくなったラノベはマジで久しぶりです。
 元々、時間移動とかパラレルワールドネタが好きってのもあるんですけどね。読み進めていくうちに背筋にゾクゾクするあの感覚がタマランのだよなー。

 さておき本の内容に関しては、上にも書いたように、八九寺は物語の重要なファクターでこそあれ、お約束のかけ合いを含めた出番自体はひっじょーに控え目でした。今後の刊行予定によると、来年九月に『鬼物語』こと『しのぶタイム』というエピソードが発売されるようですが、内容的にはむしろ『傾物語』が忍の物語だったような印象を受けます。
 暦と良好な関係を築くことができず、ブラック羽川から暦を助けることなく死なせてしまい、その結果狂ってしまった忍が世界を滅ぼす可能性が示唆されるってのは、多少なり『化物語』という作品に思い入れを持っている読者にとっては重いネタであり、同時に興味深いネタだったなあと。ホント、この事実が明らかになったあとで、交通事故に遭うことなく成長を遂げた八九寺に〝再会〟し、忍野からの手紙を受け取るあたりでは鳥肌が立ちっぱなし。最終的に、暦と寄り添う己の姿を見ただけで、あの世界のキスショットが満足してしまったところは、実にこの作品らしい落としどころだと思ったし、なんか普通にいいオチすぎたので参ってしまった。小説の謳い文句で「笑いあり涙あり」ってのは定型句みたいなもんですけど、『傾物語』は掛け値無しに「笑いあり涙あり」の良小説でした。
 いやマジで、「ドラゴンボールのトランクスの気持ちが分かったぜ」って台詞がカッコよく感じるって相当だわ。キャラのかけ合いが(むしろ、それだけが)大きな魅力だったシリーズなのに、『猫物語白』からのセカンドシーズンは物語的にも面白くて、西尾維新という作家さんの芸風の広さに感心してしまいますね。続きも楽しみです。


【ゲーム】そんちょう!

2010-12-26 | ゲーム



 村クエ完全制覇ー!

 既出のクエストを全てこなすと出てくる「終焉を喰らう者」をクリアしたことにより、ひとまず村クエはこれにて終了。集会浴場クエストはスッカスカですし、ドリンククエすらまだ終わらせていないので、『MHP3』自体はまだまだ楽しめそうですが、ひとつの区切りには至ったのかなと。
 ちゅうか「終焉を喰らう者」は、装備もアイテムもガッツリ揃えて挑んだこともあってクリアできない気はしませんでしたけど、やっぱティガとナルガ同時ってのはそこそこ鬼畜だよなあ。上位扱いってことで普通に30分以上かかってしまうし、『P2G』のときのラオ砲みたいなお手軽手段がない今作では二度とプレイしない可能性が大です。
 このクエスト、僕はジョーを普通に倒したあとで強走薬Gをガブ飲みして対応しましたが、ティガとナルガってお互いの隙をうまく埋める感じで攻めてくるんだよなー。単体ならなんてことのない相手でも、同時になると恐ろしいというのを体現したコンビだと思います。個人的には、プレイヤーへの嫌がらせを第一に考えるなら、アグナ亜種とティガ亜種あたりのコンビが一番かもなあと思ったり。
 それはともかく、装備はこんな感じのもので挑みました。



 パンツズボン装備イエスだね!
 最初にプレイした『F』のときからそうなんですけど、僕はマイキャラのケツが見えてないとモチベーションが上がらないので、足と腰の装備はスキルよりもまずパンツズボンというコンセプトで作っていたり。これが汎用というか、大剣を使うときは常にこの格好でやってます。
 これで発動スキルは、

抜刀術【技】
集中
回避距離UP
回避性能+1

 の四つ。
 ぶっちゃけ抜刀術【力】も発動させてW抜刀術にしたり、納刀術をつけたり、切れ味+1にしたり、攻撃力UPをつけたり、いくらでも有用なスキルは増やせるんですけど、見た目と両立させようとするとこのへんが限界っぽいです。回避性能はホントはいらないんですが、ベリオとかナルガとか、見た目がエロっぽい装備って何故か回避系スキルがついていることが多いのよね。
 とりあえず、クエの最中にジョーを二回、ティガとナルガを一回ずつ眠らせた、うちのオトモアイルーことエーリカとウルスラの姉妹には拍手を送りたい感じで。


 最後は余談。
 アドパの部屋コメントに『紋章「村長の打掛」を取得している人のみ。寄生お断り。』なんて書いてる人がいたけど、コレはかなりハードル高いと思った。
 や、ちょこちょことアドパをやった感じ、終焉を喰らう者をしっかりクリアできるプレイヤーって五割に満たないなじゃないかなあと思うのですよ。昨日出くわした「麻痺ガン担いで麻痺しっぱなしにしてるのに金レイアに35分かかる太刀様と弓様のコンビ」とか、あの人たちソロだとどの程度までクリアできてるのかスゲー気になるwwwwww


【サッカー】「ガンバレ」と「またね」

2010-12-26 | サッカー・アルビレックス新潟

[酒井高徳選手 日本代表(AFCアジアカップカタール2011)メンバーに選出のお知らせ]
http://www.albirex.co.jp/tools/page_store/news_3144.html


 うひょおおおお!! ゴートクやったなあ!!
 ガチの戦いの場に戦力として招集されたということで、ワールドカップのときのサポートメンバーとは全く違った立場での日本代表。優勝取ってきてね!


[契約更新選手のお知らせ]
http://www.albirex.co.jp/tools/page_store/news_3143.html



 そしてミシェウ、亜土夢が契約更新。
 ミシェウは「千葉時代のいい時のプレイ」を継続してくれた印象。ただこれは、絶対的な王様であるマルシオがいたからこそ、副王としてのミシェウが輝きを増した結果だったわけで。来シーズンはマルシオが抜け、新しい攻撃の形を模索していく中で、どういった存在になるのかというのはまだ分かりませんが、あの明るいキャラクターでチームを盛り上げていって欲しいと思います。
 亜土夢は出場機会を得て、ようやくルーキー時代のがむしゃらさがゲームの中で噛み合ってきた感じ。でもあれを継続できなければ何の意味もないので、新戦力が加わってポジション争いからのスタートになると思いますが、勲に続く地元出身者として、新潟の屋台骨を形成して欲しいものです。


[中野洋司選手 横浜FCへ移籍のお知らせ]
http://www.albirex.co.jp/tools/page_store/news_3142.html



 これは少し前から噂が流れていましたが、ヒロシが横浜FCに移籍することに。
 本人のためには、間違いなく移籍したほうがいいと思うんですが、大卒ルーキーとして苦しいチームの守備を支えてくれたあのときから、ずっと大好きな選手です。ガンバって成長して欲しいし、できればまたビッグスワンでプレイする姿を見たいなあ……。


[奥山武宰士選手 アルビレックス新潟・Sへ期限付き移籍のお知らせ]
http://www.albirex.co.jp/tools/page_store/news_3146.html


 最後は予想外だったムサシのシンガポールレンタル移籍。
 新潟に加入してから、こっちの大学に通ったりしてたけど、若手がガンガン出場機会を得て成長していくのを見ているうちに、なにか心に期するものがあったんじゃないでしょーか。
 戻ってくるのを待ってるよ!


【漫画】こえでおしごと!5

2010-12-25 | 漫画
こえでおしごと! 5巻 【通常版】 (GUM COMICS Plus) こえでおしごと! 5巻 【通常版】 (GUM COMICS Plus)
価格:¥ 609(税込)
発売日:2010-12-25

 今回も面白かったんですけど、作中ネタの「このエロゲのヒロインは君たちをモデルにしているんだよ~」っていうのは深刻なセクハラだと思った。柑奈たちがその事実を受け容れるどころか喜んでるところまで含めてスゲエネタだよなあ。エロゲヒロインのモデルになったことを喜んでくれる子どっかにいませんか。いませんね。
 しかしこの漫画、柑奈の友人二人がメインキャラに昇格したあたりから何か吹っ切れた感があります。トランス状態がパワーアップというかバージョンアップしているというのはわかりやすい指針ですし、物語の内容的にもエロ方面への舵取りを進めているような気が。エロくなること自体は大歓迎ではあるんですが、トランス状態でスカートを下ろしたうえパンツまで脱ごうとするのは、さすがにちょっと病気っぽくて怖いナ。
 一番の笑いどころは、件の「柑奈たちをモデルにしたゲーム」が、紺野あなるあずれ先生の自作『思春期クレイジーズ』だったこと。最初はキャラの描き分けに関する自虐ネタかと思いましたけど、そんなことはなかったのだぜ。
 最近は『こえでおしごと!』とか『アマガミ』のアンソロで健全(!)な仕事ばかりだったので印象が薄れていましたが、そういえば後ろの穴大好きッコでしたもんねー。「ひかりのたま」で真の姿を現すゾーマみたいなもんですもんねー。あ、この「ひかりのたま」ってのは、べつに蛍光ビーズとかではないです。
 や、正直「ついにきたか!」って感じだったんで、もうちょっとそっち方面のネタで引っ張るかと思ったんですけど、意外とアッサリ次のエピソードに移ったので拍子抜けというか安心したというか、なんだか妙な感覚を抱くことになってしまいましたとさ。
 チクショウ。あなる先生空気読みやがってチクショウ。