こえでおしごと! 5巻 【通常版】 (GUM COMICS Plus) 価格:¥ 609(税込) 発売日:2010-12-25 |
今回も面白かったんですけど、作中ネタの「このエロゲのヒロインは君たちをモデルにしているんだよ~」っていうのは深刻なセクハラだと思った。柑奈たちがその事実を受け容れるどころか喜んでるところまで含めてスゲエネタだよなあ。エロゲヒロインのモデルになったことを喜んでくれる子どっかにいませんか。いませんね。
しかしこの漫画、柑奈の友人二人がメインキャラに昇格したあたりから何か吹っ切れた感があります。トランス状態がパワーアップというかバージョンアップしているというのはわかりやすい指針ですし、物語の内容的にもエロ方面への舵取りを進めているような気が。エロくなること自体は大歓迎ではあるんですが、トランス状態でスカートを下ろしたうえパンツまで脱ごうとするのは、さすがにちょっと病気っぽくて怖いナ。
一番の笑いどころは、件の「柑奈たちをモデルにしたゲーム」が、紺野あなるあずれ先生の自作『思春期クレイジーズ』だったこと。最初はキャラの描き分けに関する自虐ネタかと思いましたけど、そんなことはなかったのだぜ。
最近は『こえでおしごと!』とか『アマガミ』のアンソロで健全(!)な仕事ばかりだったので印象が薄れていましたが、そういえば後ろの穴大好きッコでしたもんねー。「ひかりのたま」で真の姿を現すゾーマみたいなもんですもんねー。あ、この「ひかりのたま」ってのは、べつに蛍光ビーズとかではないです。
や、正直「ついにきたか!」って感じだったんで、もうちょっとそっち方面のネタで引っ張るかと思ったんですけど、意外とアッサリ次のエピソードに移ったので拍子抜けというか安心したというか、なんだか妙な感覚を抱くことになってしまいましたとさ。
チクショウ。あなる先生空気読みやがってチクショウ。
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