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サブカルとサッカーの話題っぽい

【漫画】紅 kure-nai 6

2010-12-08 | 漫画
紅 kure-nai 6 (ジャンプコミックス) 紅 kure-nai 6 (ジャンプコミックス)
価格:¥ 460(税込)
発売日:2010-12-03

 カラーイラストが綺麗すぎて、それだけでちょっと驚いてしまう漫画の第六巻。中身を読む限り星噛さんはしょうもないキャラなのに、表紙を見ると攻略したい衝動に駆られてしまうのは何故なんだぜ(単なるギャルゲ脳です)。

 というわけで、前回に引き続き夕乃さんがドぎつい衣装を身に纏っているシーンから始まるわけですけど、なんか想像していたよりもアッサリ決着がついてしまったなーという感じ。レッドキャップは初登場時に「絶対に敵いっこねえ」というくらい圧倒的な存在だったくせに、真九郞が「そんな攻撃じゃ……俺は倒せないよ」と〝アソビ〟を見せた途端、噛ませ犬に豹変してしまったのは完全にギャグだよなあ。たしか『ケロロ軍曹』でタママがこんなネタを使っていたなあと、ぼんやり思い出しながら読んでいました。マジで〝アソビ〟おっかねえ。
 しかし卑しいさんこと夕乃さんは、ホントに常時戦闘態勢というか、嫉妬の炎が全方位すぎて恐ろしいわ。さすがに千鶴はターゲットから外れているみたいだけど、卑しいさんからはもう少し成長したら姉妹だろうと容赦しない覚悟を感じる。
 ちなみに、今回個人的に一番盛り上がったのは、最初のバトルでも途中のバトルでも最後のバトルでもなく、真九郞が切彦に刺された傷が、時間差でぱっくり開いたシーン。や、アレは意表を突かれました。てっきり身内だから無傷で帰したと思いきや、警告の意味合いが大きいとはいえ、しっかり致命傷を負わせておくってのは、暗殺者どうこう以前にいかにもこの作品っぽいなと。レッドキャップのカマセっぷりに、『紅』自体をなんちゃってバトルものだと思いかけていたけど、元々こういう雰囲気だったもんなー。

 なんにせよ、続きが気になる終わり方だったので、七巻も楽しみですということで一つ。