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シネマ座椅子

座椅子に座り、酒を飲みながら日々映画鑑賞。
映画の結末を待たずに酒の力で本日の結末を迎えることもしばしば。

クイズ・ショウ

2008-10-28 | ふつう
「テレビ」と「やらせ」が一体のものでなかった時代にとっては、このような事件はさぞかし衝撃的だったに違いない、、。というのが観ながらの感想ではありました。

そういえば日本でも一昔前('90頃か)に「クイズ王」がやたらとブームっぽくなったっけな。あーゆー番組だって、マユツバものだ。ハッキリ言って、クイズ番組なんかどんなに真剣勝負な雰囲気漂わせたって「どうせヤラセだろーよ」と思いながら見るのが正しいと思うんだがどうなのだろうか。

今から考えたらあの「ウルトラクイズ」だって怪しいもんだ。ヘタに勝ち抜いたって仕事なんかの都合でどうせ「ニューヨークへ行きたいかぁ!!」と言われて「オォォォ~~!!!」と言いながら実際のところニューヨークなんかへは行ってる暇のない人だって結構いたことだろう。勝ち残る人が前もってデキレースで決まっている時だってあったんじゃねーのか。

つまり疑ったらキリがない。要は、テレビなんかダマされた気分で楽しんで見たものの勝ちだってことだろう。ある意味知識を競うことに主眼を置かずにクイズをショーとして特化させた結果の「おバカブーム」はクイズ番組の正しい進化の形とも思えるのです。


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