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シネマ座椅子

座椅子に座り、酒を飲みながら日々映画鑑賞。
映画の結末を待たずに酒の力で本日の結末を迎えることもしばしば。

ブラック・スワン

2013-08-11 | おもろい
わざわざレンタルしておきながら、「確かサスペンスっぽかったっけ」
くらいしか認識してなかったという感じで観てみました。
完全なる予習ゼロです。



前半は、演目におけるバレリーナ達の主演争いに伴う確執が描かれる。



ショーガールと同じことやってる。バレエかナイトショーかの違いだけだ。
サスペンスらしいし、これ絶対役を巡って生きるか死ぬかの争いになるよ。



などと考えていたら徐々に主役のナタリー・ポートマンの背中についた
傷の謎から物語がサスペンスっぽくなってくる。
「この傷をつけたのは、誰?」


バレエなだけに、鏡を使って怖がらせるシーンが多い。
その筋では有名な「本当にあった呪いのビデオ」の「三面鏡」のようなやつ。

来るのはなんとなく分かっていても、ちょっとゾッとするような、
なかなかの怖さを感じることができました。あの背中を掻くシーンとか。



しかしこれ、ナタリー・ポートマンはどれだけバレエの練習したのだろうか。
もうバレリーナになっちまえばいいのに。
ただでさえあんだけかわいいんだし、きっと世界一のプリマになれるよ。



見えるもの、見えないものに振り回され続け、結局あるはずの無いものが
見えた故に完璧な「黒鳥」を演じることでき、見なければいけなかったものが
見えなかったためにこの結末を辿った主人公。


まぁこういう話はこういう結末になるのかなぁ、、と思いつつ、
それなりにサスペンスというかホラーというか、それ的にも楽しめました。


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