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シネマ座椅子

座椅子に座り、酒を飲みながら日々映画鑑賞。
映画の結末を待たずに酒の力で本日の結末を迎えることもしばしば。

NOEL

2007-10-04 | ふつう
ペネロペ・クルスが出るって言うから観てみた程度でした。どんな話かも知らなかったし。

観てみると、いわゆる群像劇。クリスマスの夜に様々な悩みを抱える様々な人々に訪れるほんの少しの奇跡と、結構大きな幸せ。分かりやすく言えば、ニューヨークを舞台にした、大変ロマンチックな「有頂天ホテル」です。

しかし、座椅子的にはそんなストーリーなんか二の次だった。始まってから数分、画面に映った「Music by Alan Menken」の字に釘付け。もはやそこからこの「映画」は「PV」と化してしまいました。

一応説明しておくと、アラン・メンケンは作曲家。ディズニー映画「リトル・マーメイド」「美女と野獣」「アラジン」「ポカホンタス」でアカデミー賞を四度制した大天才で、「ディズニーの至宝」とまで呼ばれていた人です。

そんな人が曲を出しているってので、当然聴きます。観るっていうか、聴きます。


で、当然いい。すごくいい。


エンディング間際から大いに映画のメインテーマで場を盛り上げ、エンディングを迎えたところで、エンドロールに入るや否やそのメインテーマのボーカルバージョンを流して感動を引きずっていくあたり、まさにディズニー手法。笑えるくらいです。

とりあえず、この映画のサントラが欲しいです。


作品紹介はこちら