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シネマ座椅子

座椅子に座り、酒を飲みながら日々映画鑑賞。
映画の結末を待たずに酒の力で本日の結末を迎えることもしばしば。

ローレライ

2011-01-22 | つまらん
福井晴敏の「終戦のローレライ」は、ちょっと前に小説を全部読んで、それなりに大作だなと思いつつも、読み終えるとこれ以上ないくらいに単なる「逆シャア」だったのにボーゼンとしつつ、同じ福井作品読むとしたらこれだったら「ユニコーン」や「ターンA」あたりの、完全なるガンダム作品のが全然いいなと思ったのを鮮烈に覚えている。「ターンA」の時の「黒歴史」の描き方は神秘的ですらあったし、「ユニコーン」での「ラプラスの箱」の概念は本当に見事だったと思うよ。


これ、原作読んでる最中からいずれ映画も観ようと思っていて、パウラ役が香椎由宇だというのを事前に知って愕然としつつ、だったらフリッツ役はオダギリジョーだろ、ここでわざわざ夫婦で兄弟役を演じるしかないだろ、と思っていたら、映画ではフリッツは既にあぼんした前提で話が展開されるということを知りまた愕然とし、そんな前知識を持って観てみました。



【あらすじ】
  アクシズ(原爆)を地球(東京)に落とし、人類(日本人)の粛正を謀るシャア(朝倉)大佐役は、池田秀一(堤真一)である。




それはそうと役所広司がやった絹見艦長は、文句なしにブライトさんだが、どのブライトさんかと言うと、一瞬生きる志を失い気味だった「Z」序盤のブライトさんっぽい。ていうかこのブライトさん、原作では最終決戦で披露するローレライを使いこなした神がかりの操艦を初戦でいきなり体得するイージーモード。映画は2時間しかないから仕方ないね。


折笠役は妻夫木くんか、適役だな。折笠とパウラからは、原作読む以上「08小隊」のシローとアイナしか思い浮かばなかったが、映画でもやっぱりそうだった。シローとアイナだった。アムロとララァ、カミーユとフォウってほど優秀じゃないんだコイツら、特に男の方が。


映画そのものは、あの長い原作をまぁよく娯楽映画の枠に収めたなーって感じでした。うん、よく収まってました。しかし、そもそもこんなガンヲタが勇み足であのガンダムの世界観を第二次大戦にそのまま置き換えてみましたがどーーーすかっ!!?って勢いで書いたような物語がよく映画化されたなという印象のが強い。よくやったよフジテレビ。



はー。早くアニマックスあたりでユニコーンを放送してくれればいいのに。


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EUREKA ユリイカ

2011-01-19 | つまらん
なんか海外で賞をもらったとかなんとかで、芸術性の高い佳作だとは聞いていた。どんな話かは知らなかった。役所広司主演のはずが、当時15歳くらいだった宮崎あおいちゃんの方が注目集めてたのは知ってた。そんな感じで観てみた。


上映時間を観ただけで、嫌な予感はしていたのだが、これは長い。長すぎる。217分。3時間半強。これはもうおもろいつまらんのカテゴリじゃない。カテゴリ「長い」だ。大体連ドラ1話が実質42分くらいと考えて、なんだ、5話分くらいになるのか?強烈だな、これ劇場で観た人達は、途中でトイレとかどうしたんだろう。きっと諦めて途中で平然と中座したんだろうな。中には一旦外に出てタバコでも吸って一服してた人もいたかも知れない。


長いんだが、なんで長いかというと別に物語がギュウギュウに押し詰められているからというワケではなく、ただ1カット1カットが長いのに尽きる。良く言えば「間」なんだろうが、それが積み重なって3時間半になっちゃダメだろう。スリムクラブだってあれだけ「間」を使いながらもきちんとM-1の制限時間内に収めていたじゃないか。


このセピア的なモノクロ映像も、最初5分くらいは新鮮に感じるが、途中から観にくさの方が先に立ってくる。ラスト2分くらいでセピアからフルカラーに変える「劇的な演出」のためにそれを3時間半観せ続けられるのは、いくらなんでも視聴者に優しくなさすぎる。


それと、ただでさえ方言な上に、録音が悪いのだろうか。セリフがとにかく聞き取りにくい。字幕付けてくれよと思うくらい。



「バスジャック事件による心の傷から立ち直る人達の葛藤と再生」と一言で言えてしまう案外希薄なストーリー。「間」ばっかでセリフが少ない上に、そのセリフが聞き取りにくい。無駄に凝ったセピア的モノクロで目が疲れる。とにかく果てしなく長い。そして観終えた後に、感じるものは「はーー、、やっと終わった、、、。」。これは辛い、実にドMの方向けの映画です。


なかなか観てくたびれる映画でした。これが「芸術」だとするのならば、そんなもん分からなくてもいい。


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人間椅子

2010-12-25 | つまらん
乱歩の「人間椅子」だそうなので、観てみました。

PG-12(チビっ子はおとなのひとと一緒に仲良く観てね!)だし、佳子役は小沢真珠だしで、それなりに乱歩の変態的嗜好がいい感じに表現されているかも知れない。


で、観てみると・・・








なんか違う・・・・・・。







コレさ、この映画の場合、乱歩の「人間椅子」は原作ってゆーか原案とでも言うべきじゃないのか?これじゃ人が椅子の中に入っているというだけだ。コレは乱歩の「人間椅子」になってないだろ。原型留めていなさすぎ。

つかコレじゃ乱歩が描く「猟奇的な歪んだ愛」も、単なるドMじゃねーかyp!



やっぱ題材はいいんだよなー、素晴らしいんだよ。「部屋にあるたくさんの椅子のうち、ひときわ大きいあの椅子。あれって何であんな大きいんだと思う?」っていうのが提示されるあたりは、何度映画やドラマで映像化されたとしても、気持ち悪いよねー、グロいよねー、なんかいいよねー、あれー俺大丈夫かなー。

でも咀嚼されきって消化されきってるこの題材に挑む上に、現代版に翻案したいっていうなら、もうちょっと刺激欲しいんだよね、現代人は勝手なんだ。


要するに、キャタピラーのときでもそうだったけど、結局小説が一番いいってことなのかも知れない。

乱歩の短編は、10~15分くらいで本屋で立ち読めてしまうボリュームなので、満足度/時間 のバランスが素晴らしく良い。ていうかそんなに好きなら立ち読みで済ますなよと。

でもダメなんだよねー。小説の類は図書館か立ち読みで済ませてしまうんだ。ごめんなさい小説家の皆さん。


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ドリームキャッチャー

2010-12-10 | つまらん
テレビをつけた瞬間にこの映画が始まったので、これも何かの縁だろうと観てみることにした。これでもしこの映画にいたく感動なんかしちゃったら、それこそいい話じゃないか。


観ながら、一応CS番組表を確認。
原作はスティーブン・キング。少年時代に不思議な能力を授かった4人の男達が、恐るべき未知の存在に立ち向かっていくらしい。

ふむ、面白そうじゃないか。





そして小一時間が経過・・・






キタ、恐るべき未知の存在キタ。





てか未知の存在ってエイリアンかよwwwwそうならそう書けよ番組表wwww


なんだよこれー、SFものかよー、宇宙人ものかよー。

なんだか、想像してたものと全然違った。こんなはずではなかった。ウナギみたいなエイリアンの子供がニョロニョロ動いてはもの凄い勢いで人に噛み付くのを呆然と眺めつつ、これはどうしてくれよう、もう寝ようかな、とかとも思いつつ、俺も大人なので仕方なく我慢して最後まで観届けることにした。


しかし思うのだが、SFに出てくるエイリアンの類。アイツら宇宙船に乗って地球に来られるほど賢いはずなのに、なんであんな腹減らした動物みたいに人間に噛み付くことしか考えてないんだろう。あんな引力に魂引きこまれまくりのバカ軍団が平然と宇宙越えてくるのはおかしいだろ。


結局最後はウルトラQよろしくエイリアン同士の大喧嘩の末、喧嘩両成敗的に事態は収まり物語は完結。
男達が少年時代に授かった不思議な能力は、事態の収拾にほとんどというほど役に立ってなかった。きっとそれは彼ら自身が一番感じていたことだろう。


まぁ偶然観てみた映画が、もの凄く面白かった!なんて奇跡はなかなか起きないな。なのでそんな奇跡を信じてこれからも予習ゼロで映画を観続けようと思います。


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ゾディアック

2010-11-14 | つまらん
どっかで予告を見かけたときに、「この暗号を解いてはいけない」というキャッチコピーだけが印象に残り、よくわからないがとにかく「暗号もの」であるらしいという具合に理解した座椅子は、なんとなくホームズの「踊る人形」のようなものを想像し、きっと面白い映画なんだろうなと思っていた。

そしてそれから3年だか4年だかの年月が流れ、CSでやっていたので「お、やるんだ!」と観賞。


もう終盤なのだろうか、観始めて1時間半くらい経ってから、気づく。

コレ、暗号ものじゃねぇぞwwwww


実在の未解決劇場型連続殺人事件「ゾディアック事件」を追いかけることに取り付かれた男達の日々を綴り運命を追う、ヒューマンドラマの色が強い、っていうかそれそのもの。

肝心の暗号解読シーンはほぼ省略。省略ですよ。どーゆーことですか。戦闘シーンを省略してる戦争映画を観てしまったような強烈な肩透かしを受けつつ、もう1時間半経ってしまったことだしきっとあと30分だろう。我慢して観る。が、30分経っても終わらない。上映時間は157分だった。長い。


結論として現実が未解決事件なので、映画でも解決するワケでもなく

「・・・とまぁ、157分かけて色々言ってきましたけど、結局解決してないんですよサーセン(´・ω・`)」

みたいな感じで終わった。
消化不良この上ねぇ。「踊る人形」を想像しながらコレ観せられたら、誰でも消化不良になるぞ。


予習ゼロで映画を観るのは、思わぬ発見や感動を得ることもあり、まんざら悪いものではないのですが、中途半端に予習して挑むと、こんな結果になることもあります。仕方ないね。


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ソウ5

2010-10-30 | つまらん
ソウを観たのは、もう5年半くらい前なのか、、、。月日が流れるのは早いな、これじゃあっという間にジジイになっちまうな。もうそれでもいいけど。


「ソウ」シリーズは、他にはだけは観たことがありますね。「まるで連ドラのノリ」と言われる「2」以降のソウにおいて、無謀にも3と4をすっ飛ばし、5を観てみました。

しかしソウはそろそろ公開らしい7作目で完結なんだよな。すげーよな7作って、スターウォーズだって6作なのにさ。でもシリーズの数だけで言うならやっぱVシネってすごいよね。「ミナミの帝王」とか「雀鬼」とかすごいよね。

話がそれた。とにかくソウに関して言うと「2」以降のグロテスク趣味に走ったあのノリで、よくもここまで来たものだと思うのです。


さて本編。開始2分でもうグロい。とんでもなくグロい。グロ耐性ない人ならここでもうムリだろう。座椅子だって好きなジュエルペットはサフィーってくらいなので、当然グロ耐性なんかあんまりない。だが何とか乗り越える。ホラー映画を観るのは、漢にとってインフルエンザの注射と同じで、己の勇気を試される試練の場なのだ。

しかし、ソウのくせに時系列をおもむろにねじ曲げながら物語を進めてくるので、途中でストーリーから振り落とされそうになる。なんとか耐える。そして始まる殺人ゲーム。繰り広げられるゴアシーン。インフルエンザの注射の針が刺さっている最中に「なんでもないぜ」みたいな顔して我慢していたあの幼き日を思い出し、「こんなのなんでもないぜ」と眺める。

そうすると、途中からちょっとくらいの残虐シーンでは何とも思わなくなってくるから不思議だ。そうだ、俺は勝ったんだ。インフルエンザの注射など、痛くもなんともなかった!案ずるより産むが安し!石橋を叩いて砕け!(←意味ない)


なんて思っているうちに、映画が終わった。ラストで判明する殺人ゲームの目的も、真実を追う捜査官の運命も、「衝撃のラスト」って売り文句ほどあんまり衝撃じゃなかった。


しかし、「ソウ」を観たときにあれほど「面白い!!」って思ったのに、あの密室ホラーの真髄のようなものを見せてくれていた「ソウ」の続編がこうも単なるグロ映画みたいになっちゃっているのは、寂しいことでもある。


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パニック・ルーム

2010-10-18 | つまらん
ふとフォスター様の美しさの前にひれ伏してみたくなり、観てみました。
ホラーだか、サスペンスだか、そんな感じらしい。予習ゼロ。

パニック・ルームって日本語で言うと「避難室」なんですってね。邦題「避難室」じゃカッコつかないな。「パニック・ルーム」でいいと思う。


で、映画は離婚したフォスターさんとその娘がデカい家に引っ越したその日の夜に、まだ空き家のままだと思っていたドジな泥棒達に押し入られ、慌てて「避難室」に逃げ込むんだけど、その泥棒達が盗みたいものがまさにそこ「避難室」にあるんですわ、困ったコレ。そっからは避難室の前で「出てこい」「出るものか」の押し問答。って感じでした。我ながら分かりやすい説明だ。


しかしどうやらこれはサスペンスなんだろうけど、なんか血糖値が下がっちゃう病気の娘が篭城してたら具合悪くなってきて・・・、ってあたりからヒューマンドラマの色が強くなり、最後は人情ものみたいになり、中途半端な各要素が中途半端に混ざったものを見せられ、で結局何を面白いと感じればいいのかよく分からん感じでした。これを劇場で観たメリケン達はどんな感想抱いたのだろう。「泥棒怖いわダーリン」「そうだねハニーじゃあハンバーガー食べいこう」そんな感じだろうか。


分かりやすくこの映画をまとめれば、タンクトップ姿だったフォスターさんが長袖はおってからは、もう消化試合ってことだ。わかったか。


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氷の微笑

2010-02-19 | つまらん
以前1回は観た事があると思う。10年以上前だったかな。

シャロン・ストーンが足組みなおすだけの映画だったような記憶のみが残っていたので、実際のところどんな映画だったのか、もっかい見直したくなり、観賞してみました。


思いのほかシャロン・ストーンのお色気に頼ったような映画だったんだな。一応ミステリーなんだろうけど、お色気とサスペンスの融合っぷりが、我が国に伝統的に伝わっている「湯けむり殺人事件」のノリを思い起こさせる。

しかし相手がシャロン・ストーンなら、大抵の男はアイスピックで突き殺されて本望なんじゃないですかね。この映画があれほどにヒットしたのは、きっとその表れでしょう。男ってノンキだ。だが、それがいい。


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ノン子36歳(家事手伝い)

2010-02-11 | つまらん
予習ゼロで観ました。なんでR-15なんだろう、坂井真紀さん主演なのになんで。そこだけ気になるが。


観てみると・・・・・・


いやこれはR-18だろwwww


驚きました。坂井真紀、女優だな。女優魂だ。あそこまでやる必要はないような気もしたけれど、なにはともあれよくやった。

それはそうとこーゆー女性向け恋愛映画って、いかに共感得られるかが全てだと思うんですが、どーなんですかねコレ。これだけ極端な話だと、共感するひと、少数派なんじゃねーのか。主役の、人生の壁にぶち当たりまくり加減(坂井真紀はこーゆー役やるとすげーな)はともかくとして、最後の方の彼氏が逆上するあたりから、ものすごい現実感がなくなってきてやや興ざめした。なんであんな展開にしたんだろうな。

最後も後味がいいんだか悪いんだか、、。でも成就しない大人の恋ってのは、どこかしら心につかえる何かを残すものなんですかね、この映画を観終えた気分そのままのように。

そうやって考えると、この映画を観て共感するかどうかは別として、何とも言えない後味を感じる人もいるかも知れないのは理解できる。たまたま座椅子はそうではなかったということで。


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マイ・ブルーベリー・ナイツ

2010-02-08 | つまらん
「2046」の監督さんの作品だそうで。
ノラ・ジョーンズさん、歌手なのに映画に出ちゃいました、初主演作!だそうで。

「2046」は、なんかどうも性に合わなくて、最後まで観終えることができずに寝ちゃうのを2回繰り返し、結局観るのを挫折したんだよな。

この映画も、相変わらずオシャレっぽいつもりなんだろうけど、観てて目が疲れるような凝った映像のオンパレード。イマイチ気楽に観るには向いていません。


どうやら失恋のショックを克服し、次の恋ができるようになるための自分探しの旅的なロードムービーらしいのですが、どうも退屈な感じがしてしょうがなかった。

中盤、ナタリー・ポートマンが女ギャンブラーとして出てくるあたりのくだりは、面白かった。ある意味唯一みどころだったというべきか。


結局最後は「え?もう旅はいいの?」と思ってるうちに彼氏役のジュード・ロウのもとに帰ったあげく、あれよあれよとブルーベリーパイ食ってブチューってチューしてハッピーエンドなノラちゃんおめでとーーー!って感じで終わった。

これは一体どんな映画だったんだろう。なんか消化不良だ。実にモヤモヤする。


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サンドラ・ブロックの 恋する泥棒

2008-11-07 | つまらん
サンドラかわいいよサンドラ。

そんなサンドラさんの冠映画。しかし原題は"Stolen Hearts/Two If By Sea"、ということで別に冠でもなんでもない。日本人は洋画の邦題を考える際に原題に捉われずに「とりあえず日本人が食いつきそうな題名」にしてみることがあるそうだが、きっとこれもその一環だろう。

テレビ番組の名前に「巨泉の」がついていても、それほど見ようとは思わない(しかし「世界まるごとHOWマッチ」は別格だ)が、映画のタイトルに「サンドラ・ブロックの」とついていれば、どんな映画か予備知識ゼロでも観てしまうこの座椅子的琴線。邦題重要。

それはそうと、肝心の映画、実際のところ決して面白いもんではなかった。
印象に残ったのは彼氏が絵を盗むのを手伝っただけに自分だって十分悪党な割にはやたらと彼氏にばかり更生を強要するサンドラの自分勝手加減ぐらいだろうか。

しかしサンドラさんの映画は「デンジャラス・ビューティー」「完全犯罪クラブ」に続き3連続でこのカテゴリ。
果たして座椅子はサンドラファンなのかアンチサンドラなのか。自分でも分からなくなってきた。


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ランボー/怒りの脱出

2008-10-25 | つまらん
ムシャクシャして観てみた。
今は反省している。

それはそうと、ランボーは1と3は観ていたのだが、この2は観ていなかった。どうでもいいがこの映画、いわゆる「2」な割にはタイトルに「2」という文字は入っていないんだな。

スタローン映画は総じて「暗い」と言われるけれども、その代名詞「ランボー」はまさに真骨頂。仲間には裏切られるし、ヒロインはびっくりするほどあっさり撃ち殺されるし、明るい要素が全くねぇ。

それにしても劇中通じて何十人から何百発撃たれようともランボーにはかすりもしない。俗に言う「ヒーローバリア」を終始全開に展開するランボーの雄姿は作品の暗さとは裏腹に何故か笑いを誘います。

しかし、ランボーは「怒りのアフガン」という聞いただけで何故か笑ってしまうナイスなフレーズを生んだ偉大な映画だということだけは付け加えなければなりません。


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完全犯罪クラブ

2008-04-27 | つまらん
メリケンは、高校生のうちからタバコ吸ったりクルマ乗ったりヒト殺したりやりたい放題なんだなまったくけしからん。

なんて思いつつ。サンドラ・ブロックの魅力に酔ってみるかと思ってみた映画。ハッキリ言って話は大して面白くなかったのだが、一応目的は果たしたかな。サンドラ美しいよサンドラ。

しかし、これが完全犯罪なのか?などと思わずにいられぬトリックのいい加減さに圧倒されつつ、まぁ子供が閃く完全犯罪のトリックなんかこんなもんだろうよ、なんて無理やり自分を納得させつつ、ボーイズラブ属性がある方ならば楽しめるんじゃねーの?などと無理やりフォローしてみる。まぁそんなもんですかねコレは。

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親指さがし

2008-02-11 | つまらん
和製ホラーです。
V6の三宅くんは結構好きです。ていうかV6は全員結構好きです。なんつーかジャニーズは大抵みんな好きです。

しかし、感想を出しにくい、、。
コックリさんは比較的身近なものとして感じられるんだけど、「親指さがし」はどうも遠いな。こんなことやったことある人いるの?なんだよ「親指さがしの部屋」って。

「親指さがしの呪い」をめぐる連続殺人が起こるあたりで、「呪いなんて存在しない。呪いとは、何かについて重みを背負った人が逃げ込んだ結果生まれるもの」というかなり上手な解釈を経て「呪い」の正体とは、、、。が明らかになっていく展開はなかなかでした。富江に比べたら全然マシって感じでした。

でも三宅くんの甘いマスクゆえなのか、この緊迫感のなさはホラーとしてどーなのかな。ま、カテゴリとしてこんな感じです。


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デンジャラス・ビューティー

2007-12-05 | つまらん
サンドラ・ブロックのアダ名は「"Next door girl"(隣のお姉さん)」。

メリケンの考えることは分からん、、。あんなのがNext doorにいてたまるか。そんなの毎日気が気じゃないじゃないか。あー、あんなのがNext doorにいたら毎日楽しいだろうナー。そうだ!あんなのがNext doorにいるなら俺は絶対にs(妄想開始のため以下略)

しかしそれはそうと、コレ。つまんなかったネー。
一体どう楽しめば良かったのだろうか。コメディ?笑えばいいの?

いや、これ観て笑うんだったら、「めちゃイケ」でも見て笑った方がいいんじゃないですかね。時間の使い方として。

とにかく、面白くなかった。でも、サンドラがNext doorにいるはずもないくらいチャーミングだったので、このカテゴリ。可愛いって得だな。


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