今年の1月27日に書いた記事に不思議とアクセスが多いことに最近気がつきました。
そうですね、今は6月。
ということは、4月に心弾ませて入社式を終えた雛たちが、そろそろ現実の厳しさに打ちひしがれても おかしくは無い頃ですよね。
一月の記事では 人の評価と目を気にするのでは無くて、自分を磨くことを書いていますけど、 あともう一つ、 大切なことが有るんです。
人は最終的に何をもとめているか?、そして自分はそのために何をすべきか?ということ。
どんな仕事をするにしても、全てにおいて言える共通の課題は、 自分の提供する物に、どれだけ自分の心がこもっているか?ということ・・・・ 仕事のコア部分は常にそこだけにあるんです。
幼き日に お腹を空かして帰ってきた自分を待っていたのは お母さんの愛情。 たとえ味が今一つでも、 なんか美味しくなくても、 子供への思いがある、だから美味しかった・・・・
人が生きるという事は、常に自分を取り巻く多くの人達との摩擦と心の摺り合わせ。
そこに勝ち負けは無く、 心を大切にする素のままの自分があればよし。
評価なんてどうでも良いんです。
自分がしている仕事の意味をよく考え、何が大切なのかを心でとらえ、 そしてその為に自分を磨いていく。
そうですね、このビデオで出てくる 女性、この人の目指すべき物は、食べてくれる人の心に染みこむ、嘘偽り無い味なんです。
余計な物に目をとらわれると、けしてそこから先に進めない。
鼻をほじる上司と、調子の良い後輩、彼らには心に染みこむ味を創り上げる事は不可能、そんな愚かな上司に気に入られるようとする以上、けして自分を彼らより上に行かせてくる事は無いんです。
このビデオをよく見ていると、 最後の最後に、 玉子の殻を捨てるシーンがあります。
彼女が出したスープは どんな味だったか・・・・ この最後の部分にこそ、とても深い意味があるのですね。
頑張れ~!このブログに来てくれたひな鳥たち!
RAM WIRE 『何度も』