だよね・・・
何故か、朝からずっと雨が降っているという日が少なく、 無い訳じゃないけど、 朝のランニングには風も涼しくて気持ちが良い。
と、はいっても、これって前線が下(南)の方に有るからそうなんだけど、 前線が上がれば一気に蒸し暑くなる。
このところ、雷雨だ雹だとニュースが多く、でも、これって上空にあるマイナスの冷気に、 日中の太陽光で蒸された風が一気に上昇していくことで起きる。
すでに夏の太陽なので、 その勢いは凄く、 空の上で何が起きるか?っていうと、
暖かくなった上昇気流が上空の氷点下15度とかの冷気に対して吹き込むように混ざると、一気に霧状になり、雲になり、 やがては小さいな氷の結晶になる。
暖かい空気と冷たい空気がゴシャゴシャに入り交じっている物だから、その氷の表面が少し溶け、
又凍って、なんて繰り返していく内に、 氷同士が結合してしまい、最後には卵サイズのデカい雹に成長する。
卵サイズといっても、これは小さな雹が互いにくっついて大きくなっているので、 色は真っ白、そして氷のつぶが見える。
凄まじい上昇気流は、 午前から始まり、 大体は午後2時半頃がピーク。
太陽光が弱くなり始める3時頃に勢いが落ち始めるわけだけど、上空にあった雹満タンの冷気を押し上げきれなくなってきて、すぐに限界が来る。
雷雲が出て空が真っ暗になるのは、 それだけの物理的なエネルギー(重量エネルギー含む)がそこに蓄積されているからで、
色がくるになるほどパワーもある。
雲が出る=太陽光が台地に届かなくなるわけですから、ある点から時間的な物とあわさって上昇気流がパタッっとやむ。
すると空にあった物理的堆積物は、当然だけど凄まじい勢いで今度は地上めがけて落ちてくるわけで、 まるでバケツの底が抜けたみたいな感じだけど、
、規模を1地域から県規模くらい、に見方を広げてみると、まだ晴れている処は弱いながらも依然として上昇気流は有る。
その上昇した圧力、は 雨や雹が落ち始めた事で突然気圧が低くなった方向へ流れ込もうとする。
一気に落ちてきた物理エネルギーの塊、+上空の気圧差による圧力= これがダウンバースト。
空からゴルフボール大の雹と大量の雨が落ちてくる! なんつ~だけに留まらず、
当然風も凄まじく、 雨もすごいし、 落雷も当然に起きる。
これ、陸地ならまだいいんだけど、 海の上でこれやられると、正直言ってかなりヤバい。
ウインドサーファーであり、 ヨット乗りでもある僕にとっては、晴天の空に突然現れてくる真っ黒な雲ほど怖い物は無く、
まあ、ウインドは浜からの距離がさほどでも無し速度が速いので割と早く戻れるけど、 かなり沖に出てしまったヨットなどは足が遅いので間に合わない。
セイルを落として乗り切るか、 そのまま全速で突っ走るかという賭けみたいな感じにもなり。
ただ、落雷がね・・・・・
ウインドなら安心か?というと、 これが又、山間部の湖なんかだったりすると、気づいたら頭の上でバリバリ始まっていて、
慌てて浜に戻ったりもして、 大抵雷来る時は風が同時に入るので、 喜んでいたら、稲光に囲まれていたりという経験もあった。
心臓止まりそうになるほどビビりながら戻って、 岸に戻るとすぐにセイル倒し、頭を息できるギリギリ処まで沈めて、 ゆっくりと逃げる
セイル上げると避雷針その物なので、 多分即死。
なんて事がね、 何回か合ったな~ 今まで。
まだ始まったばかりの梅雨、 早く空けてくれんかいな!? あははは