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帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

コントロール・シート(ロープ)ライン

2015年07月07日 | フイッシングカヤック

セイリングカヤックを目指して手を付けてから、もうだいぶ経つ。

少しずつ案を重ねつつ、試行錯誤でやってきましたけど セイルは完成、 マストも完成、 ラダー機構も80%完成という感じになり、

いよいよ仕上げとなる、コントロールシートをどう取り回すか?という段階になりました。

 

実は、これが1番頭を悩ますんです。 

ヨットはとにかくロープが多いですから・・・・

船の外回りにロープ類を張り巡らすのが簡単のなのですけど、そうすると必ず何か引っかかる・・・

釣り針も引っかかるし、 最悪カヤックを持ち上げた際にどこかに引っかかって、船本体をドカンと落っことす可能性もある。 

夏ならポリエチレンは強いけど、冬にそれやったりしたら(乗るんかい? 笑)割れてしまう可能性も有り、 なので内側に配置して、できる限り簡素で、操作性が良く、手元で全部操作できる事が重要。

 

特にカヤックは体の移動に伴い不安定と成りまくりなので。

 

お昼休み少し前にマスト材料が届いたので、梱包開け

引き抜き鋼管の 耐蝕アルミ 1.6mm厚  ホームセンターのペラペラアルミじゃ~ マストには不向きですから。 

古い?マストを並べて見ます。 黄色矢印が寸足らずで応急的に繋いでいた部分です。

マストには上下左右に色々な方向に加わるので、こうした中継ぎは必ずジョイントの樹脂部分から折れます。

なので一本物であることは大切。

交換は必要な長さにカットして、ラダーステアリングを移すだけ。 

ちなみに、ステアリングヘッドは90度横向き故に、収納時に邪魔となるので、

写真のノブと蝶ネジ外せばハズレる様にしてあります。 一応?の設計 

そうそう、以前ピンで留めていたアウトリガー部も、このタイプに変更となりました。

今造っているセイリングカヤックですが、 マストにセイルを張っての乗り方と、 パドルだけの場合と、二種類使えるようにします。

長いマストを立てておくのも変なので、古いマストをカットしてパドリング専用の物を作成。

ラダーの有る無しで強風時のパドリングが全く違った物になりますから。

どうせステアリング取り付けるなら、それを生かさないとね。

 

さて、午後(終業後)は、いよいよコントロールロープの取り回し。

色々と試行錯誤の結果として、下の写真の位置にクリートやアイ金具を設置しました。

まだ、メインセールの操作ロープをどう取り回すか?を考慮中なので完全ではありませんけど、ほぼ出来たのを紹介。

まず、ジブセイルと メインセイルの ファーリング用ラインはこれ。

マストの真下に持ってきて、裏のアイ金具を通って、クリートの方に来ます。

ファーリングしたらほとんど操作しないのでこれで十分。 

ラインをマストの真下にピタリと付くように持ってきたのは理由があって、  ステアリングの操作の邪魔にならず、尚且つステアリングにリターンする力が働くようにしています、 両足話すとラダーがセンターに行くようにラインの張り力を生かす設計です。

あれ?黄色ラインが少し変? (笑)

 

ジブセイル

これが結構面倒で、位置的にコックピット側に近づけたくないんです、船の外に垂れるのもイヤだし。

そこで水色ラインのようにしています。赤い線がジブセイル、黄色ラインがセイルの動き

サイドに設けたアイ金具を通して、それがセンターの金具を抜けて取り付け予定のカムに通ります。 

張りの関係で、 一応もう一つ後ろ側にある金具も使えるようにしてあります。

 リトラクタブル サイドダガー 白い線が ダガーを取り付ける位置。

黄色線が、コントロールシートロープの流れ、片側だけ使ったり、両方使ったり、

角度を変えたりすることが多いので、ピンク丸の部分に設けた二つのクリートで留めるようにしています。

 

ステアリングライン。

ラダーをコントロールする ステアリングラインですが、現状ではピンク矢印の流れで外側に這わす予定ですが、 船の中を通す事も考えています。

以上、コントロール用シートロープ設置の途中経過でした。

次はブームとセイル操作用メインシート(ロープ)等々を 考察および設計中です ブームバングを取り付けるかどうか?で、たいそう迷っています。

セイルの大きさが無いので出来れば簡素なのが良いのですけど、というかステアリングが有って取り付けるのが厄介なのと、 セイルの大きさ考えると要らないかな~とも思っています。