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帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

小さな命と 巡り会い

2015年05月27日 | Weblog

 

今日は午前中にビジター来訪で、 施設の技術面含めて発電機室を案内していた僕。

その後外で話をしていると、 なんか鳴き声がする。

それもかなりでかい声。   れれ?

声の出所を探していくと、高圧受電設備のあるフェンス角に、一羽の雛が・・・  およよ

産毛からさやが出始めた位で、 恐らく椋鳥の子供。 

どこからか落ちて? だいぶ経っているのか、動かずにいた為か全身にアリが集り、そのままにしておいたら、明日には間違いなく死ぬことになる。

昨年は 僕の仕事部屋の隣の部屋の、どこか天井の隙間から落ちてきたのを育てたことが有って、

後もう少ししたら巣立てる、という直前にカラスに殺された思い出がある。 

*カラスは椋鳥の幼鳥のいるところを確認しておいて、巣立ち直前の大きくなったのを襲撃して食べるんです。

その子は100m位離れたところから、手を振ると真っ直ぐ自分のところに飛んでくる、とても可愛い奴だったんですけどね 

野生に戻せるかどうか?を心配していた矢先の事でして、しばらくは立ち直れなかったけど、あれからもう一年。

本当はこうした野生動物の生死に人が関わってはならないのだけど、 目のまえで蟻に食われて死んでいく姿を黙ってみていられるはずもない僕。

なんでこういった性格なんだろう・・・・・と自分で自分に思いつつ、保護。 


ドッグフードの缶詰を飼ってきて、レンジで温めるとお湯を少し加えて食べさせた。

最初の一口は抵抗。

その次はよほどお腹が空いていたんでしょうね、パクパクと食べてくれて、もし今日が雨だったら、もしカラスに見つかっていたら、 もしビジターが来なかったら、

偶然の積み重ねの結果として巡り会ったのだけど、体力的に負けなければ育つし、 負ければ数日以内に骸となる。

生き延びられれば、この先2~3週間は僕が親鳥代わりに面倒を見ることになるけど、何度も外を見ても親鳥は全く姿見せないし。

というか雨ざらしの処にいたので、 雨ふれば冷えてすぐに死を迎えることになる。


もしかして親鳥は 高圧受電室のなかで感電死しているのではないかと・・・ (--;)

夕方まで様子を見て、 親鳥が来ていたら、又対応を考えようかと思っています。

数日は30分おきの餌やり、 その後は2時間ごとと、大変なんだなこれが・・・・・