Flyaokiのフライフィッシング

キャリアだけ長いオヤジのFF顛末記!!

千曲川水系単独釣行 2日目

2008年08月27日 | フライフィッシング

それにしても今日は快晴の予感。

こうなると我侭なもので、雲がもう少し欲しいなぁと、思うのはFlyaokiだけでしょうか?。

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数少ない駐車スペースに車を押し込み、昨日のイブニングポイントへ一直線。

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ヒンヤリした空気に自ずと5感も研ぎ澄まれます。

ストーキングで接近し、暫く観察していると瀬尻の底にイイのが定位しています。

接近しすぎたためラインを殆ど出せないリーダーキャストは、思ったところにフライを運んでくれません。流れ切った後でのピックアップが幸いしているのか魚は微動だにせず。

数投目、30cm上にフライが落ち、完璧なナチュラルドリフトなのに魚は動かず頭上を通過です。3回連荘で反応しません。

イワナにはよくあることで外れたフーディングレーンに反応することは屡。で、左に20cm外したレーンで思惑どおり飛び出てくれました。

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残念ながら胸鰭欠落の放流君、27cmでしたが朝からサイトフィッシングを楽しませていただきました。

そう言えば最近、釣ビジョンの影響かリリースの際、声を出して「ありがと」って、言ってる自分に気がつきました。

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途中、稚魚放流のヤマメに手を焼いたものの、このエリアでは直射日光をモロに浴びた流れではありますが、パラダイスタイムとあいなりました。

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ただ、サイズはコレです。

陽が高くなればこのサイズも難しくなるかもしれませんね。

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最初の堰堤を越えると石の赤みが強くなり、ガキの頃の"死の川、吾妻川"が脳裏を掠め、ややテンションが下がったものの、瞬時に解消です。

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完全体のイワナのオンパレード、独り占めの景色と相まって、当に、"至福"の時。

最高です!!。

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この堰堤ではジャンプする尺クラスのイワナを相当見ました。そして半分は1段目をクリアしますから凄いです。

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あくまでドライで勝負した結果、アベレージサイズ2尾。でも満足です。

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奥の堰堤下で撤収し、ルアーマンが居た最初の堰堤プールへ戻ります。

ルアーマンの話しが気になっていたのでイブニングはソコと、決めていたのです。

止水に近いプールは其処彼処でライズリングが広がっていました。

CDCカディスに3回出るも全て空振り。その後は全く反応しません。

ならば、と言うことで7Xのティペットを3ft追加し、#16のダンパターンを流し込む戦法に変更すると。

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メタボな尺イワナ君がガッポリ咥え込んでくれました。

距離もあり、しかも#2ロッド。楽しくないわけがありません。

同時に「バレるな、切れるな」の負の要素は不思議と頭に浮かびませんでした。

まだ、ライズは終わっていませんでしたがETCの割引時間が迫っていたので今日はこれまで。

シーズン、もう一回来ることを誓い、後ろ髪を引かれることなく、流れを後にしました。

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千曲川水系単独釣行 初日

2008年08月26日 | フライフィッシング

前回は止む無くガレ林道の埼玉越えでしたが、今回はETCカード2枚使用で清里経由、約2時間の快適ドライブで下流の堰堤プールに到着です。

080826no1気になった雨もココでは問題なさそう。でも、一応メッシュベストのバックポケットにレインギアを押し込み、川遊び用の踏み跡を辿り流れに降り立ちました。

バックウォーターから直ぐに大石連なる絶好の流れが出現し、「ココで出なけりゃー何処で出る?」的ポイントは沈黙のまま。

やっぱ、魚が少ないのでしょうか、暫くは我慢のキャストが続きます。

最初の堰堤前で復活の兆し、そしてその堰堤を越えてからは準パラダイスエリアへ突入したようです。

080826no2流れのど真ん中に枝が水没、おまけにバックにも枝が垂れ下がり右岸からのキャストはトラブルの元。

得てしてこう言うポイントは侮れません。面倒でも下流から左岸に回り、苦手な逆キャストで沈した枝下にCDCカディスを停滞させていると、フライが吸い込まれました。

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アワセると直感で大物を確信。#2ロッドのことなど完全に忘れていて、強引に枝から引き離し、何度かの突進を凌ぎネットイン。

引きは尺上でしたが実測は28.5cm、ココで#2だったことを思い出しました。

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その後もアベレージの23cmクラスがお決まりポイントから飛び出してくれます。

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たまに26cmクラスも出るので油断禁物です。

前回がウソみたい。減水と夏休み、おまけにドピーカンの天候だった前回は負の3要素だったのに今回は、逆の3要素となったことで180°状況が変ったようです。

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陽が射し、暑くなってきたので2個目の堰堤で一度、撤退し上流部を目指します。

上流のほうが足跡も多く、魚は2周り小さくなりましたが数は出ます。

イブニングも近づいてきたのでイブニングポイントを目指し、再び下流域へ。

数箇所、チェックするも納得の場所がなく、明日の予定のK川へ移動することに。

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時間がなくなり適当に入った瀬でライズ発見!。

マズマズのイワナを掛けた後に、綺麗な28cmが出てくれ最後を飾ってくれました。

明日はココから上がる事を決め、宿泊場所へ移動し初日を終了。

ヤッパ、平日は最高です!!。

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テント釣行 最終日

2008年08月23日 | フライフィッシング

今日は土曜日、5時撤収の予定が体が動かず、1時間遅れの6時になってしまいました。

一番バスを考慮すると、バッグを置いて途中から入るしかなさそうです。

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林道に出るまでに息は途切れ、明らかに来た時より体は悲鳴を上げているのが分かります。

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最下流の支流で一息付き、支流から本流を目指すため、ガレを100m程下ったところで同じルートの先客が2名、あちゃー、空身の釣師は想像以上に早いです。

仕方なく上流側へ戻り、再び支流から本流へ。

今日は天候も良くなさそうですね。

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とりあえず暫くアタマをハネられることはないだろうと、悠長に準備をしたのが大きな間違いだったことを痛感することに。

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緩い流れのライズの主をランディングした時には、「今日もパラダイスか~」と思ったのも束の間。

何処から降りたのか緩いカーブを曲がったら前方に2人のFFMが。まだ1時間も経っていないのに。

情報収集も兼ね話しをしていると後方からエッサマンが2人‥。

2日間も楽しい思いをしたのでココは清く撤収を決意、一路バス停を目指しました。

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バスの中継所まで戻り近辺を探索、勿論ロッドを手に。

既にエッサマンが2人、また足跡其処彼処に。

かなりの釣師が入っているようで分流に入るまでの300m区間は極端に反応がなく、雨も小雨ではあるも止む気配がないので、分流で出なかったら早く帰ろうと重い足取りで分流へ潜り込むと、飽きない程度に出ちゃいました。

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こんなメタボちゃんまで。

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分流の分岐点でTanaさんと合流、本筋は極端に反応が悪かったようです。

目前の3段堰堤で撤収と決め、緩い流れにフライを漂わせていたTanaさんのロッドが満月に。

一機に走られ残念ながらラインが空を舞ってしまいましたがココにも大物は居るんですね。

来月の再釣行を約束し、後ろ髪を引かれながら15時発の乗合タクシーに乗り込み残暑の残る下界へ。

腹痛のアクシデントやガレ場でコケ、多少のすり傷はありましたが無事、戻れて何よりです。また、凡その見当もついたので次回は更に身軽で快適な釣行が期待できそうです。

Tanaさん、+テント3kg、大変お疲れ様でした。

そして、ありがとうございました。

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テント釣行 2日目

2008年08月22日 | フライフィッシング

朝6時前の気温はナント、一桁。

重い思いをしてバッグに詰め込んだ、ダウンのシュラフとパッチ、フリースは正解でした。

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ただ、失敗だったのは虫は居ないだろうとバックから出してしまった防虫剤。

昨晩もそうでしたがヌカカが埃のように体に纏わり、首筋やオデコに食い付き、痒いったらありません。

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因みに念のため持ってきた、防虫効果の代名詞、バグズアウェイのバンダナは全く効果なし。首に巻いたタオルは防寒ではなく、ヌカカ対策です。

そんなヌカカも漆黒の闇と共に居なくなり、朝も陽が差し込んででくると何処かへ行ってしまうのでやっと、サポートタイツに着替えることが出来ます。

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昨日、下手にテントを張っていた3人は、既にテン場から釣り上がったようなので一路、昨日退渓した堰堤上を目指しました。

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ガレ場の獣道を滑り降り、堰堤上に到着。

天気も良く、超気持ちイイっす。

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1個目の堰堤下もパラダイスでしたがココ、2個目の堰堤下もライズバンバンで中々、先に進むことが出来ません。

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サイズはコレがアベレージでチョット寂しいですが、大物は3個の穴の中に潜っているようです。

イイ型らしきに6.5Xがブチッ!!。

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で、ライズの主は、このサイズ。

Tanaさんと「ヤマトだけだろうね」な~んて、計画段階で話していたのに期待を大きく裏切るハイブリッドばかりに若干テンションは下がるものの、コンだけ出るのに文句を言ったら罰があたりそう。

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R小屋が近づくと、山崩れによる「元林道」箇所が増えてきました。

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予定時刻を大幅にオーバーしているので林道を使い交互に先行し、時間短縮。

ココにきてやっと、流れ以外も目に入るように。

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R小屋前を通過し、先の二股以遠だけでも見ておこうと遡行の足を速めるも、ライズを見てしまうとそうも行きません。

結局、合流部下流でタイムアップ。以遠は次回のお楽しみ、と言うことにしました。

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登山道で小屋に戻ると何処からともなく、品のある猫が人懐っこくスリスリ。

この子がアノ有名な管理人Hさんのお嬢様、「女王」(実際は相当お年を召しているそうな)なのでしょうか。小屋の中には、もう3匹くらい居るそうです。

気持ちも癒されたところで、水を拝借しテン場へ、次回は絶対ココを拠点とすることを誓い、「女王」に見送られ?小屋を後にしました。

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足元が定かでないのでコケないよう、慎重に「元林道」を戻ります。

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あの「43分」の看板はヤッパ、ウソッパチでした。空身の下りで約1時間でしたから。

ヌカカに襲われながらレトルトのおかゆと缶詰の夕食も、ココでは最高のディナーです。

Tanaさんの「山ラジオ」を聞きながらテントで横になっているとアクシデント発生!。

激しい激痛に襲われ恐怖心も忘れ漆黒の野外へ。

どうも鉄分不足を補おうと持ってきたプルーンを荷物減らしの一環で、バカ食いしたツケだったようです。

その後は一機に、爆睡でした。(笑)

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テント釣行 初日

2008年08月21日 | フライフィッシング

バスから降りた時点でのテンションは何処へやら。

ホールドが効かないダッフルバックは17kgの荷物が肩に食い込み、1kmも歩かないうちに心が折れそうです。

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それでも自分との葛藤に勝ち(?)1時間半が経過したところで堰堤工事の飯場跡らしき高台発見。

テン場には打って付です。ただ、林道の脇には「R小屋まで43分」の標識が。

しかし、地図を広げココまでの距離と時間で計算するも"43分"はウソッパチ、1時間チョイは絶対かかります。

Tanaさんも無理の顔をしています。無理もありません、テント3kg分重いバックなのですから。

迷うことなく飯場へのスロープを下り、ガレ場を横切り高台へ一直線。

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何とも素敵なテン場でしょ?。

水場まで若干距離があるのが唯一の不満も、持ち合せの水を沸かしコーヒータイム。

絶景を眺めながらのコーヒーは、ゴールドブレンドでも高級喫茶店の珈琲を凌いじゃいますから不思議です。

10時、愈々眼下の流れでキャスト開始です。

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で、こんなんがCDCカディスに出てくれます。

ただ、水が少ないせいか本来の大らかな出方ではなく、ヤマメのようなシッピングです。

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下手でキャストしていたTanaさんのロッドが綺麗なベンディングカーブを描いているので寄ってみると、28cmクラスの綺麗なイワナを無事、ランディング。

最初の大物はTanaさんに、してやられちゃいました。

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大物は余り出ませんが魚は沢山居ます。

ただ、減水プレッシャーなのか一度しくじると二度目はありません。

立ったままでの接近戦では、直ぐに走られてしまい勝負あり。バックで腰をやられてるので屈むのがキツイのですが背に腹は代えられません。

堰堤の下は、真昼間からライズ、ライズ。

カゲロウのハッチがあるせいか、カディスよりメイフライパターンが長く遊べました。

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イブニングはテン場下の堰堤と決め込んでいたので16時過ぎに一旦、渓から上がり林道を下ります。

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ガレの流れ込みから再び流れへ。

堰堤まで300mくらいなんですが、こんなのがポコポコ出てくれるので中々先に進めません。

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やっとのことで堰堤下に到着すると、これまたライズの雨です。

一投目でTanaさんのロッドが満月に。

視認性優先でCDCカディスをプレゼンするも3尾が限度、それ以上は見切られてしまいます。

明るさを失いつつある時間帯にフライ交換はストレス極まりませんが、#16CDCバイオットスタンダードに換えると反応が格段に向上します。

最後に一番ヤマトっぽいのを掛け、今日は終了としました。

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イワナを育む流れの水を汲み、テン場に戻ると夕陽が北岳を赤く染めていました。

明日もイイ天気になりそうです。

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パフボトル

2008年08月17日 | 雑記

なんか知んないけどドブ浸けフロータントの消費が激しい今日この頃です。

5月に下ろしたktyが底を突き始めたので在庫をチェックしていると空きボトルがゴロゴロ‥。

CDCパターンが多くなったせい?。それとも開ける回数が多くなったため発揮している?。

蓋を回すまどろっこしさに以前から気にはなっていたものの、4千円近い値段がネックになっていたワンタッチボトル。

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思い切って買っちゃいました!!。

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先日の千曲川上流でデビューしたのですがコレ、イイです。

若干重めなのが気になりますがワンタッチボタンで”ポン”と空き、ドブ浸け後は親指で”プシュッ”と締まりますのでストレスもありません。

また、開閉時間も半分で済みますから無駄な発揮もないのではと自己満足に慕ってます。

落っことさないようカールコードは必須ですね。

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久々の千曲川水系

2008年08月10日 | フライフィッシング

落石を退けただけの荒れた林道をヒヤヒヤもんで上り詰めた頂上は、冷や汗も引っ込む絶景が待っていました。

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ドンヨリとした天候はコノ雲だったんですね。

雲海の上、標高1,700mを越えると夏の陽射しが戻っていました。

長野側は緩やかなスロープでしかも舗装道路。さー、窓全開で目的の川を目指しましよう。

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名渓として名を馳せたK川も出水により崩壊してからは、過去の川になってしまったのか、最近の情報がありません。とりあえず上流へ向かいます。

で、行き当たりばったり、上流部の橋の袂からTanaさんと流れに降り立ってみました。

さすがここでも標高1,500m超、水温11℃の気温は17℃、これで魚が反応してくれれば最高なんですけど。

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開けた白い流れから#14バイオットパラシュートに挨拶してくれた美白イワナ。

徐々にサイズアップを期待したのですが、結局、叶いませんでした。

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背の斑点が無く、どこかのハイブリッドに似てますね。

さすがに遮蔽物の無い川原は暑く、ココは撤退し反対側の支流へ移動です。

しかし、同じような流れとサイズに14時前に撤収しました。

睡魔も襲ってきたのでキャンプ場の木陰でお昼寝タイム。

喧しいキャンパーの奇声に目を覚まし時間を確認すると、16時チョイ過ぎではありませんか。

イブニングにはチョット早いので隣の渓、A川を試してみることに。

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倒木が気になるものの、イイ流れですねぇ。

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で、川の色にマッチした色黒のイワナが#14CDCカディスに飛び出してくれました。

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ココは驚くほど魚が居ます。

フライに反応しないので先に進もうと背を伸ばすとかなりの影が逃げ惑いますから。

ただ、先客が居たのか22cmを越えるイワナは、とうとう出てくれませんでした。

そこそこ反応してくれるため中途半端な時間の撤退となり、疲労も手伝って今日はイブニングは断念せざるを得ません。

A川はかなりの魚が居たし、K川は魚こそ少なかったものの尺クラスを2本捕り損なったので禁漁までにもう一度来ることを誓い、19時過ぎ帰路に着きました。

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