Flyaokiのフライフィッシング

キャリアだけ長いオヤジのFF顛末記!!

千曲川探索 その5(完結)

2009年04月23日 | フライフィッシング

前回の反省から車のシートの窪みを矯正したお陰か、腰の痛みも無くスッキリとお目覚めです。

目の前の本流は、濁りは大分取れているものの水量はかなり多く、岸際の草花は水中に没している状況です。

090423no1

6時前、流れの水温を計ると6℃。

更にプール下手の流れがないところは、9℃もありココで待機もアリかもしれません。しかし、今日の探索エリアは上流域なので移動することに。

因みに、後から来たエッサマンの釣りを見ていると、堰堤下で数投目にイワナを掛けたので温度さえ上がれば、プールでもライズはありそうです。

090423no2移動途中で未だ、陽の差し込まないプールをチェック。

7時チョイ過ぎ、流れ込みの水温は3.5℃なのに止水ではナント、ライズリングが。

水中を凝視すると、かなりの数のイワナがクルージングしているではありませんか。水面を見るとゴミみたいなミッジがハッチしているのでソレに反応しているようです。

こんな状況を見せ付けられてはキャストしない訳にはいかないでしょう。空かさず車に戻ると、後客が準備の真っ最中。片言の会話の後、残念ながら移動です。

090423no3

目的エリアの入口に到着すると、陽が射しているのに気温は7℃。北風が頬を撫でるとかなり冷たいです。

焦る必要も無いのでノンビリと朝食タイム。相変わらず侘しいメニューですが、ロケーションは最高なので何でも美味しく頂けちゃいます。

090423no48時半、通行止めの林道を上流へ歩き始めます。

緩やかな登りではありますが、汗が出てこないほど涼しい(寒い)のが気掛かりです。

090423no5流れが隣接したところから流れに降り立つも想像以上にダイナミック。

石の状態からかなり水量も増しているようで、ポイントによっては怖いくらいです。

肝心の水温は、3℃。‥ドライは、かなり厳しい状況です。

090423no6案の定、キャスト開始から1時間、得意?のホットケメソッドを駆使しても1度きり、イワナが頭を水面に出しただけで殆ど反応ナシ。

その唯一の反応は、あまりの寒さにロッドを置き、悴んだ両手を擦っている最中の出来事でした。そんなモンなんですよね、何時でも‥。

昨日と同じレイヤードは、ココでは通用せず。寒さと魚の活性の低さに2時間で退散せざるを得ませんでした。

090423no7

尻尾を丸めて退散する羽目になろうとは、思いもよらなかったので、次なんか予定してません。さー、どうすんべ。

さっきのプールなら先客が居ても、広いのでお互い干渉することも無いでしょう。行ってみましょう。

幸いにも先客車は既に移動しちゃったのかありませんでした。思い切って急な坂道を車で下り、水際まで一機に。侘しい昼食も儘成らない程、嬉しいことにプールのライズは頻繁です。

090423no8

浅ーいプールなのに魚はかなり目視できます。が、フライへの反応がシビアなのには参っちゃいます。

追い風なのでキャストは楽なのですが、#22が限界。それ以上サイズを落としちゃうと悲しいかなフライが見えません‥‥。

090423no9サイズはこんなもんですが久々にライズの釣りを満喫。

本流以外でライズに熱くなれるとは、思いもよらなかったのでコレは嬉しい誤算でした。

陽が射しているにも拘らず気温13℃とは昨日の比ではありません。北風が吹くとレインギアを羽織っていても震えるほどです。

ゲーター?今日はシッカリ装備しました。

090423no10何故か当たったのがこのフライ。

数年前のマイブームフライであるCDCエスクテンド。

キャスト後、チョンチョンと動かすとガバって感じで反応してくれました。

因みに、8Xのティペットを3ft継ぎ足した全長19ftのリーダーシステムです。

090423no11外気の低下で鼻水垂らしながらもライズに熱くさせてもらい、18時まで遊ばせてもらいました。

今日はたまたま、だったかもしれませんが気温水温共に低くても浅いプールはライズの可能性、大をココの経験則として追加、エリア以外の引き出し追加は想定外、これまた嬉しい誤算です。

090423no12千曲探索は今日で完結です。

次回、GW明けは状況によって個々の探索エリアを復習することにしましょう。

今から、若葉で燃える季節が楽しみです。

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千曲川探索 その4

2009年04月22日 | フライフィッシング

昨日の雨がウソのような青空ですよ、今日は。

これで濁りがなければ最高なんですけどね。

090422no1

先週に比べ山も白い部分が大分、山頂付近まで追いやられているようです。

ところで本命の千曲川本流は、悲しいかな懸念したとおり濁流だったので前々回の電電公社上へ移動してみました。

090422no2着いて真っ先に流れをチェックすると、水量は明らかに10cmは増えています。

水温も4℃と前々回と大差なく、期待したほど高くはありませんでした。

焦ってもしょうがないので流れの辺に、テーブルとイスをセッティングし優雅に朝食タイムを決め込みます。

090422no3それにしても今日は風も無く、8時にして汗ばむほどの暖かさです。

流れを覗き込んでもライズはありませんが時間の問題と、おニューのウェーダーに足を突っ込み定番の#16バイオットでキャストを開始しました。

090422no4目前のプールでは全くの無反応も流れ込み上の反転流でマズマズサイズをランディング。

水も多いせいか、今日も瀬からの反応は皆無で相変わらず点の釣りに終始してしまいました。

090422no5おニューのウェーダーは、太ももまでの前部を補強してあるタイプなのでゲーターは省略してしまいましたが、補強ナシの脹脛側は、低水温をモロに感じちゃうのでコノ時期のゲーターは必須であることを学ぶ羽目に。

また、補強でゴワゴワした感じは、かなりの違和感です。前のが柔らかかったこともあり、慣れるのには時間が掛かりそうです。

090422no6倒木の尺ポイントは、増水でフライを置く場所がなくなっていたのでココで一旦車に戻り、ノーチェックの橋上へ移動してみました。

ココまでのMaxは、やっぱり反転流で出た27cmでした。

090422no7未知の橋上は、倒木は相変わらず多いものの、雰囲気はありますね。

ただ、ココから数百mで倒木が激しく、岩で両岸を狭める場所が多くなったので早々に撤退です。

魚は居ますが、難儀なポイントの割には今回、サイズには恵まれませんでした。

090422no8イブニングまでには時間があったので、昨シーズンにチェック済みのA川へ寄ってみると、増水のため、記憶の流れとは別の流れになってました。

水温7℃なので、期待したコノ瀬でも全く反応ナシです。

090422no9で、やっぱり石周りしか魚は反応してくれません。

サイズも皆、こんなんでした。

090422no10恒例のイブニングポイントで待機していると、対岸に黒い影発見。

黒テンのようです。

暫く観察していると、やっぱりイタチの仲間故なのか魚を狙って?水に潜ては出ての繰り返し。

結局、咥えてなかったので取れなかったのでしょうか、終いにはブルンブルンして胴長の体を弾ませ斜面を駆け上がってしまいました。

090422no11

肝心のライズも単発1回のみ。

しつこくキャストするもそれっきり波紋を描く事なく初日は終了です。

カワゲラは出てるのに増水で魚の活性が上がらないのでしょうか、ココでのイブニングを楽しめるのは、まだまだ先のようです。

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秩父の小渓は春爛漫

2009年04月19日 | フライフィッシング

車でのアプローチ最終ポイントで準備していると、ジムニーのご同輩らしきがUターン。10分遅かったらココを諦めるところでした。今日はツイてるかも!。

少し下ってからと道路を歩くと、さっきのジムニーが堰堤下に止まってます。やっぱり、ご同輩だったようです。

車まで戻り橋下の堰堤から#16をキャストすると落ち込みから魚がユックリと。アワセも決まり心地良いテンションを味わっていると、‥バレちゃいました。

090419no1

昨シーズンまで初っ端をバラすと、その日は消化不良で一日が終わっちゃたのですが、今シーズンは打破できるのでしょうか。

ココから気を引き締めて山道の無い流れを上流に向かいました。

それにしても相変わらず、水が少ないです。

090419no2どうしたことか、ここぞの一級ポイントから魚の反応がありません。

水温11℃で数種のダンやスピナーも姿を現しているのにライズもありません。

090419no3マエグロでしょうか、サイズにして14番。

6.5Xのティペットの先に結んでいるのは、クリームのターキーバイオットをボディーとしたダンパターン。

アンマッチなのでしょうか、全く反応ナシです。

090419no4それでも千曲と違い芽吹きの進んだ景色に心癒されながら1時間ほど集中してキャストしてきたものの、1度の反応もないと、さすがに一息入れないと体力的にも萎えちゃいます。

ニリンソウの脇で一服。すると直ぐ脇で枯れ枝が動いている‥、ナ・ナント、ヤマカガシ!!。

飛び跳ねてしまいました。

090419no5それから30分、淵でライズ発見。

ライズを1m外すミスキャストにも別の魚らしきが反応し、今日初のヤマメをハンドランディング。

1時間半後にやっと出てくれたヤマメ君は何を食っているのか、早速ストマックチェックをさせてもらいましょう。

090419no6フライに近い虫は皆無。

マエグロらしき以外は、オドリバエみたいなのや大きめな陸生昆虫で、何でもアリって、感じです。

090419no7それからは、今までがウソみたいに反応がイイです。

ただ、サイズは17cmクラスばかりですけど。

090419no8ヤナブキも咲き始め、秩父の里山は春満開。一雨くればハイシーズン突入となるのではないでしょうか。

090419no9小渓故、お昼過ぎには登り詰めてしまったので、前回エッサマン出現で核心部のチェックが出来なかったK川へ移動してみました。

相変わらず水少なく苦戦するも数尾のイワナをランディング。

ただ、以前居た秩父イワナ系は皆無。明らかに放流されたであろう個体ばかりだったのが気掛かりです。

ココも遂に俗されてしまったのでしょうか。

090419no10暗い林道を下っていると、開けた下草原でイカリソウらしきを発見。

放流イワナで荒んだ心を和やかにしてくれた可憐な花に感謝です。

初っ端バラシの悪いジンクスも、何か打破できたような気持ちです。

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千曲川探索 その3

2009年04月16日 | フライフィッシング

5時過ぎに行き交う車の音で目を覚ましましたが、ナント9時間以上寝ていたことになります。

シートの窪みを解消しないまま寝てしまったツケでしょうか、腰と背中の痛みが‥。

ココで朝飯も何なんで、軽くストレッチしてから初っ端の探索場所へ移動です。

090416no1

谷間の林道にスペースを求め、テーブルとイスをセットし、侘しい朝食タイム。

それにしても寒い‥。気がつけば上下ダウンを身に纏い、まるでミシュランのキャラクターそのものです。

風に靡く唐松や小鳥の囀りのBGMに、時の流れを感じないでいると、目の前がパーッと明るくなり射し込んだ陽が戦闘開始を知らせてくれました。

8時過ぎ、冷たいウェーダーに足を突っ込み林道を下り、初の流れと対峙です。

090416no2ココも幅は1.5mくらい。でも深さのあるポイントがあるので期待できるはずです。

で、1投目で流れに似合わない24cmを何時もどおり、ハンドランディング。

090416no3枝にリーダーを載せるため、1投で決めないと勝負ありのポイントでしたが、フライに出るまで然程の時間は要しませんでした。

なんか、真ん中に出ていたようです。

こりゃー、爆釣かも。

090416no4堰堤に区切られた流れに、魚の斑はありましたが、ここぞのポイントから連続してイワナは飛び出してくれます。

ただ、初っ端のイワナを越えるサイズはとうとう出ず終い。

090416no5アベレージではありますがイワナらしいイワナでとても綺麗でした。

滑滝と倒木が多くなったところで今回は撤収。次、行ってみますか。

090416no6ココは、氷に閉ざされていた時から気になっていて、今回の探索でメインとしていた場所です。

さすがに水温は6℃と低いですが、寒冷地仕様のイワナですから何とかなるでしょう。

090416no71投目、巻き返しの石脇トレースでモコッて感じでいきなりこのサイズですから、テンションが上がらないなんて言ったらウソになります。

増水で遡行が難儀なのも気にならず最初の100mは、快釣そのもの。でした。

次第に倒木が多くなり、ポイントも限られ枝を気にしながらのキャストにストレスが溜まり始めます。

090416no8穏やかな気持ちを取り戻すため一服。

頭上は開け、真っ青な空が気持ちイイです。

流れに倒木が無ければ最高なんですけど、なんて独り言を言いながら腰を擡げ先へ進みます。

090416no9流れで岸が洗われ、両脇から覆い被さるように唐松なんぞが倒れているので、遡行するルートは流れのド真ん中しかありません。

流れの中を、しかも倒木を跨いだり潜ったりの遡行は倍の体力を消費させられちゃいます。

でも、25cmオーバーが出てしまうので自ずと足が先に進むのですが、そろそろ限界かも。

090416no10と、思う度にこのサイズですから一種のジレンマとの戦いでもあります。

足が上がらなくなり倒木に躓き、左手を流血させてしまったところで踏ん切りがつきました。

林の中は、流れとは別世界で快適そのもの。幾らもしないで車に到着しちゃいました。

時間が中途半端なので大人しい流れだった「あそこ」へ行ってみることに。

090416no11 着いた「あそこ」は、道路から見た感じそのまま、平坦な流れが延々に続いててフライ向きの流れです。更に水温も別格の11℃ですから期待しちゃいます。

ところが、1kmほど探索したものの、ガガンボのハッチがあるにも拘らずライズすらなく、フライへの反応も皆無でした。

ただ、踏み跡もシッカリしてるし浅瀬から逃亡した魚も居たのでココは次回への宿題としますか。

090416no12最後に宿題を貰ってしまいましたが、前回も含め探索は、当たり外れを度外視してもイロイロな発見があり、知たる流れとは比較できない楽しさがあることを再認識させて貰いました。

まだまだ、未知のエリアは沢山あるので、「その4」、「その5」とまだまだ、続く予定です。(笑)

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千曲川探索 その2

2009年04月15日 | フライフィッシング

時間調整で枝沢を覗いてみると、若干の濁りが入っていたのでこりゃー、本流はヤバイかも。

090415no1

不安的中。

案の定濁りが入ってて、ドライどころの話しではありません。

とりあえず、上流に逃げるしかないので権兵衛沢へ移動も、着いてビックリ。前回来た時より遥かに水量が多く、白い流れと化しています。

おまけに低い雲が頭上を覆い、気温とテンションも一向に上がらずで終いには眠気が‥。

090415no21時間ほど仮眠してから前回、魚の存在を確認した枝沢へ移動です。

ココの水量は前回と同じで、全く変化無し。幅1m、少しでも増えていればポイントも明確になるので期待したのですがアテが外れてしまいました。

8時過ぎ、6.6ftでキャスト開始です。

090415no3魚はフライを追うものの、中々口を開かないので#20まで落とすも結果は同じ。しかも2度目がないのも一緒です。

枝の張り出しが多いので接近戦になっちゃうためキャストする前に、走られちゃうことからコッチの存在が、バレバレなのかもしれませんね。

何とか16cmクラスを何尾か掛けるものの、難儀なキャストを強いられるのと、鹿の骨やら生々しい死骸にストレスも限界。11時過ぎに撤退です。

090415no4

林道に上がり初めて青空になっていることに気がつきました。全く余裕無く遡行していたんですね。

でも、ココの雰囲気は別格です。チョキの足跡は無数にあるし、グーの足跡があっても不思議ではありません。

あの獣臭は何だったんだろう‥。

090415no5若干の緊張感を引き摺りつつ、権兵衛沢へ移動し、前回撤退した場所から入ってみました。

それにしても水が多く、フライを置くポイントが少ないです。

今日も点の勝負になりそうですね。

090415no6魚も流れを嫌ってか、弛みと巻き返しでこのサイズは連発です。

ただ、10mに1箇所の割合でしょうか、ポイントと呼べる場所は。

090415no7浅ーい巻き返しで出た27cm。

距離にして3m、しかも流れからしてコッチを向いていたであろうにポッコリとは‥、イワナは不思議な魚ですね。

090415no8同じようなポイントから綺麗なイワナが顔を出してくれるのですが、如何せんポイントは少ないままです。

おまけに倒木も多くなり落差はないものの、徐々に足が上がらなくなってきたので今回はココまでとしますか。

090415no9入った場所から1kmくらいでしょうか、流れに変化は無く、ずーとこんな感じです。

先を見ても暫くは、同じ流れではないかと想像できます。

川通しで下るのは辛いので林に入ると、落ち葉のジュータンでルンルン、快適でした。

090415no10初日最後は、お決まりコース。何時もの場所で気持ちだけのイブニングです。

石の感じから10cm以上増水してて、水温も6.5℃。かなり厳しい釣りになりそうです。

入ってから100m、全く生命感ナシでしたが石向うの岸際をトレースしたところで、フライが消し込まれ久々のテンション。

んっ!イイ型かも。

090415no11堰堤下に落ち込まれたものの何とかネットイン。

若干スリムの28cmでした。

その後は、相変わらずハッチもライズも起こらず18時過ぎにラインを巻き取り、初日を終了です。

人家近くのとある広い駐車場の片隅に移動し、シュラフに潜り込むと深い眠りに落ちるまで然程の時間は要らなかったようでした。

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久々の快釣

2009年04月11日 | フライフィッシング

さすがに早く着き過ぎてしまいました。

朝、6時前後の外気温は氷点下。既に朝日が顔を出した日向と日陰では天と地の温度差です。

時間調整も兼ね、前回の権兵衛沢近辺の枝沢へスニーカーのまま、潜り込んでみるとスイスイと魚が走ります。

1mにも満たない流れの両サイドは低木の枝が張り出し、葉っぱが出ちゃうとショートロッドでもキツそうですが魚はなかり居るので近いうちにココも調査してみますか。

とりあえず、今日の目的地へ移動です。

感を頼りに心もとない落葉と氷の山道を下っていくと、流れが目前に現れホッとしたのも束の間、何だか拍子抜けするほど開けちゃってます。

090411no1水温はこの状況でも3.5℃。

大き目の虫もハッチしてて、リングが広がりそうなポイントなのにこの時間、さすがに水面に変化は起こりません。

魚居るのか対岸からそーと、覗き込むと。

居ました。大きな動きをしていませんが底でユラユラと。

こうなると居ても立っても居られず、8時チョイ過ぎなのに#20でキャスト開始です。

090411no2しかし、底で定位している魚は水面を意識していないのか完全無視状態。

ニンフなんかするつもりはサラサラないのでレーンを変えたり動かしたりしても浮こうともしません。水深30cmぐらいなのに‥。

そうこうしていると、その先でライズが起こりネットに治まったのがこのイワナでした。

その後は暫く待機したもののライズなし。先に進むと走る走る。魚が。

090411no3倒木と瀬続きの難儀な流れをドンドコ進んでココに到着。

汗を拭き倒木に掛け捲ったティペットを交換し、まずは倒木下流へキャストすると。

090411no4金峰に居るような金色イワナをランディング。

更にフライをメンテし、流れ込み側へキャスト。

反転流をフライが3回転すると。

090411no10流芯から突如現れた想定外の大きさにロッドを煽るのが精一杯。

下られたら一発でアウトなので、ラインを手繰りながら上流側へ猛ダッシュ。

何とかネットインしたイワナ。

イイ顔してます。

090411no5メジャーを当てると尺オーバー。

初めての流れでこのサイズにお目に掛かれるとは、

やっぱ、「千曲、恐るべし!」です。

最初の橋が見えたところでこの先は、次回の楽しみに取っておくことにして、次、行ってみますか。

090411no6昼食のバナナで腹を満たし、着いた流れに水はありません。

でも、山並みからして流れは必ず復活する筈と信じ、伏流と化した白い元流れを遡行してみました。

堰堤を二つ越えたところで案の定、貧弱ながらも流れは復活です。

090411no7一投目で流れの規模とはアンバランスなサイズ、しかもネイティブ!らしいイワナをランディング。

さすがにポイントは少なく、滑滝エリアまで進んでしまいイブニングのことを考えると、ココは潮時でしょうか。

で、ココもかなりの魚が居ます。

因みに、ココでも二桁突破でした。

090411no8イブニングは何時もの場所です。

習志野ナンバーの先客が1人、セッティング中。そう言えば、今日逢った唯一の釣り人でもあります。

下流に入るとのことなので上流へ向かい、プールにライズを探しますが風が強く、ガガンボのハッチはあってもライズはありません。

現在時刻、16時チョイ前です。

090411no9コノ時期、ライズの雨はゼロパーセントに近いので、叩き上がって瀬の状況を確認することに。

200mでライズは1回だけ。でも、ライズはなくても20cm前後は果敢に反応してくれるので気分は味わえます。

本命場所に戻り、最後のチャンスを待ちますがライズは一向に起こらず‥。

タイムリミット前に、流れ込みで2個のライズを取りましたがサイズアップなしです。

それでも小さいのが動き出したので大きいのが動き出すのも時間の問題ではないでしょうか。

仕事が一段落したので来週、再来週の平日休みを利用し再び探索とイブニングのデータ確保に勤しんでみます。

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久々の秩父

2009年04月05日 | フライフィッシング

千曲川へ行ったと思えば秩父の年券8,400円は大した負担ではないし、今後も今日みたく半日だけ秩父!ちゅーことも多々あるでしょう。

こんなどうでもイイ葛藤の末?、正丸峠を目指したのがお昼過ぎ。で、何時ものコンビニで年券を調達しマイナーなK川に潜り込んでみました。

090405no1

OonoさんHPで秩父は水が少ないとのことでしたが想像以上の大渇水です。

大場所もあるのですが足跡からして午前中は先客がいたようで、一級ポイントは無反応。

ならばエッサマンが見落とす小さなポイントを攻めるしかありません。

090405no2浅い石脇から派手に出たのが、このヤマメちゃん。

小さい割にはサビを残していると言うことは、水が少ないのでまだまだ瀬には出ていないということでしょうか。

ガレで埋まった流れでもこのサイズは結構居るので、今後に若干の希望が持てそうです。

090405no3何時もは、まだまだヤマメエリアなのに今日はイワナまで。これまた幾分サビが残ってます。

同サイズを何尾か掛けたところで、まさかのエッサマン現る。コレからが本命場所なのに残念!。

道路の水溜りに濁りも無く、バイクのタイヤ跡とか全く気配が無かったのに、一体どこから??。

090405no4_3移動したU川も水は少なく、水温9℃の影響か川底は黄色っぽくコンディションは決して良くありません。

090405no5それでもガガンボのハッチに彼方此方でライズリングが確認できます。

慎重なストーキングでライズと対峙も、主は皆、このサイズ。

090405no6陽だまりでは木々の芽吹きも始まり、一雨来てくれれば状況も変ることでしょう。

090405no7ここでのMax17cm。

ちょっと寂しいですがドライで遊ばせて貰っただけでも感謝です。

手を水に浸けてのハンドランディングも気にならない水温だったんですね、今更ながら。

090405no8サイズが小さかったのでストマックハ採りませんでしたが、水面を滑りながら滑空していた、このガガンボだったのではないかと。

さー、来週は気力と体力を充電し千曲川へ行ってみますか!。

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