Flyaokiのフライフィッシング

キャリアだけ長いオヤジのFF顛末記!!

念願の峪 その2

2020年08月27日 | フライフィッシング

昨晩でのお約束は、4時起床の5時歩き出し。

だったんですが、歩き出しは1時間遅れの6時チョイ前でした。

やっちまったなー!

とりあえず昨日の退峪したところまでひたすら歩きます。

因みに、考えることは釣り師皆同じ? 登山者に混じって数名のご同輩も。昨日すれ違った同輩さんのお話しでは、「会っただけでも3人ほど入ってる」とのことでした。

2時間後は登山者をも追い越せない狭~い登山道を歩く羽目に。当初の目的は橋上だったんだけど、少し先に結構大きな堰堤を発見しちゃったので其処はとりあえず越しときましょ! と言うことで、登山道で行ける所まで行くこととしたのです。

が、この先数メートルで登山道、残念ながらバイバイでした(涙)

結局、登山道で巻けなかった巨大堰堤は低木地獄を汗だくで巻く羽目に。全身汗だくで巻いたもののじっとしてると体が冷え切っちゃうので息が整う前にロッドを繋ぎ始めました。

さすがにココまで高度を上げると、流れに陽が射すまでは寒い寒い。

そんな中、目の前の最初のポイントから予想だにしなかったイワナ君が、一投目に出てくれちゃって(嬉)

寒さなんかどっかに吹き飛んじゃいました。

カッコいい顔つきのイワナ君、32cmもありました。

もう、これで「念願の峪」ミッションコンプリートです(笑)

途中で追い越したTanaさんが、なかなか追いついてこないので日向ぼっこも兼ね大岩の上でTanaさんを待つことに。

しっかし、人工物何もなし! 天気もいいし、尺も出たし、もう最高!

ところが、合流時にTanaさん、先行のFlyaoki がさんざ探ったはずのポイントから30.5cm出したとのこと。うーん、Tanaさん恐るべし。

さすがに巻きがキツイ堰堤がこんなにあるとは。事前に知ってたら来なかったかも(笑)

昨日の流れより魚が多く感じたのはそのせい? かもしれませんね。

が、念願の峪故、やっぱり「こんなはずじゃ・・・・なかった」が、正直な感想かな。

今年は、異常なほどの雨をもたらした梅雨が、8月まで明けなかったから来るのがこの時期になっちゃったけど、7月だったら状況が違ってたかも。

さて、時間が少し早いけど(11時半)昼飯にしますか。

とは言いつつも、登山道途中の水場で美味しい水をついつい、がぶ飲みしたのが祟ったのか腹具合が絶不調。カロリーメイトをコーヒーで流し込み楽しいはずの昼食も今日は半減でした。

午後の部も堰堤との格闘からスタートです。

しっかし、絶好のポイントである堰堤下のプールは何処も彼処も無反応。水面を意識してないはずないんだけどなぁ。

半面、意外と浅い瀬で絶好調!(たまたま食い気のあるのが瀬尻に居たのでしょうか)

とまではいかないけど昨日を思えば御の字でしょうか。

今日のこのサイズ君は、まずまず出てくれたけど、今日はTanaさんデーだったみたいです。既に2本目の尺イワナ君をゲットしてましたモン。

雲行きも怪しくなってきたところで、今日の退峪地点の橋に到着です。

地図で確認してた堰堤工事用の道路橋のはずが、見事に流され跡形もなくどう見てもただの堰堤と化しちゃってます。ちょっと前から人工物の残骸が目に付いてたけど、どうやらココの橋の残骸だったようです。

いずれにしても一旦、元道路に上がらないと事が進まないので今日何度目?またまた笹の密林斜面を息を枯らしながら這い上がる羽目に。

元橋上は崖、残念ながらロープなしでは降りられないことから予定通り素直に撤収です。

しかし、コレはもう道路の体を保ってませんね。かと言って、川通しはあの堰堤巻きを思うと、こっちの元道路を二人とも異論なく選択です。途中崩落がなければ藪でもほぼ平でしょうから・・・。

人工物が全くなく、ただの獣道みたいな踏み跡を辿り、何とか開けた場所に出たので流れを覗き込むと、おー、偶然というか32cmポイントが眼下に広がってました。

ところで元道路をホントに歩んでるのか、かなり不安だったけど苔むした石垣も出てきたりで迷ってないことが確認でき一安心。この先も崩落だけはしてないことを願って先に進みます。

願った通り崩落はなかったけど、元道路はほぼ全てが藪漕ぎだったためエネルギーの殆どを使い切ちゃったせいか、駐車場に戻った時には水も飲めないほど、疲労困憊してました。

やっぱ、歳のせい?数字以上に疲労感は半端ないです。間違いなく、今シーズン一番のハード釣行でした。退峪する前は「7月ごろもう一度来たいかな」なんて思ってたけど、今は次ないかも。

今回、2泊予定で乗り込んできたけど、どちらかともなく、

「もう帰ろうか」(笑)

と言うことで、温泉入ってからTanaさんは最寄りのIC、Flyaokiは一般道(下道)を目指すため、各々のタイミングで帰路につきました。

しかし、一人じゃやっぱり来れなかったなぁ、無理くり引き摺り込んじゃったけどTanaさん、ホントにありがとうございました。

次回は、焚火のできる所でテン泊したいね。そん時は、また、よろしくです。

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念願の峪 その1

2020年08月26日 | フライフィッシング

連日の殺人的熱射!

命を守る行動の一環として、夏休み中だったTanaさんを無理やり誘って数年来の念願?だった峪へ行ってきました。

その前に、車止めの流れが気になったので1時間ほど(笑)

小さいのがチョッカイ出す中、小さいながらも豊満ヤマメ君が唯一出てくれ、これにて腕均し終了~。

さて、歩きますか。

とりあえず1時間ほど歩いてから某堰堤上でロッドを繋ぎますが、さすが標高1,100mは日向でも陽射しは暑くありません。下界の暑さがウソのよう(嬉)

ところがどっこい、如何せん初めての峪、上流部と言うことでTanaさん共々、シューズはラバーソールを履いてきたのに、見て、この底石の色!

もー、ツルンツルン! 前回の沈が脳裏を・・・・。

恐る恐るの遡行もそうだけど、・・・・こんなはずじゃ(焦)

二番煎じなのか? 小一時間Tanaさん共々、全く魚っ気ナシ! こんなはずじゃぁ・・・。

安心してください(笑)

イワナ君、居てくれました。でも、やっぱりこんなはずじゃぁ・・・

やっとこさの2尾目もインターバル長し! 浮いて来てもしっかりフライを見極めるとは学習能力ハンパなし。

シーズン終盤は他の要素もあるけど、こんな山奥でも魚は賢くなってて、こりゃ思惑通りになりそうにありません。

(思惑=山奥、イワナ一杯、ガハハハハ!)

お山でのもう一つの楽しみは、絶景を望みながらそよ風にオデコを撫でられながら昼食です。カップ麺とカロリーメートでも最高に、うんまいです!

因みに、今日はTanaさんが「履いてみ」と、貸してくれたシムスの『ライトウェイト(ビブラム)』です。とっかえっこしたエアリスタを履いたTanaさんも「滑る」と言ってたので、水苔対応は同等なのかも。ただ、サイズがワンランク上(US9)だったせいもあるのか、下山時の下り坂でも爪先が当たらず快適でした。筋肉痛はどうしようもありませんが、足痛がないのは翌日のことを思うとありがたいですね。

さて、午後の部はと言うと、状況は変わらずで集中力も散漫になる中、やっと3尾目。

珍しく続いたと思ったら、

退峪目標の林道に到着。まだ陽は高いけど足腰が悲鳴を上げてるので清く撤退とします。

帰路途中でビタミン補給(笑)のTanaさん。

ビタミンと言うか、あまりの酸っぱさに目が覚めた! って感じでしたね。

温泉に入って体もサッパリ。明日は今日退峪した橋から上に夢馳せるため早めの夕飯、早めの就寝です。

明日も天気良さそうですよ。

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一年振りの源流 激変!

2020年08月05日 | フライフィッシング

畑作業も一段落、昨日は門扉からはみ出したサルスベリもサッパリと剪定したことで出撃許可が下りたことから一年振りの某源流へ行って来ました。

降雨量は比較的少ないエリアのはずでしたが、本流筋は抹茶オーレ状態でドライは厳しい状況でした。

さすがに車止めまで来ると若干水位は高いものの濁りは全くナシ。ルンルン気分で苔むした元林道を歩き始めたのは6時半を回ってました。

やっぱ平日最高!

ところが進むにつれ荒れ果てた元林道・・・、と言うより崩れた土砂により渓が・・・・。

見事に土砂に埋もれてます。

昨年10月の台風なのか、今年の長梅雨のせいなのか、とりあえず早めに降り立ちイワナ君チェックをすることに。

一見水が少ない様に見えますが、流れ自体がガレと土砂に埋もれちゃってるのです。こりゃ想定外の一日になりそうです。

浅い流れの石脇に居てくれましたが、汗だく遡行1時間でやっとでした。

因みに、今日は十数年前に組んだワンピースのグラスロッド。佐々野さんのオリジナルブランクのメドウクリーク、番手は3番で決まりだけど長さは好みと言うことだったので6.7ftにカット。当時は未だグラファイト全盛だったので柔らかいグラスは短い方が扱いやすかったのです。

久々に使ったけど中々どうして、イイ感じです。フライが枝に絡もうがグイグイ引っ張れますから(笑)

Gペンは苦手だったので丸ペンで書いた文字が極太なのはお愛嬌ということで。兄弟の5.5ftも今度使ってみよーっと。

更に1時間後。

ポイントが無いにしても瀬を走る影も無いので明らかに魚は少ないかも。これ以上、雨台風やゲリラ豪雨が無いことを祈るしかありません。

あまりにもポイントが無くガレ大岩を登ったり下りたりで、もう足ガクガク。早い昼飯をと思ったけど食欲ナシ。コーヒーだけで午後の部へ。

因みに今日はエアリスタを履いてきました。正直、モンベルはラバーのグリップ力はすんごいんですが、ソール幅が狭くガレ石の角が足の両サイドに当たるので超痛いのです。

ただ、エアリスタはエアリスタでラバーソールが薄くおまけにギザギザの切れ込みがボロボロ剥がれちゃうしでどちらも一長一短。とりあえずパタゴニアのラバーも仲間に入れ適材適所の出番としますか。

山の中でのコーヒーは最高と言いつつも、やっぱり沢山の魚に逢いたいのは山々。さー、もうひと踏ん張り奥へ行ってみますか。

こんなんばっかり、・・・・もうイヤ!

あの岩を越えたら撤退、なんて思ってると泣き尺君が出てくれるので撤収のタイミングが揺らいじゃいます。

こんな厳しい環境でもイワナは逞しい!

方や人間は未知のウィルスに翻弄されちゃって、どうしたもんでしょ!

さすがに角度がきつくなったところで右膝が悲鳴を上げたのでケガする前に正真正銘、撤収です。

汗だく遡行のご褒美? 天然は幻とも言われてるエモギタモギタケ、ゲットです(嬉)

次回も直出直帰、弁当持参で行こうかな。如何せんお盆も自粛になりそうなので。

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デジカメ復活!

2020年08月03日 | 雑記

先日の釣行で ”沈” してしまったデジカメですが、

密閉袋にシリカゲルと一緒の日光浴3日間で後遺症なく復活です。(因みにドライヤーはNG)

”沈” 3回目ともなると沈後のバッテリーとカードを抜き取るのも慌てず騒がず(笑)

しっかし、ほぼ平坦の流れ、しかも底石に滑った訳でもなく情けないかな躓いて ”沈” は恥ずかしぃの一言。

次回からは防水バック(ジップロック)かな。コケない自信はあったんだけど・・・・素直に今の体力を認めることにします。

久々の3万歩翌日、アキレス腱から脹脛までが痛くて歩くこともままならない・・・・、やっぱり身体は正直、過信は改めます(涙)

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スイカ終了~

2020年08月02日 | 畑作業

8月1日。

一昨日まで梅雨明けはもう少し先になりそう、とか言ってたし、昨晩は激しい雨で何度も目が覚めたのに今日、梅雨明けですって。

久々に暑くなったので、数日前に収穫しておいた2個目のスイカ(11.7kg)を割ってみると1個目以上にイイ塩梅です。甘みも濃い感じ。

畑のスイカも蔓が逝かれちゃってるので日光で焼ける前に収穫しちゃいますか。出来てるが分かんないけど。

ギリ大丈夫そうなの5個ありましたが、縞々の一番デカいのは下部に10cmほどの亀裂が・・・・

既に汁が垂れてるし、持って帰ってもしょうがないので、その場で切ってみるとこんな感じ。蔓が枯れちゃったので生育が止まっちゃったのか、種は白いし実にサクサク感がありません。

アライグマへのプレゼント、と思ったけどやっぱり埋めちゃうことにしましょう。

8月2日。

今日はスイカエリアの撤収です。

とりあえず、上の網を剥がしーの。

目隠しの防草シートを抜き取りーの、埋め込んだ網を引き抜きーの。

未熟のスイカはこのままだとアライグマが食い散らかしちゃうので昨日同様、

埋めちゃいます。

スイカはやっぱり、大玉だよね~。なんて拘ってたけど冷蔵庫には入らないし、二人じゃ食べ切るのに4日は掛かるし、甘味も飛んじゃうしで来年は成熟も早い小玉スイカにしよーーーーっと。

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