Flyaokiのフライフィッシング

キャリアだけ長いオヤジのFF顛末記!!

里川ヤマメ

2010年05月30日 | フライフィッシング

ここT川は大昔に一度来たことがあったものの、その時はFF全般のスキルの問題もあって全く生命感を感じなかったため対象から外れてたのですが、この春かーちゃん孝行でこの山頂にある牧場に来た際に、何時もの性で橋の上から何気に覗くと、ヤマメがライズしていたんです。

1日がかりの流れではないので今日、時間ができたので来てみたのですが意外にもご同輩が多く、上流へ来ざるを得ませんでした。

100530no1 堰堤が連続する短区間の様子だけでもと入ってみたものの、クモの巣と葦でまともなキャストができません。

100530no2 出てもこのサイズ。しかもこのヤマメちゃんは背中で食ってきましたよ。(笑)

ストレス限界、二番煎じ覚悟で中流へ移動です。

100530no3 エッサマンが嫌いそうなエリアで途中下車。

普段の水量がイマイチ分かりませんが葦原を流れる川の定番ポイントは葦際、そこをトレースすればこの川のポテンシャルが分かるのではないかと。

100530no4 狙い通りこのサイズは結構出ます。が、嬉しい誤算的サイズやらしき出方は皆無です。

100530no5 この時期の里川は典型的と言うか、チョット進むとこんな感じです。

100530no6 我慢の遡行も対価はこんな感じでサイズアップが望めないため、更に下流へ移動してみました。

100530no7 葦の少ないこのエリアは、来る時に先客がいたところで、さすがに今は撤収していますが肝心の魚は落ち着きを取り戻しているのでしょうか。

100530no8 膝付きキャストで対岸の岩から出てくれた今日一ヤマメ。この1尾まで、さすがに厳しかったです。

良いポイントの連続なのに出るのは10cmにも満たないヤマメちゃんばっかでしたから。岸のヨモギの踏み倒され方は明らかに”ついさっき”、砂地の足跡も真新しいですから数時間前の人の往来は明らかです。

100530no9 大場所の連続するコノ手前からアノ堰堤下まで全く反応がありません。堰堤も道路側への巻き跡が鮮明で先へ進むことは簡単でしたが今日はこれで十分です。

これからの選択肢に再び加わったことが確認できたのですから。

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日光湯川禁漁区拡大の白紙撤回

2010年05月28日 | 雑記

皆さんの意思表示の結果、5/22この件は一旦、白紙となりました。

(PDFファイル:「yukawa.pdf」をダウンロード

「先にご案内しておりました23年度の禁漁区の拡大については一旦白紙に戻し、釣り関係者を含めた幅広い関係の皆様との間で、「釣りと環境保全の両立」のための対策について意見交換をさせていただきながら、検討を進めて参りたいと考えております。」 (全内漁連HPより)

どうやら全内漁連の勇み足もあったようです。

今回のドタバタ劇の背景は近々発売予定の「フライの雑誌89号」にて明らかになるようです。

とりあえず、良かったですね。署名活動に賛同いただいた皆様、一枚が束になれば山は動くんです。

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増水の木曽 その3

2010年05月22日 | フライフィッシング

今日で今回の探索も最終日。

しかも土曜日で激戦が予想されることからご同輩にプレッシャーを与えるため、5時半に塒からココへ移動してみました。

100522no1 因みにテントもウェーダーも乾かしている最中、左に座り込んでいるのはおサルさんではありません。(笑)

100522no2 明らかなご同輩の車を3台見送ったところで流れに降り立ちます。

気温も日向と日蔭では10℃くらいの差があるのでノンビリと交互に釣り上がります。なんせ沿った林道は無いので1.5kmは、頭を撥ねられることはありませんので。

100522no3 何の変哲もない瀬からフライを吸い込んだのがこのイワナ君。まるで忍者のようでした。

出たことを伝えようとTanaさんに振り向くと、ランディングネットを持ち上げています。何でも瀬脇から25cmクラスが出たようです。

こっちは20cmすら程遠いサイズなのに‥。

100522no4 開けた流れでポイントも最高なのに今日もヤッパリ、反応はイマイチ。イエローサリーはハッチしているのにライズは全くありません。

100522no5 時間の経過で活性が上がることを期待し、更なる大物を求めて黙々と遡行するも‥。

100522no6 小さな流れ込み脇の浅い岩下からヤット出たイワナ君、結局今日のMaxでした。

100522no7 瀬脇で出てもイマイチサイズ。画を大き目に切り取ってみましたが‥。最終日もネットを濡らすことはないのでしょうか。

そうこうしていると退渓予定地の林道橋に到着。

ん?橋の傍らにジムニーが。この林道、ゲートがある筈なのに、なんで!

100522no8 大迂回林道を下りとヤッパリ、ゲートにはカギが掛っています。まー、関係者なんでしょ!と、無理やり納得するしかありませんね。

結構な距離を歩き、やっとこさ入渓地点に戻り一息後、イブニングに期待して本流筋に移動です。

100522no9 今回の探索で初めてのライズを目の当たりにし、期待は高まったんですが、‥正体はこの小さなアマゴ君でした。

いいサイズもいる筈なので悔いを残さないようギリギリまで頑張ってみましたが同サイズで完璧に終焉です。

100522no10 ゲートには他に5台車が止まっていたので情報収集しようと話しながら戻ると、地元らしき軽トラしか残っていません。

ウェーダーを脱ぎながら2人でこの3日間を総括。で、結果はイマイチも何時も同じ。

「来ずに後悔するより、来て後悔しよう」

笑って帰路に就く"おバカさん達"なのでした。

<追伸>

とっさの時は意思に反し右手の指達が踊ってしまうものの、左巻きリールには大分慣れました。が、例のフライラインは浮力と滑りに何ら不満はないものの、大昔のC社と同じでリールの巻き癖が取れ難く、フィニッシュで絡んだラインがストリッピングガイドに引っ掛るストレスはいただけません。傍で見ていたTanaさん曰く、「無理、オレには無理」と。

左手で癖を直しながら‥、慣れるしかなさそうです。

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増水の木曽 その2

2010年05月21日 | フライフィッシング

フラットなテン泊はノークッションでも最高! 9時間の爆睡でした。

前日の睡眠時間が1時間だったことを差し引いても体の痛みが朝出なかったのは、フラットな床のお陰でしょう。

100521no1 天気も最高! コレで魚の活性も高ければ言うことないのですがコレばっかりはやってみないと分かりませんね。

100521no2 7時半の流れは当然ながら陽は射し込まず寒々とした水面にミッジ微かに確認できるだけ。

今日も暫く我慢のキャストを強いられそうです。

100521no3 期待は裏切られることなく1時間半後にヤット出てくれた小さなハイブリッド。

たまに反応するアマゴもこのサイズです。

100521no4 下流に入ったTanaさんと合流するまで岩に腰かけ時間を潰します。ココでキャストする気は既に消えていました。

下流から姿を現すと思ったら頭上の橋の上からTanaさんが‥。下流も小物ばっかだったようです。

さー、移動です。

100521no5 途中、昨日は恐ろしく増水していたS川を覗くとイイ感じだったので、チョコッとキャストしたものの、あまりの反応のなさにすぐさまココへ移動してきたのですがココは林道から流れまでかなりの落差がありました。

ゲートから1km程歩いても落差が縮まらないので適当に斜面を下ってみると。

100521no6 コノ橋です。

サッサと渡ったTanaさんがニヤニヤしながら徐にデジカメを取りだしました。

高所恐怖症のflyaoki、渡ったか迂回したかはご想像にお任せします。(笑)

100521no7 ポイントは最高なのにココでも反応はイマイチ。

滝壺の岩ギリギリでやっと出たイワナです。

100521no8 あまりの反応のなさに今日の相棒である宇田バンブー&べリンガーを。

100521no9 こんな特級ポイントが連続するのに水面が乱れることがないんですから参っちゃいます。

ココを直登した先は巻き不能の3m滝、撤退です。

100521no11 荒れた支流をヘエヘエ言いながらやっとこさ林道にとり付きましたが肉体的にも精神的にもヨレヨレ状態でした。

なのに、ゲートまで戻ると「意外とこの辺で出たりして」の期待感から再び流れに滑り落ちる2人、おバカですね。

で、ヤッパリ出ませんでした。(笑)

ゴールデンタイムは、まだまだあったのに尾っぽを丸めて昨夜と同じ塒へ逃げ帰るしかありませんでした。

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増水の木曽

2010年05月20日 | フライフィッシング

お迎えのTanaさんの車に乗り込んだ時は、大した雨ではなかったのに現地到着時は車の屋根を激しく叩く程に。3時半、とりあえず仮眠ですね。

5時、とりあえず目的のS川へ向かうものの途中の本流は案の定濁流‥、流れ込む支流も悉く増水し、クリアさを保っていません。で、本命のS川は不安適中、大増水で近づくことすらできない状況です。

上流域を車で走りまわった挙句、何とか透明度を保っているK川の畔でテンション下がったままで侘しい朝食のパンをかじっていると、幸いにも雨が上がりそうな空になってきました。

若干テンションが上がったところで一気に着替え、流れに降りてみたのですが石の状態から5cmは水嵩が上がっています。再度、テンション下がっちゃいました。

100520no1 Tanaさんと交互に釣り上がるも2時間、全く反応がありません。

増水した瀬をバックに久々のバンブー1号&左巻きべリンガー&エアフロDT-3-Fの記念写真で一息ついてみましたが集中力が切れてしまったため?キャストは乱れっ放し。

100520no2 こんな開けた流れなのに新緑の枝を釣ってしまいフライを流す前にポイントを潰してしまいました。

気分転換も兼ね隣の川へ移動することに。

100520no3 このエリアはコノ喚起看板が多いこと。クマは何処でも目にしますが‥、しかも不測の事態を想定して、血清を置いている病院名まで記載されています。

私有地とかは近づけさせない姑息な手段としての「偽」を良く目にしますが果たしてその意味もあるのかは定かではありません。

何れにしても看板の有無に関係なく山へ入る時の基本なので気をつけることにしましょう。一応、遭遇率アップの雨上がりでもありますから。

100520no4肝心の流れの方は、クリアなんだけど 増水故、ポイントは限られちゃいます。

100520no5 数少ない反応で運良くフッキングしてくれたのは意外にもアマゴでした。

3時間後のランディングにホッっとすると同時に集中力も戻ってきたと思ったら、行く手に20mの滝出現。

巻き不可能のため、またしても移動を強いられちゃいました。

100520no6 目的の川へ行く途中の流れに寄り道です。

増水していなかったら流れがあるのか分からない沢ですがとりあえず、入ってみました。

ポイントはそれなりなのに、反応は全くなし。そろそろ限界かと思ったところで。

100520no7 完璧かどうか分かりませんがヤマトっぽいの出ちゃいました。

もしかして穴場?とニヤ付きながら暫く7.6ftでストレスキャストを続けるも数は出てもサイズアップなし、流れも細くなったところで目的の川へ。

100520no8 目的の川は増水で堰堤下はポイントなし。すぐさま移動したのがコノM川でした。

実はこのエリアの川は、TanaさんがGWにリサーチ済みのため、ある程度状況を把握していたので時間のロスもなく助かりました。

100520no9 サイズの上限はこんな感じもヤマトの率は高いです。

水が多いので更に上流へ移動してみました。

100520no10 林道ゲート付近からクマ鈴リンリン、クマザサ林を掻き分けたソコの流れは意外と開けててビックリ。

ただ、7.6ftで18ftのリーダーシステムはさすがに効率が悪く、止むなくリーダーを2ft詰めたのですがピンポイントにフライを置くのはチト、難儀です。

100520no11 時間帯も良かったのか反応はイイです。

アワセが甘くなったのかバラシの連続。キャストにもストレスが溜まってきたので再度、中流域へ移動し初日を終了。

今回は車中泊ではなく、テン泊トなので明るい時間帯での場所確保が肝になるので早上がりです。さー、イイ場所はあるのでしょうか。

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フライライン

2010年05月16日 | 雑記

消耗品と言えども高価なフライライン。使い慣れたSA社のに不満は無いものの、ウン千円はやはり痛い‥。

元来ズボラな性格ゆえ、釣りの最中のライン処理は自分でも呆れるくらいいい加減。踏んづけるは石に引っかかっても強引に引っ張るは、‥直ぐに傷だらけ。

そこで10数年振りにラインを換えてみることにしました。

100516no1先日、ネットオークションで調達したのですが 3本でも7千円でお釣りが来ちゃうのです。

100516no2 左巻きリールのべリンガーとセットで今週の木曽で勝手を確かめてきます。

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雪渓の吾妻川水系

2010年05月12日 | フライフィッシング

今日は、Nitoさんプレゼンの未踏山岳渓流なんですが天気予報がイマイチなのと前夜の雨量が気になったのも事実です。如何せん前回の標高600m新緑エリアとは異なり、1,000m超の流れなので水量と気温でコンディションは雲泥の差になっちゃいますから。

幸いにも高速を降りる頃には青空も広がり、買い出しで寄ったコンビニのレジのお姉さん?情報によると昨晩チョット纏まった雨が降ったとのことなので、然程心配することはなさそうです。と、この時はテンション急上昇だったのですが‥。

100512no1

山道の入口に着いた時は、ジットしていられない程の寒さです。車内で朝食を済ませ、そそくさと着替えずにはいられませんでした。

寒がりのため、暑けりゃ脱げばいいのレイヤードでNitoさんの後へ。

ドライシャツ、キャプリーン4、R1そしてウォータージャケットまで羽織ったため、さすがに流れに降り立った時には汗が滴り落ちました。が、汗が引くと一気に体が冷えてきてジャケットを纏わずにはいられません。

100512no2 イイ感じの流れとNitoさんをバックに、共にナチュラルフィールドデビューのハリスバンブーとビルバランの記念撮影。

心配した水量もNitoさん曰く「前回と同じかな」ちゅーことで大安心したのですが陽が射し込む頃から吹き出した山風が冷たい冷たい。

100512no3 開始から2時間、二人共々全く反応がありません。

頼りの巻き返しも風で飛ばされた新芽屑で塞がれ、お手上げ状態です。

100512no4 それでもポイントは最高だし、先々のポイントへの好奇心から心が挫けることはありませんでした。実は、イイ型のイワナを目にしていたのも挫けなかった要因の一つです。

100512no5 開始から2時間半後の10時、小さいものの初イワナをランディングでとりあえず「ボ」回避っと。

ハンドランディング故、この時期で5秒くらい水に手を浸けてから魚に触るのですが今日は5秒でもキツク感じました。

100512no6 迂回追い越しする時だけ流れ以外の景色を意識できるのですが、さすがに高度が上がったからでしょうか、木々の緑が小さくなってます。

100512no7 一時、ライズもあってバタバタと釣れたプライムタイムもこのイワナを最後に終わってしまったようです。

冷たい山風、しかもキャスト出来ないくらいの強風に、さっきまでウロチョロしていたクロカワゲラみたいのも姿を消しちゃいましたしね。

100512no8 少し我慢の遡行を続けましたが風も止むことなくオマケに雨まで落ちてきて‥、遂に集中力も切れちゃったので昼食タイム。

メニューは、何時ものパターンです。(笑)

でもフルレイヤードでもジットしていると寒く、フィンガーレスグラブを持って来なかったことを後悔すること頻りでした。

100512no9 あまりに寒く魚の気配も感じないので水温をチェックするとプライムタイムでは8℃だったのに今は、6.5℃しかありません。

目線の先には何やら白いモノが‥。

このエリアでコイツですか、やっぱり今年は異常ですよ。

100512no10 二人ともモノ好きというか、その先見たさで雪渓を抱えた滝を巻くため、未だ寝たままでツルツル滑るクマザサ斜面を必死でよじ登ります。

で、その先の流れはと言うと、‥滑滝の連続でした。さすがのモノ好きもこの光景に顔を見合わせ「今日はココまで」で一致。でも「今日は」が付いてるところがおバカさ、丸出しです。

約2時間掛けて戻るもお互い消化不良は明らか、どちらともなく「K川へ行こう」で、山向こう目指して車を走らせました。

この時既に15時半を回ってました。(笑)

100512no11

標高900mでも南斜面のK川は16時半でも水温は10℃。気温は低めも風は全くありません。

時間もないので早速#12CDCカディスをキャストすると。

100512no12 答えは直ぐに。

ただし、5連続バラシ後の初物ヤマメでした。

100512no13 ランディングできたMax君。

結局、18時半まで楽しませて貰い軽く二桁超えはうれしい誤算。

終わり良ければすべて良し、と今日に限ってはすべきなんでしょうが最初のH川がやっぱり消化不良です。

帰路の車中で来月、リベンジを誓った、おバカ二人組でした。

Nitoさんありがとうございました。リベンジの前に次回は、シーズン未踏のS川ですよ!!

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新緑の吾妻川水系 その2

2010年05月09日 | フライフィッシング

幾分今朝は雲も多く若干の風が吹いています。

昨日のうちに林道ゲートまで移動し、念のためご同輩にプレッシャーを掛けておいたので先客はいない筈です。ココのゲートは閉まってるので歩くにしても車が近くにある筈がありませんから。

昨日の反応の良さから7時チョイ過ぎにゲートを擦り抜け、早めに流れに立ってみました。

100509no1

チョット狭くキャストは難儀ですが直ぐに結果が。

100509no2 100509no3

しかし、相変わらずイワナは出ずこのサイズのヤマメばかり。このヤマメは正真正銘の「吾妻ヤマメ」でした。

100509no4 この一級ポイントで撤収と決め、ストーキングとフォルスキャストを抑えてマジにトレースしたんですが全くの無反応でした。

ココで出ないで何処で出る?的ポイントに裏切られたまま撤退は何処かに引っかかりを残しましたが、ココで熱くなってもしょうがないのでラインを巻き取りました。

100509no5 ゲン担ぎではありませんが水源が全く違う川へ移動もあらら、予定はもっと奥だったのに想定外にもゲートが閉まっちゃてます。

同県ナンバーの先客車も止まっているので時間経過を期待し、ココから入ってみますか。

100509no6合流地点からすると然程水は多いと思いませんでしたが記憶に残っているポイントに到着すると、やっぱり増水気味ですね。

100509no7 瀬の多いポイントからの反応は掌にも満たないサイズばかり。たまにテンションを感じさせてくれてもこのサイズ止まり。

大きいのもいる筈なのにどうも瀬には出ていないようです。

100509no8 暫くは開けた瀬が続くのでフライ向きの流れなんですが‥、状況は変わりません。

100509no9 我慢の遡行で大きな淵の肩で待望のライズ発見。逆U字でもシッピング、大分プレシャーがあるのでしょうか、それとも微妙にドラッグが掛ったのでしょうか、それでも何とかランディングでき、正直「ホッ」です。

しかし、悲しいかな後にも先にもココでのMaxでした。

100509no10 あまりの反応の悪さに中途半端な時間に退渓。重い足取りで林道を下っていると普段はチョロチョロ流れの支流がイイ感じなのでチョット寄り道。

100509no11 暗い流れを500mほど詰めてもコレっ切りでした。魚は走ったんですが我、クロカワゲラモドキは好きくなかったようです。

林道に戻り足を引き摺りながら歩いていると崩落した鋭角岩がゴロゴロ、ゲート閉鎖も頷けました。

100509no12 1,000mクラスの山々も山頂まで色付き始めたのでこの辺はハイシーズン突入と言って良いかもしれません。

イエローサリーもかなりハッチしてましたしね。

3日後にはNitoさんプレゼンの山岳渓流探索が控えているので、往生際の悪い性質ですが、今日は素直に帰路に就くことにします。

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新緑の吾妻川水系 その1

2010年05月08日 | フライフィッシング

とある細流沿いの林道を何気なく上ってたら、ショボイ流れになっちゃったので当てもなく隣のH川へ移動。数年前の大雨で壊滅状態になった川なので期待していなかったのですが中々どうして、イイ感じの流れに復活していました。

100508no1 水温を計ると8℃、未だ虫も飛んでいないし先客らしき車も全くなかったのでこの時間に来る輩はいないだろうと、余裕をこいて即席ダイニングを広げました。

今日もオニギリを持たせてくれるしで、愚妻と記していたら罰があたりそうなのでどうでもイイことですが、今日から「良妻」とします。(笑)

100508no2 大分流れに陽が射し込んできたのでテーブルも片付けず目の前流れに降り立ちます。

片付け?着いてから今まで山菜採りの車すら通りませんでしたから大丈夫でしょう。魚も出るとは限らないし即刻撤退かもしれないし。(笑)

100508no3ところがどっこい、期待に反して?ヤマメもイワナもポコポコ出ちゃいます。ただ、浅い瀬続きのポイントのせいかコノサイズを超えてくれません。

枝の張り出しも多くなり、集中力も欠落し始めたので思い切って下流へ移動してみました。

100508no4 幾分水量も多くなった場所から踏み跡を辿って降り立つと、イイ型が瀬尻から猛スピードで走ります。

真っ赤なR1を纏ったことを後悔しても今さら着替えるのもねぇ。ココはストーキングと低姿勢でカバーです。が、暫くは掌サイズから脱却できず我慢のキャストが続きます。

100508no5何とか頭上も開けストレスレスでキャストできる場所に到達、何時出てもおかしくないポイントなのに全く反応なし。

では、とストーキングで巻き返しにフライを置くと、出てくれましたよ 。

100508no6 同じようなポイントから今度は、25cmが、これって今シーズンのナチュラルレコードではないですか。

その後は枝にフライは掛け捲り。おまけに百戦錬磨のアカマダラモドキを遂に魚に持って行かれちゃって心挫ける‥。

移動ですね。

100508no7モノトーンの山々ばかりを見てきたので、高気温もさることながらやっと春を実感した気がしました。

100508no8

尾根一つ越えただけで水源は同じ川ですが、ココは滑が発達した川なので減水期は勝負にならないんだけど今日は、イイ感じ。

100508no9以前はイワナも混じったのに全てヤマメで大きくてもこのサイズ、大きいのは連休で抜かれちゃったのでしょうか。

100508no10 因みに、ココも黒点が殆どない吾妻ヤマメの宝庫だったのですが近年は、パーマークも丸い新ヤマメに取って替わってます。

100508no11 サイズアップもイワナも期待できないので今日は一旦上がり、明日、上流部を探ることとし、崩落したままの林道を明るいうちに下りました。

何れにしても行き当たりばったり、崩壊した川も年数経過で復活していたことが分かっただけでも収穫でした。

明日の上流部もイワナに会えるといいのですが、さー、どうでしょうね。

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ヤマト探索 その3

2010年05月04日 | フライフィッシング

最近は川の畔で夜を明かすパターンばかり。昨夜、ココに移動した時は過去の記憶からソコソコのポイントかと思いきや、朝になって眼下の流れを見ると、悲しいかな重機で均された浅瀬と化していました。

里川は災害予防とか補修とかで、簡単に流れまで弄られてしまうため2年前の記憶など中てにならないのをココでも実感させられちゃいました。

100504no1 5時の気温は標高1,200m超でも4℃。ただ、目前が山並みのため陽の射し込む時間は7時頃かも知れません。

とりあえず、コーヒーです。

100504no2 移動も面倒なので均された瀬を少し遡行し、本来の流れが復活したところから今朝もナントカの一つ覚え、アカマダラモドキでキャスト開始です。

100504no3 しかし、やっぱり小一時間水面に変化なし。9時近くになるとハエみたいなのが煩いほど体に纏わり付き始め、やっとライズも。が、全くフライには反応せず。

#18カディスも無視されハッチしている虫に色だけ近い、#14クロカワゲラモドキでやっと、出てくれました。

100504no4 その後が続かず、低い取水堰を超えたところで2人組の先行者発見。清く?撤収です。

ハエと共に沢山出ていたのがコノ虫。関東ではあまり目にしたこともないので勿論、名は知りません。

蕎麦屋の開店まで小1時間もあるけど、蕎麦屋の駐車場で待つことにしますか。

100504no5意外にも開店時に並んだのは3人でチト拍子抜け。

出てきた蕎麦も以前に比べ"激減"した気がするのは気のせい?。

でも、昨晩移動した価値はありますね。最近、都幾川で出会った「絶品蕎麦」がココと双璧かと感動したけど、やっぱりココのは「別格」でした。

100504no6 霞んだ御嶽山を眺めながら何処に入ろうか‥。

結局、今日の目的を果たしてしまったせいか、選択肢も広がらないため、安直に一番近いN川へ。

100504no7 大場所を嫌い人家裏の浅瀬ポイントに入り対岸の護岸でライズを取ったのはいいけど、今までココではお目に掛ったことがない、胸鰭欠落の完璧な放流君。

この3蓮チャンに我慢も限界、流れから撤退です。

100504no8 こうなると綺麗な魚で最後は締めくくりたいので山を越えたS川へ移動です。

林道が未舗装になったココは未体験エリアです。途中、らしき車も止まっていなかったので期待できるかと思ったのですが。

100504no9 30分で緊張感、プッツリ。大場所が少なく瀬の連続、水温も10度を超えているのに全く反応ナシです。これで、ふた休み目かな。

因みに、ベストの表側はフロータントボトルだけ。ピンオンリールの小物類はリーダーやティペットが絡むため全て内側に付けています。釣り仲間のNさんではありませんが、ランディングネットも最近は背負ってません。

100504no10 それでも意地の遡行を続けていると、時合なのか途端に反応が良くなり始めちゃいました。

100504no11 ハイブリッドではありますが、野性味溢れる今回の締めに相応しい?イワナ達に感謝です。

100504no12 気が付けば空の明るさだけが目立つ時間帯になってました。人間臭さが残る中流域に戻れば未だ、若干釣りになるでしょうが、もう今日は満足です。

ウェーダーを脱ぎ、特設ダイニングをセットしコーヒーをドリップ。3日間の感謝を込め流れに一礼し、帰路に就きました。

やっぱり、未知のエリアは面白いです。これだから止められません。

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