野の花 庭の花

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黄色のオドリコソウの園芸種「ラミウム・ガレオブドロン」(春の花 21-23)

2021年04月12日 07時19分38秒 | 

黄色のオドリコソウの園芸種「ラミウム・ガレオブドロン」。葉に銀白色の斑が入るのが特徴。オドリコソウも園芸種になるとこうなるという見本のようなものとしてみると興味深い。

(2021年春 川崎市)

■春の花シリーズ

「サクラソウ」(春の花 21-01)
「ワスレナグサ」(春の花 21-02)
「ヒメツルソバ」(春の花 21-03)
「レウィシア」(春の花 21-04)
「オオキバナカタバミ」(春の花 21-05)
「スイート・アリッサム」(春の花 21-06)
「ドウダンツツジ」(春の花 21-07)
「カントウタンポポ」(春の花 21-08)
「ホウキモモ」(春の花 21-09)
「アリウム・トリケラトゥム」(春の花 21-10)
「シャガ」(春の花 21-11)
「チョウセンレンギョウ」(春の花 21-12)
「キブシ」(春の花 21-13)
「キランソウ」(春の花 21-14)
「アネモネ」(春の花 21-15)
「タネツケバナ」(春の花 21-16)
「ヘビイチゴ」(春の花 21-17)
「山吹」(春の花 21-18)
「ホトケノザ」(春の花 21-19)
「海棠」(春の花 21-20)
「セイヨウシャクナゲ」(春の花 21-21)
「ホウチャクソウ」(春の花 21-22)

■早春の花シリーズ

「チロリアンデージー」(早春の花 001)
「クリスマスローズ」(早春の花002)
「ツルニチニチソウ」(早春の花 003)
「ペーパーホワイト」(早春の花 004)
「日本水仙」(早春の花 005)
「黄水仙」(早春の花 006)
「カラスノエンドウ」(早春の花 007)
「ラッパスイセン」(早春の花 008)
「ヒマラヤユキノシタ」(早春の花 009)
「ジンチョウゲ」(早春の花 010)
「ヒメオドリコソウ」(早春の花 011)
「アラセイトウ」(早春の花 012)
「オオイヌノフグリ」(早春の花 013)
「ハクモクレン」(早春の花 014)
「玉縄桜」(早春の花 015)
「タチツボスミレ」(早春の花 016)
「河津桜」(早春の花 017)
「ノースポール」(早春の花 018)
「ヒヤシンス」(早春の花 019)
「ミモザ」(早春の花 020)
「フレンチ・ラベンダー」(早春の花 021)
「シデコブシ」(早春の花 022)
「ムスカリ」(早春の花 023)
「レンギョウ」(早春の花 024)
「クロッカス」(早春の花 025)
「馬酔木」(早春の花 026)
「ヤグルマギク」(早春の花 027)
「雪柳」(早春の花 028)
「イベリス」(早春の花 029)
「オオアラセイトウ」(早春の花 030)
「スノーフレーク」(早春の花 031)
「モクレン」(早春の花 032)
「ハナニラ」(早春の花 033)
「ヤマザクラ」(早春の花 034)
「ネモフィラ」(早春の花 035)
「キンギョソウ」(早春の花 036)
「福寿草」(早春の花 037)
「ベニスモモ」(早春の花 038)
「ソメイヨシノ」(早春の花 039)
「ハルジオン」(早春の花 040)
「キュウリグサ」(早春の花 041)
「コブシ」(早春の花 042)
「ヤエベニシダレ」(早春の花 043)
「カタバミ」(早春の花 044)
「ゼラニウム」(早春の花 045)
「ハコベ」(早春の花 046)
「おやゆび姫」(早春の花 047)
「ヒュウガミズキ」(早春の花 048)
「ヒイラギナンテン」(早春の花 049)
「ムラサキサギゴケ」(早春の花 050)
「源平枝垂れ桃」(早春の花 051)
「レッドキャンピオン」(早春の花 052)
「イワニガナ」(早春の花 053)
「アブラナ」(早春の花 054)
「ジャノメエリカ」(早春の花 055)

ラミウムの基本情報
学名:Lamium
和名:オドリコソウ(踊子草)  
科名 / 属名:シソ科 / オドリコソウ属(ラミウム属)

ラミウムは、日本に自生するホトケノザ(Lamium amplexicaule)やオドリコソウ(L. album var. barbatum)の仲間ですが、最もガーデニングに利用されるのは花が紫色のラミウム・マクラツム種(L. maculatum)由来の園芸品種です。地面を這うように広がる枝は1mぐらい伸び、グラウンドカバーやハンギングバスケットに多く利用されます。5月から6月、立ち上がった茎の先端にサルビアのような花穂を伸ばして花を咲かせます。葉は周年観賞できますが、葉が最も美しいのも開花時期です。
黄色の花を咲かせるがラミウム・ガレオブドロン(L.galeobdolon)は、かつてラミアストルム属(Lamiastrum)に分類されていたこともありますが、今は本属に分類され、ラミウムの代表的な種となり、グラウンドカバーやハンギングバスケットなどに利用されています。‘ハーマンズ・プライド’は葉に明瞭な銀白色の斑が入る美しい園芸品種です。

基本データ
園芸分類 草花
形態 多年草 原産地 ヨーロッパ、アフリカ北部、アジアの温帯地域
草丈/樹高 20~40cm 開花期 5月~6月
花色 白,ピンク,黄,緑,紫 栽培難易度(1~5) 
耐寒性 強い 耐暑性 弱い
特性・用途 常緑性,カラーリーフ,耐寒性が強い,日陰でも育つ,グラウンドカバーにできる

種類(原種、園芸品種)
ラミウム・マクラツム
Lamium maculatum
地中海沿岸原産の原種。草丈20cmほど。横へ広がるほふく枝を伸ばす。多くの園芸品種がある。
ラミウム・マクラツム
ラミウム・マクラツム‘ビーコン・シルバー’
Lamium maculatum ‘Beacon Silver’
マクラツムの園芸品種で、紫色の花を咲かせる。葉は銀葉で縁が緑色。
ラミウム・マクラツム‘ビーコン・シルバー’
ラミウム・ガレオブドロン
Lamium galeobdolon
ヨーロッパからアジア西部原産。ツルオドリコソウとも呼ばれる。草丈40cmほど。茎が立ち上がり、5月から6月に黄色の花を咲かせる。葉に銀白色の斑が入り最も美しい種。よく繁茂し、丈夫で育てやすい。
ラミウム・ガレオブドロン
ラミウム・ガレオブドロン‘ハーマンズ・プライド’
Lamium galeobdolon ‘Harmann’s Pride‘
ガレオブトロンの園芸品種。鮮やかな銀白色の斑が美しいシャープな葉をもち、5月から6月に黄色の花を咲かせる。



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