ふるやの森

地球文明の再生に向かう
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アメリカの霊性のめざめ 2

2008-04-04 15:42:04 | 世界の中心で英語教育
ラルフ・ウオルド・エマソン(1803年3月25日生まれ)は、19世紀初期のアメリカ超越主義運動の指導者で、エッセイ・哲学・詩の分野で作品を残した。エマソンは同時代人の宗教・社会思想から次第に決別して、自分独自の超越主義思想を1836年に「ネイチャー」に表現した。この画期的な作品を発表すると共に、彼は1837年に「アメリカの学者」と題する講演を行い、これは「知的分野における独立宣言」であると評価された。エマソンはこういう言葉を残している。「自分らしくありなさい。本来のあなたこそすべてであるのだから。」当時最高の雄弁家として知られたエマソンの公演は熱意にあふれ、聴衆への敬意に満ちていて聞き手を魅了したものであった。彼が奴隷制度廃止論者であったことは、聴衆の中の一部から反発を受けることになったが、それはごく例外的な事例であった。自分の業績を一言でまとめるように求められてエマソンはこう語った。「私の中心的な思想は、一言で言うなら、個人の中に秘められた無限の可能性である。」
Ralph Waldo Emerson


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