敗戦後、日本国憲法と教育基本法がGHQによって”あてがわれ”日本は民主主義国家として出発した。その後の教育で、戦争は完全な間違いであり戦前の日本は自由の無い天皇制ファシズムであったと教えられた。この出発点がそもそも間違っていたと最近考えるのである。なぜなら、日本という国家は数千年にわたって天皇と共に歴史を刻んできた国家であり天皇への畏敬の念を喪失したら日本民族ではなくなってしまうからである。天皇は国家全体の神主であり、天皇陛下を通して神が語っていると古来日本民族は信じていたのである。その伝統が切断されたのが、この戦後の数十年であった。この視点で、新憲法と新教育法の創設を検討してほしいと思う。今、日本人にとって強く求められるものは、民族と国家の歴史と伝統への誇りと愛着の復権である。