ふるやの森

地球文明の再生に向かう
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世界共通語

2006-08-01 17:53:06 | 世界の中心で英語教育
英語がアメリカ・イギリスの植民地政策によってアジア・アフリカに普及したのは歴史的な事実である。英語を世界共通語に採用することによってアメリカ(イギリス)の世界支配を許してしまうことになるから、それに代わる言語を用いるべきである、という論には承服できない。現実に英語が共通語化しているのだから、その現実を認めれば良い。ただし、アメリカ英語をモデルにするのではなく、各国の訛りを認めて、最低これならば通じ合えるというベーシック・イングリッシュを共通語にするべきである。なぜなら、各国はそれぞれの母国語と文化を保持しており、それを捨て去ることはできない。母国語を日常使用する限り英語はその影響を受けざるをえない。日本の英語教育で言えば、中学英語レベルの英語で通じ合えるような国際コミュニケーションの方法はないだろうか?
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YouTube誤解攻撃事件が投げかけるもの

2006-08-01 11:25:28 | アンドロメダ評議会
YouTubeの悲しい事件・・・2チャンネルの匿名性と集団心理が誤解のエスカレーションを生み出した。日本留学中の女の子が投稿する前に日本人が仲裁に入るべきだった。現在の世界情勢の中で、アメリカ人というだけで反感を持つ人々が増えているのも事件の背景としてあるだろう。ここで呼びかけたいことは、ブッシュ政府とアメリカ国民を区別することの重要性である。アメリカ人の中にも世界の平和を願う人々が数多くいるのだから、その人々とは連帯するべきである。インターネットは人と人をつなぐためにこそあるのではないだろうか。
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ブログ研究


私が教師になるまで 2

2006-08-01 10:28:53 | ぜひ!こそ!教師
当時の新左翼の大学論では、大学はより高い価値の労働力商品を生産する工場でありそこで教えている内容は体制を肯定するイデオロギーであると全否定された。だが、教育現場に立つと大学で学んだ言語学や教育学の知識が教師として立脚する基礎になっていることに気づき感謝している。英語教師としては、20世紀の構造言語学の基礎と新教授法の輪郭を知っておくことは不可欠である。マルクス主義の考え方を知っておくことも良いが、教育現場に左翼イデオロギーを持ち込むべきではない。教育は特定の政党を支持するためのものであってはならない、と、今では考えるようになったが当時の教育学は左翼が主流を占めていたために、その影響を受けて自民党の文教政策と文部省に教育荒廃の原因があると考えていた。残りの学生生活は、出稼ぎ地域研究のゼミナール活動と地域の子供を集めて遊ばせる子ども会活動をしてすごした。当時の倫理社会という科目に関心があったので、社会科の免許を取ったが、合わせて英語の教員免許を取得するために留年をした。
チビと暮らした頃