ミュウのCLASSIC ROCK LOVE

70年代、80年代のロックとその周辺の音楽について気の向くままつぶやきます♪最近のロックも取り上げます。

【メタル・ファン限定記事!!】メロデスからデス声をとって、クリーン・ボイスへ Cyhra  /でも、やっぱりメロデスへ THE HALO EFFECT

2022-03-12 22:15:03 | LAメタル

メタル系記事です。

だから、メタル・ファンだけ聴いてくださいね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私のブログにコメントをいただいている slayer さんから、メロデスのバンドについて、デス声の部分をクリーン・ボイスでやってくれないかな?というご意見があったので、このバンド「サイラ」を思い出しました。

このバンドの中心人物はメロデスのパイオニアであるイン・フレイムスの創始者、イェスパー・ストロムブラードです。ヴォーカルは元アマランスのクリーン・ボイス担当のジェイク・E。

初期のイン・フレイムス風のサウンドにメロディアスなメロディのヴォーカルが乗っていて、ちょっと面白いです。2017年の発表の作品です。

Cyhra - Heartrage

Letter To Myself

 

 

 

 

 

 

ちなみに、そのイェスパーは2022年現在は、メロデスの世界に戻っています。

THE HALO EFFECT という元イン・フレイムスのメンバーを集めて、往年のイン・フレイムスっぽい作品をつくってます。

個人的にはかっこいと思っています。このリフにやられちゃうんですよね(笑)。ダーク・トランキュリティのミカエル・スタンネの声はデス声でも、聴きやすいと思うのです。

THE HALO EFFECT - Feel What I Believe (OFFICIAL MUSIC VIDEO)

 

 

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この二つのバンドには70年代前半の英国の香りがする。Heavy Metal Kids と The Sensational Alex Harvey Band

2022-03-12 09:13:41 | ブリティッシュロック

私がロックを聴き始めたのは1974年。

当時、ロックの知識を得るための手段としては、AMラジオ、FMラジオの聴取、そして、FM雑誌、ロック専門雑誌に目を通すことしかありませんでした。

当時、中学2年生だった私は、もっとも子供に読みやすいミュージック・ライフに知識を頼ります。中村とうよう氏のニュー・ミュージック・マガジンはバンドとかアメリカの渋いバンド好みで、中学生には重かった。

そのミュージック・ライフでレコード会社の広告でよく見かけたのが「ヘヴィ・メタル・キッズ」と「ザ・センセイショナル・アレックス・ハーヴェイ・バンド」です。

どちらも、名前が強烈でした。

「ヘヴィ・メタル・キッズ」に関しては、ジャンルとしての「ヘヴィ・メタル」とは全く関係なく、ウィリアム・バロウズの「ノヴァ急報」から採っているそうです。でも、当時はそんなこと知らずハード・ロックに違いないと思い込んでました。実際耳にすると、ボーカルのゲイリー・ホルトンの特徴のあるヴォーカルが際立つ、わりと普通のロックン・ロール・バンドで、ちょっとがっかりしたことを覚えています。やはり、パープルやサバス、ZEPのような尖がった音に飢えてましたからね。年月が経ち、中高年になって聴くと、けっこう味を感じるようになります。個性があっていいバンドですよね。渋いと言えば渋いかも。

Heavy Metal Kids - Hangin' On [1974]

 

「ザ・センセイショナル・アレックス・ハーヴェイ・バンド」はバンド名の長さで、興味を持ってしまいました。そしてヴォーカルの人の縞々ボーダーラインのTシャツにも。このセンスは日本の楳図かずお(グワシで有名な漫画家)先生と同じですね。

当時、演劇チックなライブの噂を耳にしましたが、結局はよく聴きませんでした。ラジオでもほとんど流れていなかったしね。ネットがない時代は、こういうややB級(失礼!)のバンドって、思い切ってレコードを購入しない限り聴くことができなかったのです。

まあ、自由に使えるお金がない子供の私は、お金持ちの友達にレコードを借りるか、レコード店で、お目当てのレコードを買うついでに、こうしたバンドを試聴させてもらうとかしてましたけど(笑)。

大人になって聴くと、なかなか面白い。やはり個性があって、動画をみると惹きつけられるものがあります。

The Sensational Alex Harvey Band - Swampsnake

 

70年代前半、イギリスで活躍したバンドで大成功に至らなかったバンドって、けっこう気になりますね。アメリカのバンドと違って、屈折したポップ感覚やロック感覚があって、変だなあと思いながら、耳を傾けてしまいます。クイーンのように、完全にポップなメロディをうたい上げるバンドはけっこう少数派のような気がします。

コメント (8)
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フュージョン好きなら、ちょっと押さえておきたいバンド。  Koinoniaって、覚えにくい名前だけど。

2022-03-09 15:46:42 | fusion

あの、スーバー・ベーシスト、Abraham Laborielが中心となって結成した1980年代のフュージョン・バンド(80年結成し、91年まで活動)、Koinonia の4枚の作品からつまみ食いしてみました。

この4枚のCDはすでに廃盤になってしまい、2010年に4枚セットで発売されたものの、それもまた取り扱いなくなったようです。中古品なら売ってるようですね。

でも、動画サイトでちゃんとアップされています。

メンバーはドラムがBill Maxwell、ギターがHadley hackensmith、Dean Parks、キーボードがHaran Rogers、Lou Pardini、サックスがJusto Almario、John Phillips、パーカッションがAlex Acuna。

 

まず、1982年発表のファースト・アルバムからアルバム・タイトル曲「モア・ザン・フィーリン」を。

More Than a Feelin'

おお、リー・リトナーみたい。何となく楽しくなるギターのフレーズです。

リラックスして聴けますね。

 

次に84年発表のセカンド・アルバム(ライブ)からやはり、アルバム・タイトル曲「セレブレーション」。

Celebration

ふわふわしたシンセが作るリフが私の好きなアイスランドのメゾフォルテを思い出させます。サンバ風のリズムに切れのあるギターが乗るのが気持ちいいです。サックスとギターがユニゾンしたりするところも気に入りました。エイブラハム・ラボリエルのベースソロがありますね。

 

86年発表のサード・アルバムから、やはりアルバムタイトル曲「フロントライン」。

Frontline

この曲はロックっぽいですねー。勢いのある曲です。テーマリフに力があります。ユニゾンで決めるところがかっこいい。ベースがけっこう目立つところありますね。ベーシストがリーダーですからね。

バラードっぽいしっとりした曲「Greatest Love」も聴きましょう。歌なしですけど、誰かに歌ってほしい感じですね。しっとりします。

Greatest Love

 

1989年発表の4作目「KOINONIA」からは3曲セレクト。今度はタイトル曲ではありません。まずは「Alegria」。

Koinonia - Alegria

この曲はサックスが活躍。ノリのいいアタック強めの曲。

 

2曲目はこの曲「カム・シェア・マイ・ワールド」

Come Share My World

オシャレな曲ですね。軽めのアコースティック・ギターとコーラスがいい味付けをしています。やはり、サックスが活躍するとオシャレ感覚が増しますね。

 

最後は歌物。「Talk About It」。見事にご機嫌なAORになっています。完璧な歌にアレンジですね。88年に加入したLou Pardiniは歌が上手い。彼は後にシカゴに加入してますね。さすがです。

Talk About It

 

入手困難な作品でも、ネットで、いつでも聴けるんですから、便利な世の中ですね。80年代、こうやって彼らの曲を聴くようになるとは夢にも思わなかったでしょう。

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イントロはエイジア風、歌が始まれば70年代の日本の歌謡曲 AUTUMN'S CHILD - Never Say Die (Official Audio Video)

2022-03-06 18:09:19 | メロディアス・ロック

AUTUMN'S CHILD - Never Say Die (Official Audio Video)

昨年末に発売された最近の作品です。

極めて日本人好きのメロディとアレンジなので、とりあげることにしました。

ミカエル・アーランドソン(Vo)率いる北欧のメロディアス・ロック・バンド、Autumn’s Child  の3枚目のアルバムからです。

ミカエルはスウェーデン出身。ドイツのバンドのFAIR WARNINGのギタリストだったアンディ・マレツェクと組んだラスト・オータムズ・ドリームというバンドでの活動を経て、結成したバンドです。

どうも北欧の人は、日本人の好きなクサいメロディを作るのが得意のようですね。

この曲は、エイジアばりの派手なイントロのあと、ちょとダサメのアレンジなんですが、サビの部分のとろけるようなメロディ展開が実に日本人好みで参ってしまいます。

ヴォーカリストとしては、パワーがないので私としては物足りないと思うのですが、この曲のサビの部分は合っていますね。

アメリカでは死滅したこの手のメロディアス・ロックは、最近ヨーロッパで、実に活発です。

たぶん、一国のヒット・チャートでは全然ダメなんでしょうけど、ネットの力で、世界中のマニアが配信等で購入するからやっていけるような感じでしょうか?薄く広く人気があれば、ニッチな音楽もやっていける時代なのですね。

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イギリスのバンドなのに、アメリカっぽさ満載。 McGuinness Flint - When I`m Dead And Gone

2022-03-04 22:05:13 | フォーク・ロック

McGuinness Flint - When I`m Dead And Gone

先日、ギャラガー&ライルを取り上げた流れで、このバンドをご紹介しましょう。

1969年結成です。元マンフレッド・マンのギタリスト、ベーシストのトム・マッギネス、元ジョン・メイオール・ブルース・ブレイカーズのドラマー、ヒューイ・フリント、ソングライター・デュオのギャラガー&ライル、キーボードのデニス・コウルソンでスタートしました。

最初にご紹介するこのデビュー・シングル(1970年)「 When I`m Dead And Gone」が全英チャート2位、デビュー・アルバムは全英5位、セカンド・シングル「Malt And Barley Blues」も5位となかなかの成功でした。

McGuinness Flint - Malt And Barley Blues

どうでしょうか?このカントリーっぽさというか、スワンプの香りというか、アメリカの音楽の雰囲気がたっぷりです。

ザ・バンドを意識したらしいんですが、見事にイギリスで受けたようですね。実にユニークです。

セカンド・アルバムを発表後、ギャラガー&ライルは独立。その後メンバーを補充し、全曲ボブ・ディランのカバー・アルバムを発表。アメリカかぶれなんですね。

その後、「Rainbow」、「C'est La Vie」と2枚のアルバムを残しています。

 

「Rainbow」からはこの曲。アメリカのフォーク・ロックって感じですね。ハモリの感じもアメリカっぽい。

McGuinness Flint - If You Love Me (1973)

 

「C'est La Vie」からはこの曲、「Fast Eddie 」。何となく、サザン・ロックのマーシャル・タッカー・バンドとか思い出します。時代的には一緒ですね。

ギターの音とベース・ラインがお気に入りです。音の切れがいいですね。実に耳になじみます。

McGuinness Flint - Fast Eddie (1974)

 

私は、このブログでイギリスのカンタベリー・ロックの特集を続けていますが、その真逆の音楽性を持つバンドも当時あったというのはおもしろいです。

これも、ブリティッシュ・ロック?

 

コメント (2)
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