回遊草(KAI YU SO)

さすらいの乙男妄想オヤジの妄想ブログ。あらゆるジャンルのカワイイを中心に浮気中?でも、惚れてるのはやっぱり「ミク」かな?

この一年を振り返って・・・

2007-12-31 22:59:19 | 倖田來未(くぅちゃん)
くぅヲタとしては、一番の出来事は「アリーナ・ツアー」です・・・。


今年は、地元でのライブが続いて、夢のようでした・・・。

ap bank fes.07(つま恋)は台風の影響で中止になってしまいましたが、「a-nation'07」(つま恋)、そして「アリーナ・ツアー」(エコパ)と初めて地元でのライブに参加できたことが、感激もひとしおでした。

「エコパ」は地元なのにほとんど行ったことがなかったけど、自慢できる立派な施設で、その広い会場いっぱいにくぅちゃんファンのかっこいいギャル系の女の子たちがあふれるように歩いている姿を見て、すごくうれしかった・・・。

もちろん、アリーナに揺れる「光の波」もすごくきれいでした。

念願の「バンド」もうれしかった。欲を言えば、『Cherry Girl』の「間奏」のギターのところもキッチリやってほしかったんだけどね・・・。

「ファイナル」の「東京ドーム」にも、思い切って行きました。初めての「オフ会」も体験しました。もっと大人数かと思ってたけど、意外に少なかったのは残念でした・・・w

いちばん印象に残っているのは、「美穂」さんの「花魁(おいらん)」でした!!!

「東方神起」「ブルーマン」と観たかった2組が出てきたときは、マジで飛び上がりました・・・www


「関口知宏」の中国鉄道大紀行から…

2007-12-31 20:58:58 | Weblog
彼は、ずっと鉄道で「暮らし」てるんじゃないだろうか・・・w


これを観ていると、「中国の人々」の温かさが強く伝わってきます。

当たり前のように見ず知らずの「旅人」をもてなす人々の姿を見ていると、「日本」が失くしたものがそこにある気がします。


今年前半は、「食品」とか「遊園地」とかw、「中国バッシング」がありました。そしたら、出るは出るは、次々と「日本」でも「偽装」が発覚しました。
トドメは「船場吉兆」の「ささやきオババ」でしたが、本当に「恥知らず」な日本人がこんなにもいたのかと、哀しくさえなりました。




先日の『Yuming Films』の中の1話のヒロインのひとりが、中国から来ている「留学生」でした。

久しぶりに行った「秋葉原」でも、「中国語」?をよく耳にしました。日本にもかなりの中国の人たちが来ているんでしょうね。

私の「仕事場」にも、中国から来ている人たちがいます。彼らは、とても真面目な仕事振りです。日本の「若者」よりも、ずっと熱心に仕事をします。


・・・たぶん、10年もしないうちに、日本は「中国」に全ての分野で追い越されると思います。


「熱愛報道」について

2007-12-28 22:56:30 | 倖田來未(くぅちゃん)
今朝の「芸能ニュース」で「オダギリジョー」くんと「香椎由宇」さんの「ツーショット結婚会見」を見ました。

印象的だったのは、オダギリくんの“この人とは、初めから結婚を前提に付き合おうと思っていた・・・”みたいな言葉でした。

「健全」な考えというかw、私は、男らしく「カッコイイ」と思いました。

そりゃあ、芸能人の中には「梨園の●●」と呼ばれる、“女遊びは、芸のこやし”などと時代錯誤の言葉が平気に出てくる別世界の住人もいますが・・・。

もっとも、本当の「女遊び」とは、「プロ」の女性たちを相手にしてのこと。「芸能界の若い女の子」たちという「素人」さんを相手にするようじゃ、「芸」の高が知れてるってもんよ・・・w



さて、「前振り」はこれくらいで・・・。

「木村拓哉&工藤静香」「長瀬智也&浜崎あゆみ」「中居正広&倖田來未」

親子4人の幸せな「家族」もあれば、「破局」、「???」もあり・・・w


私の「価値観」から、「女性」中心の視点での考えです。


「工藤静香」さんも、とても「才能」のある女性です。音楽だけでなく、「絵」の才能もあるし、「英語」もペラペラです。今流行の「帰国子女」かと思ったら、なんと子育てしながら勉強しているのだそうです。『英語でしゃべらナイト』でのやりとりでは、イギリス英語とアメリカ英語の違いも知ってましたから、相当のレベルだと思います。

“「英語」なんてと”思う人もいるかもしれませんが、英語でしゃべれるとうことは外国の人ともコミュニケーションが取れるということです。それは、彼女の「価値観」とか人柄にも豊かな影響を与えるということです。

今正に「子育て中」ですが、それでもクリエイティブな活動もやっています。大変、魅力的な女性であり、尊敬します。




「あゆ」は、言うまでもなく、今や当たり前になった「自立した女性」の「先駆け」のひとりであり、彼女の「活動」そのものが「象徴」でもありました。

まるで「お人形さん」のような外見の内に秘めた、溢れるばかりの「才能」と「熱情」は音楽というジャンルを越えて「社会現象」にさえなりました。

彼女は「愛」も歌っていますが、際立つ「特徴」はその「メッセージ」性です。人間の「尊厳」を歌っているとさえ思えることが珍しくありません。



彼女も「恋愛」をした(する)のでしょうが、それが「濱崎歩」の幸せになるのかは分かりません。


「プリマ」とか「プリンシパル」とか呼ばれるトップレベルの女性バレエダンサーがいます。彼女達は、トップであり続けるために想像を絶する「鍛錬」や「体の手入れ」をします。バレエとは、それほど「肉体」とその「運動性」を極限にまで研ぎ澄ます「芸術」だからです。

そのひとつが「子どもを作らない」ことだそうです・・・。

また、彼女達は信じられないくらい長く踊り続けます。

その結果、「プリマ」の才能は次の世代には受け継がれないのです。将来、「対外生殖」の技術が進歩しない限りは・・・。

「プリマ」は、「NOVA(超新星)」のように突然に現れ、目も眩むような輝きを放ち、やがて静かに消えていくのです。

もちろん、プリマも恋をするし、「結婚」だってします。しかし、「現役時代」は子どもを作らないのです・・・。それが、「プリマ」としての「幸せ」の「代償」なのでしょうか・・・。


「濱崎歩」も「浜崎あゆみ」としての幸せの「代償」を払っているように思えます。





さて、「倖田來未」は、また違います。

彼女は、平気で「結婚したい!」と口にするし、「子どもが欲しい!」と言います。
さらに、ステージで子どもを抱っこしながら『selfish』を歌いたいとも言っています。

だから、ファンもその「姿」を見たいと思っています。


何度も言ってますが、「倖田來未」は「女性」のために歌っています。

「社会」は、まだまだ女性にハンディを背負わせています。

「結婚」ですら、女性には「負担」を強いることが少なくありません。
「家事」だけでなく、「妊娠」「出産」「子育て」など、女性により多くの肉体的精神的な負担を与えます。

「神田來未子」は、絶対「結婚」しても「アーティスト:倖田來未」であり続けるでしょう。(もちろん、「休養」は取るでしょうが…)

ファン(その多くが女性)は、そうして「恋愛」や「結婚」それに続く「家事」などと、「アーティスト」としての「活動」を「両立」させる姿を期待しているのです。その姿に、自分たちをオーバーラップさせたいのです…。

彼女も、それが自らの「役目」だと信じているのです。


会社の思惑は分かりませんが、少なくとも「彼女」は今回の「騒動」を自らの「宣伝」に利用しようなどという「志の低い」女性ではありません。



「コミュファ光子」ちゃん・・・w

2007-12-27 22:11:50 | 『だいすき!!』&香里奈
というのは、私が勝手につけた名前ですが(本当の名前は何でしょうか?)、「中部電力グループの「光インターネット・光電話」のサービス「コミュファ光」のCMキャラクターで、愛知県出身のタレント「香里奈」さんが演じています。
たぶん、愛知・岐阜・三重・静岡の「東海4県」だけのOAだと思いますが、去年からいろいろリニューアルされています。

最新のは「70年代」風の衣装・メイクで、特に「メイク」はとても同じ人とは思えないくらいで、まるで『奥様は魔女』に出てきそうなキャラです・・・w
当時のメイクって、ほんと「化けて」たんだ・・・www

CMソングもそれに合わせて変わったのですが、とても「ユルイ」感じのメロディと「火星人」のようなクネクネした振り付けが、なぜか私の「癒しのツボ」にはまったらしく、時・所構わず

 ♪まとめてぇ~ まとめてぇ~

と、私の脳裏にリフレインしてきます・・・。

最後の「まとめなきゃ!」というのも、なんだかくぅちゃんの

  なっ!(アップルヌーボー!)

とオーバーラップしてきます・・・w


それで、3、4日前に調べてみたら、「CMギャラリー」が見つかりました!!!
http://town.commufa.jp/channel/lbr/index.html

そこには、今までの全部のバージョンと、なんと「メイキング」までありました!
「中電」さんもメイキングまで作るなんて、けっこう「気合」入れてんだ・・・w


ところで、「香里奈」さんてあまり知らなかったんですが、ドラマや他のCMとかにもいろいろ出ているみたいですが、まだみたことありません。(CMとかは、気が付かずに見てたかも)

ちなみに、来年1月17日(木)からスタートするTBSドラマ『だいすき!』で「初主演」するのだそうです・・・。(見ようかな・・・w)

昨日発売の『サンスポ』

2007-12-26 21:21:56 | 倖田來未(くぅちゃん)
が、コレです・・・www

まさか、「一面」に持ってくるとは思いませんでした・・・!



さて、1日過ぎましたが、「公式」には何もなかったようですね・・・w

「倖田サイド」は夏と同じで、基本的に「好意的」に受け止めています。

くぅちゃんファンは女性が中心で、「中居クン」ファンとも重なるみたいですね。


一方、「中居クンサイド」は、よく分かりませんが、“なんで、「倖田」なの?!”的な反応なのでしょうか? あくまでも、「否定」したいようですね。

「アーティスト」と「アイドル」という違いもあるのでしょうか?



正直言って、中居クンが「ベスト」とは思いませんが、お互いに「いい関係」になるのではと思います。

くぅちゃんにとっては、彼の「プロデューサー」的な才能がプラスになることは間違いないでしょう。ちょうど、「松任谷正隆」氏と「荒井由実(YUMING)」の関係のように・・・。

中居クンは、音楽的な才能より、もっとバラエティ的なものや「俳優」としてのものの方が魅力的な気がします。ただし、役者としては「50代」~の方が、本当の「味」が出てくると思います。
「いかりや長介」さんや「泉谷しげる」さんなども、もともと「音楽」出身のやや「お笑い」系だったのが、年齢を重ねてなんともいえない「味」のある「役者」になりましたから・・・。


とまぁ、かってな「評論」までしちゃいましたが、いちばん言いたいことは次のことです。

今回の事は、あくまでも「プライベート」のことですから、くぅちゃんが恋をしようが愛に生きようが、それは他人がどうこう言うものではありません。

そんなことよりも、ファンとして関心があるのは、アーティスト「倖田來未」がどんな「パフォーマンス」を見せてくれるのかということです。

それというのも、最近の「倖田來未」は(恋のせいなのか?)、少し「ブレ」ています。
「かわいい」うさぎ系の「くぅちゃん」は中居クンにだけでもいいから、もっと「ライオン:倖田來未」を、見せていってほしいです。


30日に「レコード大賞」がありますが、95%無理でしょう。今年は、誰が見ても「コブクロ」で決まりでしょう。

くぅちゃんの『愛のうた』は、「倖田來未」らしさがないです。彼女は、どうしても「バラード」で「大賞」を獲りたいのでしょう…。
去年の『夢のうた』に続いて、今年も明らかに「賞狙い」の曲をリリースしてきました。『夢のうた』には、まだ「倖田」らしさがありましたが、「スタイル」を変えてまでも『愛のうた』で「賞」を獲ってほしくないです。

あの『金スマ』の特集の中で、「徳永英明」さんはポツリとこう言いました。

「隠れた名曲」は、歌いたくなかった。

「VOCALIST」シリーズの中の曲は、誰もが知っている「スタンダード」なものばかりです。「倖田來未」のバラードの中でもし選ばれるとしたら、せいぜい『you』くらいでしょうか?『hands』にしても「隠れた名曲」になってしまうでしょう。


「倖田來未」は、バラードじゃないと思います・・・。


それと、どうしても「バラード」で狙ってほしくない理由は、「ダンサー」さんがいないことです。

去年・今年と、年末が近づくにつれてずっと「同じ」曲を歌っています。でも、なんか「寂しい」のは、バラードでダンサーさんたちが「いない」ことです。

どうせTVに出ずっぱりになるのなら、「賞」なんか獲れなくいてもいいから、ダンサーさんたちと賑やかに踊っている「倖田來未」を観たいです。

『Butterfly』で「レコ大」を獲った時、くぅちゃんといっしょにボロボロ泣いてくれたダンサーの女の子や男の子たちの姿が忘れられません。

もし、どうしても「もう一度」獲りたいなら、「仲間」と一緒に感激を味わってほしいです。「ひとり」でなくて・・・。



本日発売の『女性セブン』

2007-12-25 20:59:08 | 倖田來未(くぅちゃん)
が、コレです・・・w


巻頭カラーで、中居クンのマンションへ入る「ツーショット」が載っていました。


RUMCHIROへスレ立てたんだけど、なんか昼の間にいろいろあったみたいで、レスとか消えてるみたい・・・?


ちなみに、『いいとも』でも全く触れてなかったようで、心なしか中居クンは元気がなかったみたいですね・・・。


その後の、『2時ッチャオ!』でも、真偽の程は不明…みたいな、なんとも不思議な扱いでした。


『女性セブン』によれば、ふたりの間に何の関係もない!ということは有り得なさそうですが、さて、「時期」的にどんなもんでしょうか?

実は、取り上げようか迷ったのですが、先週の『Mステスーパーライブ2007』で、「ジャニーズ」と「エイベックス」ではあまりに「対照的」な扱いだったからです。

「ジャニーズ」の方は、「全員集合!」というくらいで、持ち時間も4分も5分も・・・、4時間の放送時間のうち3時間くらいは使ったんじゃないかというくらいの「スペシャル」な扱いでした。

一方の「エイベックス」は、他の事務所さん(の所属アーティストさん)たちが通常より長めの「持ち時間」だったのに、まるで「仲間外れ」にされたみたいな「3分弱」か3分ちょっとの「ショートバージョン」でした・・・。


「大人の事情」はよく分かりませんが、何か二つの事務所の間にギクシャクしたものを感じます。

アイク&ティナ・ターナー

2007-12-23 01:12:51 | my favorite(お気に入り)
『大奥』のエンドロールで、くぅちゃんの『運命』を聴いたあと、『TR(トップランナー)』で「土屋アンナ」ちゃんのかっこいいコメントをほんのちょっぴりだけしか聞けなくて、“へたこいたぁ~!”と思ってBSにチャンネルを変えたら、『黄金の洋楽ライブ』で「アイク&ティナ・ターナー」をやっていた。

1971年のライブのようだが、当時は名前をかすかに聞いた程度だった。

5秒で引き込まれた・・・w

とにかく、パワフルでかっこいいし、かなりセクシーでかつワイルド・・・w

アイクは旦那でw、バックバンドのギターとたまにヴォーカルを・・・。あと、3人のコーラス兼ダンサー(女性)がいた。

ダンスの振りとか、かなり古い感じで演奏もなんか「行儀のいいロック」みたいwだったけど、女性陣がとにかくノリが凄かった!
手足が長くて、全身がバネみたいな動きをしたし、ティナのヴォーカルがパワフルこのうえない・・・。

例えるなら“タテガミのある「めす」ライオン”みたいだった・・・w

カバー曲が多くて、ビートルズの『Come Together』やローリングストーンズの『Honky Tonk Woman』も歌った。

「気持ちの良い曲をゆったり」と歌うことができないとかで、『Proud Mary』を「気持ちの良い曲を荒々しく」歌った。
最初は、バラードっぽく歌ってたけど、転調したとたん、まるで「機関車」のようなロックに変わった!!!

ライオンが吼えるように歌う彼女だが、まさに「エロかっこいい」とも言える。でも、間奏の時のいたずらっぽい表情などはとても「かわいかった」・・・。

少し落ち込んでいたけど、なんか心が軽くなった・・・♡


ちなみに、30年も昔の「観客」たちは、行儀よく座って聴いていた・・・w


メジャーリーガーの見る夢は・・・

2007-12-22 21:59:54 | my favorite(お気に入り)
次の文は、7/25に「倖田來未」のオフィシャルBBSに投稿した「MLBのサムライたちとKODA KUMI」という記事です。
「イチロー」が「オールスターゲーム」で「MVP」を獲ったのに感激して書き上げました。



私も、久しぶりに・・・w それも、かなり「今さら」感があるけど、そこは「ゆるく」見てやってください・・・。

がんばってる「girls」のことばかり書いていたから、たまには「男」たちのことも・・・。

MLB(メジャーリーグベースボール)の「オールスターゲーム」というと、日本のそれと比べて「価値」はかなり高いです。全30チームから32人ずつ選ばれて、たった1試合しかないのです。しかも、スターターの「9人」に選ばれるのは、もっと・・・。

日本人選手では、イチロー、斉藤隆、岡島秀樹の3人が選ばれました。岡島選手は残念ながら、出場の機会は得られませんでしたが、「選ばれる」こと自体が「名誉」なことです。

「お祭り」ですが、選手達はみな「真剣」にプレーします。
前日に行われた「ホームラン競争」で優勝した「ゲレーロ選手は」191cm、体重は100kgを越える大男ですが、ボールが可哀想なくらい力いっぱい振りました。途中で指の皮がむけて、テープを貼って続けたくらいです。でも、その「豪快さ」が彼等メジャーリーガーの「魅力」なのです。とても「普通」の人では真似の出来ないことをやる「選ばれた」人たちの中から、更に「選ばれた」スター中のスターたちが「オールスター」メンバーなのです。

ご存知のように、「イチロー」がそのオールスターゲームのMVP(最優秀選手)に選ばれました!彼はMLB1年目から7年連続で出場している屈指の「スーパースター」です。
多少の運もありましたが、72回の歴史の中で「初」のランニングホームランも打ちました。でも、「運も実力のうち」というくらいで、「運命の女神」に愛されるには、それなりの「資格」が必要です、なにせ、相手は「女性」ですから・・・w

私が注目したのは、試合後の「イチロー」のインタビューでした。いつもは「無愛想」といってもいいくらいなのに、珍しく「冗談」も出るほどの饒舌に「ハシャグ」姿でした。

そして、締めくくりにしんみりと語った

「(オールスターゲームのMVPを受賞した)この日のことは、生涯忘れないでしょう・・・。」

という言葉を聞いて、MLB関係者の多くが(喜びの)涙を流したことでしょう・・・。

彼のようなスーパースターが「少年」のように喜び、心から素直な「感謝」の言葉を口にする姿を多くのアメリカ国民が目撃したはずです。その中には、彼のプレーに釘付けになった「少年・少女?」たちが、さらに目を輝かせて見ていたに違いないと思います。

・・・何年か先、MLBのある「スーパースター」選手が「野球選手」になろうと思ったきっかけを聞かれたとき、

「2007年のオールスターゲームでイチローの活躍を見て、私も彼のようになりたいと心に決めました・・・。」

と答える日が来るかもしれません・・・。

イチローの「ハシャグ」姿を見たのは、二度目です。

最初は、去年行われたWBC(ワールドベースボールクラシック)で日本が優勝した時です。
この大会は、MLB選手も数多く参加した「真の」野球世界一を決めるとも言われました。ただ、シーズン直前の時期ということもあって、「チーム事情」により不参加の有名選手も多くいました。そんな中、いち早く参加を表明したのが、「イチロー」でした。

その大きな「理由」のひとつが、「王」監督のために、ということでした。それは、メジャーリーガーからも尊敬されている偉大なホームランバッターである「サダハル・オー」の「名誉」のためでした。「ケガ」の心配に尻込みするどころか、一銭のお金にもならない「偉大な先輩」のためにです・・・。
そんなイチローの姿にほだされたのか、「運命の女神」はあの時も「微笑んだ」のでした・・・。

イチローは、どうしてMLBの「スーパースター」になれたのでしょうか?

人並みはずれた「肉体」? 身長は? 体重は? 運動神経・・・?  

答えは、どれも「ノー」としか思えません。

あとは、もっと目に見えないもの・・・「ハート」とか「マインド」しか考えられないんじゃないでしょうか?

彼は、明らかに他の「日本人選手」とは、「異質」です。まるで、現代の「サムライ」です。「武士道」精神で、「MLB道」を極めようとしているかのようです。高い「志(こころざし)」を持って、「戦う」サムライ、「戦士」です。
彼の「マインド」が、厳しい「戦い」に勝ち続け、抜きん出た成績を残し続けているのだと思います。


「倖田來未」は、他の「アーティスト」とは「異質」に思えてなりません。彼女は、「女性のため」に戦う「戦士」です。ただ歌が好き、だけでない高い「志」を感じてしまうのは私だけ・・・?その「志」があるから、「出る杭は打たれる」で心無い中傷に晒され続けても、ひるむことなく敢えて「女性」たちのための戦いをやめないのだと思います・・・。


LAドジャーズから初出場した「斉藤隆」投手は、「ストッパー」といって試合の最後を締めくくる重要な役割を担っています。抑えればチームが「勝ち」、失敗すれば「負け」に直結してしまいます。
1年目の去年、「プレーオフ」で彼が打たれてチームが「敗退」してしまいました。その試合が、そのシーズンの「最後」の試合になってしまったのです。
全ての責任を感じてローッカールームで茫然としている彼に、チームメートのひとりが近づいてこう言ったそうです。

「泣くなよ、タカ。オレたちがここまで勝ち残ってこれたのは、お前がいたからじゃないか!ありがとう!」

斉藤投手は、日本にいる時よりも球が「速く」なっているそうです・・・。


最後に、オールスターゲームには出られませんでしたが、あの「1億ドル男」松坂大輔投手。頑張っていますが、私にはまだまだ「物足りない」感じがします。

彼に、私なりのアドバイス、・・・というか「不満」がひとつあります。

それは、入団会見で「夢は叶わないものだから夢ではなく“目標”として・・・」みたいなことを言ったと思うのですが、これはいかにも「日本人」的な言葉で、アメリカ人には理解できないのではないでしょうか?
アメリカ人にとって、「夢」とは「努力すれば叶うもの」であり、「夢がない」のは「向上心がない」人と思われるんじゃないでしょうか? 彼にもイチローのような高い「志」を持ってほしいのです。もちろん、その「中身」は違うものでしょうが・・・。

やっぱり、「倖田來未」を見習って「夢は叶えるものなんだ」ということを心に刻んで、松坂大輔としての「アメリカン・ドリーム」を一日も早く見つけてほしいと願うばかりです・・・。




松坂大輔は、その後シーズン終盤に調子を落としたが、「ポストシーズン」で「劇的」な活躍を見せてくれた。そうした「強運」ぶりは健在だったが、1年を振り返ってみれば、決して「本意」な年ではなかったであろう・・・。


さて、上記の文の中で、私は敢えて「ひとり」の「メジャーリーガー」には触れなかった。ファンの数では、イチローよりも多いかもしれない。
彼は、WBCの時、イチローとは違い「所属チーム」のために不参加を決めた。同じチームから、チームの要請を振り切ってWBCに参加したスター選手も多くいたにも拘らずである・・・。
どうも、彼は「運命の女神」に嫌われているように思えて仕方がない・・・。



先日、シカゴ・カブスに入団した「福留孝介」が記者会見をした。


彼は、プレーには不安がないと言い切った。それが、ちょっと心配。イチローでさえ、日本の時とは大きく「打撃フォーム」を変えていたからである。
MLBに対して「畏れ」の気持ちを忘れずに、「夢」を持ってチャレンジしてほしい。
「臆病」かつ「大胆」に・・・!