先日、父の死後のいろいろな届けやらが一段落した後少し時間があったので、「セノバ」と「(静岡)市立美術館」へ行った。
「セノバ」のフードコートで軽い昼食をして、「東急ハンズ」で(ホントはもっとゆっくりしたかったけど)さっと買い物をした。
それから、「葵タワー」(と言っても「ビル」w)の中にあるという「市立美術館」へ行った。
TVで「ダ・ヴィンチ」の企画展があるというようなCMが流ていたから・・・。
「葵タワー」も「市立美術館」も新しく出来たものなので、初めてだった。
どうしても観たい!って訳ではなかったけど、そこに「彼女」がいた・・・!
とにかく「ダ・ヴィンチ」という名前だけ…、どんな作品が展示されているのかも全く知らなかった。
彼の作品というよりか、「ダ・ヴィンチ派」の作品という感じだった。
有名な『岩窟の聖母』も展示されていた。
と言っても、「ルーブル」のアレではなかった。驚くことに、「3つ」あるのだという。「ルーブル」版とロンドンの「ナショナルギャラリー」のものと、今回展示された「個人蔵」のものだそうだ。
と言っても、たてxよこ=1.5mx1.2mくらいもあるのでそれなりの「お屋敷」じゃないとね・・・w
他にも、有名なダ・ヴィンチの絵を「弟子」たちが描いたものがいくつもあった。
そんな中に、いた。
そのブロックの正面に、突然、それが掛かっていた。
“えっ、アレってまさか・・・?!”
って思って近づいてみたら、聞き覚えのある「タイトル」だった。
【アイルワースのモナリザ】
それは、数年まえ「(北野)たけし」がMCだった特番で紹介されたものだった。
“ダ・ヴィンチが描いたとされる「もう1枚のモナリザ」”
じゃないか・・・?!
ラストに“近いうちに、大きなニュースとなるだろう!”
と締めくくっていたのでずっと気になっていたけど、その後、全く何の音沙汰もなった・・・orz
側面の壁には、いくつかの「モナリザ」(の模写?)が飾られていた。
その中には、フランスの国王が(本物の保護のために)描かせたと言われるものもあった。
不思議なことに、それぞれ微妙に「表情」が違っているように見えた・・・。
そんな中でも【アイルワースのモナリザ】は、ひときわ輝いていた。
若い! 「ルーブル」に比べると。
「ルーブル」は、【熟女」というか、穏やかな女性。
おそらく、ダ・ヴィンチの「理想の女性像」だったんじゃないかな・・・?
でも、「アイルワース」はもう少し若く、正に「盛り」の女性の匂い立つような艷やかな魅力(色気?)が感じられた・・・。
「真作」か「贋作」かと言えば、間違いなく「真作」だろう。
ただ、ダ・ヴィンチの「真筆」か、それとも「弟子」たちの筆によるものなのかは分からない。
ダ・ヴィンチの「未完」の作品に弟子たちが「加筆」したのかもしれない・・・。
私の推理は、「アイルワース」は「実在」の女性の肖像画(未完だったのかもしれない)で、「モナリザ(ルーブル)」は、(「アイルワース」の経験から)彼の「理想とする」女性を描いたのではないか、というものだ。
だから、彼は「モナリザ」を生涯手元に置いて(流浪を続けて)いたのはないか・・・?
それはともかく、【アイルワースのモナリザ】は、それだけで立派な「作品」だと思った。
今まで(あんまり沢山見てないけどw)観た「絵」の中で、一番心を揺さぶるものだった。
「絵」というものが、こんなにも魅力的なものだと改めて知らされた感じだった。
とにかく、「彼女」は魅力的で、彼女の瞳に釘付けになってしまったw
私は、そばに寄ったり角度を変えたりして、しばらくそこを離れることができなかった。
その後は、他の絵を見ても、「彼女」が頭から離れなかった。
2回、また「彼女」の所へ戻った。出口まで行って、また戻っていった。
最後に、決心して、出た。
そして、チケットを見ていたら、「再入場」ができることことが分かって、また逢いに行った・・・w
実は、そんな私以上に、「彼女」に魅せられた人がいた。
最初のときから、再入場の時にも、ずっと、ひとりの体格のいい青年が、あのブロックにいた。
少し後方から、静かに佇んでいた・・・。
とにかく、あの【アイルワースのモナリザ】の【実物】を見られる機会なんて、滅多にあるものじゃないと思う。
私は、1枚に「1400円」払っても、惜しくないと思う。
画像はカタログから写メしたものだけど、「印刷」では微妙なニュアンスが全然表現されていないし、「絵画」のオリジナル性というものを思い知らされた気がした。
それは、紛れもない「宝物」だということだと思う。
興味のある方は、是非、ご覧になられたらと思う。
静岡市立美術館のダ・ヴィンチの特別展
「セノバ」のフードコートで軽い昼食をして、「東急ハンズ」で(ホントはもっとゆっくりしたかったけど)さっと買い物をした。
それから、「葵タワー」(と言っても「ビル」w)の中にあるという「市立美術館」へ行った。
TVで「ダ・ヴィンチ」の企画展があるというようなCMが流ていたから・・・。
「葵タワー」も「市立美術館」も新しく出来たものなので、初めてだった。
どうしても観たい!って訳ではなかったけど、そこに「彼女」がいた・・・!
とにかく「ダ・ヴィンチ」という名前だけ…、どんな作品が展示されているのかも全く知らなかった。
彼の作品というよりか、「ダ・ヴィンチ派」の作品という感じだった。
有名な『岩窟の聖母』も展示されていた。
と言っても、「ルーブル」のアレではなかった。驚くことに、「3つ」あるのだという。「ルーブル」版とロンドンの「ナショナルギャラリー」のものと、今回展示された「個人蔵」のものだそうだ。
と言っても、たてxよこ=1.5mx1.2mくらいもあるのでそれなりの「お屋敷」じゃないとね・・・w
他にも、有名なダ・ヴィンチの絵を「弟子」たちが描いたものがいくつもあった。
そんな中に、いた。
そのブロックの正面に、突然、それが掛かっていた。
“えっ、アレってまさか・・・?!”
って思って近づいてみたら、聞き覚えのある「タイトル」だった。
【アイルワースのモナリザ】
それは、数年まえ「(北野)たけし」がMCだった特番で紹介されたものだった。
“ダ・ヴィンチが描いたとされる「もう1枚のモナリザ」”
じゃないか・・・?!
ラストに“近いうちに、大きなニュースとなるだろう!”
と締めくくっていたのでずっと気になっていたけど、その後、全く何の音沙汰もなった・・・orz
側面の壁には、いくつかの「モナリザ」(の模写?)が飾られていた。
その中には、フランスの国王が(本物の保護のために)描かせたと言われるものもあった。
不思議なことに、それぞれ微妙に「表情」が違っているように見えた・・・。
そんな中でも【アイルワースのモナリザ】は、ひときわ輝いていた。
若い! 「ルーブル」に比べると。
「ルーブル」は、【熟女」というか、穏やかな女性。
おそらく、ダ・ヴィンチの「理想の女性像」だったんじゃないかな・・・?
でも、「アイルワース」はもう少し若く、正に「盛り」の女性の匂い立つような艷やかな魅力(色気?)が感じられた・・・。
「真作」か「贋作」かと言えば、間違いなく「真作」だろう。
ただ、ダ・ヴィンチの「真筆」か、それとも「弟子」たちの筆によるものなのかは分からない。
ダ・ヴィンチの「未完」の作品に弟子たちが「加筆」したのかもしれない・・・。
私の推理は、「アイルワース」は「実在」の女性の肖像画(未完だったのかもしれない)で、「モナリザ(ルーブル)」は、(「アイルワース」の経験から)彼の「理想とする」女性を描いたのではないか、というものだ。
だから、彼は「モナリザ」を生涯手元に置いて(流浪を続けて)いたのはないか・・・?
それはともかく、【アイルワースのモナリザ】は、それだけで立派な「作品」だと思った。
今まで(あんまり沢山見てないけどw)観た「絵」の中で、一番心を揺さぶるものだった。
「絵」というものが、こんなにも魅力的なものだと改めて知らされた感じだった。
とにかく、「彼女」は魅力的で、彼女の瞳に釘付けになってしまったw
私は、そばに寄ったり角度を変えたりして、しばらくそこを離れることができなかった。
その後は、他の絵を見ても、「彼女」が頭から離れなかった。
2回、また「彼女」の所へ戻った。出口まで行って、また戻っていった。
最後に、決心して、出た。
そして、チケットを見ていたら、「再入場」ができることことが分かって、また逢いに行った・・・w
実は、そんな私以上に、「彼女」に魅せられた人がいた。
最初のときから、再入場の時にも、ずっと、ひとりの体格のいい青年が、あのブロックにいた。
少し後方から、静かに佇んでいた・・・。
とにかく、あの【アイルワースのモナリザ】の【実物】を見られる機会なんて、滅多にあるものじゃないと思う。
私は、1枚に「1400円」払っても、惜しくないと思う。
画像はカタログから写メしたものだけど、「印刷」では微妙なニュアンスが全然表現されていないし、「絵画」のオリジナル性というものを思い知らされた気がした。
それは、紛れもない「宝物」だということだと思う。
興味のある方は、是非、ご覧になられたらと思う。
静岡市立美術館のダ・ヴィンチの特別展