回遊草(KAI YU SO)

さすらいの乙男妄想オヤジの妄想ブログ。あらゆるジャンルのカワイイを中心に浮気中?でも、惚れてるのはやっぱり「ミク」かな?

メジャーリーガーの見る夢は・・・

2007-12-22 21:59:54 | my favorite(お気に入り)
次の文は、7/25に「倖田來未」のオフィシャルBBSに投稿した「MLBのサムライたちとKODA KUMI」という記事です。
「イチロー」が「オールスターゲーム」で「MVP」を獲ったのに感激して書き上げました。



私も、久しぶりに・・・w それも、かなり「今さら」感があるけど、そこは「ゆるく」見てやってください・・・。

がんばってる「girls」のことばかり書いていたから、たまには「男」たちのことも・・・。

MLB(メジャーリーグベースボール)の「オールスターゲーム」というと、日本のそれと比べて「価値」はかなり高いです。全30チームから32人ずつ選ばれて、たった1試合しかないのです。しかも、スターターの「9人」に選ばれるのは、もっと・・・。

日本人選手では、イチロー、斉藤隆、岡島秀樹の3人が選ばれました。岡島選手は残念ながら、出場の機会は得られませんでしたが、「選ばれる」こと自体が「名誉」なことです。

「お祭り」ですが、選手達はみな「真剣」にプレーします。
前日に行われた「ホームラン競争」で優勝した「ゲレーロ選手は」191cm、体重は100kgを越える大男ですが、ボールが可哀想なくらい力いっぱい振りました。途中で指の皮がむけて、テープを貼って続けたくらいです。でも、その「豪快さ」が彼等メジャーリーガーの「魅力」なのです。とても「普通」の人では真似の出来ないことをやる「選ばれた」人たちの中から、更に「選ばれた」スター中のスターたちが「オールスター」メンバーなのです。

ご存知のように、「イチロー」がそのオールスターゲームのMVP(最優秀選手)に選ばれました!彼はMLB1年目から7年連続で出場している屈指の「スーパースター」です。
多少の運もありましたが、72回の歴史の中で「初」のランニングホームランも打ちました。でも、「運も実力のうち」というくらいで、「運命の女神」に愛されるには、それなりの「資格」が必要です、なにせ、相手は「女性」ですから・・・w

私が注目したのは、試合後の「イチロー」のインタビューでした。いつもは「無愛想」といってもいいくらいなのに、珍しく「冗談」も出るほどの饒舌に「ハシャグ」姿でした。

そして、締めくくりにしんみりと語った

「(オールスターゲームのMVPを受賞した)この日のことは、生涯忘れないでしょう・・・。」

という言葉を聞いて、MLB関係者の多くが(喜びの)涙を流したことでしょう・・・。

彼のようなスーパースターが「少年」のように喜び、心から素直な「感謝」の言葉を口にする姿を多くのアメリカ国民が目撃したはずです。その中には、彼のプレーに釘付けになった「少年・少女?」たちが、さらに目を輝かせて見ていたに違いないと思います。

・・・何年か先、MLBのある「スーパースター」選手が「野球選手」になろうと思ったきっかけを聞かれたとき、

「2007年のオールスターゲームでイチローの活躍を見て、私も彼のようになりたいと心に決めました・・・。」

と答える日が来るかもしれません・・・。

イチローの「ハシャグ」姿を見たのは、二度目です。

最初は、去年行われたWBC(ワールドベースボールクラシック)で日本が優勝した時です。
この大会は、MLB選手も数多く参加した「真の」野球世界一を決めるとも言われました。ただ、シーズン直前の時期ということもあって、「チーム事情」により不参加の有名選手も多くいました。そんな中、いち早く参加を表明したのが、「イチロー」でした。

その大きな「理由」のひとつが、「王」監督のために、ということでした。それは、メジャーリーガーからも尊敬されている偉大なホームランバッターである「サダハル・オー」の「名誉」のためでした。「ケガ」の心配に尻込みするどころか、一銭のお金にもならない「偉大な先輩」のためにです・・・。
そんなイチローの姿にほだされたのか、「運命の女神」はあの時も「微笑んだ」のでした・・・。

イチローは、どうしてMLBの「スーパースター」になれたのでしょうか?

人並みはずれた「肉体」? 身長は? 体重は? 運動神経・・・?  

答えは、どれも「ノー」としか思えません。

あとは、もっと目に見えないもの・・・「ハート」とか「マインド」しか考えられないんじゃないでしょうか?

彼は、明らかに他の「日本人選手」とは、「異質」です。まるで、現代の「サムライ」です。「武士道」精神で、「MLB道」を極めようとしているかのようです。高い「志(こころざし)」を持って、「戦う」サムライ、「戦士」です。
彼の「マインド」が、厳しい「戦い」に勝ち続け、抜きん出た成績を残し続けているのだと思います。


「倖田來未」は、他の「アーティスト」とは「異質」に思えてなりません。彼女は、「女性のため」に戦う「戦士」です。ただ歌が好き、だけでない高い「志」を感じてしまうのは私だけ・・・?その「志」があるから、「出る杭は打たれる」で心無い中傷に晒され続けても、ひるむことなく敢えて「女性」たちのための戦いをやめないのだと思います・・・。


LAドジャーズから初出場した「斉藤隆」投手は、「ストッパー」といって試合の最後を締めくくる重要な役割を担っています。抑えればチームが「勝ち」、失敗すれば「負け」に直結してしまいます。
1年目の去年、「プレーオフ」で彼が打たれてチームが「敗退」してしまいました。その試合が、そのシーズンの「最後」の試合になってしまったのです。
全ての責任を感じてローッカールームで茫然としている彼に、チームメートのひとりが近づいてこう言ったそうです。

「泣くなよ、タカ。オレたちがここまで勝ち残ってこれたのは、お前がいたからじゃないか!ありがとう!」

斉藤投手は、日本にいる時よりも球が「速く」なっているそうです・・・。


最後に、オールスターゲームには出られませんでしたが、あの「1億ドル男」松坂大輔投手。頑張っていますが、私にはまだまだ「物足りない」感じがします。

彼に、私なりのアドバイス、・・・というか「不満」がひとつあります。

それは、入団会見で「夢は叶わないものだから夢ではなく“目標”として・・・」みたいなことを言ったと思うのですが、これはいかにも「日本人」的な言葉で、アメリカ人には理解できないのではないでしょうか?
アメリカ人にとって、「夢」とは「努力すれば叶うもの」であり、「夢がない」のは「向上心がない」人と思われるんじゃないでしょうか? 彼にもイチローのような高い「志」を持ってほしいのです。もちろん、その「中身」は違うものでしょうが・・・。

やっぱり、「倖田來未」を見習って「夢は叶えるものなんだ」ということを心に刻んで、松坂大輔としての「アメリカン・ドリーム」を一日も早く見つけてほしいと願うばかりです・・・。




松坂大輔は、その後シーズン終盤に調子を落としたが、「ポストシーズン」で「劇的」な活躍を見せてくれた。そうした「強運」ぶりは健在だったが、1年を振り返ってみれば、決して「本意」な年ではなかったであろう・・・。


さて、上記の文の中で、私は敢えて「ひとり」の「メジャーリーガー」には触れなかった。ファンの数では、イチローよりも多いかもしれない。
彼は、WBCの時、イチローとは違い「所属チーム」のために不参加を決めた。同じチームから、チームの要請を振り切ってWBCに参加したスター選手も多くいたにも拘らずである・・・。
どうも、彼は「運命の女神」に嫌われているように思えて仕方がない・・・。



先日、シカゴ・カブスに入団した「福留孝介」が記者会見をした。


彼は、プレーには不安がないと言い切った。それが、ちょっと心配。イチローでさえ、日本の時とは大きく「打撃フォーム」を変えていたからである。
MLBに対して「畏れ」の気持ちを忘れずに、「夢」を持ってチャレンジしてほしい。
「臆病」かつ「大胆」に・・・!