春 夏 秋 冬

めぐり来る 春夏秋 麗しき 大和し護れ 民草いとえ 
          

ブログ休止のお知らせ

このブログの表題に入れた短歌の、春夏秋冬の中の冬の字が、誰かによって削られて、修正不能になって久しいのですが、昨日から編集画面までが、誰かにいじられたようで、出す事が出来なくなっています。 この記事作成画面も、何時使用不能になるかもしれない状況にありますので、 春夏秋冬はこの記事をもって、しばらく休ませていただく事にしました。(2010年3月) * * * * * * *  Fc2ブログに不祥事が起き、広告主が引き上げたそうです。 Fc2は何時終了になるか予断を許さない状況かと思い、 気になる過去記事を少しずつ、こちらのブログに写す事にしました。(2015・4・24)

中南米ホンジュラス軍 大統領を拉致

2009年06月30日 16時01分54秒 | 海外情報

セラヤ大統領を拘束=国民投票に反発、クーデターか-ホンジュラス軍
 【サンパウロ28日時事】中米ホンジュラスのセラヤ大統領(56)が28日未明(日本時間同日午後)、首都テグシガルパの自宅で同軍部隊に拘束された。大統領はその後、首都郊外の空軍基地から中米コスタリカに連行された。大統領支持派は「これはクーデターだ」と非難した。
 大統領は中南米向けスペイン語放送局テレスルに対し、「発砲すると脅され、寝間着のまま飛行機に乗せられた。軍がわたしを裏切った」などと言明。自分は今も大統領だと主張し、国民に対して非暴力と対話による平和的な事態収拾を呼び掛けた。
 現地からの報道では、大統領の連行後、軍兵士が装甲車や戦車で大統領官邸を包囲。空軍機が首都上空を旋回しているという。ロイター通信によると、テグシガルパ中心部で抗議行動をしていたデモ隊に警察が催涙ガスを発射するなど、各地で緊張が高まっている。
 セラヤ大統領は同日、軍や最高裁などの反対を押し切る形で、憲法改正のための制憲議会招集の賛否を問う非公式の国民投票を強行する予定だった。大統領が投票への協力を拒否した軍の参謀総長を先週解任するなど対立が深まっていたさなかで、専横的な政治手法を嫌った軍が、投票を阻止しようと強硬手段に訴えたものとみられる。(2009/06/29-01:19)

セラヤ大統領は憲法改正についての国民投票をしようと計画していたところであったと言う。
現在の日本と反対で、現憲法が国民にとって不都合な仕組みになっているので、
セラヤ大統領が憲法を改正しようとし、憲法改正の是非を問う国民投票を計画しているところを、
軍部が憲法改正を嫌って邪魔し、ついに大統領を拉致するまでに至ったと言う事のようである。

オバマ大統領は、セラヤ大統領が正当な大統領だと言っているそうであるが、
このクーデターにはアメリカの意向によって起こされたと言う見方も有るようである。
「マスコミに載らない海外記事」に詳しい事情が書かれてある。

日本のイカレタ元航空幕僚長は、自衛隊のやった事に憲法違反という判決が出た、と言う事を聞いた時、
「そんなの関係ね~」と嘯いたそうであるが、
変えさせる変えさせないで、大統領の拉致事件まで起きる位に、憲法と言うのは、
国にとって重要な法律なのだと、再認識した次第である。

日本の憲法はホンジュラスと反対で、庶民にとって絶対に変えられたくない憲法である。

陥落 小泉城

2009年06月29日 15時16分19秒 | 国内情報
かの小泉元総理の地元、小泉王国と言われた横須賀市長選で、新人で無所属の市議会議員(33歳)が、自公だけでなく民主党までが全面支援している、2期目の現職の市長を破って市長に当選したそうである。
小泉元総理と進次郎氏親子も、現職の市長の応援に何度も駆けつけたそうであるが・・・・・

先日の千葉市長選にも、31歳の若い市長が選ばれて、驚いたところだったけれど、今回も2歳上とは言え若い市長の誕生である。

昔学生運動が全盛期を過ぎた頃から、政治に熱心だった学生たちが姿を消して、
急速にノンポリと呼ばれる、政治に無関心な学生達に変わってしまったのだった。
学生のノンポリ化が進んだ原因には、色々な要素が有ったのだろうけれど、
その頃から学生の将来が希望に満ちた時代になっていたからと、言うことも大きな要因だったのではないだろうか?
大学時代に政治運動になど近寄らず大人しくさえしていたら、
将来それなりに安定した職業に就くことが約束されているけれど、
学生運動になどはまってしまったりしたら、先行きどうなるか分からないということになったら、
余程の事情があったか、信念の人で無かったら、学生運動からは遠ざかるに越した事は無いと思う様になっても仕方なかったと思われる。
その上過激な学生運動で、殺し合いの事件まで起きたりして、親も絶対に政治に近寄らないよう、脅しも交えて子供に諭した事だろうし・・・・・

それが近年変わってきているのかもしれない。
失われた10年などと呼ばれる時代を経て、定職につけない若者が多数出来て、
仕方なく派遣社員になっていたら、この不況下での、血も涙も無い派遣切りである。

労働基準法が無視されたり、その他色々と社会福祉が変容し、世の中に生活苦に苦しむ人を大勢出すようになったのは、多分に(政官業の癒着なども含め)政治の国民無視の所為であると言う事が分かってきたので、
今の若者は、政治に目を向けるようになってきたと言う事なのではないだろうか。

やっぱり国民が政治に無関心なのを好いことに、政治家がやりたい放題をしていたら、ついにはこうなってしまうと言う事が、最近の市長選結果となって表れたのではないだろうか。

これから先の世の中、将来に最も関わりのある若者達が目覚めて、政治をしっかりと見張るようになってくれたら、日本も又回復できるかもしれないと言う希望がわいてきたのだった。

横須賀市長に33歳新人 『小泉王国』の現職破る
2009年6月29日 朝刊
 神奈川県横須賀市長選は二十八日投開票され、無所属新人の元市議吉田雄人氏(33)が、無所属の現職蒲谷亮一氏(64)ら二氏を破り、初当選した。投票率は45・22%で前回の40・19%を上回った。吉田氏は、十四日に当選した千葉市の熊谷俊人市長(31)らに次ぎ、全国で三番目に若い市長となる。 
 自民、民主、公明の各党が全面支援した現職が敗れた背景には、新しい政治の担い手を求める有権者の期待感があり、間近に迫った衆院選に影響しそうだ。
 選挙戦では、各党が組織選挙を展開、地元出身の小泉純一郎元首相も集会や街頭演説で声をからした。これに対し、吉田氏は組織的動員は行わず、自転車で選挙区内を回るなどして無党派層への浸透を図った。
 麻生政権の迷走により自民党支持率の低迷が長引く中、昨年九月に引退を表明した小泉元首相の影響力も地元では低下。直前に行われた千葉市長選で全国最年少の市長が誕生するなど、吉田氏に追い風が吹いた。
 元市議の吉田氏は市議選に初挑戦した二〇〇三年と、〇七年でいずれもトップ当選。〇七年には一万一千票を獲得した。今年三月、旧自治省出身の現職ら歴代市長による三代三十六年間続いた「官僚市政の打破」を掲げ、市長選に初出馬を表明した。
 美術館などの公共施設建設に伴う財政負担増を批判し、育児支援の充実や市長公用車の廃止などを公約。市政刷新を求める有権者の支持を集めた。



近づく暑い夏

2009年06月28日 16時51分20秒 | 思想信条
昨日の天気予報では、午後から曇りになっていたのに、
反対に午後になったら本格的に晴れてきた。
ぎらぎらと燃えるような太陽が照り付けて、気温はどんどん上がっていく。
冷房をしていない室内は、午後5時近い今の温度が、31度をさしている。
このように暑いままに夏を迎えたら、今年の夏はどんなにか暑い夏になることだろう。暦通りだったら、今頃は梅雨の真っ最中で、雨が地面を冷やしてくれているはずなのに、太陽が照り付けて、地面を弥が上にも暑くしているのだから。

午後、例によって又、立木さんにお参りした。
今日は親子連れの参拝者が多くて、一足早く夏休みが来たような錯覚に襲われた。
しかし夏休みと違って、せみの声はなかったけれど・・・・・
小鳥の声も、前回の時はきれいな声が、山に満ちていたのに、今日はほとんど聞こえなかった。
やっぱり初夏でもなければ、真夏でもない梅雨時なのだという事なのだろう。

暑い夏が近づくにつれて、温暖化対策が気になって来る。
去年は太陽の黒点が減って、地球は寒冷化していると言う説が出たりしていたけれど、今年のように暑いとやっぱり、地球温暖化は進んでいるのかと言う気がしてくる。

しかしながら世界は相変わらず、今まで通りの生き方を変えることは出来ないでいる。
相変わらず大量生産大量消費の経済を維持していく事を、経済の至上命題としているようで、そのシステムの下での雇用を期待しているように見受けられる。
そして今の経済システムの下で働く以外に、世界中の人々の生きる道は無いかのようである。

中東では相変わらず石油利権の為の、泥沼のような戦争が続いている。
私たちは地球上の石油や天然ガスを使い果たすまで、燃やし続けるのだろう。
原子力発電所が30年しか使えないと分かっていても、これからも作り続け、
発電機の寿命がきたら、放射能の詰まった巨大な発電機を、只放置していたら放射能漏れが起きるというので、発電できなくなってから後、30年間水を流して運転し続ける事を、将来の人達に期待しながら、
これからも原子力発電所を作り続けるのだろうか?

原子力発電はエコの代名詞のような事を言って、
「もうオール電化にしましたか、レディー?」と爽やかに黒木瞳に言わせているコマーシャルを見ると、美しい黒木瞳が、だんだんといやな女性に見えてくる。

彼女は本当に原発の恐ろしさを知らないで、無心にあんな事を言っているのだろうか?
お金と人気の為だったら、何だって言うという気持ちで、割り切っているのだろうか?

今5時半になろうとしているところだけれど、空はまだ真昼のように明るく、照りつける太陽は、燃えるように輝いている。
現在の紛争地以外の世界は、何も解決されないまま、今日も何事も無いかのように過ぎていくのだろう。
問題は、誰の手にも負えないくらいに大きすぎるのかも知れない。

でもきっと解決方法は有るはずだ。
だって人類は此れまで何度世の終わりと諦めかけるような事態を乗り越えて、今日まで繁栄してきたことだろう。

植草一秀さん 最高裁で実刑判決

2009年06月27日 19時47分52秒 | 司法問題

植草元教授実刑確定へ 最高裁痴漢事件、上告を棄却2009年6月27日 夕刊

 二〇〇六年九月に電車内で女子高校生に痴漢行為をしたとして、東京都迷惑防止条例違反の罪に問われた元名古屋商科大大学院教授植草一秀被告(48)について、最高裁第三小法廷(近藤崇晴裁判長)は被告の上告を棄却する決定をした。懲役四月の実刑とした一、二審判決が確定する。決定は二十五日付。

 植草被告は一審から無罪を主張。上告趣意書で弁護側は「被害者が、近くにいた被告を犯人と間違えた」などと主張していた。

 一、二審判決によると、植草被告は〇六年九月十三日夜、京浜急行線の品川-京急蒲田間の電車内で、ドア付近にいた女子高生のスカートの中に手を入れ、体に触った。

 一審東京地裁は「女性の人格を無視した身勝手極まりない犯罪」として被告を実刑とし、二審東京高裁も支持していた。


今朝の京都新聞の三面記事に吃驚するような記事があった。

死亡ひき逃げ猶予判決 大阪地裁「飲酒」供述は不問
大阪府富田林市で2007年12月、運送業の男性がひきにげにされ死亡した事件で、自動車運転過失致死に問われた建設作業員市瀬篤史被告(35)に大阪地裁(水島和男裁判長)は26日、懲役2年6月執行猶予4年(求刑懲役2年6月)の判決を言い渡した。


ひき逃げ致死事件で、例え初犯であると言っても執行猶予付きで2年半の刑とは!
ひき逃げがそんなに軽い刑になっているとは、全く驚いてしまった。
しかもこの犯人は、捜査段階から自分が飲酒運転だったと言っているのに、
事件から逮捕迄に2ヶ月を要して、飲酒運転については立証が困難だったからと訴因に入れていなかった為、判決で飲酒運転だった事は不問に付されているのだそうである。
という事は飲酒運転でなかったらひき逃げをしても執行猶予つきの刑にしかならないということなのだろうか?
すぐ手当てしたら死なずに済んだかもしれないのに、ひき逃げされて放置されて、
苦しみの果てに死ににいたった場合も、ひき逃げ事件には多いと思われるのに、
どうして執行猶予が付く事を、標準的刑罰にしているのだろう?
殺人と同じか、それ以上に悪質とさえ思われるのに・・・・・

冤罪の可能性があり、本人がやっていないと主張していても、
意図を持って同じ冤罪を二回かけられたら、例え微罪であっても執行猶予もつかない実刑になり、
本人が自ら自白している飲酒運転ひき逃げ致死事件が、
逮捕までに日数を要し、それが初犯だったら、執行猶予付きで2年半の刑にしかならないのである。

現在の日本の司法は、そこ迄いい加減になっていたのだろうか?
植草さんが政権批判や竹中小泉批判をされて、
人気があるという事に脅威を感じて、
急遽最高裁判決を出して口封じを図ったとしか思えないような、
突然の実刑判決である。
選挙までの間、民主党の応援が出来ないように、閉じ込めて置こうと言う事なのだろうか?

「罪を憎んで人を憎まず」という言葉があるが、今の司法の姿勢は
「人を憎んで罪を憎まず」という事になっているのではないかと、疑いたくなってくる。

燃料電池車の開発費売れ行きに見合わず と総務省指摘

2009年06月26日 17時01分46秒 | 国内情報

燃料電池自動車:保有台数たった42台 予算は200億円
 環境に優しい燃料電池自動車を5万台普及させるために200億円近い国の予算が投入されたにもかかわらず、全国の保有台数は42台(07年度)にとどまっていることが26日、総務省の政策評価で分かった。総務省は「多額の予算が投入された結果に見合った普及台数となっていない」と指摘。経済産業、国土交通、環境、総務の4省に対し、目標設定や普及促進策の改善を勧告した。

 燃料電池自動車は、車に積んだ水素と空気中の酸素を反応させて燃料電池で発電し、モーターを動かす。温室効果ガスを一切排出せず、次世代の車として開発が進んでいる。
毎日新聞 2009年6月26日【石川貴教】


次のは2008年11月25日付のものでちょっと古い記事であるが・・・・・

本田技研工業(株)、新型燃料電池車の国内でのリース販売を開始
発表日:2008.11.25
本田技研工業(株)は、2008年11月25日、同社の新型燃料電池車の国内リース販売を開始し、その第一号車を環境省へ納車したと発表した。同新型車は、燃料電池車専用として設計され、同社独自開発の燃料電池スタックを核に、燃料電池車だからこそできるデザイン、パッケージ、ドライブ感覚を実現。走行中にCO2を全く排出しない究極のクリーン性能だけでなく、クルマとしての新しい価値と魅力を提供する。日本での販売は当面、官公庁および一部の限定された民間企業へのリース販売となる。なお、米国では2008年7月より同車のリース販売を行っており、日米を合わせた販売計画台数は、3年間で200台程度を予定しているという。


燃料電池車は走行中にCO2を全く排出しない究極のクリーン性能の車であると言う。
総務省は、200億円近い予算をかけたにいしては、42台しか売れていないから、
経済産業、国土交通、環境、総務の4省に対し、目標設定や普及促進策の改善を勧告したそうである。
総務省として当然の指摘なのかもしれないけれど、今日は2009年6月26日である。
全国の保有台数の資料は、最新の08年度のものでも充分用意できるはずなのに、
どうして07年度の資料を元にして、勧告したのだろう?
只単に、まだ資料が出来ていなかったから?
それとも08年度の資料ではもっと売れた台数が多いから、
クレームをつけるのにインパクトが有るように、少しでも売れ行きの少ない07年度の資料を採用したと言う事?

もしこの事業を続けたいと言う意志のある者が引用するとしたら、
少しでも多く売れたように見せんが為に、もっと多い数字が出るはずの08年の資料を提示する事だろう。

無公害車の製造の為の研究になら、漫画の殿堂を造るのとはわけが違うのだから、有る程度の予算は見込んでも当然の事かと私には思える。
もしかしてこの研究を続けさせたくない理由、又は勢力があるのかも知れないと、
ちょっと気になったので、この記事を書き留めることにしたのだった。

今も紛糾している中東

2009年06月25日 17時21分11秒 | 海外情報

市場で爆弾テロ、多数死亡 米軍撤収前に治安悪化 イラク
バグダッド(CNN) イラク内務省当局者は24日、首都バグダッド北東部にあるサドルシティーの屋外市場で同日夜、爆弾が爆発、少なくとも62人が死亡、150人が負傷したと述べた。同地区はイスラム教シーア派の多数地区で、国際テロ組織アルカイダやスンニ派武装勢力が関与している可能性がある。
野菜を積んだ荷車に爆弾が仕掛けられ、オートバイに引かれてムレディイ市場に運ばれた後、爆発したという。犠牲者には女性、子供もいる。
サドルシティーはイラク軍事作戦で米軍と武装勢力による「激戦」地区の一つだった。治安の一定の改善を受け、米軍は最近、治安権限をイラク側に委ねていた。イラク米軍駐留協定に従い、米軍戦闘部隊は今月末までに都市部から撤収予定だが、これをにらんだかのようなテロ攻撃が最近増えている。
北部キルクーク近郊では20日、爆弾テロが発生、70人以上が死亡している。バグダッド周辺では22日にも爆弾テロが相次ぎ、計20人以上が死亡した。
イラク駐留米軍当局者によると、武装勢力の活動が依然活発なモスル市などに今月以降も米戦闘部隊がとどまる計画も浮上しているが、あくまでイラク政府の選択に掛かっているという。


新聞社によって死者数が72人と書いてある。(どうして10人の違いが出ているのかは不明)
アメリカ軍が今月末には都市部から撤退する予定というのに、最近テロ攻撃が増えているそうである。
すんなりと米軍を帰国させたくないのだろうか?
それにしてはテロで被害に会っているのは、米軍の軍人というわけではなさそうであるが・・・・・
イラク人の仕業だとしたら、彼等は何の為に同朋を無残に殺したりするのだろう?
アフガニスタンやパキスタンで手こずっているらしいアメリカが、イラクに足止めされるおそれがある様な事を、この時期やるとは思えないし・・・・・

イランのデモ騒動も、アメリカのCIAの工作であろうとか、イギリスの差し金であろうとか、色々な観測がなされているようだけれど、真実は何処にあるのだろう?
イランがイギリスの大使館員を2名イランから国外追放にしたら、イギリスもイラン大使館員を2名イギリスから国外追放したと、今朝のテレビニュースで言っていたが、
イランのデモ騒動はアメリカCIAの差し金なのではなく、イギリスの差し金だったということなのだろうか?

中東の事は複雑怪奇で、私にはさっぱりわけが分からない。

与謝野財務相と渡辺喜美元金融相 先物会社から迂回献金

2009年06月24日 21時41分13秒 | 国内情報

与謝野氏と渡辺喜美氏、先物会社から迂回献金か
 与謝野馨財務・金融・経済財政相と渡辺喜美・元行政改革担当相が総務省に届け出ている後援団体「政経政策研究会」(政経会)が商品先物取引会社や関連会社を経由して献金を受けていた疑いがあることが24日分かった。迂回(うかい)献金ならば政治資金規正法に違反する可能性がある。

 迂回献金をしていた疑いが持たれているのは「オリエント貿易」(東京都新宿区、現エイチ・エス・フューチャーズ)と関連4社。政治資金収支報告書などによると、政経会は1981年に設立され、同社の当時の社主が代表を務めており、事務所の所在地も同社と同じ住所となっている。

 政経会からの献金は、与謝野財務相の資金管理団体「駿山会」に92年から2005年にかけて計5530万円、渡辺元担当相の資金管理団体「温故知新の会」には95年から05年に3540万円。(13:37)


去年の3月に政府系ファンドを今にも作りそうな気配になっていたのだった。
確か渡辺喜美氏が政府系ファンドに随分熱心だったと記憶しているが・・・・・

しかしながら、現在のマスコミは自分のスポンサーの関っている事だったら、どんなに悪い事でも、良い事の様に言いくるめるのが常なのだから、
今回与謝野馨氏、渡辺喜美氏のスキャンダルがこうやってマスコミを賑わしていると言うことは、どういうことなのだろう?
彼等の敵が力を持って来たか、それとも此れまでのスポンサーの方針が変わったので見捨てられたということなのかな?
それともスポンサーの言う事に逆らって何かしようとしたと言う事?

近頃のマスコミのやり口を見ていたら、悪いから書き立てているとはとても思えない様な気がする。

本当の独立国になるまでは

2009年06月23日 17時33分24秒 | 思想信条
私の前記事「宗谷、津軽など5海峡、領海幅3カイリに決められていた」に
日本はアメリカに護ってもらっているから当然である。竹島の場合は意味が違うと言う意味のコメントを頂きました。
今日はそこに書きました返事を、記事とさせていただきます。

憲法9条が有っても無くても、米軍は日本に駐留していた事でしょう。
居続けてくれる様に、こちらから頼んだのではありません。
米軍は米国の都合で占領軍として居座っているのです。

米軍が居座っているところに、何処の国が攻めて来ると思っておられるのですか?

それに私が憲法9条にこだわっていますのは、米軍に駐留されて属国状態のままで、戦争が出来る軍隊など持たされていたら、
米軍の戦争に加担させられるだけと思うからです。
下手をすると、乗せられて中国などとの戦端を開かせられるかもしれません。

実際日本は行かないで済んだけれど、韓国軍はあの悲惨なベトナム戦争に参戦させられていたでしょう?

アメリカの様な戦争をビジネスにしているような国の支配下にいる状態でも、
憲法9条が有ったお陰で、日本は此れまで何とかアメリカの戦争に加担せずに済んだのです。

今回のこと(領海を異常に狭く決めていること)でも分かる、日本の政府,政治家の意気地の無さを見たら、
もし憲法9条をアメリカに押し付けられていなかったら、何でもアメリカの言いなりにならざるを得ない政府は、
国民に悲惨な戦争にも行く事を強制した事でしょう。

日本が甘受してる日米不平等条約と、同じような条件では、
アメリカの傀儡政権と陰口されているイラクのマリキ政権でさえ、受け入れを拒否したと聞き及びます。

あなた方は占領軍の意のままに、
つまらない事で意地になって近隣諸国と仲たがいするように、誘導させられているという疑いを持った事はないのですか?

古来「分割して統治せよ」という格言が有る事からも分かるように、
隣国同士を団結させない為に、いがみ合うように誘導するのは占領軍としたら、
初歩的な方策なのではないでしょうか。

何時の日にか米軍が全部帰国してくれたら、
その時こそ日本は日本独自の外交戦略でちゃんとやれるはずです。

だって日本人は国中を焼け野原にされたあの敗戦の後でも、此れだけの経済的復興を成し遂げる事の出来た国民なのですから。

宗谷、津軽など5海峡、領海幅3カイリに決められていた

2009年06月22日 10時22分30秒 | 国内情報
今朝の天木直人さんが今回も大新聞では報じられていなかったと、メルマガで嘆いておられたが、京都新聞では一面トップにこの記事が載せられていた。
「米核通過黙認に領海狭く」という見出しで、
政府が津軽海峡など5つの重要海峡の領海幅を、3カイリ(5.6キロ)にとどめ法的に可能な12カイリ(22キロ)を採用してこなかったのは、米軍の核搭載艦船による核持込を政治問題化させないための措置だった事が・・・・・・・・複数の元事務次官が共同通信に証言した。
という記事が載っていた。(やっぱり京都新聞の方が朝日よりはましだった
}天木さんの記事によると
領海幅をできるだけ広く取ろうとする事はあらゆる意味で主権国家の当然の行為
である。そして今日の国際法の下では少なくとも領海12カイリ(約22キロ)の
幅がどの国にも認められている。

 それにもかかわらず日本政府は、宗谷、津軽などの重要5海峡に限ってその
領海幅を意図的に3カイリ(約5・6キロ)にとどめてきた。

 なぜか。それは米軍の核搭載艦船がこれら海峡を通過するからだ。領海幅を
3カイリにとどめておけば米軍艦船は公海を通過することになる。逆に12カイリ
とすれば、日本の領海内を米国の核搭載艦船が自由に通過する事になる。

この事を外務事務次官経験者は次のように語っているという。

 「・・・(3カイリにした)おそらく唯一の理由だろう。だから自分は日本と
いうのは恥ずかしい国、勇気のない国、だらしのない国だと思った・・・」

 ただでさえ、政府・外務省は核持込を認める密約を重ねて国民を裏切っている。
だから国民への背信をどれほど積み重ねても、もはや大差は無いと思うのだが、
それでも嘘をつくことに対する良心が痛むのだろう。たとえ核密約がばれても、
米艦船は公海上を通過している、という口実を残したかったのだ。少しでも
嘘をつくことを避けたかったという事だ。
********
国民に本当のことを言う勇気がないために嘘を言い
その嘘がばれない為に、さらに別の嘘を言う。
しかもそれは国にとって不必要な権利放棄と軍事的危険さえ伴うもので、只の嘘ではないものである。

右翼は韓国ともめている竹島という、岩だけで出来たほとんど利用価値の無い島に執着して、
「例え利用価値は無くとも、国土を減らすということは国家にとって重大な事態だから、見逃すわけには行かない」とか何とか言っておられたようであるが、
領海も領土の一部とみなされる領域であるし、竹島と比べてその領域の面積は比べ物にならないくらいに広いというのに、何故か誰一人このことを嘆いておられるのを見た事がない。
私の世間が狭いだけで、実際にはその事を嘆いている、右翼も少しはおられるのかもしれないけれど、竹島、竹島と大騒ぎしているネトウヨさんには、余りこのことは気にならない人が多いようである。

要するに、一般国民はマスコミ又はその所属する処の指導者が、指し示す事がこの世の中の最重要課題であると、思い込む習慣ができてしまっており、それ以外は想像も出来なくなっているという事なのかも知れない。(他人のことは言えないのだけれど・・・・・)

正義の士?鳩山邦夫

2009年06月21日 15時42分13秒 | 国内情報
今日から梅雨に戻るという予報だったのだけれど、
午前中は何時降るか分からないどんよりとした空模様だったけれど、
午後からはうす曇の空から、陽がさす天気となった。
今日は一年で一番日が長い夏至である。
夏至の頃は大抵梅雨の真っ最中で、統計的には雨の日が多いらしいけれど、
晴れると陽射が強く暑くなる。
こんな日の太陽に地面を焼かれたら、今年の夏はどんなに暑くなる事だろう?

この夏ついに総選挙は行われるのだろうか?

鳩山前総務相:「選択肢は多い」 離党は否定
 自民党の鳩山邦夫前総務相は20日、福岡県久留米市内で開いた自らの後援会会合であいさつし、次期衆院選前の離党の可能性を否定した上で、「私がこの夏どういう行動を取るか、選択肢はいっぱい持っていたい。『おやっ』と思うような行動をする時があっても、私の基準は正義だ」との考えを示した。

 自民党内では総裁選の前倒し案が浮上している。鳩山氏の発言は衆院選前に総裁選が行われた場合、自らの出馬などを念頭に置いたものとみられる。【松尾雅也】


自民党総裁選前倒しで総裁選をするかもしれないということで、
鳩山邦夫氏が、自民党総裁職に食指を伸ばしかけているらしい。
やっぱり鳩山邦夫氏の、西川郵政社長否認劇は、
鳩山邦夫氏の売名も目的のうちに入っていたというのは本当なのかも知れない。

このニュースの中にある鳩山氏の言葉、
「『おやっ』と思うような行動をする時があっても、私の基準は正義だ」という言葉には、
小泉フィーバーの時の小泉元総理の、
「私に反対する者が、抵抗勢力です。」という言葉と、一脈通じるものが有るような気がする。

今度は国民を「正義の士」なる幻想に酔わせてあやつろうと、
政界のフィクサーたちは思っているのだろう。

小泉改革に騙された頃と比べて、私たち国民は、いくらかは成長したのだろうか?
次の総選挙で結果がでる。
そして今度間違えたら、気づいても後の祭りである。
次の選挙まで何年間も、国民の意思を示すチャンスは来ないだろうから。

梅雨の中休み最後の日

2009年06月20日 21時28分49秒 | 国内情報

今年初の「猛暑日」 熊本県菊池市35・7度、大分県玖珠町35・0度 21日から梅雨空に
2009年6月20日 20:15 カテゴリー:社会 九州 > 熊本
 福岡管区気象台によると、日差しが強く風が弱かった影響もあり、菊池は6月の気温として観測史上最高。長崎県島原市でも観測史上最高の34・4度を記録した。そのほか、大分県日田市34・2度▽鹿児島県さつま町32・5度▽宮崎県西米良村31・1度―など、軒並み厳しい暑さとなった。
 同気象台によると、九州地方は21日から向こう1週間、北部も南部もようやく曇りや雨の梅雨空が見込まれるという。
=2009/06/20 西日本新聞=


近畿地方もこのところ梅雨の中休み状態で、毎日強い陽射の日が続いていたけれど、
今日の夕方から、雲行きが変わってきた。
明日あたりから梅雨に戻るそうであるが・・・・・

今年の夏も、猛暑となるのだろうか?
やっぱり地球温暖化は、確実に進んでいるのかも知れない。

今夜のテレビのニュースで、7月解散8月総選挙に向けて動き始めている、与野党の党首の姿を報道をしていたが、
その時映されていた麻生さんの、街頭演説
「・・・・定額給付金、始めは評判が悪かったけれど、実際に出てからは(評判は)悪くなかったようではありませんか!皆さん覚えていますか?忘れないでね!」ですって。

此れでは定額給付金は、買収工作の為に出しました。と問わず語りに白状しているようなものではありませんか!
こんな頭で1年近く日本は外交交渉をされ、
国の運営をされていたのかと思うと悲しくなりますね。
それでもやっぱり、麻生総理はサミットにも出て行く気でおられるのでしょうか?
外国の首脳も、無駄な時間を過ごさせられて迷惑じゃない?
イエイエ、日本からたんまり資金を引き出せるチャンスと、喜ばれているのかもしれませんよ。
「いやはや・・・・・」

臓器移植法改正案 衆議院通過に思う

2009年06月19日 17時58分05秒 | 国内情報

臓器移植法改正案:衆院可決 一歩前進、時期尚早 一人でも多くの子救って
 ◇提供側の苦悩知って
 臓器移植法改正案A案が18日衆院で可決され、現行では禁止されている15歳未満からの臓器提供へ向けて進み始めた。移植を待つ子を抱える家族や支援グループは「参院でも可決して」と期待を寄せるが「時期尚早」との声も出ており、A案可決は複雑な波紋を広げている。【内藤陽、金子淳、田中裕之】

 「長かったね」。NPO法人「日本移植支援協会」北海道支部長の斉野亮介さん(35)=札幌市豊平区在住=と妻の真由美さん(39)は長女朱里(あかり)ちゃんの遺影がある仏壇に手を合わせた。朱里ちゃんは生まれつき重度の心臓病などを抱えていた。国内で心肺同時移植ができないため渡米したものの「移植適応外」で移植できずに、00年2月に1歳で他界した。

 その後、道内で臓器移植のため、海外渡航した子どもは少なくともほかに2人いるといい、斉野さんは「海外渡航は本当の最後の手段。わが子を救うため、わらにもすがる気持ちです。(A案可決は)一歩前進。一人でも多くの子どもの命を助けてほしい」と期待する。

 十勝管内豊頃町出身の自衛官、山保幸己(さんぽこうき)さん(32)=横浜市在住=の長男一己(いっき)ちゃん(1)は5月23日、米カリフォルニア州の病院で心臓移植手術をした。手術費用の不足分は募金で集め、4月15日に渡米したが、手術までに時間がかかり、体力が低下したことなどから、術後の状態は安定していないという。

 豊頃町在住の祖父の登さん(57)は「国内で早く移植できれば、一己にも周りにもこんなに負担が増えることはなかった。いろいろな議論があると思うが、A案が通れば喜ばしい」と話す。

 一方「北海道交通事故被害者の会」代表の前田敏章さん(60)は「臓器の提供を受ける側の立場ばかりクローズアップされ、提供する側の苦しみが見逃されている」と批判する。

 A案では、本人が生前に拒否していない限り年齢にかかわらず家族の同意で臓器提供が可能とされるが、前田さんは「家族は、臓器提供に同意しても断っても『これで良かったのか』と悔やむ。臓器提供するか聞くこと自体が非情。もっと議論する必要がある。参院は良識の府として廃案にしてほしい」と訴えた.。


急な事故等で死亡してしまった家族を悼む間もないうちに、
「臓器提供して欲しい。」と、家族の死を待っていたかのような事を言われたら、悲しみの底にある事故被害者の家族は、どんなにつらい事だろう!
そして、その頼みを断ったために、誰かが死を迎えざるを得ないと聞かされたりしたら、どんなにパニクル事だろう!
「送り人」という日本映画が世界の話題になり、
古来よりの日本人の家族を送る時の、細やかな情緒が話題になったところだけれど、、
死んだばかりの家族の臓器を、見ず知らずの人に提供する為に、
切り取って良いかどうかを、一刻を争って決めねばならないというのが、
普通の人間の普通の家族の送り方になるかもしれないなんて、
ちょっと残酷過ぎるのではないだろうか!
脳死の段階では心臓はまだ動いているという。

その段階で、家族の体に麻酔もなしで、メスという刃物が入れられるのを、
可哀そうな人を助けると思って、容認してくださいと泣きつかれたら、
どちらを選んでも、選んだ家族は煩悶する事になるに違いない。

只でさえショックな家族に更なるストレスを与えて、
その家族が病気にならないという補償が、何処にあるというのだろう。

例え社会的不正義、不法行為(誘拐とか借金のかたに取られる)とかは、
警察がきっちり取り締まって、起こさずに済ます事が出来たとしても、
脳死した家族に臓器提供を迫る事を許す法改正は、やっぱりするべきではないと思う。

病人やその家族が、自分達の事しか見えなくなってしまうのは、仕方ない事かもしれないけれど、
此れを法律で許す事は、絶対にするべきでないのではないだろうか?

異常事続出の昨今

2009年06月17日 11時55分56秒 | 思想信条
今日は17日なので立木さんにお参りした。
朝から晴れ渡って、夏のような日差しであった。
昨日の夕立で、河沿いの参道には、まだぬかるみが残っていた。
信楽川は昨日の雨で土が流れ入ったようで、黄土色の濁流になっていたが、
瀬田川は一昨日よりも水量を絞って(洗い堰で)いるようで、一番水量の少ない時の川幅になっていた。
 昨日滋賀県と京都府南部に豪雨とともに雹の襲来があったと言う事だが、
滋賀県北部の琵琶湖には余り恩恵が無かったのかも知れない。

京都府南部の宇治市では26戸が床上浸水、240戸が床下浸水になったそうである。、
滋賀県東近江市では、1センチ位のから、大きいのではピンポン玉程の大きいのまで、雹が降って来て、公民館や温室のガラスを割ったそうである。
子供の頃4月に雹が降ったのを記憶しているので、春先のものかと思っていたのだけれど、
雹が降るのは5~6月が多いのだそうである。
それにしてもピンポン玉ほどの雹が降るとは、やっぱり異常気象なのだろうか?
もし頭にでも当ったりしたら大変なことになっていたかもしれない。
幸い人身事故にはならなかったようで何よりであったが・・・・・

異常気象といえば、オタマジャクシや蛙が、空から降ってきたような感じで、
死骸が散らかっていたという事で、先日から北陸から広島県など、あちこちで見つけられ、土地の人を驚かせているという報道が何日か続けて有った。
小さな竜巻が持ち上げて落としたものか、カラスの様な鳥が、口に含んでいたものを何かの都合で吐き出したか、とか色々原因が考えられるけれど、結論はでていないようであった。

人間界でも、総理大臣が、罷免理由充分の国有会社の社長を、監督官庁の大臣を首にして迄守り抜いて、国民を驚かしたり、
イタリアでは13兆円もの米国債を持った日本人が、イタリア政府に逮捕されたりと、此れまでの常識では想像も出来ない様なことが、次から次に起こっている。

今年という年は、後年何と記録される事だろう?

核廃絶 衆議院 初の議決

2009年06月16日 16時12分01秒 | 国内情報

核廃絶:衆院、初の決議 政府に一層の努力要求
2009年6月16日 13時25分 
 衆院は16日午後の本会議で、核兵器廃絶に向けた取り組みの強化を求める決議案を全会一致で採択した。核廃絶の国会決議は初。決議案は「唯一の被爆国として核兵器廃絶に向けて先頭に立って行動する責務がある」と明記し、政府に「核廃絶・核軍縮・核不拡散に向けた努力を一層強化すべきだ」と求めた。

 決議案は、オバマ米大統領が核廃絶を目指す包括的戦略を表明したのを受けて野党側が提案し、与党と内容を検討してきた。参院も17日に同様の決議を行う見通し。【木下訓明】

 ◇核廃絶決議の要旨◇
 わが国は唯一の被爆国として、世界の核兵器廃絶に向けて先頭に立って行動する責務がある。冷戦後も核兵器の脅威は高まりつつある。現実を重く受け止め、核保有国の理解を求め、核軍縮・核不拡散の取り組みと実効性ある査察体制の確立を積極的に進めるべきだ。

 4月5日、オバマ米大統領は「核兵器のない世界」を追求する決意を表明した。国連安全保障理事会も北朝鮮の核実験に対し決議1874号で断固たる拒否の姿勢を示した。政府はこの機会をとらえ、核兵器廃絶の動き、とりわけ北朝鮮の核問題を含む地域の核廃絶への対応を世界的な潮流とすべく努力しなければならない。

 2010年核拡散防止条約(NPT)再検討会議で主導的役割を果たすとともに、国際社会に働き掛け、核実験全面禁止条約(CTBT)の早期発効など、核廃絶・核軍縮・核不拡散に向けた努力を一層強化すべきだ。


此れが只のパフォーマンスでなく、日本の政治家の本心から出たことと信じたい。
そして核兵器だけでなく、原発も収束の方向に持って行くよう決議に加えてもらえたらよかったのにな~

天下の知恵者が知恵を絞る世界の恐ろしさ

2009年06月15日 17時08分54秒 | 思想信条
最近テレビの傾向が、郵政民営化に反対の者にとって、なんとなく心地よい報道が増えているような気がしていた。
読売テレビの「みやねや」等では、鳩山総務相辞任の報道が、明らかに総務相を応援しているもので、鳩山邦夫氏に肩入れしていた私としたら、意外な思いながら気分良く聞けて、最近テレビも反省してきたのかな~位に感じていた。
今朝の朝日放送でも、鳩山邦夫の派閥の人を呼んで、鳩山邦夫の立場を説明させていた。
しかしテレビの本分は国民操作である。
財界の資金で運営されているテレビが、国民操作の手を緩めているはずが無いのであった。

今朝「気まぐれな日々」さんからTBして頂いた「鳩山邦夫とナベツネの結託に、「大連立」のどす黒いたくらみ 」を読んで、彼らの新たなたくらみを垣間見る思いがした。

読売新聞の渡辺恒夫氏は、生きているうちに憲法改正を成し遂げたいというのが長年の念願であったそうである。
それで思い通りの憲法改正をさせるために、鳩山邦夫と組んだのではないかと言う事である。
鳩山邦夫も元々憲法改正論者であるから、
鳩山邦夫に、この郵政社長をめぐる対応で、国民的人気を勝ち得させ、
その勢いに乗って新しい勢力を造り、その勢力を率いて民主党の右派と結ばせる。
それからおもむろに民主党の左派を、民主党から締め出してしまうと言う目論見で動き始めているのではないか、というのがkojitakenさんの推理かと思う。
そして、それを読んだ時、「さも有りなん」と言う気がしてきたのだった。

今日本の企業の中には、武器を製造 輸出したいと企んでいる会社があるそうである。
テレビは企業のコマーシャル料と言う名の資金で、一切が賄われている。
マスコミ関係者にも、企業の関係者にも、天下の知恵者がそろえられているから、私のような、所謂「お人よしの馬鹿」単純思考の者を騙すのは、
彼らにとって「赤子の手をひねる」よりも簡単な事なのであろう。

私が民主党を応援する気持ちの中には、
憲法改正に反対の人が大勢あると思うからなのに、
ふたを開けたら自民党と同じく、政官財の利益誘導を最重要課題とする政権であったと言うのでは、どうしようもない事になってしまう。
お金の亡者たちの中には、
お金の為だったら戦争も辞さないと言う人種がうようよしている、
というのは、アメリカ人に限った事ではないのかもしれないし・・・・・

今更ながらではあるけれど、政治は難しいものなのだな~と改めて痛感させられたのだった。