春 夏 秋 冬

めぐり来る 春夏秋 麗しき 大和し護れ 民草いとえ 
          

ブログ休止のお知らせ

このブログの表題に入れた短歌の、春夏秋冬の中の冬の字が、誰かによって削られて、修正不能になって久しいのですが、昨日から編集画面までが、誰かにいじられたようで、出す事が出来なくなっています。 この記事作成画面も、何時使用不能になるかもしれない状況にありますので、 春夏秋冬はこの記事をもって、しばらく休ませていただく事にしました。(2010年3月) * * * * * * *  Fc2ブログに不祥事が起き、広告主が引き上げたそうです。 Fc2は何時終了になるか予断を許さない状況かと思い、 気になる過去記事を少しずつ、こちらのブログに写す事にしました。(2015・4・24)

今回の鳩山邦夫の立ち位置は?

2009年06月14日 10時01分40秒 | 思想信条
鳩山邦夫元総務相のことを裏切り者だと言っておられるブログがあることを知り、ちょっと戸惑っています。
鳩山邦夫という人は色々な言動で、世の中を驚かし、悪評も多い人ではあるけれど、今回の郵政改革についての彼の心の立ち位置は、本気だったと私には思えるのです。
鳩山邦夫が麻生太郎を総理に推していたのは3年も前からであり、
麻生政権が出来た時、恐らく選んで総務大臣になったと思われます。
此れは鳩山邦夫が麻生政権の目的を、郵政会社の悪事を牽制する為として満を持していたからなのではないでしょうか?

鳩山邦夫が麻生太郎と結んだのは、麻生太郎も「郵政改革に問題あり」と言う意見で、そこで意見が一致したからであると信じてもいいのではなかろうかと思うのです。
鳩山邦夫は何年間も時期を待って、念願の総務相になり郵政会社の不正から国民の財産を守る為、全力で頑張ったのだと思います。
麻生総理も最後には同志として、この目的達成の為に決断してくれると、鳩山邦夫は信じていたのだと私は信じています。

鳩山総務大臣が頑張ってくれたお陰で、かんぽの宿の不正売却を阻止し、
それ以上に、株価が底値になったときを見計らって、郵政の株式を民間(米国企業?)に譲渡されていたかもしれないのを、未然に阻止できたのも、
彼らの同盟が有ったお陰だったのではないでしょうか。

麻生太郎は、出来れば良い事をしたいけれど、「邪魔が入って・・・」と言い分けする、典型的な普通人で、
鳩山邦夫は誰が何と言おうと、自分の考えは変えないという事に誇りを持っている人なのではないでしょうか。
だから世間から後ろ指指されることもしばしば有って、問題児視されることにもなってこられたのではないでしょうか?
鳩山邦夫の思想を知っているわけではないから、鳩山邦夫のすべてを正しいという気はありませんが、この件に関してだけは、彼は本気だったのではないかと言う気がしてなりません。

勿論、失敗しても結果として選挙に有利になると言う事も、心の片隅に無かったとは言えないかもしれませんが、
3年も前から計画を立てていたことであることを考えれば、
少なくとも、パフォーマンスが所期の目的であったと言う事は有り得ないのではないでしょうか?

鳩山邦夫氏のすべてを肯定する積りは有りませんが、
こういう蛮勇ともいうべき勇気を発揮せねばならない時、鳩山邦夫のような一概坊主とも言える様な人格は、貴重な存在であると私は思います。