春 夏 秋 冬

めぐり来る 春夏秋 麗しき 大和し護れ 民草いとえ 
          

ブログ休止のお知らせ

このブログの表題に入れた短歌の、春夏秋冬の中の冬の字が、誰かによって削られて、修正不能になって久しいのですが、昨日から編集画面までが、誰かにいじられたようで、出す事が出来なくなっています。 この記事作成画面も、何時使用不能になるかもしれない状況にありますので、 春夏秋冬はこの記事をもって、しばらく休ませていただく事にしました。(2010年3月) * * * * * * *  Fc2ブログに不祥事が起き、広告主が引き上げたそうです。 Fc2は何時終了になるか予断を許さない状況かと思い、 気になる過去記事を少しずつ、こちらのブログに写す事にしました。(2015・4・24)

アメリカは日本に核兵器を売り込むために北朝鮮を唆している?

2009年02月28日 17時14分54秒 | 政治
雨の日のやたらと多い二月だったけれど、二月最後の日の今日は、一日中爽やかに晴れて暖かく穏やかなお日和だった。

オルタナティブ通信に米国の対日・核兵器販売「促進戦略」という記事が載っているのを初めて知った。
これは日本人にアメリカは頼りにならないと感じ始めるように仕向け、
また一方、北朝鮮には核兵器で日本を脅迫させ続けることによって、
日本の世論を、日本も核兵器を持つべきだと言うように仕向けて、
核兵器販売を成功させようと、今アメリカは企んでいるというものである。

昨日の私のブログに引用した田中宇さんの記事の、
米国の保守系シンクタンク「ケイトー研究所」(Cato Institute、リバタリアン)の上席研究員であるダグ・バンドウ(元レーガン大統領特別顧問)が、外交政策雑誌ナショナル・インテレストに「アジアの世紀が来た」 の論文を、オルタナティブ通信の記事を見た後に見ると、
ダグ・バンドー氏の記事は、まさにこの目的の下に書かれたと見ることができる。

バンドー氏は日本が自発性を持つように仕向けている善意の助言者の振りをして、日本人が北朝鮮の脅威に恐れをなして、核兵器を欲しがるように仕向けて、
アメリカの経済を立て直すために、高額で核兵器を日本に売りつけようと言うのだとの説は、吟味してみる値打ちが十分にあると思える。
核兵器と言っても、ピンからキリまであるだろうから、
米軍には古い型で、捨てるにも処理費がかかるし、置いておくにも維持費がかかる、開発途上に作った核爆弾が、多数あるのではないだろうか?
それらを、日本に引き取らせる、しかも莫大な代金を払わせて引き取らせることができたら、そのメリットは現在のアメリカにとってはどんなにか魅惑的な商売であろう。
日本を驚かすための役目は、日本に含むところが有り、しかも今経済的に困りきっている北朝鮮なら、アメリカに注文してもらったら、喜んで引き受けることだろう。(これまで何度もやってきたように・・・・)
北朝鮮はきっとどんな役回りでも演じて見せることだろうから、
この核兵器売り込み計画はかなり手ごわいことになるかもしれない。

やっぱり日本は、平和憲法一途に行くのが一番なのではないだろうか?
北朝鮮が核を撃ち込んで来たらどうするのだと心配する前に、
核兵器でなくても、日本の原子力発電所にミサイルを撃ち込まれたら、
核兵器を打ち込まれたのと同じことになるのだから、
私たちは原子力発電所は即刻閉鎖すべきであると主張することのほうが、先決ではないだろうか?

そして北朝鮮にしてもどこの国にしても、
日本に核兵器を打ち込んでくる国が有った時には、
地震に襲われた時諦めざるを得ないのと同じように、
観念して身の不運とあきらめることにして、
成り行きに任せる方がましなのではないだろうか?

日本が例え核兵器を持っていても、原子力発電所をミサイル攻撃されたら、放射能被害は避けられないだろう。
それで報復にミサイルを撃ち込んだ国に向けて、核爆弾を打ち込んだりしたら、
国際世論は何と言うだろう?
運悪く原子力発電所に当たったとは言え、相手はただのミサイル攻撃だったのに、
すぐに核爆弾を打ち込むなど、日本人はやっぱり乱暴者だと非難されかねない。

そしてアメリカは日本を制裁すると称して、徹底的に打ちのめしを図ってくるかもしれないではないか。(多分その時点では、日本の富はもう吸い尽くされている事だろうから、徹底的に再起不能にしようとするのではないだろうか?)

こんなシナリオを考えてくると、
日本は今まで通り、諸国民の公正と信義に信頼して、武力を持たないという立場に徹するのが一番ではないかと、改めて思えてきた。

日本は産業を盛んにしていたら、外国はそれを焼き滅ぼすのは惜しいと思うだろうから、
核爆弾を打ち込むのは全部吸い尽くしてからにしようと、
すぐに攻撃することは、控えるのではないだろうか?
だからアメリカから全部吸い取らせないことが、日本の生き残る唯一の道ではないかと思うのである。

バブルがはじけて、銀行が貸し渋りをして、次々に優良企業を倒産させた頃、
銀行の使った手は、それまでの借金を、後でまた貸すからとほのめかして油断させ、企業に全額返済させ、
その後は融資の依頼に一切応じないで当座の資金繰りもできなくさせて、担保物件はいくらでもあり、赤字でもない企業を次々に倒産させたという話を聞いたことがある。
私の住んでいる団地を造成した業者も、そういう経緯で倒産してしまったということであった。
社長は程なく病気になられて、「銀行に騙された」と言って亡くなられたそうであった。

心置きなく潰させる様な状態には、日本を持っていかないように、気をつけねばならないのではないだろうか。

対米従属を卒業するためには?

2009年02月27日 10時21分06秒 | 思想信条
しばらくブログから離れているうちに、二月も今日明日で終わりとなってしまった。昔から二月は逃げると言うそうだけれど、本当にたちまち二月も終わろうとしている。
昨日はあの2・26事件の日だった。
しかしテレビではあまり話題に出ていないようだった。
以前は2・26特集としていろいろなものが放送されていたような気がする。
(尤も最近テレビのワイドショウのようなものを、あまり見なくなってきているのだけれど・・・・・)
あんなことが二度と起こる世にならないようにと祈る思いである。

今日のメルマガに天木さんが書いておられたところによると、
小沢さんの「(在日米軍の駐留は)第7艦隊の存在で十分だ」と言ったことが、今大問題化しようとしているということである。
日本が対米従属からの自立をすることは重要なことであるが、それを性急に求めてはいけない、国民の支持を背景に、米国を納得させる形で行なわれなければならない、少なくとも米国を刺激する事だけは避けて進めなければならなかった。と残念がっておられた。
自民党はこのことで鬼の首を取ったごとくに、民主党を攻め立てていこうとしているそうである。
それなら小沢さんも、もうISAFに協力するなどと中途半端なことは言われないで、日本は憲法9条を守って、平和外交に徹するという道を選ばれたらよいのではないだろうか?
私たち国民が対米従属にしがみつくかどうかで、今後の政治は変わることになりそうである。

田中宇さんのブログ「アジアの世紀」の光と影」によると、米国の保守系シンクタンク「ケイトー研究所」(Cato Institute、リバタリアン)の上席研究員であるダグ・バンドウ(元レーガン大統領特別顧問)が、外交政策雑誌ナショナル・インテレストに「アジアの世紀が来た」 The Asian Centuryという論文をもとに、

日本の右翼(右派、民族主義者)の多くが、表向きは「民族主義」を掲げつつ、実は正反対の、日本人を腐らせている対米従属体制を維持するための言論を繰り返ている。日韓の対立を扇動するのも、日韓相互の対米従属策の一部である。右派は対米従属を棄て、日本人の民族的な自立心(精神的強さ)の回復をうながすバンドウを支持し、朝鮮人を敵視せずに日韓協調を目指すべきである。
 最近の米国が発する覇権衰退のにおいをかぎつけ、北朝鮮の金正日政権は、脅されたくなければ金を出せと言わんばかりに、日米韓の側に対し、強硬姿勢やミサイル試射準備を見せている。米国は、北の強硬姿勢を放置しているので、対米従属の日韓も、右へならえで北の強硬姿勢を無視している。自立重視(主体思想)でやってきた北は、そんな日韓を馬鹿にしている。
 北から馬鹿にされたくないのなら、日韓は、たとえば米国抜きの日韓合同軍事演習を北朝鮮沖の日本海で行うなどして示しをつけ、その上で北との外交を再開するのがよい。(こうした主張は「好戦的で違憲」と却下される。護憲思想も、対米従属の正当化に利用されている。)
と書いておられた。

憲法9条も諸外国の公正と信義に信頼しとは言っていても、
現実に脅迫している国がある場合に、それに対応することまで禁止してはいないのではないだろうか?
だから自衛隊も認められていることだし・・・・・
(自衛隊も厳密に言えば違憲だということではあるけれど、家に鍵をかけるのと同じで、自衛隊は認めるべきであると、素人考えではあるが私は思っている。)

しかしながら、攻撃は最大の防御などと、論を広げてくると、軍国主義になってしまいかねないから、あくまでも自国の防衛に限ると言うことは絶対条件とするべきだと思うけれど・・・・・

追記 この件に関するニュース(106件の内の一部)
「日本の防衛は日本が責任を」 民主・小沢氏が発言
政府・自民:小沢・民主代表批判、相次ぐ 在日米軍削減論で


鳶にあぶらげ

2009年02月21日 07時48分51秒 | 政治

再議決欠席表明「筋通らない」 小泉氏に閣僚から批判 
自民党の小泉純一郎元首相が定額給付金財源法案の衆院再議決を欠席する考えを表明したことについて20日午前の記者会見で、閣僚から小泉氏に苦言を呈したり、批判する発言が相次いだ。一方、河村建夫官房長官は閣議に先立ち、小泉氏に対する「過剰な反応」は控えるよう各閣僚に要請した。

 塩谷立文部科学相は「(1月の衆院採決は)賛成だったのに筋が通らない」と反発。石破茂農相は「党員である以上、党の方針に従うべきだ。党の中がゴタゴタしているのは、一般の方々から見れば一体何をやっているのかということになる。決していいことではない」と批判した。

 舛添要一厚生労働相は「意見があれば政策決定の過程で出すべきだ。ツーレイト(遅すぎる)」と指摘。中曽根弘文外相は「元自民党総裁だから特に党の方針には従ってもらいたい」と自制を促した。

 鳩山邦夫総務相は「立派な先輩として心から尊敬していただけに残念」とし、公明党の斉藤鉄夫環境相は「政治家としてぶれのない行動をすると信じている」と語った。

2009/02/20 11:53 【共同通信】


小泉総理の威力もかなり落ちている模様である。
小泉元総理に従って、党議違反をしようとする者は、殆ど無かったらしい。
それにしても、嘗ての郵政民営化に反対の投票をした議員を、
党議に反したと言って除名処分にしたうえに、
総選挙の時には刺客まで送るという、強引極まりない事をしたのに、
自分は平気でで党議に反すると宣言できるのは、
独裁者の才能という事なのだろうか?

小泉元総理が、2兆円の給付金にこだわったのは、
郵政民営化にクレームをつけられたので、怒って麻生政権にけちをつけたいからだろうというのが、大方の見方であったけれど、
「反戦な家作り」さんがエージェント失格の小泉純一郎だが・・・・・にユニークな見方をしておられた。
小泉元総理の今回の定額給付金財源法案に反対されたのは、
郵政民営化を見直すような動きを麻生政権が始めたからと、一般には見られているけれど、本当は定額給付金の2兆円というお金を、国民にばら撒くことを阻止したかったのではないかというものである。
とことん金策に困窮しているアメリカにしてみたら、
国民が反対している2兆円もの金額の定額給付金を、ばら撒くなど正気の沙汰には思えないことだろう。
そんなお金があるのなら、アメリカに回せと言いたくなるであろう事は想像に難くない。

そこでエージェント小泉純一郎にお声がかかったということなのだろうという訳である。
そうかも知れないという気がしてきた。
定額給付金に反対して、そのお金をそのまま、アメリカに毟り取られるくらいなら、例えばら撒きでも、日本人の懐に落とす定額給付金の方が何層倍国民のためになるか分からない。
そのお金を、国民の福祉のためにと、地方の困窮した財政援助に確実まわされる見込みは少ない今となったら、定額給付金に反対するなど、愚の骨頂かもしれない。

「鳶にあぶらげ」を進呈するようなことに同調させられるのは真っ平御免蒙りたいと思ったのだった。


今日は弘法大師のご縁日だったので、立木さんにお参りした。
山上の休憩所で、柚子湯を頂きながら考えていたら、
巧くまとまらないでいた短歌のしめの言葉が、ふと浮かんできた。
その「民草いとえ」のフレーズが浮かんだ時、”いとう”という言葉は嫌うという意味ではなかったかなと心配になって、家に帰って国語辞典で調べてみたら、
大事にする、かばうという意味があることが確かめられた。(体をいとうなどの使い方をする)
なんだか「民草をいとえ」との弘法大師のお思いを頂いたような気がしてきてた。
今日からテンプレートにのせることにする。


春闘は誰の為?

2009年02月19日 21時35分31秒 | 労働問題

春闘:電機業界の労使交渉始まる 認識の差大きく 
電機連合傘下の労働組合の09年春闘の要求が19日出そろい、春闘相場作りに大きな影響を与える電機業界の本格的な労使交渉が始まった。各社とも前年(2000円)を大幅に上回る4500円のベースアップ(ベア)を求めたが、経営側はベアどころか、「定期昇給ありきはありえない」と、賃下げの可能性にも言及。賃上げによる個人消費活性化を訴える組合側との認識の差の大きさが鮮明になった。

 電機連合の統一要求に沿い、日立製作所が昨年妥結実績(1000円の賃金改善と4.91カ月の一時金)を大幅に上回る4500円のベアと年間5カ月の一時金を要求したのをはじめ、各社とも足並みをそろえて大幅なベアを要求した。労組側は「物価上昇による賃金目減り分を補てんし、個人消費拡大につなげる」(電機連合の中村正武委員長)と主張する。


不景気で派遣切りが横行し、正社員切りも始まるかもしれないと、危惧されている時に、
労働組合の経営者に対する要求が、大幅なベースアップの要求で、賃上げによる個人消費活性化を訴えるといっている。
少々賃金が上がったとしても、いつ首を切られるか分からない状況において、人は消費を活性化するだろうか?
例え賃金は据え置かれたとしても、雇用の安定が守られると信じることが出来たならば、
月賦で買うという手も有るから、消費が伸びることを期待することも出来るけれど、
いつ失業させられるか分からない状態であるならば、たとえ貯金が有り、高級を取っていたとしても、
将来何かあったときのためにと、なるべく貯金しようとするのが人情ではないだろうか?

労働組合の代表者の人たちに、そのくらいのことが分からないとは思えない。
これは経営側にいわば「塩」を送る行為なのではないかと疑いたくなってくる。

「この世界的不景気の時代に、のんきにベースアップを要求するなど、何という奴等だ。」と経営側は一蹴し安いし、
派遣切りの残酷さを言われたり、雇用の安定をと要求されたら、無碍に切り捨てることも出来にくい。
そういう心配もせずに済むようにと、労組側が気を使っているのではなかろうかとさえ思えてくる。
労組はもう労働者のために交渉する気など初めから無く、
組合員の為に賃上げを求めている振りをして、
会社側の都合の良いような交渉経過を演出しているような気がしてしまうのは、私だけだろうか?
今日もはのち

日露首脳会談 サハリンで開催される

2009年02月18日 16時38分39秒 | 国内情報

日ロ首脳会談 領土問題の早期解決に向けた新たな方策を検討することで一致
ロシア極東のサハリンを訪れている麻生首相は、メドベージェフ大統領と会談し、懸案の領土問題について、早期解決に向けた新たな方策を検討することで一致した。
麻生首相は「新たな、独創的で形にはまらないアプローチを、われわれの世代で解決すべく、具体的な作業を加速しようということで一致しております」と述べた。
会談後、麻生首相は、領土問題の解決に向けて、「政治家が決断する以外方法がない」と、進展に向けた強い意欲を示した。
また、会談では、プーチン首相が5月に来日することでも一致した。
    FNNニュース(02/18 14:13)


北方領土問題は、日ソ(ロ)間の関係改善を阻むべく設定されていたという噂も有った位に、
長らく解決の難しい問題であった。
サハリン2本格稼働 天然ガス工場完成 日本に出荷へ(02/18 14:52)
日本のエネルギー資源確保の為にも、程良いところで折り合いをつけれたらと、期待される。
しかしながら、麻生政権はいつまで持つのだろうか?
政権が変わっても、日本の方針は変わらないと期待できるのだろうか?
09年度予算:衆院通過は来週以降 野党、中川氏問責取り下げ
このニュースによると、予算の衆院通過は来週以降ということであるが、予算成立後には選挙管理内閣を作って解散総選挙になるだろうとの見方が有る様だ。
プーチン首相が来日する時の、日本の首相は一体誰になっているのだろうか?
こんなにも多事多難、問題山積の時に、政権がかくも不安定きわまる事態にあるというのはどういうことなのだろうか?
これまで何かにつけて、運の良い国であった日本だから、
これも良い方への天の配剤と思いたいところだけれど・・・・・

ゆうちょ銀行 オリックスの株買い増し

2009年02月17日 16時22分02秒 | 政治

ゆうちょ銀、オリックス株買い増し=かんぽ生命は持ち高縮小-日本郵政 
日本郵政子会社のゆうちょ銀行が2007年10月の民営化後、特定金銭信託を通じてオリックス株を5万5680株買い増していたことが17日、分かった。一方、かんぽ生命保険は、民営化後に特定金銭信託での同社株の持ち高を54万40株減らしていた。日本郵政が総務省に提出した調査結果で明らかになった。
 2月上旬の衆院予算委員会では野党議員が、保養・宿泊施設「かんぽの宿」のオリックス不動産への譲渡が決まる昨年12月の前に、親会社オリックスの株式を日本郵政傘下の金融2社が買い増していた可能性があると指摘していた。(2009/02/17-13:06)


日本郵政はオリックスの株を、2007年10月に加えて、2008年12月(かんぽの宿のオリックス不動産への譲渡が決まる直前)にも、買い増していたということが判明したという。
オリックス証券の株価は、
2/16(月) は2,805円であるが、1/9(金)には5,250 円であった。
郵貯はオリックス株をいくらで買ったかは知らないけれど、かんぽ生命の株は54万株あまりも減らしているらしい。
本当に純粋に資産運用が目的で、オリックス株を購入したのだろうか?

日本郵政は軸足をどこに据えているのか、疑われるような事をしてはいないだろうか?
かんぽの宿は、日本国民が預けたお金で、加入者へのサーヴィスを名目に作られたものであったのを、忘れないでほしい。
造った時の金額から減価償却分を引いたくらいの値段ならまだしも、
かんぽの宿70施設の整備費の総額は約2400億円であるそうである。
(整備費の内訳は、土地代が約300億円、施設の建設費が約2100億円だそうである。)
整備費総額の20分の1にも満たない金額で、縁故譲渡をもくろまれたのでは、郵貯加入者はおちおちして居れなくなってしまうのではなかろうか。

このかんぽの宿譲渡騒動がうやむやのうちに収束されてしまうとしたら、
次は郵便貯金が、損を承知で株を買うなどの形で、不正譲与されるかも知れないと思われる。
小額ながらも我が家にとっては虎の子の郵便貯金だから、
その時には全額引き出して、他の銀行に移し変えてしまおうかなと、真剣に考えさせられてしまう。

今日はめまぐるしく変わる冬型の天気でした。

日本政府の多事多難な日

2009年02月16日 21時44分50秒 | 政治

財務相失態:民主、問責視野に追及 首相は職務続行を指示 
民主党は16日、中川昭一財務・金融担当相が先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)終了後の記者会見で、ろれつの回らない口調で時折やりとりした問題を受け、鳩山由紀夫幹事長らが国会内で幹部会を開いて対応を協議。17日の国会審議で中川氏を追及し、納得のいく説明が得られない場合は中川氏の問責決議案を参院に提出する方針を決めた。

 中川氏は16日、国会内で記者団に「風邪薬を多めに飲んだのが原因。酒も飛行機で飲み、その相乗効果で誤解を招いたのは事実で申し訳ない」と陳謝した上で「記者会見前には飲んでいない」と強調。衆院財務金融委員会でも「(会見前には)口をつけた程度」と飲酒疑惑を否定した。同日夜には麻生太郎首相に「首相ならびに日本に大変ご迷惑をおかけしました」と陳謝した。首相は「体調管理をしっかりして職務に専念してもらいたい」と述べ、引き続き職務に当たるよう指示した。【白戸圭一、木下訓明】


この話を聞いた時、参議院選挙直前の、赤木農水相の絆創膏事件を思い出してしまった。
弱り目に祟り目というのだろうか、政権が死に瀕している時にはこんなことが起きるということなのだろうか?
かんぽの宿疑惑は、麻生政権に何とかけりをつけてほしかったのだけれど・・・・・
鳩山邦夫総務大臣の活躍には、溜飲が下がる思いがしたものだった。

今日クリントン国務長官が無事来日されたらしい。(こちら
又日本は何かを新たに担わせられなければ良いのだけれど・・・・・
キルギス空軍基地の借り賃を、もっと高額にしたらキルギスも了承するかもしれないから、
その代金を日本が負担せよとか何とか言う要求まで出ているらしい。
日本は基地の貸し賃を取るどころか、滞在費の補助金まで出しているというのに、
外国には借り賃を出すから、その代金を日本に負担してほしいとは!!

貢君はなめられ始めたら、どこまでなめられ続けるかの証明みたいな話ではないか!!!

暖かかった日本にも、寒気が戻ってきた

郵政民営化の実態を暴いたTBS時事放談

2009年02月15日 12時22分54秒 | 政治
今朝放送されたTBS時事放談で、郵政民営化の実態を暴きだす報道があったという。
私は見逃していたのだけれど、天木直人さんが見られたそうで、とても感激しておられた。
その一部をここに引用させていただく。
(前略)
野中広務と鳩山邦夫をゲストに招いた2月15日の時事放談は日本の政治
を一変するきっかけになるのではないか。それほど衝撃的な内容であった。
 誰でもいいからこの番組をユーチューブに掲載し、繰り返し、繰り返し
国民に流したらいい。そうすることによって、今繰り広げられている
くだらない政局報道はは吹っ飛んで、国民が目覚めるかもしれない。日本の
政治が一変することになる。日本が激変することになる。米国に破壊された
日本が蘇生するかもしれない。そう思わせる番組であった。

 野中広務は、先般の小泉発言は「かんぽの宿」疑惑隠しの発言だと言い
切った。小泉元首相は構造改革の裏で繰り広げられた巨大な疑惑の責任が
自分に降りかかってくる事を恐れている、と言い切った。

 鳩山邦夫は「かんぽの宿」疑惑は、単なる入札の疑惑ではない、
小泉・竹中構造改革が日本を米国金融資本主義に売り渡した疑惑だと
明言した。いままで政府の内部でもそのような話は出ていた、しかし
まさかそんな売国的な事を政治家がするだろうかと信じられなかった、
しかし今度の「かんぽの宿」疑惑を調べるうちに、「日本は米国に売り
渡された」、「日本の文化がハゲタカに破壊された」、その事がわかった、
悔しくてならない、とまで言った。(後略 引用終わり)

昨夜のTBSの特集番組では、人気アナウンサーを登用して、竹中平蔵をはじめとして、小泉純一郎のやり手秘書、売国派議員連が顔を並べているのを見て、
又しても売国報道の、オンパレードとなるのかなとちょっとがっかりしていたので、(並んだ顔を見ただけで、もう見る気にならなかったので、すぐにチャンネルを変えたけれど・・・・・)
今朝の時事放談の報道のことを知って、とても救われる思いがした。

尚今朝の「サンデーモーニング」では、その中間くらいの報道だったような気がする。
郵政民営化を批判する論者と、小泉政権の遣ったことを弁護する論者を並列させて、互いに論争しない下約束が出来ていたのではないかという感じで、それぞれが持論を述べている感じだった。

小泉支持の論者の言い分では、小泉改革が悪かったのではなくて、跡継ぎの安部、福田、麻生の各総理が悪すぎたからこうなったのだということだったけれど、
それならどうして小泉は最後まで、責任を持って完成させなかったのだろうか?
そのことについての説明ができていなかった。
それは小泉さんが、責任逃れのための余地を残しておかなかったら、後で困るということを知っていたから、跡継ぎとして採用した面々が役不足と分かっていても、どうしても後輩にその責任を、押し付けざるを得なかったのではないだろうか?

先日の小泉元総理の発言は、おちおちしていたら自分の遣った背任がばれてしまう恐れが出てきたから、あわてて矛先をそらそうとして手を打ってきたと考えたら、全てつじつまが合うような気がする。
今日も快晴で暖かい


二月に26.8℃を記録(静岡市清水区)

2009年02月14日 21時01分19秒 | Weblog

24、25、26度…全国105地点で2月の最高気温
2009年2月14日19時7分
春のような陽気の中、半袖姿で銀座を歩く親子連れ=14日午後、東京都中央区銀座3丁目、中里友紀撮影
 週末の14日、南から流れ込んだ暖かい空気に強い日差しが加わり、気温が上昇。全国計105の観測地点で2月の最高気温を塗りかえた。

 気象庁によると、静岡市清水区で26.8度、神奈川県小田原市で26.1度、千葉県茂原市で25.7度まで上がり、夏日に。水戸市24.3度、横浜市24.8度など多くの観測地点で2月の最高気温を更新した。東京都心は23.9度まで上がり、ぽかぽかした陽気で半袖姿になる人もいた。

 同庁によると、15日も列島は晴れ間が広がる見込み。関東各地の予想最高気温は15~18度で、2月としては暖かい日になるという。


関西地方に有る私の家でも、16℃あまりになっていたので、
2月の半ばの高温に驚いていたのだけれど、
夕方のニュースで、関東地方では26℃以上になっていたと聞いて仰天してしまった。
半そでに着替えた人や、アイスクリームを食べたがる人が有って当然の高温である。
これで2月の14日、”バレンタインデー”とは!
南半球と入れ替わったのかと錯覚してしまいそうな気温で、チョコレートもとろけ気味だったかもしれない。

暖かいのは助かるけれど、この先には春と夏が控えていることを思うと、空恐ろしい気さえしてしまう。
尤も来週は又低温に戻る予想らしいけれど・・・・・


16日に来日の予定のクリントン国務長官の会見申し込みに、小沢民主党代表は応ずることにされたらしい。(こちら
今朝の天木さんの記事には、小沢代表がクリントン国務長官の申し出を断ったという報が有ったが、
断らないで、昨年の駐日大使との会見の時のように、
公開で会見すると申し入れたら良かったのにと残念がっておられた。
小沢代表は会見を受けることにはされたけれど、公開を申し入れられたのだろうか?
非公開の会見だと、次の政権になる民主党に因果を含めるためとの心配が、
当然有権者は生じて来る。
もし、アメリカ政府から申し入れを受け、
それをそのまま実行しますと約束した政権となるならば、
国民にとって、民主党政権に変えることに何の意味があるのだろう?

番頭さんが変わるだけのために、私達は民主党を応援していたことになるとしたら・・・・・・

小沢代表には、是非、アメリカの新国務長官との会見は公開の会見を申し入れていただきたいものである。
のち

小泉元総理 麻生総理批判

2009年02月13日 14時53分40秒 | 国内情報

小泉元首相:政権批判発言(要旨) 
◇「戦おうとしてる人に首相が鉄砲撃ってる」/「首相の発言に信頼なければ選挙戦えない」
 12日に開かれた「郵政民営化を堅持し推進する集い」での小泉純一郎元首相の発言の要旨は次の通り。

 私は最近の(麻生太郎)首相の発言について、怒るというよりも笑っちゃうぐらい、もう、ただただあきれている。一昨日も、首相から「話がしたい」というんで電話で話したが、その時、たまたま小野次郎衆院議員の「総理、それはないでしょう!」と、世耕(弘成)参院議員の「それを言っちゃーおしめぇよ!」というブログを読んでいた。「首相にこういう意見は耳に入らないだろうから、官邸に小野さん、世耕さんの文章をファクスで送るから、よーく読んでおいてくれ」と言っときました。

 「だいたい、首相とか執行部の方針に批判的な意見を若手が出すと、執行部から『後ろから鉄砲を撃つな』と抑え込みがかかるが、最近の状況は、首相が前から『これから戦おう』としている人に鉄砲撃ってんじゃねえか。発言は気をつけてくれ」とよく言っておいた。

 まあ、私についても「常識の通じない男」「奇人変人」とか言っているようだけど、私は自分では常識をわきまえた普通の人だと思ってる。私もたまに非常識なことをするかもしれないが、だいたい常識的な「まあ、その線かな」というところに持っていくため、よく話し合うことが必要だ。

 「ねじれ国会」と言うが、決してそんなに悪いことじゃない。政策優先という国民の声が強いから、衆参の意見が違ったら、どういう政策なら国民が納得できるか、よく協議してもいいと思う。

 定額給付金についても、首相は「さもしい」「自分はもらわない」「いや、そんなことは言ってない」とかいろいろと言っているが、私は本当にこの法案が(衆院の)3分の2を使ってでも成立させねばならない法案だとは思っていないんです。私は引退表明して、あまり多くのことは言わないが、「あの時賛成したけども、実はそうじゃなかったんだ」と言いたくないから、給付金についてもっと参院の意見と調整して妥当な結論を出してほしいと思っている。

 選挙を目前にした大事な時期で、9月までに国民の信を問わなきゃならない。政治で力を得るには信頼だ。首相、首相の発言に信頼がなければ戦えない。信頼が大事なことを肝に銘じて、なんとか難局を切り抜けるよう、皆さんと共にいい知恵を出していきたい。

毎日新聞 2009年2月13日 東京朝刊


かの小泉売国元総理が、麻生総理を批判して言われたフレーズが振るっている。
「私は最近の(麻生太郎)首相の発言について、怒るというよりも笑っちゃうぐらい、もう、ただただあきれている。・・・・」だそうである。
貴方からあきれられるくらいだということは、相当酷いことに違いないですね。
世紀の売国国民裏切り内閣の長であったことに、少しの恥じらいもしないどころか、無事引退して悠々自適、息子さんに跡目を相続させようとさえ企んでおられる、
あきれ果てた良心の持ち主でいらっしゃる「あなた」にあきれられるのでは!!
それは麻生さんもショックでしょう。

「総理の発言に信頼が無かったら、(選挙は)戦えない。」との事ですが、
それはその通りでしょうね、国民から票を集める為には。
だから遣ることは、売国政治であっても、国民を上手に騙して信頼させねばならないと、仰るわけですか?

「国民の信頼に答えなければならない。」とは仰られないのですものね。
「自分の過去を反省したら、恥ずかしくてそんなことは、いくら私でも言えませんよ。」とお思いなのでしょうか?
だとしたら、いくらかは人間としての救いもあるというものなのでしょうけれど・・・・・

麻生さんは色々発言もぶれるし、利につく弱いところも多々あるお方とは思いますが、
この度の「かんぽの宿」売却騒動への対応を見て、本性においての麻生太郎氏は、それ程悪い人ではないのかもしれないと、私は思うようになりました。

小泉元総理は、国民は騙して従えるべきものと思っておられ、
そしてまんまと国民騙しに成功されたのでしたね。
「麻生総理には、それ(国民騙し)への徹底が足りない。」と仰りたいのでしょうか?
「総理の言葉は国民を信頼させるもので無ければならない。」と仰る意味は?

アメリカとロシアの人工衛星、宇宙空間で衝突

2009年02月12日 17時35分04秒 | 海外情報

イリジウム衛星がロシアの通信衛星と衝突,30日以内にスペア衛星を投入
 日本デジコムは2009年2月12日,米国のイリジウム衛星(写真)とロシアの通信衛星が2月10日の16時55分(世界標準時)にシベリア上空790kmにおいて衝突し,破壊されたと発表した。同社は,海外向けイリジウム衛星携帯電話サービスを提供している。

 今回衝突したのは,米イリジウムのイリジウム衛星(約560kg)と,ロシアの通信衛星「Cosmos2251」(約900kg)である。両衛星とも破壊され,数百の破片が衛星軌道上に散乱したという。これらの衛星より低い約350kmの軌道には国際宇宙ステーション(ISS)があるが,米航空宇宙局(NASA)の発表によると,現時点では衛星の破片による障害の恐れはほとんどないという。

 イリジウム衛星携帯電話サービスは,低軌道を周回する全66基のイリジウム衛星で提供されている。今回,そのうちの1基がロシアの通信衛星と衝突した。ロシアの通信衛星は,以前から機能を停止していたという。

 イリジウム衛星はサービスを提供している66基以外に,数基のスペアが常に打ち上げられている。イリジウムによると,30日以内にスペアのイリジウム衛星が破壊された衛星の位置に移動し,現状に復帰するとしている。また,静止衛星と異なり,イリジウム衛星は低軌道を高速で周回しているため,一つの地域で長時間サービスを受けられなくなることはない。ただし,一時的に通信できなくなる可能性はあるという。


アメリカとロシアの打ち上げていた人工衛星が、シベリア上空で衝突し双方とも破壊されたということである。
ロシアの通信衛星は既に、役目を終わったものだったらしいけれど、
アメリカのはイリジウム衛星という携帯電話用の衛星として、現在使用中のものだったそうである。
でも66基の内の一つだそうであるから携帯電話サービスに支障が来ることはほぼ無かろうとの見通しのようである。

地上で何かと衝突がささやかれている両国のことだけに、
あの広い宇宙でまで衝突するとは!!との思いが先に立ってしまう。

こちらのブログの「誰も語らぬオバマ景気対策法案から見える次の潮目」によると、オバマ大統領の景気対策予算案が通過したそうであるが、およそオバマ大統領のイメージとは違う政策が、仄見えているらしい。
(引用)
今回の景気対策法案によって大いに沸いているのがいわゆる「国土安全保障ビジネス」の関係者たちだ。なぜなら、今回の法案の中で470億ドルの予算がとりわけ「空の安全」と「国境警備」の二つを対象として国土安全保障省に割り当てられているからである。公共投資によって需要を喚起し、それによって景気全体を回復させるのが景気対策法案の目的である。だが、見方を変えればこれら二つの分野についてこれから“需要”が発生するということを意味しているわけであり、しかもいずれも最終的に「平時」とは全くかけ離れた事態に焦点となってくる分野なのだ。その意味で、今回の景気対策法案を支持しつつある米国のエスタブリッシュメント層が一体どのような「非常時」を想定しているのかに注目が集まっているのである。
(引用終わり)
キルギスの空軍基地がアメリカからロシアに借り手が移ることに決まって、
一方的に更新を断られたアメリカが、どう出るかと注目されている時ではあるし、
今回の人工衛星の衝突事件は、
「今世界は細心の注意の必要な時である。」という宇宙からの忠告であるのかもしれない。

よく晴れて三月中下旬並みの暖かさという報道が、嘘でないと実感できるお日和でした。

「簡保の宿」不正譲渡疑惑を、うやむやにさせてはならない!

2009年02月11日 20時18分21秒 | 政治
今日の天木直人さんが「麻生たたきの裏で隠される簡保の宿疑惑」という記事を書いておられた。


「かんぽの宿」疑惑の真相が国民の前に明らかになれば、それは単に
郵政民営化問題の是非などという瑣末なことではなく、その根本にある
小泉・竹中構造改革の不正が明らかになる。それを支え続けた大手メディア
の罪が糾弾される事になる。

 そこに降って湧いた麻生首相の郵政民営化否定発言だ。私はこれが意図的な
「かんぽの宿」疑惑隠しだとは思わない。麻生首相の軽率な発言だったと思う。
それが証拠に、麻生首相はあわてて否定発言を修正している。そしてそれが
原因で麻生首相はさらに評判を落としている。

 しかし、構造改革派は一斉にこれに飛びついて麻生批判を始めた。問題は
そこだ。メディアも一斉に麻生発言を批判する。テレビのコメンテイターも
すべて麻生批判をする。それにつられて、何も分からない国民が麻生たたきに
加担する。小泉・竹中の構造改革こそ格差をつくった元凶であると批判して
きた野党まで、麻生政権打倒を優先して麻生叩きに加担する。かくして麻生
たたきの影に隠れる形で「かんぽの宿」疑惑が矮小化されていく。(以下省略)
   
夕方たまたまつけていた民放のテレビのニュースで、このことが取り上げられていた。
麻生総理が小泉元首相に、電話で詫びを入れているシーンを映したり、
何某という人がブログで、
「郵政民営化に本当は反対だったなどと今頃言うとは無責任であり・・・・・」ということを書いておられると、それがまるでブログ界の大方の意見であるかのよううな言い方をしていた。
そして例の自民党を離党して名前を揚げようとして、不本意な地位になってしまっている渡辺某などという、従米命のような議員に、
「麻生総理は無責任である・・・・」と言わせているのだった。

勿論麻生総理が、小泉元総理に詫びを入れるなどという、
腰砕けな事をされたのが今回の袋叩きの原因で、その点は全くどうしようもないな~という感じではあるのだけれど、
日本人の勤労によって得られた富の蓄積を、
国民に秘密に、からくりを使って、アメリカの資本家にそっくり奉ろうと企んでいる、日本の国会議員として、最も恥ずべき売国政治屋達が、
麻生総理を無責任だというなど、昔の時代劇で、よく聞いた台詞で言うならば、
「片腹痛いわ!!」と言わせているはずの所であろうか。

「日本人が不安に思うような事を、今更言うなどけしからん」などと、まるで国民を労わっているような台詞を吐いておられるけれど、
その国会議員たちの真意は
「せっかくここまで隠し通して来て、やっとものに出来る時になって、国民に本当のことを知らせるなど、お前、馬鹿と違うか!!」とでも言うのではないだろうか?
しかしながら、鳥取のかんぽの宿が1万円で売却され6000万円で転売されたとか、びっくりするようなニュースを聞いて驚いた国民も多いのではないかと思うのに、ニュースを読んでいるアナウンサーは、そのことをうやむやにしても良いと思っているのだろうか?
今回のオリックスへの譲渡に際しても、他の業者が身を引くような小細工を、いくつも重ねて、オリックスだけが最後まで残るように企んだ形跡があるというのに、そのことをうやむやにしようとしている国会議員や、局や新聞社の上司の無責任さに、マスコミに携わっている人達は、全然怒りを感じないのだろうか?

麻生総理はこのことに関してはもっと自信を持って、きっぱりとと信念を貫かれた方が、かえって周囲の風当たりも収まるし、疑獄事件にまで持っていって、
ちゃんと悪者達を収監するなりして下さったならば、それこそ吉田茂元総理の株も上がるというものではないでしょうか?




三洋、貝塚の太陽電池工場増設へ 

2009年02月10日 14時53分04秒 | 国内情報

三洋、貝塚の太陽電池工場増設へ 
島根の工場も増強2009年2月10日
 三洋電機は大阪府貝塚市の二色の浜工場敷地内の太陽電池工場を増設する。百数十億円をかけて今月中に着工、10年中に生産を開始する。島根県雲南市にある工場も生産ラインを増強し、全体の生産能力を現在の2倍程度の600メガワット規模に拡大する方針だ。

 新工場では、世界最高の変換効率を誇る「HIT太陽電池」を量産し、一般家庭向けに販売する。「HIT」の現在の生産能力は二色の浜が年210メガワット、島根が130メガワットで計340メガワット。島根は10年度中に80メガワット以上を増産できるようにする。

 三洋は「HIT」のほか、材料のシリコンの使用量が少なく価格が安い薄膜型の太陽電池の生産も増やす。新日本石油と共同出資で岐阜県安八町に200億円をかけて新工場を建設予定。10年度には年80メガワット分生産する計画を明らかにしている。

 三洋の国内販売シェアは3割弱程度でシャープに次ぐ2位。今後、パナソニックの子会社となる予定だが、パナソニックグループの販路も生かしてシェア拡大を図る考え。


このところ大規模な工場閉鎖のニュースを、続けて見せられていたので、
工場が増設されるニュースは殊の外嬉しい。
それに太陽光発電に向けての取り組みなので、猶更である。
昨夜のバラエティー番組で、それぞれユニークな取り組みで起業した青年が、何人か紹介されていたのを見て、もしかしたら世の中は動き始めているのかなという希望のようなものを感じたところだったので、三洋電機のこの取り組みも、とても頼もしいニュースに思えたのだった。
そろそろ動き始めているのかな
今日は一日中降りそうで降らなかった

飢饉の時ほど托鉢をせよ

2009年02月09日 21時11分51秒 | 思想信条
仏教の教えの中に、「飢饉の年ほど托鉢をせよ」という有名な言葉が有ります。
ちょっと聞いただけだと、飢饉で只でさえ、お米が無くて困っている庶民から、その上托鉢までして取り上げたら、庶民は益々食べ物が足りなくなるのに・・・・と、変な教えだと思う人が多いかもしれません。
でも、これが本当に効果がある事も有ったのだそうですよ。
そのメカニズムは色々あるのでしょうけれど・・・・・

言っておられる趣旨はぜんぜん違うのですが、「反戦な家作り」さんのデフレギャップなんて無いに書いておられることを読んでいて、
私はこの仏教の「飢饉の時ほど托鉢をせよ」というフレーズを、思い出していたのでした。
経済はお金の総量が増えれば、それで順調になるというものではなく、
皆が安心して生活できる仕組みが確立していて、
必要な物が必要な人に確実に届くようになっている時、
経済は順調なサイクルを廻るようになるのだから、
いたずらに政府紙幣のようなものを発行して、経済の総額だけ大きくしても、
やっぱり持てる者にだけしか、行かないお金では、
結局経済は回復できないだろうと言うご意見なのでした。

現在でも、日本にあるお金が足りないのではなくて、
大企業には溜め込んだ資金が沢山あるのに、
それを減らすまいとして、無慈悲な位に性急に首切りを続けているから、
働きたい人(働く意思も能力も有る人)が、働くことが出来ないために、益々消費は落ち込み、益々不景気になってしまう。
そうなるとそれらの企業は、益々工場閉鎖などに解決策を求め続けるという、悪循環に陥入っているようです。
人が有効に働いたら、人の役に立つものを作ることができ、それを手に入れた人が、それによって満たされる、けれど働かなかったら、出来る品物の数は当然少なくなってくるでしょう。
そういうことが続くと、みんなが不景気と感じるし、
安心して生きていけない様になる。

だから必要なものを、必要なだけお金を出して買える様にしたら、(たとえ少なくとも安定した収入があるならば、)以前の私たちの様に、
月賦ででもほしいものを買おうとするでしょう。
しかし先行きどうなるか分からないと心配な時は、
貯金があったとしても、何かの時の為にと用心して、それを大事に残しておこうと思うでしょう。

経済は総量が無いことにはどうにもならないのは、言うまでもないことですが、
総量があれば大丈夫というものでもないというのも、又厳然たる事実です。

飢饉の年に、貧しい人に恵んであげた時、もし心の中が豊かになることが出来たならば、
豊かさも、貧しさも心の中から始まるものだから、
豊かさという動力を始める為に、托鉢が役に立つこともあるというのかもしれませんね。
政府紙幣など考えないで、企業の経営者たちに豊かな日本を取り戻そうという気持ちを起こさせる、何かを始めてもらえると良いのですが・・・・・


時の氏神頼りで、時には正しいことも言う指導者は、どこまで信用できる?

2009年02月08日 12時23分19秒 | 思想信条
久しぶりにコメントを頂いて、お返事に力が入ってしまいました。
常日頃考えていたことでも、縁に触れないと出てこないというのが年寄りの思考パターンで、縁に触れるとついつい長くなってしまいます。
コメント欄まで見てくださる方は少ないかと思いまして、ここにコピーさせていただくことにしました。
もうコメント欄をご覧になった方は、お許し下さい。


郵政民営化に反対する取り組みが色々出来て居るのですね。全然知りませんでした。
麻生総理が急に郵政民営化による不正に熱心に取り組むようになられたのも、世の中の流行に乗ってと言うことなのですね。

一見立派そうに見えることを言ったとしても、
麻生総理の場合は大抵が、御自分の利益につながる時で、郵政民営化勢力が全盛の時には、黙っているという事なのでしょう。
麻生太郎氏はおよそ指導者としての基本的なものを、持ち合わせていないまま、只虚栄心だけのために政治家になり、
悪運強く終に総理にまでなってしまわれたと言うことでしょうが、
こんな人が時の氏神で、時に正しいことを言ったからといって、(麻生太郎氏を)下手に信頼などしたら、とんでもない裏切りに合わされる恐れありと言う気がしています。
しかしながら只今現在は、郵政民営化に待ったをかけるポイントとして、有効に利用するべき時でもあるかとは思いますが・・・・・

尚天皇陛下のご成婚50周年だからと言って、三権の長の身分を不安定にするのは”けしからん”と言う意見を言っている人が有るそうですが、
今上天皇は三権の長の誰よりも憲法を重要視しておられるお方で、
民主主義と平和立国に思い入れの深いお方ですから、日本国にとって必要な選挙であるならば、御自分のご結婚50周年記念の為に、その選挙の時期が左右されて、国益に反することになるとしたら、それを最もお悲しみになると思います。
(選挙の時期は飽く迄も、政治の要請に従うことを、嘉し給うのではないかと私は思います。)
天皇陛下を出汁に使って、政敵を押さえようとする人達は、天皇陛下を敬愛している風を装っていますが、自分たちの意見と天皇陛下のご意見が違う時、初めは何とか誤魔化そうとしますが、逃れようがないくらい違いが明白になった時にも、
自分の考えを改めることは絶対にしないでしょう。
その時の常套句が「君側の奸が、大御心を誤らせ奉った。」と言うのは周知のことですが・・・・
どんな時も自分の信念は変えたくないというのが本音で、
天皇陛下は利用したいだけなのです。
(昭和天皇が靖国神社に、東条たちを祭ることにしたいきさつについて、怒りをお表しになった時も、何だかんだと言って、無視して恬として恥じないと言う右翼の実態を、つぶさに見せられたことが思い出されます。)
私もそうですが、庶民はなんとなく天皇陛下を敬愛しているのです。
だから政治にかかわる人で、天皇陛下への敬愛の念を振りかざす人は、あまり信用できないのではないかと私は思っています。
本当に尊崇の念が有る人なら、君側の奸に騙されるような知恵の足りないお方であると設定すること事態、どれほど人を馬鹿にした考え方か、つまり不敬なことであるかを思って、決して出来ないことだと思うからです。
尊崇の念が無いのなら、初めからそういう立場でものを言えば良いのであって、うそを言って、本当に天皇を敬愛している人達を騙して、利用しようとする勤皇右翼なる人達は、詐欺師集団のようなものだとは思われませんか?

今日も良く晴れて暖かい早春です