春 夏 秋 冬

めぐり来る 春夏秋 麗しき 大和し護れ 民草いとえ 
          

ブログ休止のお知らせ

このブログの表題に入れた短歌の、春夏秋冬の中の冬の字が、誰かによって削られて、修正不能になって久しいのですが、昨日から編集画面までが、誰かにいじられたようで、出す事が出来なくなっています。 この記事作成画面も、何時使用不能になるかもしれない状況にありますので、 春夏秋冬はこの記事をもって、しばらく休ませていただく事にしました。(2010年3月) * * * * * * *  Fc2ブログに不祥事が起き、広告主が引き上げたそうです。 Fc2は何時終了になるか予断を許さない状況かと思い、 気になる過去記事を少しずつ、こちらのブログに写す事にしました。(2015・4・24)

アメリカはどうしてホンジュラスの無法者政権を許しておく事ができるのだろう?

2009年09月30日 14時37分52秒 | 海外情報

ホンジュラス:セラヤ派の放送局閉鎖 無許可集会も禁止
 【サンパウロ庭田学】AP通信によると、中米ホンジュラスのクーデターで実権を握る暫定政権は28日、同政権に批判的なラジオとテレビの放送局各1局を一時閉鎖措置にした。許可のない集会も禁止にした。国民の権利や言論を制限する強硬姿勢により、クーデターで追放されたセラヤ大統領支持者との間で緊張が高まっている。

 大統領復帰を目指すセラヤ氏が21日に首都テグシガルパに戻って以来、暫定政権は危機感を強めている。27日夜、集会禁止や報道機関の一時閉鎖方針を発表。警察や軍は司法機関の許可なく市民を逮捕できるとした。セラヤ氏の大統領復帰を求める支持者数百人は28日、デモ行進のためデグシガルパ市内に集まったが、警官隊に行進を阻止された。セラヤ氏を支持するラジオ局グロボには、兵士が押し入り、放送機材を持ち去ったという。
 ミチェレッティ暫定大統領は「セラヤが暴力をあおっているからだ」と正当化した。セラヤ氏は「国民に対する野蛮な弾圧だ」と激しく非難した。


中南米ホンジュラスでは軍部が、現職の大統領の寝込みを襲って、拉致した挙句に国外追放にして、暴力的に大統領を拉致させた張本人が厚かましくも、
現在暫定大統領を名乗っている。
この暫定大統領ミチェレッティは、自分のやった暴力的不法行為は棚に上げて、セラヤが暴力を煽っているからだと、自己を正当化して、
セラヤ氏の大統領復帰を求める支持者数百人が28日、デモ行進のためデグシガルパ市内に集まったのを、警官隊に行進を阻止させ、セラヤ氏を支持するラジオ局グロボには、兵士を押し入らせ、放送機材を持ち去った。 そうである。

このミチェレッティ政権をアメリカは陰ながら応援しているらしい。
イランの総選挙では選挙に不正があったと大騒ぎしていたのに、同じ頃起きた軍部クーデターについては黙認し、
「民主主義の危機」と言うどころか、双方の勢力は話し合いをせよ等と言っていたと記憶する。

ホンジュラスの政変では、明らかに軍部が民主主義を蹂躙しているのに、見てみぬ振りをしていながら、
尚民主主義の守護神のような顔をしている。
国民を圧制で苦しめたという理由で、イラク大統領フセインを死刑に処したアメリカが、
どうしてホンジュラスでは公選され国民から敬愛されていた大統領を、
寝込みを襲うような卑劣な暴力で国外に追放した挙句、
自ら大統領を僭称しているミチェレッティを、一切咎める事もせず許しておく事ができるのだろうか?
ミチェレッティは、正当な大統領の復帰を望んで、正当な要求をしているホンジュラスの国民を、
暴力で押さえつけて(死者も出たと聞く)警察に逮捕させているのである。
こんな事がアメリカのお膝下で起こっていると言うのに、
見逃していたら民主主義の守護神たるアメリカの顔に、傷がつくとは思わないのだろうか?

環境大臣は原発がお好き?

2009年09月29日 14時20分15秒 | 原発・エネルギー問題
ブログ「政治」さんからのTBで、驚くようなニュースを知った。
民主党の小沢環境大臣が、鹿児島で経産大臣あてに
「温室効果ガス削減のために3号機(原発の)を最大限に活用するように」と環境相の意見書として提出したのだそうである。

環境省と言うところはCO2さえ削減したら、事たれりと思って仕事をしているところなのだろうか?
環境を守ると言うのは、あらゆる公害を予測して防ぐ努力を、不断にしてくれている役所だと、私は思っていたのだけれど・・・・・

原発の発電機が放射能に満たされた物体である事は誰でも知っていることだから、
もし万が一不具合が生じた時には、どんな環境汚染をもたらすか計り知れないものであるとの認識で、
慎重の上にも慎重になるように経産省に働きかけるところが、環境省なのであると信じていた私が、間違っていたのだろうか?

「地震?多分大丈夫だろう。」
「従業員の操作間違い?ちゃんと教育したら大丈夫だよ。」
「放射性廃棄物?どこかに埋めてしまえばおしまいさ。」
「大金かけて造っても、30年したら、原発として完全でなくなるから、使えなくなるのではないかって?大丈夫、現在でも40年たっても使っているところが有るから、50年でもいけるんじゃないかな?その時はその時さ。」
とでも言って心配する者をいなしてしまわれるのだろうか?

放射能にさえこれほど無関心なのだから、他の公害をもたらす恐れの有る物質についても、どれ程取り締まってくださるか?心もとない限りである。

海がめへの配慮の振りも、偽善者っぽくて、末恐ろしい。
配慮する振りだけして、実質は犠牲にするのをいとわないと言うのが、
この大臣の本質なのではなかろうかと感じられて。
今日は海がめだけど、明日はわが身の上に降りかかる禍になるのかも、と思えて・・・・・

民主党はこんな環境大臣を、このまま放置して置くお積りなのだろうか?
「ちょっと、ガッカリ」


温室ガス削減「原発フル活用を」…環境相が意見書
9月29日7時40分配信 読売新聞

 小沢環境相は28日、九州電力が鹿児島県薩摩川内市の川内原子力発電所に計画している3号機増設について、温室効果ガス削減のために3号機を最大限活用するよう求める意見書を直嶋経済産業相に提出した。

 意見書は環境影響評価法に基づく手続きの一つ。これまでは自然保護の観点で書かれてきており、原発活用が盛り込まれたのは初めて。温室効果ガスの1990年比25%削減を中期目標に掲げた新政権の姿勢が反映した。

 原発は火力発電所のように化石燃料を使わないため、二酸化炭素(CO2)排出量を低く抑えられる。2019年度の運転開始を目指す3号機は計画中を含む原発では国内最大の出力159万キロ・ワット。九電が3号機を最大限に稼働させ、火力発電所の出力を抑えると、九電の年間のCO2排出量の約3分の1にあたる700万~900万トンが削減できる見込みだ。

 意見書は建設予定地の海岸はアカウミガメの産卵場所であることから、夜間工事の自粛など、適切な環境保全措置も求めている。 最終更新:9月29日7時40分

「千手観音」亀井静香

2009年09月28日 11時49分40秒 | 思想信条

亀井金融・郵政担当相:モラトリアム反対なら更迭してみろ! 「亀井節」過熱 ◇「金利も猶予」
 亀井静香金融・郵政担当相は27日のテレビ朝日の番組で、中小企業向け融資や住宅ローンの返済を猶予する制度(モラトリアム制度)の導入に連立政権内で慎重論が出ていることについて「(反対なら)鳩山由紀夫首相が私を更迭すればいい。できっこない。選挙前から合意している話だ」と、改めて実現に意欲を示した。また、亀井担当相は「制度の中身はこれからだ」としながらも、「(金利支払いも)できることなら猶予した方がいい」と指摘。借り入れ元本だけでなく金利の返済猶予も検討する考えを表明した。

 亀井担当相は番組出演後、記者団に対して「鳩山政権の『友愛』を返済猶予という形で実現していく。鳩山首相も喜んでくれていると思う」と話し、28日にも直嶋正行経済産業相と会談し、中小企業の経営や資金繰りの実態について意見を聞くことを明らかにした。【井出晋平】


今朝は同じくテレビ朝日の他番組の「スーパーモーニング」で、この件を取り上げていた。
「スーパーモーニング」では、亀井静香の生い立ちから、苦学して大学を卒業した事などを含めて、彼のこれまでの軌跡を紹介したりして、
亀井静香を好意的に取り上げている感じがした。

亀井静香は豊かではない生い立ちから、猛勉強して東大に入り、卒業後警察官になった。
浅間山荘事件を取り仕切った時、
考え方は間違っているけれど,彼等(犯人達)は、国のためになると思って一生懸命に頑張っていたのだと知って、亀井静香は警察官を辞めて政治家になる事を志した。
それは警察官はあくまでも社会のゴミ掃除しか出来ない。
ゴミを出さないためには、政治を良くしなければならないと思ったからなのだそうである。

亀井静香が「千手観音」というあだ名を付けられたのは、
自民党を自由党と結ばせたり、社会党と結ばせたりと活躍した時、
何処とでも連立させるということからだったのそうである。
これは揶揄をこめて付けられたあだ名で、褒め言葉ではなかったらしい。

しかし千手観音と悪口を言われた亀井静香ではあるが、
宍道湖中海の干拓を中止させたり、
2002年ごろには竹中平蔵の事を「禿たかの代理人」と言い放ったり、
郵政民営化にあくまで反対して、自民党を追い出されたりと、
自分の理念に合わないものには、決然とした態度を取ってきた人である。

今回のモラトリアムにしても、平成の徳政令とか色々揶揄されているらしいけれど、
政府は銀行が潰れそうだと言うときには何千億円でも出して救済したのだから、
それを日本の基幹である中小企業の救済に、ある程度の予算を割いても間違ってはいないのではないかと私は思う。
勿論無暗に無制限に税金を投入していたら、破綻してしまうだろうから、
細かい法整備はきちんとしなくてはならないと思うけれど、
その法律が出されてもいないときから反対するのは、
これからも中小企業を潰して、貸しはがしを続けて行きたいと銀行は思っていると言うことなのだろうか?
そう言えばアメリカの金融業者が、またぞろ金融で儲けようと画策し始めているそうであるが・・・・・

今日は自民党の総裁選だそうであるが、立候補した人たちにはどうやったら自民党を再生できるかと言う理念が無い人たちばかりであると、自民党の落選議員とか旧大御所とかが嘆いておられたけれど、
此れは当然の成り行きなのではないだろうか?
森元総理が「郵政民営化について初めは皆(自民党議員)反対だった。」と言っておられたと言う報道を、以前に聞いた事があるけれど、
郵政民営化の賛否を国会で問うた時、
この法案が国や国民のためにならないと分かっていても、
自分が自民党を追い出されないためだったら、
節を枉げて売国法案にでも、なんにでも賛成してしまうような、
ダラカンしか残れないようにしてしまったのだから、
自民党の代議士がダラカンだらけになったとしても、当然の帰結と言えよう。

本当に政治家を志していた者であるならば、亀井静香のように決然として自民党を去ったはずである。
ふるいに掛けられて、残った者達がカスとして捨てられるのが、
いろんな事情で、少々遅れてしまっただけの話なのではないだろうか?

亀井静香は揶揄ではなく本当の意味で「観音様」のような人であったと、今日のスーパーモーニングを見て、私は初めて知った。
私が国民新党を支持したくなったのは、国民新党が郵政民営化に反対して、戦っている姿を見たからではあったが・・・・・

インドネシアで8・7㎏の赤ちゃん誕生

2009年09月27日 13時23分05秒 | 海外情報

8.7キロの赤ちゃんに見物客が殺到、インドネシア
2009年09月26日 23:03 発信地:インドネシア
【9月26日 AFP】インドネシアのスマトラ島、北スマトラ(North Sumatra)州で21日に生まれた体重8.7キロの赤ちゃん、ムハマド・アクバル・リシュディン(Muhammad Akbar Risuddin)ちゃんを一目見ようと、病院に見物客が多数訪れているという。赤ちゃんの母親が25日語った。
 ムハマドちゃんは同国でこれまで生まれた赤ちゃんのうち最重量で、身長は62センチメートル。21日に公立病院で帝王切開で生まれた。
 母親のアニ(Ani)さん(41)は、AFPに「とても幸せ。神様の祝福です、赤ちゃんが福をもたらした」と語った。
 アニさんは、「こんな大きな赤ちゃんを産むことになるなんて想像すらしていなかった。双子かと思ってたの」と述べ、「赤ちゃんはひっきりなしにお乳を求めてくる。母乳だけでは足りないので、ほ乳びんからも与えている」と語った。
  医師らは、赤ちゃんが大きくなったのは、アニさんが糖尿病にかかっていることが原因の可能性が高いと説明した。母親が糖尿病の場合、妊娠した赤ちゃんがブドウ糖を過剰摂取しすぎて、大きく
成長することがあるという。
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標準的な大きさの赤ちゃん(左)と並べられたインドネシア・北スマトラ(North Sumatra)州で生まれた体重8.7キロの赤ちゃん(2009年9月23日撮影)。(c)AFP/Dedebabby


普通の新生児の3倍位の大きさの新生児である。
普通4kg前後もあったら、大きな赤ちゃんと、周りの人から驚かれる事から考えても、
8・7kgとなると通常では考えられない大きな赤ちゃんである。

でも医師らは赤ちゃんが大きくなったのは、アニさんが糖尿病にかかっていることが原因の可能性が高いと説明した。母親が糖尿病の場合、妊娠した赤ちゃんがブドウ糖を過剰摂取しすぎて、大きく成長する事があると言う。 と言うお医者さんの話からすると、大きいと喜んでばかりもおられない事態なのかもしれない。

先日NHKの「ためしてガッテン」で糖尿病の事を扱っていた。
食後血中濃度を保つ為、余分の糖分は肝臓に貯められるが、手足の関節などの筋肉にも貯められるので、歩く事が糖分消費に非常に有効であると言うことであった。
糖分の多いものを大量に食べても、後で早歩きとか軽いジョギングをする事によって、一時的に増えた糖分をすぐに消費でき、血中の糖分濃度を上げずに済むから、糖尿病になりにくい。と言うことになるらしい。

今日本では糖尿病予備軍がかなり多いらしいから、
エコの為だけでなく、健康の為にも、
近距離への移動は車に頼らず、出来るだけ自分の足で歩いて行くように習慣づけると良いのではないだろうか。
運動の為にわざわざ歩いたりジョギングをしないでも、用事を果たす為に足を使うと言うことだけでも、かなりな運動量になるのではないかと思う。

上関から瀬戸内海への潮流

2009年09月26日 07時33分34秒 | 原発・エネルギー問題
大変うかつな事でしたが、私は瀬戸内海の潮流がどうなっているかと言う事を調べないで、上関に原発を造ったら、瀬戸内海全域が放射能汚染してしまうと、心配していました。
昨夜伊方原発の位置を確認した時、
瀬戸内海をはさんで上関と向かい合わせの位置に伊方原発がある事を初めて知りました。
それで潮流が、外海に向かっているから、この位置を選んだのかもしれないと、やっと気づいたのでした。

それで潮流を詳しく描いたサイトがありましたので、調べてみました。
今日(9月26日)の潮流は、ほぼ外海に向かっていました。
しかし一月(1月6日)の潮流は、上関の辺りから、広島方面に向かって流れています。(上関の位置図
潮流は季節によってかなり変るもののようです。
もし冬周りの季節に原発事故が起きたら、瀬戸内海全域が放射能に汚染されてしまう事でしょう。

私は伊方原発が出来た頃には、ほとんど気がつかないでいたのですが、きっと反対運動を押し切って造られたのでしょうね。
幸いにして今日まで事故が起きなかったから、
上関にも造って大丈夫と言うわけなのでしょうけれど、
地震は何時、どの位の強さで起きるか全く分からないものですから、昨日まで無事だったから、
これからも大丈夫などとは言えないのではないでしょうか。
2000年間地震は来ないと思われていた神戸に大地震が起きて、大変な事態になったのはまだそんなに昔の事では有りません。
それに事故が起きないまでも、少量ずつにしても原発運転中は放射能が垂れ流されているそうです。
伊方原発に3基既にある上に、新たに上関に2基を予定しているらしいので、5基の原発が出来ることになっているのです。
日本の原子力発電所の運転、建設状況)
どれだけの放射能が、冬周りの季節だけとしても、瀬戸内海の中に流れ込み続ける事でしょう。

民主党政権は自民党の無責任体質を改めて、日本を刷新してくれると期待されて大量得票を得て出来た政権です。
此れまでの無責任体質の下に計画された、上関に原発を造らせて、国民の期待を裏切っていないと言えるのでしょうか。

アフガニスタンへの民生支援

2009年09月25日 20時44分41秒 | 思想信条

岡田外相、自衛隊のアフガン本土派遣は困難-新たな民生支援策を検討中
2009年09月25日 09:09更新
 岡田克也外相は23日夜(日本時間24日午前)、ニューヨークの国連本部内で開かれた主要8か国(G8)の外相会合に出席し、アフガニスタン本土への自衛隊派遣について「様々な制約がある」と述べ、派遣は困難との考えを示した。

 会合で外相は「民主党政権はアフガン支援をこれまで以上に重視している」と強調しながら、イスラム原理主義勢力タリバンの元戦闘員への職業訓練や雇用創出など新たな民生支援策を検討していることを明らかにした。

 会合では、アフガニスタン支援について「アフガン人自身の努力を国際社会が支援することが重要」との認識で一致した。また、アフガン軍を訓練し、治安部隊を育成することが急務とのことでも意見が一致した。


鳩山総理もオバマ大統領に、アフガニスタンへの支援は、職業訓練などを提案しておられたそうであるが、アメリカの軍部はそんなもの迷惑と思っているのかもしれない。
元々あの辺の人々の生活どころか、命を奪ってもなんとも思っていない人達なのだから・・・・・

しかしながら、面と向かって民生安定に反対する事はできないに違いないから、
日本は日本の考えで、アフガニスタンに本当の支援をするように勤めたらよいのではないだろうか?

このニュースにちなんでだと思うけれど、昨夜のニューステーションで、
アフガニスタンで農業用用水路を完成された中村哲さんのことを詳しく特集していた。
大部分はペシャワール会のビデオを映しているようだったけれど・・・・・
中村さんの献身的な奉仕活動についての報道が、これまでテレビではあまり放送されているのを見かけなかったので、私は少々物足りなかったが、
昨夜はアフガニスタンに完成した用水路とか、それを造る過程とかを詳しく映しているのを見て、自分のことのようにとても嬉しかった。

此れまでの自民党政権の時は、政府が関係したら支援が支援にならないと言われてきたけれど、
民主党政権に変ったのだから、中村さんのような本当の意味の支援をする国に変身出来ればと願われる。


「八ッ場ダム」中止反対に、疑問を呈するテレビ現る

2009年09月24日 14時52分17秒 | 国内情報

「八ッ場ダム」中止 「地元」だけの問題か
2009/9/24
<テレビウォッチ>群馬県長野原町の八ッ場ダム。前原誠司国交相を迎えたのは住民らの話し合い拒否だった。

翻弄され続けた住民の気持ちは痛いほど分かる。が、国交省の調査では治水・利水の点で必要性がきわめて低いダムという。それでも完成させる必要があるのか……

スタジオでは、鳥越俊太郎(ジャーナリスト)が「いきなり難問中の難問に遭遇しましたね。住民にしてみれば、政党と約束したわけでなく国と約束したわけだから妥協は難しい」と。

しかし、前原国交相にしてみれば、ダム事業とのかかわりはいきなり遭遇したわけではなく9年前の『緑のダム構想』に遡る。

国の直轄事業のなかでも膨大な費用と時間をかけ作るダムは、作っているうちに時代にそぐわなくなり、環境を破壊しただけの無用の長物になっているケースも多い。

そこでダムに頼らず森林の保水力で治水能力を高めようというのが『緑のダム構想』。現在、建設中や計画途上にある全国のダムを見直すスタートが八ッ場ダムだ。

群馬県知事が「政権が変わったから今度は必要ないと言われては地元はたまったものではない」と前原国交相に訴えていたが、政権交代でようやくその見直しが可能になったのである。


スーパーモーニングが八ッ場ダムについて、近頃のマスコミにしては、割とまともな事を言っていた。
「長年反対し続けてきた住民をねじ伏せて、とうとう造り始めたダムなのだから、今度は住民の犠牲を無駄にするような事だけはしないで欲しい。」と言う住民の意見なるものは、一見筋が通っているように見えるけれど、
良く考えたらそんな事だけの為に、住民がそこまで強硬に反対するだろうか?
ダム湖に沈められるはずだった所の住民は、
もう古い家を手放して新しい生活が始まっているから、「今さら計画を変えられたらたまらない。」と言って民主党政権のダム建設中止に反対しているとマスコミは言う。

前原大臣は、既に受け取った住民の家や田畑の代金を、政府に返金して、
又古い家にもどれと言っているのだろうか?
建設中止反対に躍起となっている報道でも、そんな話は全然聞かない。
既に移転した住民は、現在住んでいる新しい家に、これからも住み続ければよいだけのはずである。

旧住宅その他に対する保証金を返却する必要が無いのなら、
住民にとってダムを造るのと作らないのとでは、どちらがメリットが大きいだろう?
*ダムを造らなかったら、昔の家のそばに行きたい時には、何時でも行く事ができる。
*その一方ダムを造ったら、古里は水の底に沈められて、二度と訪れる事はできなくなる。

比較してみたら、政府の新方針通りに、ダムを造らない方が好いに決まっていると思えるのに、現地住民はダム建設中止に反対していると、
群馬県知事やその他関係者は言う。
しかし私には、住民の反対理由がどうも分からない。

テレビの放送中、チラッとだけどダム建設中止賛成と言うプラカードを持った住民の姿が映っていた。
住民が皆反対していると言うのは、ダムを造り続けたい者達の、作り話ではないだろうか?と言う疑問も湧いてくる。

ダムを造っても鉄砲水には効力が無いし、水資源も昔ほどの需要が有る訳ではないといった具合に、
ダムを造るメリットがほとんど無い上に、
自然環境を破壊すると言うデメリットが有ると言うのだから、
此処までの過程で投入した税金が勿体ないから、完成させるべきなどと言うのは、
本末転倒もはなはだしいと思う。
もうこれ以上1円もダム建設のために、新たに税金を使うなどもってのほかの事であると思う。
例え此れまでに造ってしまって、もういらなくなった構造物を壊す為に必要な金額と、同じ金額でダムを完成させる事ができるとしても!

此れまで失政によって無駄な税金が、湯水のように蕩尽され続けてきたけれど、
民主党政権は違うのだと言う事を天下に知らしめるためにも、
前原国交相はごり押しに負けないで、頑張ってほしいものである。



天からの赤信号

2009年09月23日 14時51分45秒 | 海外情報

赤い世界になったシドニー
23日(現地時間)朝、シドニーの町が砂嵐に襲われた。町の空は真っ赤に染まり、ある住民は「火星に来てしまったと思った」と語った。

東部オーストラリアの町は、強風が内陸部の砂を運んでくる砂嵐にしばしば襲われる。しかし今回の砂嵐はかなり大規模で、Twitterなどによれば、これほどの砂嵐に会うのは生まれて初めてだという人が多い。おそらく、1983年2月にメルボルンで発生した大型砂嵐に匹敵するのではと推測されている。

オーストラリア東部では干ばつが13年にわたって続いており、それが砂嵐の激しさにつながったのではと見られている。同地域では1950年以来、気温が摂氏0.4度から0.7度上がっており、雨も減少している。

オーストラリア南部では、より激しい砂嵐が生じることがある。


この映像は夕焼けの映像ではない。
砂ぼこりで真っ赤になっているのだそうである。
オーストラリアは、山火事にしばしば襲われていると言いうニュースを耳にしていたが、
温暖化現象によって、旱魃が13年続いており、年間の平均気温も0・4℃から0・7度上がっているそうである。
その為この砂嵐もひどくなったのであろうと言われている。
(NHKニュースでは、此処70年間で最大の砂嵐だったそうである。)

そう言えば中国の黄砂も、近年猛烈になってきているそうである。
黄砂は昔から毎春日本にまで飛んで来ていたけれど、
近年はその量が異常に多くなっているようである。
此れは内陸部に雨が降らない為に、これまで草原だった所が砂漠化してしまっているためだそうである。
その一方日本のような島国や海の近くの町は、大雨が異様永くに続いたり、鉄砲水に襲われたりで水害が多発している。

地球環境の荒廃は、もう30年とか50年とか迄に何とかしよう等と、のんきな事を言っておられる時期は、とっくに過ぎているのではないだろうか?

シドニーの真っ赤な砂ぼこりは、
鳩山総理が主要産出国が協力してくれるなら、CO2を25%削減したいと国連で述べられた事を、「日本がきれいごとを言っている。」と聞き流して済ませる事態ではなくなっているのが、今の地球の現状であると示された、
天からの赤信号だったのではないだろうか?

鳩山・胡錦濤会談

2009年09月22日 17時46分46秒 | 政治
鳩山総理の外交デビューはまずまずの出足と言えるのだろうか?
21日夜(日本時間22日午前)中国の胡錦濤(フー・チンタオ)国家主席との会談も、一応の成果を上げたと言えるのではなかろうか?
尤も、アジア重視の立場から提唱している「東アジア共同体」構想について「日中両国が違いを乗り越えて信頼を築き、それを軸に構築したい」と鳩山総理が提案したのに対して、胡錦濤主席は東アジア共同体について、特に言及されなかったそうである。(時事通信

東アジア共同体なんて言い出したら、アメリカがどんな反応をするか分からないから、胡錦濤主席は用心されたのではないだろうか?
鳩山首相は張り切りすぎて、外交の怖さをこれから知らされることになるので無ければよいのだけれど・・・・・

日中首脳会談の要旨 
 【ニューヨーク共同】日中首脳会談の要旨は次の通り。

 【東アジア共同体】

 鳩山由紀夫首相 互いの違いを認めながら信頼関係を構築し、東アジア共同体を構想したい。

 【歴史認識問題】

 首相 基本的に「村山談話」を踏襲する。お互いの立場の違いを乗り越えられるような外交、違いを認め合える関係が「友愛」だ。

 【日中関係】

 胡錦濤国家主席 首脳レベルの往来、民間レベルの交流を活発化させる必要がある。経済貿易関係を強化する。アジアや世界規模の問題で協力を進める。両国間で食い違う問題は大所高所から解決する。

 首相 日中間の戦略的互恵関係をもっと中身のあるものにしたい。

 【ガス田開発】

 首相 東シナ海を友愛の海にすべきだ。最近は中国の動きの真意が見えない。

 胡主席 平和友好協力の海にしたい。大局の枠組みの中で正しい処理が必要だ。両国国民の敏感な問題。日中の大局の枠組みの中で正しい処理が必要。関係の構築のため近く事務レベルで接触し、意見交換したい。

 【気候変動】

 主席 温室効果ガス25%削減を打ち出した鳩山首相の中期目標積極的な態度を評価する。

 【チベット問題】

 胡主席 問題を理解してほしい。

 首相 チベットの地位は国内の問題だが、もし可能なら対話による解決を祈念する。

 【北朝鮮問題】

 両首脳 日中双方が朝鮮半島非核化に向け、努力する。

 主席 北朝鮮の6カ国協議復帰へ努力している。

 【食の安全】

 両首脳 日中相互の信頼関係をつくっていきたい。

2009/09/22 13:27 [共同通信]


首相、外相初めての外遊

2009年09月21日 20時48分01秒 | Weblog
今日はシルバーウイークのメイン?の日、シルバーデイであったが、年齢に不足は無いけれど、私はまだ「お祖母ちゃん」と呼ばれずに済んでいる。
「喜ぶべきか 喜ばざるべきか?ザットイズクエッション」な~んちゃって。

今日は弘法大師のご縁日と言うことで立木さんにおまいりした。
祝日の所為かいつもになく大勢の人が、お参りしておられた。
私などよりずっと若いけれど、多分お祖母ちゃんなのだろうな思われる婦人が混じった家族連れが、幾組みも目に付いた。
きっと敬老の日で、お祖父ちゃんお祖母ちゃんの家に遊びに来て一緒にお参りすることにされたのだろう。今の若い人にも結構親孝行の人が多いのではないかと思った。

お天気は夕方から雲が広がってきたけれど、暑い日が照りつけるよりも楽で助かった。
朝は寒いくらいだったけれど、日中は暑くなり喜んだのか立木さんの山の中から、蝉の鳴き声が聞こえてきた。まだ蝉の生き残りがいたのかと驚いた。

今日鳩山総理と、岡田外相が、別々にだけれど、アメリカに出発された。
就任後初めての外遊であるが、果たして言行一致できるかどうか?
お二人のアメリカでの日々は、日本にとっても重要な試練の日々なのかもしれない。

鳩山首相:米へ出発…23日にオバマ大統領と初会談
鳩山由紀夫首相は21日夜、国連総会や主要20カ国・地域(G20)首脳会議(金融サミット)などに出席するため米国に向け出発した。22日午前(日本時間同日夜)に、ニューヨークでの国連気候変動ハイレベル会合開会式で、日本の温室効果ガス排出量削減の中期目標を「2020年までに90年比25%削減」と表明し、途上国の温室効果ガス削減支援などを含めた「鳩山イニシアチブ」を提唱する。

 出発に先立ち鳩山首相は記者団に「日本の首相として、他の首脳に信頼いただけるよう、力まず自然体で臨みたい」と抱負を語った。在日米軍の再編問題など日米間の課題には「信頼関係の中で結論を出していく」と語った。

 鳩山首相は24日昼(同25日未明)の国連総会でも演説し、オバマ米大統領の「核なき世界」構想への支持と、世界の非核化推進を打ち出す。23日午前(同23日夜)にオバマ大統領と初の日米首脳会談を行うほか、21日夜(同22日朝)に中国の胡錦濤国家主席、23日昼(同24日未明)にロシアのメドベージェフ大統領とも会談する。

 鳩山首相に先立ち21日午前、岡田克也外相も米ニューヨークでの主要8カ国(G8)外相会議などに出席するため米国に向け出発した。21日夕(同22日朝)、クリントン国務長官との日米外相会談に臨む。【野原大輔】


シルバーウイーク

2009年09月20日 15時33分28秒 | 国内情報
今日の空は将に日本晴れという言葉がぴったりの、雲ひとつ無い晴天である。
昨日から秋の連休に入っているらしい。
世間ではシルバーウイークという言葉も出来て、華やいでいるそうだけれど、
毎日が日曜日のシルバーエイジには、あまり関係ない。

秋分の日ももう間近、過ごしやすいい季節となっている。
そう言えば先日17日、立木さんにお参りした時、今年初めて曼珠沙華を見つけたのだった。

連休でお天気も良いので、観光地は賑わっている事だろう。
麻生前総理の決められた、休日の高速道路無料の所為で、高速道路は又もや酷い混雑らしい。
高速道路を国道として、無料にするのと、休日だけ無料にするのとでは、全然意味が違うと思う。

休日だけ無料と言うのでは、平日に用事を済ます事が出来る人でも、
無料になる休日を待って車を出す人もでるだろうから、
高速道路は全日無料化以上に混雑する事になるだろう。

それに休日だけ無料と言うことは、平日は料金を取るのだから、
高速道路はずっと高速道路管理会社に任せられ続け、
その収入を元手に、国からの支援を受けて高速道路を作り続けると言う、悪弊が続く事を許す事になってしまう。
それに何か有った時には、国有ではないから、どこかに転売される恐れも残る。

環境の為には車を動かさない方が、CO2は発生しないのだから、
ドライブを誘うような高速道路無料化は、環境にとっては良くないと言う人もあるけれど、
何時でも無料と決まったら、皆慌てて出かけようとはしないから、
無料化が自動車の運転数を増やすという事は、それ程でも無いのではないかと思われる。
それよりも一般道の渋滞が解消されたなら、
渋滞している時に比べて、車はすいすい動いている方が、
ガソリンの消費は少なくて済むそうだから、CO2削減にも繋がるだろうということであった。

私には高速道路を国道として無料にする事の一番のメリットは、これ以上の無駄な高速道路を作らせないために有効であると思うからで、
2番目は、どこかの国に高速道路会社が乗っ取られる恐れを解消する為である。
高速道路順次無料化は、日本にとって良い事であると思う。

話は変るが、
シルバーウイークに山登りに行く人も多いかもしれないけれど、
今年は山を降りて人里に近づく熊が非常に多いそうである。
木の実等豊作だった昨年は、あまり熊の出没するニュースを聞かなかったけれど、
今年はもう異常な位多数であるらしい。

クマ目撃件数が近年増加 本年度、岐阜県内で181件
2009年9月20日 11時15分
 19日午後2時30分ごろ、岐阜県高山市丹生川町の乗鞍バスターミナル周辺で観光客ら9人がクマに襲われた。クマは森林域を主な生息地とするが、隣接する人里まで出没することがある。環境省などによると、人を襲う被害は1990年代まで全国で年間20人程度だったが、99年から大きく増加。特に2004年と06年秋は、ドングリ類などのえさが凶作だったため、ツキノワグマが大量に出没し、負傷者は100人以上となった。
 出没の背景には、過疎化で森林や耕作地が放棄され、クマの生息に適した土地が広がっていることや、狩猟者の減少により、人への警戒感が少なくなったことなどが考えられるという。
 岐阜県では、ツキノワグマの目撃件数が06年度を境に増加。本年度は9月16日時点で181件に上り、このうち148件が乗鞍を含む飛騨地方だった。
 「今年は夏前から、乗鞍スカイラインの全域で、昨年までにないほどクマを見る」と乗鞍岳山頂付近で頂上小屋を管理する町野親生さん(57)。「注意が必要だと思ったが、こんな事故が起きるとは」と声を落とした。
 愛知県では過去5年間に人が襲われた例はないが、目撃情報が37件と多かった06年度は、養蜂(ようほう)箱の破壊や干し柿を食べられるなどの被害が相次いだ。本年度の目撃情報は9月10日時点で11件と、06年度に近いペースになっている。



NHKで原発容認を公言された経産省

2009年09月19日 21時01分45秒 | 原発・エネルギー問題
今朝のNHKの「経済ビジョンe」に直嶋経済産業相が出ておられた。
CO225%削減と言うのは、主要排出国であるアメリカや中国が、温暖化対策をちゃんとやると言うことになった時の事であって、日本だけが25%削減すると言うのではないという話を、直嶋経産相が強調しておられたが、
日本だけでするのではないと言うのは、当然の事であろうと思った。

しかし、CO2削減の為には原子力発電は必要であると、言い切られたのにはちょっとがっかりした。
日本国内には此れまでにもう55基もの原発があるのだから、
せめてこれらを注意深く安全に使いながら、
後は自然エネルギーの活用に努めると言うようなことを言って欲しかった。

今でさえ電力は有り余っているからこそ、オール電化をテレビでコマーシャル料を払ってまで宣伝しているのだから、もう原発を新たに造る必要など無いのではなかろうか?

それよりも日当たりの良い建築物には太陽光発電を、大部分を税金で賄う方式にしてでも、作らせたらどうであろうか?
原発建設費相当の予算をかけて作らせたならば、個人の負担はかなり少なくて済むはずである。

太陽光発電を作れない家との不公平はあるかもしれないけれど、
其処は何とか調整する方法を考えたら、何か良い方法も見つかるのではないだろうか。

民主党政権になって、此れまでの悪政による問題点、がかなり是正されていると言うのに、
原発だけは自公政権の時のままでは、一番日本の将来に負担を残す恐れのある物を、見逃す事になってしまう。
どうか改革の意気が本心であるのならば、
民主党政権の経産相には「もう新たに原発をこの狭い地震国の日本には作らせません。」位のことを言って欲しいものである。

亀井静香郵政問題兼金融担当相発進

2009年09月17日 17時51分47秒 | 国内情報

借入モラトリアムの法制化を検討、10月の臨時国会に提出したい=亀井郵政・金融担当相2009年 09月 17日 03:52
 [東京 17日 ロイター] 郵政問題・金融担当相に就任した国民新党の亀井静香代表は16日から17日未明にかけての記者会見で、中小企業による借入金や個人の住宅ローンなど銀行への返済に一定の猶予期間(モラトリアム)を設ける制度の導入について、法案化した上で10月の臨時国会に提出する方針を示した。
 亀井郵政・金融担当相は一連の会見で、中小零細の企業・商店が日本の経済の基になっているとし「貸しはがしによって黒字倒産がドンドン起きているのが、残念ながら実態だ」との認識を示した。個人も住宅ローンの返済で苦労しているとして「3年ぐらいは借入金の返済を猶予する措置をとるべきだと考えている。早速これについては検討して、速やかに実施をしていきたい」と語った。

 ただ、具体的な制度の詳細は「まだきちんと決めている訳ではない」としつつ、「モラトリアムが具体的に対応しやすい」として、制度導入の必要性を強調。郵政民営化凍結法案と合わせて、モラトリアムを法案として整備し、10月の臨時国会で提出すると述べた。

 同制度の導入には金融界から不安視する声が挙がっているが、亀井郵政・金融担当相は「銀行業界やそのあたりの反応は聞いていない。今の金融は極めて異常。金融機関はそのことについての反省がなければならない」と反論。「個々の中小零細企業が銀行に対し交渉するには力関係で限度がある。そういうことに政府・政治がきっちりやっていかなければならない」と強調した。金融機関はもっと社会的使命を考えるべきとも指摘。「中小企業、零細企業が今の状況からどう元気良く立ち直っていけるか、日本経済にとって一番基本的な問題だと思う」と述べた。亀井担当相は、同制度について「鳩山首相もやろうと言っている」とした。

 同制度によって、信用金庫や信用組合など経営が疲弊しかねない地域金融機関があるとの指摘に対しては「貸し手が資金繰りに困るときは国家的な見地から対応する手法はいくらでもある」と述べた。「(制度の適用を受ける企業などの)経営が気分的に緩むことはあるかもしれない」とデメリットを挙げたが「むしろ将来に向かって頑張る意欲の方が出てくると思う。借り手が全力を挙げて経営努力する環境ができる」と強調した。

 世界の金融規制をめぐる議論については「アメリカだけには任せておけない。アメリカが決めたことにそのまま受け入れるとひどい目にあう」と、国際会議などに参加する意向を示し「国際経済で、同一歩調を取るならば、取り決めの中味にコミットするのが当然」と述べた。「アメリカで大変なやけどをしたわけだからこの経験を踏まえる。野放図に欲望が爆発するままに任せると被害者が出るに決まっている。被害が起きないように、ある範囲に収めていく努力をするべき」とした。規制強化だけではなく緩和もあると主張し「どううまくいくかという話だ」との考えを示した。
(ロイターニュース 平田紀之、布施太郎、デイビッド・ドラン)


亀井静香郵政改革担当兼金融相は、確りと仕事をしはじめておられる。
今日のテレビで
「亀井さんは暴走しないだろうか」との問いに対して、
「亀井さんの所属する国民新党は、衆議院議員はたったの3人だから、暴走したら連立を解消して、大臣を辞めて頂くという方法が、民主党には有ります。」と解説者が言っていた。

しかし亀井大臣はやる気満々なようで、此れまでの悪名高い「貸しはがし」を銀行にさせないために、中小企業による借入金や個人の住宅ローンなど銀行への返済に一定の猶予期間(モラトリアム)を設ける制度を導入する法案を10月の臨時国会に提出する予定だそうである。

貸しはがしと言えば、10年余り前の事であるが、
私が住んでいる団地を造った会社が、銀行から貸しはがしをされて、倒産させられたのっだった。
この会社は優良資産をたくさん所有していたのに、不景気で不動産が売れない時期だったために、銀行に借りたお金が、期日までに返せないで、倒産させられてしまったのだった。

そのショックも有ってか、社長は間も無く病気で亡くなったけれど、
「銀行に騙された。」と言っておられたそうである。
それまでは期日が来てもそんなにうるさいことを言わないで、
間に合わない時には又借りればよいと言う感じの関係を続けていたのに、
突如として銀行が強硬になって、
「たった今返せないなら・・・・・」と言うことになり倒産を余儀なくさせられたらしい。

「それまでは借りてくれ借りてくれと言っていたくせに・・・・」と、社長は銀行の豹変に恨み言を言わないではおられなかったであろう。
何時でもそういう取立て習慣で来ていたならば、無理してでも前もって用意する事もできたであろうけれど、それまでは取っぱぐれの無い借り手として、少々の無理なら二つ返事で、聞いてくれていたのが、
突然手のひらを返したように、期日を楯にとって取り立て来るのだから、
裏切り行為と言っても言い過ぎではないだろう。
優良資産を持つ借り手の不動産を差し押さえて儲ける為に、
銀行は信頼関係にあった企業を騙して、倒産に追い込んだのではないかと疑いたくなる様な事例であった。

同じような手口で、全国的に優良な企業が、銀行によって倒産させられたと聞く。
このような銀行のやり口を、改めさせる為に早速辣腕をふるって、
中小企業者を助ける事ができたら、
それだけでも、政権交代の意味が有ったのかもしれないと思えてくる。

国民の生活の為に、新政権の方々には頑張っていただきたい。

上関原発の予定地の地元祝島では、70歳過ぎられた方々が、祝島のすぐ目の前に位置する岸を埋め立てられたら漁場が台無しになるし、
まして原発など造られたら、魚が放射能汚染して食べられなくなると、連日必死で埋め立て阻止に力を振り絞っておられる。
新政権にはこんな無茶な計画を白紙に戻させて、祝島の漁業者を苦しめないための方策も、
早速に講じていただきたいものである。

上関原発を造るかどうかは、瀬戸内海沿岸の住民全体の将来に関わる事なのだから!

直嶋正行新経産相には一日も早い上関原発建設中止の決定を!

2009年09月16日 13時25分13秒 | 原発・エネルギー問題

上関原発 中電16日の作業見合わせ 打開策検討
灯浮標が置かれた岸壁の前を封鎖する反対派の漁船 上関町の原子力発電所建設に反対する同町祝島の漁業者らによる阻止行動は15日も、平生町の岸壁付近で続き、中国電力(広島市)は、休み1日を挟んで5日連続で作業を断念した。中電は、事態打開策の検討時間を得ようと、急きょ16日の作業を見合わせることにした。

 中電は15日も午前7時半頃から、灯浮標を積み込むためにクレーン台船を岸壁に近づけた。しかし、これまで同様に上関町祝島の漁業者らの漁船約20隻が海上を封鎖。中電は、漁船の移動や話し合いを求めたが、漁業者らは、中電側の船に漁船を接近させるなどの抗議行動を取り、こう着状態がこの日も繰り返された。

 午後2時頃、中電は船上から「埋め立て工事は県知事免許に基づき、適法で適正なものである」と説明。台船の進路を妨害していることなどについて「現在の状況が続かないように強く警告する」と告げた。だが、漁業者らは「工事を一度止めなければ、話し合いは出来ない」などと主張。中電は作業中止を決定した。

 16日の作業を見合わせて、17日に再開する方針について、中電上関原子力発電所準備事務所の村田誠総務・広報部長は「状況を考えて、計画をどう進めるか社内で検討することにした。(知事や上関町長らの)仲介者を求めることはない」と説明。海保による強制排除の要請などは「今は考えていない」とした。

 一方、「上関原発を建てさせない祝島島民の会」の山戸貞夫代表は「冷却期間を置こうと思ったのでは。(今後の行動は)島に戻って相談する」と述べた。
(2009年9月16日 読売新聞)


上関町祝島の漁業者の、5日連続(中休み1日を挟んで)の阻止行動で、
中国電力は打開策検討のため急遽16日の作業を見合わせることとしたそうである。

今日は民主党と社民党国民新党の連立政権が発足する日である。
この新政権が今後原発をどうするつもりか、見極めようと言うのではないだろうか?
新政権には一日も早く、上関原発の建設中止を宣言して頂きたい。
そうすれば、中電も不必要な出費となる、埋め立て工事をすることもないし、
今回埋め立てしようとしている地域に生息する、貴重な魚類や鳥類を殺してしまう事もせずに済むだろう。

田ノ浦とその周辺においては139 種の鳥類の生息が記録されており、
とくに絶滅危惧II 類のカンムリウミスズメと準絶滅危惧に位置づけられているカラスバトは国の天然記念物にも指定されているそうである。(上関原子力発電所建設計画に係る希少鳥類保護に関する要望書

日本列島の中でも、手付かずの自然が残されている貴重な地域を、
原発建設のために埋め立てて、生物の生息地域を狭め、
その後は原発の放射能や、水温上昇の為に魚がすみにくくなると言うことが分かっているのに、
瀬戸内海の入り口ともいえる地区に、原発建設を強行すると言うのは、
何処から考えても、あまりにも無謀な事であると思う。

新しい経済産業相には直嶋正行政調会長が内定したそうであるから、
直島経産相には一日も早い、上関原発の建設中止の決断をお願いしたいものである。

追記
この記事にお寄せいただいたコメントにより、
直嶋経産相は、原発推進派であると知りました。
ガッカリです。

鳩山政権誕生 いよいよ明日に迫る

2009年09月15日 16時21分00秒 | 国内情報

郵政問題担当相に亀井氏 消費者相は福島氏
2009年9月15日(火)14:42 (共同通信)
 民主党の鳩山由紀夫代表は15日、新政権の16日発足を前に幹部会などで閣僚、党役員人事の最終調整を行った。鳩山氏は国民新党の亀井静香代表に当初打診していた防衛相に代わり金融兼郵政問題担当相への就任を要請、亀井氏が受け入れると回答し就任が内定した。社民党の福島瑞穂党首には消費者行政、少子化、食品安全、男女共同参画の各担当相への就任を求め、福島氏が受諾した。


最初は亀井氏に防衛相とのニュースが出て、吃驚したのだけれど、
金融兼郵政問題担当相と言うことに決まったようで、
一時的だけれど国民新党に入党している私としては、ほっとした。
亀井静香氏が担当大臣になったのなら、
元の郵政省に戻すのは無理としても、
郵政の資産を外国資本に引き渡してしまう恐れが無いように、
確りとした歯止めをかけて下さると期待しても良いかという意味でも、
ほっとしたのだった。

それに国民新党に防衛相を押し付けたのでは、民主党は無責任の誹りをまぬかれない気がする。

此れで積年の課題である郵政民営化の問題点の是正も、無事行われるのではないだろうか。

その他の閣僚人事も次々と決まっているようで、明日の新内閣に向けて用意が整いつつあるようである。

今日本も世界も思わしくない事の満ちている時代だけれど、
少しづつでも良い方向に進む初めになればと願われる。