春 夏 秋 冬

めぐり来る 春夏秋 麗しき 大和し護れ 民草いとえ 
          

ブログ休止のお知らせ

このブログの表題に入れた短歌の、春夏秋冬の中の冬の字が、誰かによって削られて、修正不能になって久しいのですが、昨日から編集画面までが、誰かにいじられたようで、出す事が出来なくなっています。 この記事作成画面も、何時使用不能になるかもしれない状況にありますので、 春夏秋冬はこの記事をもって、しばらく休ませていただく事にしました。(2010年3月) * * * * * * *  Fc2ブログに不祥事が起き、広告主が引き上げたそうです。 Fc2は何時終了になるか予断を許さない状況かと思い、 気になる過去記事を少しずつ、こちらのブログに写す事にしました。(2015・4・24)

狂犬病ポチが始めた、国家威信のための原子力政策

2015年04月24日 13時12分02秒 | 原発・エネルギー問題
ある方に奨められて「原発と日本の未来」(吉岡斉著)と言う小冊子を読む機会を得た。
この本は福島原発事故が起きる直前の2月に第1刷が出されたものであるから、原発について一応反対しない立場で書かれている。
尚吉岡斉氏は内閣原子力専門委員や経済産業省総合資源エネルギー調査臨時委員などを歴任された、現職の九州大学副学長である。
岩波書店から発行されている事から見ても、異端の書という種類のものではないだろう。
前置きが長くなったけれど、この本を読んで私はこれ迄、全然知らなかったことを色々知ることが出来た。

日本の原子力政策は、国策民営であり、費用対効果や機会費用において採算が取れないのにやってきている。
その為には国の強力な支援と保護が約束されて、原発は推進されてきている。
MOX燃料採用について、私はMOX燃料は安価だから、電力会社が使いたがっているのかと思っていた。
しかし普通のウラン燃料一体当たりの価格が1億円であるのに対して、MOX燃料は5~10億円となり、その上再処理コストを加味したら、MOX燃料のコストは、ウラン燃料コストの10~20倍となるのだそうである。

それなのにどうしてごり押しして迄MOX燃料を推進するのか不思議な話であるが、
それには深いわけがあった。
それは六ヶ所再処理工場を続けるためである。
再処理工場を続ける為には、プルトニュームの消費計画を示さねばならない事になっており、その国際公約を果たす為に、日本は高価なMOX燃料を、わざわざフランスから輸入してまで使っているのである。

では何故そんなに迄して、六カ所処理工場を続けていたいのかと言うと、
それは機微核技術(軍事転用の観点から危険な技術)を開発利用する権益を日本が保持し続ける為であった。
機微核技術の開発利用する権利を守る為には、例え形だけでも再処理工場を試運転(だけでも)し続ける必要があるのだそうである。
これは六カ所ウラン濃縮工場や、高速増殖炉もんじゅを続けるのも同様の理由であるらしい。

核兵器保有国以外で、ウラン濃縮、再処理、高速増殖炉などの機微核技術を保有しているのは日本だけであり、それらの技術はひとたび手放せば、再取得は極めて困難なものである。
と言うわけで、
どうしても機微核技術を手放したくなくて日本は、プルサーマル計画を立てたのだった。
巨費を投じて六ヶ所村に核燃料再処理工場を作り、危険と知りつつMOX燃料を使うと言うのも、その為であるらしい。

つまり日本が核爆弾を創る能力を保持していたいがために、プルサーマル計画は立てられ、
最終的に何十兆円になるか分からないくらいに、鰻上りに膨らむコストをものともせずに、
プルサーマル計画は推進し続けられているのである。
又、六ヶ所再処理工場を破綻させたら、使用済み核燃料を青森県に持って行く大義名分がなくなってしまうため、
現在青森県に置いてある使用済み核燃料は元の原子力発電所に戻されるし、
各原子力発電所に貯めてある使用済み核燃料は、貯蔵プールが満杯になった時点で、
原発の運転を停止せねばならなくなってしまうという切実な理由もある。
と言うわけで、成功のめども立たない六カ所再処理工場は、
莫大な予算がつぎ込まれ続けていると言うわけである。

原発は他の発電方法より安価であると言うのは真っ赤な嘘で、民間に自由にさせていたら、
原発などやりたがる電力会社は有り得ないような、採算に合う筈もない代物なのである。
それを何とか採用させる為に、政府は電力会社に様々な支援をしているのである。
だから経団連会長が、事故の賠償費用は、国が持つべきであると言う根拠も、無きにしも非ずなのである。原発は国がそれを電力会社に約束して、始めさせた事業であったのだから。

誰一人幸せにする見込みもないどころか、今回の事故で世界中を危険に曝すことが、明白になった地震国日本の原発を、これからも推進していく理由は何処にもないだろう。
「国家安全保障のための原子力」と言うのが大義名分であるそうだが、
核兵器を大量に持っていてもソ連は破綻し、アメリカは財政破綻寸前である。
今や米ロ両国は、1万個近い数になった核兵器をもてあまして、核軍縮の相談をやっている時代である。

独断専横の暴君が、国際的にも国内的にも行き詰って、にっちもさっちもいかなくなった時、
自暴自棄になって使うのでなかったら、
敵を襲うつもりの核兵器でも、放射能汚染は地球全体に流れていくものだから、
友好国や自国も、放射能汚染の巻き添えとなる事が予測される核兵器など、
使う機会は有り得ないだろう。
特に核兵器が国民を守る為に使われる事など、絶対にないと思う。

そんなものを作る技術を保持する為に、日本はこの50年以上、
住民の反対を押し切って、危険極まりない原発を造り続けてきていたのだった。
福島原発の事故は、天災の側面もあるが、充分な安全確保の為の用意をしていたら、
あそこまで酷い事故にはならなかったと言う意味で、東電の責任は重大である。
しかし安全管理について、厳しい事が言えない事情が、政府の方にもあったのは確かである。

こんな原子力行政の姿勢を、改めないままで原発を続けていたら、いつか又福島原発で起きたのと似通った事故が、起きる可能性は非常に高いと思われる。
世界の国土面積に占める割合は、たったの約0.25%に過ぎないのに、現在世界中で発生している地震のうち、マグニチュード6以上のクラスの 地震の約20.8%が、日本で起きているそうである。
そんな日本に原発を造るからには、並大抵の安全管理では足りないはずなのに、
通産省の安全検査は常に及び腰で、事故隠しや安全設備の不備も見逃し続けてきていた。
この体質を変えないまま、原発を続ける事は、国家の安全保障どころか、
放射能汚染で国の実質有効面積を減らす元となってしまうだろう。

「国家安全保障のための原子力」の公理と言うのは、日本は核武装を差し控えるが、核武装の為の技術的・産業的な潜在力を保持する方針を取り、それを日本の安全保障政策の主要な一環とするということである。
それによって日本の安全保障の基本に据えるアメリカと日本の軍事的同盟の安定性が担保されると言うわけである。

そして日本が先進的な核技術・核産業を持つと言う事が国家威信の源泉であると考える。
いわば「原子力は国家なり」と言う考えから、原発に拘り続けてきたというのが、
原発推進派の真意であったのだろう。

いわばボス犬アメリカに狂犬病をうつされたポチ達が、
世界中が噛み合いになった時、遅れを採らない為に用意してきたのが、機微核技術の維持であった。
国民は何も知らされないままにである。
マスコミは知っていても、国民には何も知らせない。
マスコミ口封じには、莫大な予算が原発計画の中に組み込まれているから。

福島原発の事故を契機にこの様な不健康な計画から、日本は脱却するべきなのではないだろうか?
普通の日本の犬の狂犬病は撲滅されたと聞く。
又日本人一般の狂犬病質も、殆んど消えていると思われる。
だからアメリカ由来の狂犬病から、日本は一日も早く脱却するべきだろう。
狂犬病の犬など、まともな犬ではないのだから・・・・・

[2011/04/27 14:53]

慈悲と叡智を兼ね備えられた両陛下

2015年04月24日 10時45分10秒 | 皇室
今朝大我楼2014 様から頂いたコメント(こちら)に書いた返事コメントが、
或サイトに、もう引用されていました。
それで両陛下の値打ちを分かってくださっている方々も多いのかなと勇気付けられ、
記事にしてもっと多くの方に読んでいただきたいと思い再掲します。
* * * * *
大我楼2014 様
コメント有難うございます。
皇太子様がどんなに節操の固い誠実な方であるかに付いては、私も感嘆している所です。

雅子様ご発病前、皇太子様が雅子様の事に付いて、マスコミに訴えられた時、
両陛下が皇太子様はああいう事をされない方が良かったと、お傍の方に仰ったと言う話も聞きました。
それでも両陛下は冷たい方ではないと私は思います。

陛下は皇太子殿下だった時代からずっと、
皇室がマスコミの毒牙に曝され続けて来たのを、つぶさに見て来られた方です。
下手に批判などしたら「倍返し」どころでは済まない事を良くご存知だったのだと思います。

昨年春皇太子ご夫妻がオランダ国王に招かれて、
何年ぶりかの海外ご公務を、オランダでなさる事が出来たら、
それが雅子様の自信につながって、ご快癒が近づくのではないかと期待されていた頃、
安倍政権はこの属国状態の日本が主権を回復した日だと偽って、
「主権回復の日」の記念式典なるものを目論み、
両陛下に出席を要請しました。
両陛下は嫌がっておられるという噂でしたが、
余り喜ばしそうなお顔ではないものの、御揃いで出席されました。
(あの主権回復の日の式典は評判が悪かったのかあの年だけでしたが・・・・・)
天皇陛下がもし体調の為、あの式典への出席を拒否されていたら、
皇太子ご夫妻はご病気の陛下を置いてオランダに行かれる分けには行かないでしょうから、
オランダでのご公務は取りやめにせざるを得なくなっておられた事でしょう。

それで両陛下は事実に反する主権回復の日なる行事へ、耐えがたき思いを耐えられて、ご出席なさったのだろうと、私は拝察しています。

両陛下が東宮様バッシングの大元であったなら、
雅子様の再起のきっかけになるオランダ訪問の邪魔をする事位簡単に出来られた事なのです。

でも両陛下はそんな事をなさるお方ではありません。
只、お若かった皇太子様よりより苦労されただけ、
軽はずみな事を控えておられるだけだと思います。
(皇太子様もあれ以降、マスコミに訴えるような事をなさらないのは、それに気付かれたからだと思います。)

天皇陛下がマスコミ批判をなさって、マスコミの矢面に立たれるような事をなさったら、
彼等(マスコミの陰のフィクサー)は、天皇陛下の抗議だからと言って遠慮するような輩ではありませんから、
新聞や週刊誌総動員して、
天皇バッシングを始めかねません。

そんな事になったら、それこそ皇室の権威は地に落ちてしまいます。

両陛下は両陛下を誤解している人々が思っているような、ふがいないお方でありません。
並々ならぬ英知と慈悲心とを兼ね備えられた素晴らしいお方だと、私は思います。
日本の政治へのご憂慮も的を得たものと拝察されますし・・・・・

こんな立派な方が、こんな状態の日本の天皇陛下にお生まれになられたのも、
故なき事ではないのかも知れないなどと言ったら、狂信的と言われるかも知れませんが・・・・・
[2014/11/12 10:16]

現代版 右翼と左翼

2015年04月24日 10時41分47秒 | 皇室
だいぶ以前に原発の危険性に付いて書いた記事に、最近新たにコメントを頂いて、その記事へ以前に(別の人から)頂いていたコメントを読み返す機会をえた。
そのコメント主が右翼と左翼に付いての定義を、書いておられたのでした。

左翼というのは、資本主義態勢を崩壊させ、貨幣と搾取のない社会を作り上げようと夢見ている団体です。そこで彼らは、政府を信用せず、政府の政策の全てに反対運動をしかけてきます。原発の安全管理は、政府の権力の象徴の1つなので反対するのです。工学的安全性や放射線の健康影響に関しての科学的知見を全く無視して、自分たちの主観的な考えを述べて、反対運動を展開します。
左翼とは資本主義態勢を崩壊させ、貨幣と搾取のない社会を作り上げようと夢見ている団体。であるとの事でしたが、
「原発の工学的安全性や放射線の健康影響に関しての科学的知見を全く無視して、自分たちの主観的な考えを述べて、反対運動を展開します」と言う部分をのければ、確かにそうだな~と改めて感心させられたのでした。

この人は右翼の定義については書いておられなかったけれど、この考え方を敷衍して行くと
右翼とは時の権力(金融資本)に取り入って、権力者が庶民から絞り上げる手伝いをする勢力、という事になりますから、
右翼とは「資本主義体制を守り、貨幣経済による搾取を最大化させるために働く政治団体」という事になるのではないでしょうか?

昔の右翼と左翼の違いは王党派と市民派という事だったらしいですが、
今の右翼と左翼の違いは、金融エリート(1%)派対一般ピープル(99%)派という事になるのではないでしょうか。
確かにこれは現実に即した区分けであると思います。
現在の権力者は王様ではなく、大資本の元締めであるという事は、誰が見ても明白な事実なのですから・・・・・

日本の右翼が天皇陛下を蔑ろにするのも、
右翼の性として当然の帰結なのだろうと思いました。
右翼とは時の権力の側について一般ピープルを搾取し、権力のおこぼれを頂こうという勢力なのですから・・・・・

石原慎太郎が「国の為に役に立たない天皇なんて要らない」と言ったのも、
右翼として当然の発言だったという事なのでしょう。
彼にとって国は、時の権力者・金融資本の為のものであり、
天皇は自分(石原慎太郎)達と一緒に、一般ピープルから絞り上げる手伝いをしてこそ、存在意義があり、
パンピーの為に頑張る天皇など要らないという事なのでしょう。

今はっきりと分かりました。
今上天皇は紛れもなく左翼でいらっしゃいます。
そして、私も左翼なのだろうと思いました。

これは右翼を名乗る人たちには、恥ずかしくなるような暴論に思われるかも知れませんが、
これが右翼・左翼の区分けとして、最も適当な区分けなのではないかと、私には思えるのです。

今の日本の右翼は、原発の再稼動に賛成し、
日本が戦争に巻き込まれかねない運動(尖閣問題)に、大乗り気だという事を見ても、
右翼が資本家の為に一生懸命はたらしている団体であるという事は明らかでしょう。

元々の自民党はどうだったかは知りませんが、
現在の自民党は間違いなく右翼の頭目と言って間違いないでしょう。
総ての政策は資本家の為にあり、
如何にして、上手に庶民から巻き上げるかが、政治屋として腕の見せ所という事のようです。

権力者は如何に庶民を上手に騙して、庶民から(税金から)巻き上げる仕組みを創るかで、政治家を評価し、
少しでも庶民の側に立つような政治家は、徹底的に潰して行かねばならないという方針のようです。

バブルがはじける頃までの日本では、
権力が国民を騙すにしても今よりずっとソフトタッチで、
締め付けるにしても、国民が日本は民主主義が守られていると思い違いできる程度にして、
権力の乱用は余りしないで来ていたような気がします。
しかし、ここ最近は段々とやることが荒っぽくなって来ているようです。
宗主国の手元不如意から、エゲツナイ政策を強行する事態が相次ぎ、
彼等の手先の政治家を選ぶ事を拒否する国民が増えてきたので、
新たな手を使わねばならなくなってきていたようです。

それが小選挙区制であり、議員の党議拘束であり、集票機ムサシであり、検察審査会制度etcなのでしょう。
かくして日本は権力の思い通りのことが”決められる政治”を創る事が出来ました。
その政策が日本にとってどういう意味を持つのだろうかなどと、余り深く考える事をしない安倍総理は、
彼らにとって格好の代理人なのでしょう。
その証拠に安倍総理がどんなしくじりをやっても、暴言を吐いても、無茶な行動をとっても、一切批判されないように、誰かがマスコミを抑えています。
これが左翼の政治家だったら、針ほどの事でも棒のように書き立てられて、辞任に追い込まれるのですが・・・・・

ウクライナの一般国民の方々は、昨年秋からの反政府運動が、
今のような国情を作り出すとは夢にも思わないでおられた方が、大部分だったのではないでしょうか?

右翼は権力の為に庶民の安全を脅かす政策を支持し、付和雷同していたら、
権力者が目的を達成した暁には、自分達右翼も、庶民・一般ピープル・99%として、
悲惨な明日を生きねばならなくなるのだという事を、忘れてはならないと思います。
それは今右翼の人々が、左翼と蔑んでいる相手と、殆ど同様の未来を生きねばならなくなるという事なのです。

勿論騙されているのではなく、総てを承知で確信犯的に、権力にしたがっている一部の切れ者は、
未来も支配人として使ってもらえるのかもしれませんが、
万事ご主人様命で働く事を要求されるでしょうから、
その人たちも今よりずっと厳しい世を生きる事になるのではないでしょうか?
[2014/07/12 14:32]
とりとめのない話

「皇室典範改正に付いて」に関する問答 ②

2015年04月24日 09時46分36秒 | 皇室
ウオッチャーさんに
皇室

貴方の最後のご意見私も同感です。私たちは後世の人たちに申し訳の立たない事をして来ています。使い捨て時代と浮かれて資源を無駄遣いし環境を荒らしまくってきました。そしてこれでは駄目だと分かっていても今の贅沢極まりない生活から抜け出すことが出来ないで居ます。それ処か一向に反省の色も無く乾燥機つき洗濯機なる物まで開発していますし、主婦はごみを出しに行くのまで車を使っています。一事が万事とどまるところが無いように見えます。かく言う私もこれまでに得た便利な物から抜けだせないでいます。国は借金をしてまでほとんど車の通らない道を作り続けています。惰性というのは恐いですね。
さて、雅子妃への嫌がらせとも思える数々の仕打ち、そんな情報をどこで得られたのですか?掃除人にまで雅子様のみならず愛子内親王様に迄口を利くなと耳打ちするなどこれは紛れも無いシカトではありませんか。これは氷山の一角で長年の間には想像に余りある嫌がらせがあったと推定されるではありませんか。それでお加減を狂わされておられる妃殿下の回復を阻止する様なことを繰り返しておきながらご療養費に10億掛かったと雅子妃をまるで無駄使いの元凶であるかのように非難するとはそれを宮内庁の職員が言っていたとしたら、もっての外の事ではありませんか?10億の経費の責任は宮内省職員の怠慢、もっと言えば横暴の所為だと言うことも出来るのではありませんか?宮内庁は年にどれほどの予算を使っているかは知りませんがその怠慢はなんとも思わないのですか?あれ程雅子妃を悪者に仕立てて恬として恥じない宮内庁の職員の考え方に気づかない人ではなかろうと思い、となると、もしかして宮内庁の広報担当者なのかと思い不毛の議論を重ねても埒は明かないだろうと思い打ち切りたいと申し出た次第です。でも学生さんとの事なので本心を明かすことにしました。国土交通省、通産省等々の腐敗は聞いていましたが、宮内庁まで汚染されていたとは創想像絶することでした。
アフガニスタン、イラクの現状を聞くにつけても日本に天皇陛下が居て下さったお陰で混乱無く終戦の処理戦後の復興が出来たのだと改めて実感させられています。天皇制は私たちの先祖が長年育んできた、一朝一夕には出来ないわが国の宝ではないでしょうか?会戦の責任については諸説有りすが、昭和天皇の御人柄はどう見ても好戦的な方には見えませんでしたね。最初私は下司の浅知恵で紀子様との葛藤かと思い違いしていましたが、それは見込み違いだったようです。美智子妃(当時)が皇后様に嫁いびりされて苦しんでおられると言う噂がしきりでしたが,あれも、皇后様も(当時の)冤罪に会っておられたのかもしれませんね!思い込みで疑って秋篠宮様には申し訳の無いことだったと反省しています。
[2006/09/30 09:23]


以下コメント

だから血税10億円かけてその後遊びほうけてる雅子さんの現実について聞きたいんですが。嫁ぎ先の冠婚葬祭はないがしろにして実家だけ大事にするお嫁さんを、どう思いますか?皇室は旧家ですよ?まさかあなたは、雅子さんのような嫁が嫁いできても許せるのですか?それならもう議論のしようはありませんね。
[2006/09/30 10:29] 匿名




その様に悪意を持った見方ばかりしか出来ない人に囲まれた雅子妃の現状を知ってもまだ雅子妃が10億円無駄ずかいしたと主張なさるのですか?
そういう状態にした宮内庁役人の責任こそ問題にしなければならないのではありませんか?役人の不始末が余分の出費をさせてしまったと解釈することもできるし、その方が妥当であると思います。ご実家については個々の事情も知らないでとやかく言うのは不敬に当たると思います。作用反作用について申しましたが、そのことを一切反省しないで皇太子妃の事をとやかく言っているとするなら、まさしく皇太子様のお嘆きの通り、雅子様の人格否定に当たるのではないでしょうか?源氏物語に桐壺の更衣が他の女官たちに意地悪されて廊下に汚い物をまかれたり、様々な嫌がらせにとうとう命を縮めてしまわれるくだりを思い出しました(清掃の人に雅子妃と愛子様には声をかけるな等とはいくら皇室に基本的人権が認められていなくてもひど過ぎるというものでしょう。)紀子妃のように職員に気を遣ってくれれば意地悪はしませんとでも言うのでしょうか、公務員というのは公僕で、国民のために働いていると思っていたのですが、国民の統合の象徴をそんなにも粗末にしているということは、とりもなおさず、国民を粗末にしていることになりはしませんか?国民の税金から給料をもらいながら、その上機嫌までとらせようとは、言語道断、との見方も出来ることに心を留めて頂きたいと思います。
[2006/09/30 12:22] わこ

わこさんへ

最後といいながら再度顔を出してしまい。申し訳ありません。でも、これだけは言わせてください。

もう少し、現実社会の情報に触れてください。詳細を自ら求めて下さい。資料は探せばいくらでもあります。それらは玉石混交なれど、正誤、是非及び善悪は自ずから現れています。

今日の散文の中にある「雅子妃への嫌がらせ」とは何のことですか?ワタシはそのようなことは書いていません。
東宮ご自身が記者会見で語られた、「子供への取材は控えて欲しい」との発言や、東宮職から宮内庁へ出された「フラッシュ撮影等の禁止要請」、それに伴う1社のみの代表取材に限るという前例のない形式になったこと。終戦記念日に追悼行事を欠席した東宮家は、リゾート地でテニス、花火をして遊び、幼児であらせられた愛子ちゃんとフランス料理を楽しんだ、そのホテルの従業員が、東宮側からの要請として「雅子妃と愛子ちゃんに声をかけてはいけない」のであったとマスコミに対して語った記事。
東宮職の職員は、雅子妃の古巣外務省の職員で固められつつある上、トップは雅子妃の父親小和田氏の元部下であり、その機関から出されているやり方であること。どう見ても、ある意味「身内」である彼らが、どうして雅子妃への嫌がらせとなる手段をとるでしょうか?ワタにシはこれらはむしろ、東宮夫妻とそのブレーンが、自分たちのために周囲に強いているルールだと思われます。

ご存じないようですが、東宮家の活動を全面的にサポートする東宮職は、宮内庁の中で独立した機関です、いわばミニ宮内庁といえるものです。宮内庁側は東宮家の行動について、ほぼタッチすることはありません。ですから今問題になっているのが、宮内庁の関知し得ない、制御不能な東宮家の暴走ということなのです。
オランダ静養の決定(天皇皇后両陛下が東南アジア外遊中、国事代行を皇太子がしている間にオランダとの間で取り交わしたとの報道があります)に関する不可解な動きや、同行医師が1週間で帰国してしまうことを知らなかった宮内庁。医師帰国に際して東宮側から出されたのが、「雅子妃の治療に目処がついたから」というコトだったのに、雅子妃は帰国後も公務を一切なさっておられない。しかも公務欠席は、オランダへ行く前から決まっていたことが、欠席した公務先の関係者と東宮職の証言からバレていますね。この矛盾はどう取ればいいのでしょう?
数億円掛かった雅子妃のオランダ豪遊は、一体誰が一番楽しい思いをしたのか。客観的事実からよくお考えになったほうが宜しいですよ。

婚家の家業である、平和を祈る祭祀を新婚当時から度々拒否しているにもかかわらず、実家の行事には大騒ぎしてお出ましになる皇族妃など、ワタシの短い人生経験で鑑みるに、とてもその常識のレベルを信じられません。しかもそれが次期皇后におなりになるやもしれぬお方なんて!
貞明昭憲両皇太后陛下や昭和天皇、今上皇后両陛下が育まれてきた日本皇室の、あの清清しい清貧と祈りと美徳の形は、共に40代も半ばでいらっしゃる東宮夫妻に踏襲されうるのか。今の姿を見るにつけ、大きな不安を感じます。

皇室の最大の責務は「継承すること」にあります。伝統は一度途切れると、回復には大きな困難を極めるということはご存知ですよね?伝統に中には悪弊もありますが、そのようなものはいずれ自浄作用によって消え去るものと思います。生き残り、後世に伝えられていくもの、それにはやはり大きな意味があるのだと考えます。それを学び、正しく受け継いでいく姿勢が皇族の方々には義務としておありなのだということでしょう。
数々のエピソードで、秋篠宮家や常陸宮家、三笠宮家の方々は、見事にその姿勢を踏襲しておられます。特に最年少でいらっしゃる秋篠宮殿下(皇太子よりも6歳も年下でいらっしゃいます)は、お若い頃は様々なお噂がございましたが、結婚後は見違えるほどご立派な皇族におなりですね。一人の人間として暖かなご家庭を築かれ、直系皇族としては、激務ともいえるご公務の連続、ライフワークの生物学研究(数々の成果を挙げていらっしゃいます。また名誉博士号ではなく、実際に学際的価値のあるご研究により生物学博士号をお持ちの、まごうことなき研究者でいらっしゃいます)も、紀子妃殿下のサポートの下で続けていらっしゃいますよ。これは昭和天皇や今上陛下の流れを組むともいえましょう。
他の現宮家が成し得なかった、親王誕生による宮家の存続を、40歳になられようとする紀子妃殿下が決心なされた、継承に対する積極的な姿勢をどうお考えになりますか?皇太子妃よりも遥かに気ままなはずの一宮家の妃であった紀子妃殿下が、何故今、このタイミングで、継承論争の元になることは明らかである新宮様のご出産に臨まれたのか、そのお心の内を推し量ることができませんか?

これだけ述べても、まだアナタは東宮家の今を判断できませんか?

後はご自身でお調べ下さい。問題を問おうとするときには、十分な下調べをなさることをお勧めします。

捕捉
香淳皇后陛下の、美智子妃殿下(当時)へのいわゆる基嫁いびりに関しては、昭和天皇の側近であらせられた入江氏の日記や、高松宮妃殿下の本に詳細が述べられています。つまり、出自も明らかな記録として残ってしまっているので、その事実は消せないものとしてあります。どうぞご覧下さい。
[2006/09/30 13:19]
匿名




雅子妃への嫌がらせなど無かった等と言われますが、清掃の人にも雅子様は難しい人だからお声を掛けない様にと耳打ちしていると、貴方のコメントの中で読みましたが?(それくらい難しい方だという証拠事例として)でもそれは清掃の人にまで雅子妃を敵視せよとほのめかしているのも同然ではありませんかない。使用人は雇い主の顔色を伺うものです。雇用者は皇太子様ではなく宮内庁なのですよ、それがどういう意味を持つかお考えください。宮内庁の資料に東宮家の悪口が列挙して有るらしいですが、それひとつ見ても宮内庁の横暴が立証されているというものでしょう。誰かの一方的な意見に毒されて偏った見方をする位なら自分でエピソードをつなぎ合わせて考えた方が返って正確な判断が出来るかと思います。学生さんならまだお若いのだから人の口車に乗せられて志に反する事にならないように祈ります。尚秋篠宮様のお誕生の会見は生で見ていますので、紀子妃が異常なまでに意気込んでおられたのは動かせない事実です。宮内庁の資料にそれが乗ってないとしたら,味方としては残して置きたくないシーンだったからではないでしょうか?ビデオは編集が可能なことはご存知でしょう?私が紀子様に疑いを抱いたきっかけはあの会見だったのですから間違いありません。
[2006/09/30 14:10]わこ




わこさん、落ち着いてワタシのコメントを読んでください。
私の書いたどのコメントに「清掃の人にも雅子様は難しい人だからお声を掛けない様にと耳打ちしている」と書かれていますか?29日のコメントで私が書いたのは、東宮家が泊まったリゾートホテルの「従業員」の話のことです。その方は宮内庁職員でも、清掃人でもありません。「嫌がらせなどない」とも書いていません。「嫌がらせとは何のことですか」と書いたのです。
長い文章は斜め読みしていると、主題等を読み取りを勘違いしますよ。落ち着いて何回も読みましょう。そして他人の文章を引用するときは、決して自分の言葉に改変してはいけません。主題が摩り替わっていってしまう、とても初歩的なミスです。

また、いつか触れるだろうと思っていましたが、私の年齢に言及されましたね?学生であると書いた途端にあなたのワタシに対する返答のトーンが変化したことに、苦笑を禁じ得ません。ワタシが成年前の学生かどうか、嘘だったらどうします?ネットは匿名性の高い世界です。少し慎重に行動なされませ。

あなたの認識に、何故宮内庁が東宮家と対立しているという状況が前提としてあるのか、その根拠を示してください。

>宮内庁の資料に東宮家の悪口が列挙して有るらしいですが、それひとつ見ても宮内庁の横暴が立証されているというものでしょう。

おかしいですね。「有るらしい」とおっしゃるということは、わこさんはその資料を目にされてはいないのですね。ではどうして「立証されている」と断定できるのですか?とても不思議です。まるで、『「キキーッ、ドカン」と音がしたから、後ろを振り向いたら、車が自転車にぶつかるところだった。』とおっしゃるようなものですね。この一文の意味が分かりますか?

>誰かの一方的な意見に毒されて偏った見方をする位なら自分でエピソードをつなぎ合わせて考えた方が返って正確な判断が出来るかと思います。

ワタシはこの姿勢で今までコメントさせていただいています。数々の具体的なエピソードを交えた上で、自分の考えを書いているはずですが、もしかしてご理解できなかったでのでしょうか。わこさん自身のご自分のコメントを読み返していかがお思いですか?

それにしてもどうしても問題にしたい、秋篠宮ご夫妻のあの記者会見なのですね。「生で」ご覧になったということは、あの記者会見会場にいらっしゃったのですか?・・・いや、筆が過ぎました。書き様の必死さに、ついからかってみたくなってしまって。
ご自宅か何処かのテレビで、一般視聴者の立場で映像をご覧になったと言うことですね。ではワタシも同じです。私は国立大学資料室の皇室関係アーカイブ資料集でみております。マスコミ報道も、各社漏らさずきっちり保存してありますので、良いコレクションです。ワタシのみた映像は、ノーカットのプロト版のものでした。ついでに言うとその方面の研究コースにおります。
そして、昨今の東宮関係の映像での、見事なまでの時間を追ってのシーンカット三昧な有様も、興味深く拝見させていただいております。

皇族の方々も、我々と同じ人間です。外に出せない裏の顔も、当然おありでしょう。皇族という存在は、少なくとも表の顔は、国民の象徴として古きよき日本の伝統を守り伝え、家庭にあってはお手本となる暖かな幸せを見せることにつきるでしょう。生まれながらの皇族はもとより、妃になることを承諾した時点で、庶民にはない責任と義務が発生することは、常識をもった自立した大人ならば分かることはないですか?あの方は皇族として生きることになるこれからの人生に、一体どのようなお覚悟で参られたのか、今後どうなさるおつもりか、一切が不明です。
庶民の我々が、外から垣間見る東宮家の姿は、天皇皇后両陛下がこれまで、すさまじいばかりの意志と努力と自省の姿勢で歩み築いてこられたイメージからは、程遠いものでしかない。東宮家の示された美徳等、もし情報をお持ちならあげていただきたい。

わこさんは、ご自分の散文をもう少し熟慮を重ねた上で、落ち着いておかきになられたほうが宜しいです。また、私を含め他の方々の質問にも、論理矛盾をしないように気をつけてお考えくださいね。

古典をあげても教養の質を見せることにはなりません。
[2006/09/30 16:27] 匿名



わこさん
「学生さんならまだお若いのだから人の口車に乗せられて志に反する事にならないように祈ります」と書かれていますが、
学生と言っても大学生から、大学院で博士を勉強しているかたもいるのですよ。年齢も様々です。私は外国におりますが、博士を取る為に40代50代を超えても学生に戻り勉強なさっている方も居ます。歳が若ければ見方が間違っていて、若くなければ全て正しい見方が出来るとそう言いたい訳ですか?
それならば、新卒の教員等は教壇に立つ事も出来ませんね。
「宮内庁の資料に東宮家の悪口が列挙して有るらしいですが、それひとつ見ても宮内庁の横暴が立証されているというものでしょう。」
あきれて物が言えません。ご自分で宮内庁のホームページをご確認になってみられたら如何ですか?
OZcwhYn6さんの書かれている内容を文章そのままに読む事も出来ないのですね。すべて脳内で「雅子様は善であり全て周りの人が悪い」という前提のもとに偏見を持って文章を読まれているのでしょう。

[2006/09/30 22:09] 匿名




わこさん、工作員相手に何を言っても無駄。
[2006/09/30 22:20]匿名



X #KtOtvm9U様。

何をおっしゃっておられるのか分からないのですが、私は学生です。学生相手に何を言っても無駄ということですか?

[2006/09/30 22:46] 匿名




お前が工作員だという証拠がある。
[2006/09/30 22:54] 匿名



自己紹介もしていない、ただ道で通り過ぎるがごとき関係の私たちですが、匿名性を嵩に来て意味不明の罵倒をされるとは、あなた方の人格を疑わざるをえません。

工作員とはどういうことなのか教えてください。
何の工作をするのですか?
私が工作員だという証拠とは、いったいどのようなものですか?

ここは誰でも署名無しで書き散らせる場ですので、書き逃げもできますよ。ただ嫌がらせや愉快犯的脅しをしたいのならば、それもいいでしょう。
わこさんと私が、一生懸命議論をしているところに、意味不明な横槍を入れたいのですか?それこそ、変な工作をしているともいえませんか?
アナタ方の良心は、恥を知らないのですか?

[2006/10/01 01:29] 匿名




もう無駄な努力はやめておきましょう。雅子妃に対する悪意みなぎる意見を聞いたとき、どこでその資料を見られたのか想像がつかなくて宮内庁の資料でも見られたのかなと勝手に推量してしまいました。大学にまでそんな資料が持ち込まれているとは思いもかけないことでした。お詫びします。
[2006/10/01 06:45] わこ




わこさまへ

お年を召されるということは、経験の幅を広げられ、見識を高め、豊かな人格形成を成すということかと思っておりましたが、どうやらそういう方ばかりではないということを知りつつある昨今です。

年金生活に入り、もう社会の一線から引いた立場だからという言い分で、自分とは違う意見や、自説に訂正が入ることを拒否し続けていくのは寂しいことですね。

今回の話題については、少しアナタの手には余るレベルだったのかもしれませんね。穏やかな老後を過ごされていたわこさまを、混乱させてしまい申し訳ありませんでした。
「人間は考える葦である」「死ぬまで勉強だ」等の言葉を残した偉大な先人達のことを思うと、まだまだ自分には知らないことが多すぎるという思いで一杯です。知らないで済ましていくことの危うさを、常に念頭において生きていきたいと思いますよ。
[2006/10/01 08:39] 匿名




ご忠告有難うございました。出来るだけその様に心がけて生きたいと思います。お陰様で久し振りに世の中を見せて頂いた様な気がしています。どなた様にも心から御礼申し上げます
[2006/10/01 09:15] わこ




皇室を批判するよりも、その安泰をこそ願うのが、よいことでしょう。

皇室の安泰に対して、亀裂を入れるような発言をすることはなるべくしないほうがいいとおもいます。知る必要のないこと、詮索すべきでないこともあります。

どの家にも(たとえ天皇家であっても)問題はあるでしょう。お仕事をきちんとしていただけば何の問題もありません。健康に問題があれば、いたし方のないこともあるでしょう。この点では国民の一般家庭と同じであって、隣のオバサンに、「お前の嫁は病気ばかりで働けない糞嫁だ」みたいなことを言う余計なお世話・失礼千万な人間と同じです。

まず、家庭内の問題であれば、国民がとやかく言うことなく、皇室内部で解決していただくのがよいのです。あまり表に出すことなく、政府がバックアップするのがいいと思います。

たとえ「皇室は税金で食っている」としても、家庭内のことについて立ち入ることべきではないでしょう。むしろ、ご回復を心からお祈りし、こう室内の安泰を願うことこそ、もっとも必要でしょう。

理想の天皇像を、国民が押し付けるのはよくない、と言うことでもあります。ネチネチ情報収集や分析をするようなことは、品がよくないでしょう。
[2007/06/06 18:14] mx


mx様

私も雅子妃が、お気の毒で、紀子妃が一寸と思ってしまったのは、越権行為だったかも知れないと、一寸反省しています。
[2007/06/06 20:28] わこ




政治家が皇室を利用することのないように、むしろ政治家を監視すべきでしょう。

今上天皇が憲法に愛着を持っておられるのは事実であり、もし憲法を変えるには、とうぜん陛下のお気持ちも問題になるはずです。(確か最近のアエラの記事にも、学習院時代のご学友の証言をもとにありました。)

いくら象徴天皇とはいえ、良心をお持ちですし、それを踏みにじるのはよろしくないでしょう。国民が多数決であっても、陛下の良心を踏みにじるかもしれないと、憲法改正に関しても少しは考えるべきでしょう。

しかし、皇室に亀裂を持ち込んでいるのは政治家ではないかと言う疑念すらあります。皇室会議で皇族の意見をまったく聞かないと言う証言すらあります(宮内庁のホームページに出てますね)。

中曽根氏は首相になってからは改憲的発言を控えました。毎月の内奏時に、天皇のご意思に反すると控えた可能性すらあります。

皇室に亀裂を持ち込むことで、むしろ改憲的な皇族発言を誘導しようと言うのが、小泉氏=御手洗氏の魂胆かもしれません。

しかし、米長氏に対する陛下のご発言は痛快でした。よく自民党支持者は肝に銘じるべきでしょう。
[2007/06/06 20:40] mx




宮内庁ではありませんね。別のサイトですね。訂正です。
[2007/06/06 20:51] mx


コメント有難うございます

政治家は、色々な手を遣ってきますね。それもアメリカのために!
それが、延いては、自分の苦に繫がる事に、どうして気付いてくれないのでしょう
[2007/06/07 07:37] わこ


皇室典範改正についてと、それに関する問答 ①

2015年04月24日 08時14分42秒 | 皇室

これは2006年9月に書きました「皇室典範改正について」と、その記事に寄せられたコメントを複写しています。

皇室典範改正について

先日秋篠宮妃紀子様が親王様を出産された時の特別番組で、皇后様の写真と並べて見せて、紀子様が近頃皇后様に似てこられたと頻りに持ち上げていた。
その写真を見るに頭の角度などは真似して似せておられるのは分かるけれど、そのお顔から感じられるものは全然違うように思われた。
心からなる優しさと、形だけ真似たものではかなり印象が違ってくる。
天命を受けてその役目を忠実に果たそうとしている人と、
自分の為に世に出たい人との違いというべきか!
向上心は良い事ではあろうけれど、
高貴のお方は心の中の向上心を大事にして、
外面的向上には恬淡としていて頂きたいものだ。
それで無ければ皇室の美風は,勢力争いなどという下卑たことどものために,消し去られてしまうかもしれない。
雅子妃の苦悩は別に成りたくて成られた訳でもないのに、
その地位をそねみ何かにつけてその心を傷つけようとする動きに、苦しめられておられたのではないかと思われる。
それと言うのも皇室典範に、男系の男子と成っている為に、欲を出したくなられる方があったからではないかと思われるのである。
私達庶民が皇室を敬愛する理由の中に,出世欲などという下卑たもの等とは無縁の,高貴な,
只この国の人々が幸せに繁栄することだけを、日々念じていて下さる方々だと思っている事があるのではないだろうか?
そういう意味で雅子様のように、三顧の礼ではないけれど、請われて請われて、
それを何年間にも渡って辞退し続けられ、
遂に皇太子様のご誠意に動かされられて、
皇太子妃になる事を受け入れられたような方こそ、
高貴な皇室の美風を維持してくださる方だと思うのである。
他の者が欲を出したくなるような不安定要因は残さないように、
皇室典範はきちんと改正し、後顧の憂いを残さないようにして頂きたいものである。

[2006/09/26 11:11]

以下 コメント

だから

>テレビ好きの食っちゃ寝主婦です。
>特に好きなのはトレンドドラマ

なアナタだから、物事の本質や裏側を読み取れないのでしょうね。プロフィールが、皇太子妃そのものですね♪同属の同情?

[2006/09/27 07:41] あ然呆然




あの、わこさんもう少し、色々調べられてから
書かれた方が良いと思いますよ。
あまりにも見方がはずれすぎ、、。
びっくりしてしまいました。
[2006/09/27 09:20] 匿名




わこさんの言われている事はわかります。
真実を知ってる者は本当の事が言えないんです。
マスコミや政治家はもう知ってるはずですが…
雅子様が可哀想です。
世の中、流される人が多いんですね。
[2006/09/27 15:29] 真澄


真澄様
賛成してくださって有難う。めちゃくちゃ的外れとの
コメント(2通)の後だったのでちょっと自信が戻りました。雅子様はオランダからのご帰国以来何かから自由に成られたのかなという感じがして少し安心しています。世の中にはいろんな人が居るんだからいちいち傷つくことは無いのですよね!大きく出るなら天地神明に恥じないことを心がけていれば,嫌味や中傷など気に掛けないでそのままの雅子様でいらして頂きたいと願っています。(取り急ぎお礼まで)
[2006/09/27 16:43] わこ


雅子さんがオランダ静養で、国民の血税を二週間で10億円使って、帰国後も全く公務や祭祀をしないことについてはどのように思われますか?
[2006/09/27 22:29] あのー


皇太子妃に覚悟はおありなのか

実家の葬式には出られるのに、夫の祖母の葬式には「夏ばて”のようなもの”」で出られないのは、わこさんと同じですか?
父方の祖父母の葬式には夫を伴わないのに、同居していた母方の祖父母の葬式にはマスコミ引き連れて、皇太子と内親王殿下まで伴って連日お出ましになるのはどう思われますか?
東宮御所という公の場所に、記帳所まで出して一介の私人の為の弔問を強いるのは、わこさんの常識に合致しますか?
父方の祖父母の住まう老人ホームへは、皇太子妃になるまで訪れたことが無かったのに、妃になってからマスコミ引き連れて訪問した、そのポーズをいかがお思いですか?

夫実家の家業に全く顔を出していないのに、税金を使って私的な遊びをしまくり、突っ込まれると「治療のためだ」と言い訳をしまくりなのはどうでしょうか?

テレビドラマだけではなく、様々な活字の入った書籍(ゴシップ誌では駄目ですよ)や、モノの理及び常識倫理観を学ぶ本を、少しは読んだほうがいいですよ。おつむの出来が少々お弱く拝見されますよ。

[2006/09/27 22:54] 匿名


ご挨拶

こんばんは。わこ様の考え方が私とあまりにもかけ離れているので、どうしてそのように考えることができるのか興味が湧いて、記事を先頭から全部読ませて戴こうと思いたちました。
もしご迷惑でなければ、過去記事に遡ってコメントさせて戴きたいと思います。ご迷惑であればその旨コメントいただければと思います。さすれば以降のコメントは遠慮させて戴きます。
もし、私が紀子様のお立場ならば、決してご自分の子息が天皇となることをお望みにはならないと思います。私が紀子様ならば、皇太子妃殿下の男子出産を心から願うと思います。もし自分の息子が皇位を継承することになれば、必ず禍根を残します。世の中が乱すことになると思います。であるならば、一層皇室典範を改正してでも、現皇太子の子女を皇位継承者にして欲しいだろうとお察しします。但し、皇室関係者として、そのようなことは、思うことすら許されぬお立場です。となると、紀子様のお立場も相当にお辛いものだと推察致します。もちろん、雅子様の方が数段お辛い立場であることには代わりありません。それは立場が違うのですから、致し方ありません。
あと、気品について述べられていますが、皇太子妃と親王妃とでは、天と地ほどに立場が異なりますので、気品に差が出るのは致し方ないことかと思います。ではまた。
[2007/06/07 23:29] 東の回廊



東の回廊様

コメント有難うございました。
彼方は本当に良い人なのだろうと思います。

私も、秋篠宮のお誕生日の会見で、(皇太子様が、宮内庁の対応が、雅子妃に対して、酷いものであると抗議されて間もなくの事でした)皇太子様はあのような事を言われるべきでなかったと、わざわざ国民へのメッセージとして言われ、その傍で、紀子様が普通以上の賛同の意を表されているのを見るまでは、紀子様に対しても特別何も感じてはいませんでした。
でもそれ以後、その様な目で見ていると、紀子様の上昇志向が見えて来たのです。
それから貴方だったら、そう思われたとしても、紀子様は皇室典範の改正を阻むために、「覚悟の妊娠」であったと、ニュース等でもしきりに、報道していたではありませんか。
 私も貴方と同じような考え方の人間だと思いますので、そう感じるだろうと思いますが、人によって人生観はかなり違うもののようです。
極端な話、・・・・・そんな事を此処に書いては不敬になりそうですので、例を挙げるのは控えさせていただきます。
[2007/06/08 07:09] わこ




>>請われて、請われて皇太子妃になられたような方こそ高貴な皇室の美風を維持してくださる方だと思うのです。

わこさんのおっしゃるその方は、皇室の美風を維持し、体現してくださっているでしょうか?
入内のときから、私にはとてもそうは思えませんでした。
もっと広い視野をお持ちください。
この日本という国に住む婦人のひとりとしてご忠告申し上げます。


[2007/07/22 23:52] 紫苑


紫苑 様

コメント有難うございます。
お申し越しの件、私には、雅子様は充分体現しておられるようにお見受けできるのですが?
美智子さまのときもそうでしたが、宮内庁には平民出身の、皇太子妃をいたぶる傾向があるように見受けられます。
雅子様がその被害に遭われたとしても、決して雅子様の責任とは思いません。
ややこしい地位に苦しまされておられるのも、日本国の象徴という中途半端な地位の所為であると思いますので、国民としてそのご苦労に感謝し、日本国の為にどうか頑張って下さいという気持ちです。(象徴天皇は、日本にとって大変ありがたい存在であると思いますので。)
それに皇太子様の最初の御抗議は、外国訪問がないというのであったことはご記憶でしょうか?今のような売国的政治家だらけの時、本当に国を思う方であるなら、ご自分に出来る事を何かしたいと、お悩みになっている事の方が、正常であると思います。
そんな雅子様を、未来の皇后として私はご尊敬申し上げています。
[2007/07/23 07:59] わこ



昨日書いた皇室典範についての意見にコメントが寄せられていた。初めてのことなのでとても嬉しく、私の意見に賛同してくださった真澄さんという方にお返事したつもりでコメントランに記入したら、それは其のまま自分へのコメントになっており宛名も呼び捨てになってしまった。大失敗!今日も良いお天気で、過ごしやすい1日だった。この平安がいつまでも続きますように!
[2006/09/27 16:58]


質問に対するお返事はないのですね。
同意してくれる人だけに返事を付けるって
嫌な感じですね。
[2006/09/28 04:32] 匿名

やはり同じですね

上の方がおっしゃる通り。
やはりわこさんは、あなたのお好きな皇太子妃そのものの人となりですね。
あの方も、どうやら諫言を聞き入れる度量の無い方だそうですが。育児アドバイスした御所職員の首を切ったり、無視したり。諫言した夫の友人を、御所出入り禁止にしたり、色々とお忙しいようですよ。
あ、ソースは大衆週刊誌です。お読みになられました?
イエスマンばかりで周りを固める裸の王様状態が、一体いつまで続くのでしょうね。税金を使い続けたままで!
わこさんも、もう少し世間に広く見聞を求めた方がいいですよ。近所の井戸端会議とテレビが情報源じゃあ、ボケますよ。
[2006/09/28 07:20] 匿名


コメントに対するお返事
皇室
|反対意見に対する返事がないとのご指摘又何の為にブログを書いているのかとのご質問にお答えします。反対意見に対して返事をしないのは、いちいちご尤もであるからです。反論の余地がありません。しかし、私の直感が紀子妃の野心を感じているから、理屈抜きで思ったことを書いたまでです。(だから反論はしません)又なぜ日記をブログに載せるのかといえば、マスメディアの意見ばかりでなく、利害の無い1個人の感覚というのが多数の人に見てもらえるシステムだから、自分の意見がどんな反応を得ることが出来るのか興味があったのと、先の項でも書きましたように世の中の意見を一元化しない為の一助になればとの希望を持ったからです。(マスコミにはスポンサーが付き物でしょう?)
それが生きがいとなって、ボケを少しでも遅らせることが出来れば社会に対してご迷惑を掛けるのが少しでも少なくて住むのではないかと思うのです。
[2006/09/28 11:52] わこ


反対意見がごもっともだというのならば、どうしてその旨を発言しないのでしょう?
何の反応もしていないから、耳に痛い意見はスルーしていると捉えられているのです。
ご自分に対して肯定してくれた方にだけ、レスを返していましたね?

ご自分を大衆社会に中に投じたいのならば、それ相応の反応を覚悟せねばなりません。
「声無き民衆」では満足できないから、このような発言の場を作ったのでしょう?

アナタの発言姿勢は、ただの「垂れ流し」。

>世の中の意見を一元化しない為
アナタこそが、このブログ内での論調を一元化しようとしているのが、まだお分かりでないのですか?
ワタシの言っていることが理解できますか?

ディベートの基礎を学んだ方が良いのでは?
[2006/09/28 20:59] 匿名


野心とは?

1つ質問があります。
「紀子妃殿下の野心」とは、一体いかなるものですか?お聞かせ願いたい。

[2006/09/28 22:20] 匿名



OZcwhYn6さんへのお答え
私ごとき者の意見にお目を留めていただいて感謝しています。
おっしゃる通り仲良しクラブを求めていたのかもしれません。
でも反対意見も大歓迎です。自分の勘がどの位的を得ているのか居なのか又、独りよがりに過ぎないかどうかも知ることができます。でも泥仕合になるかもしれない反論はしたくないと思っていたので失礼が有ったかと反省しています。コメントに対してはすべて答えるか又はまったく答えないと言うのでなければならなかったのですね。お許しください。
又紀子妃の野心などと物騒なことを書いてしまいました。これは私の勘ぐりに過ぎ無いかもしれませんが、以前皇太子様が東宮御所のお役人に対するクレームを記者会見のような感じで述べられたことが有りましたがそのちょっと後で秋篠宮様のお誕生の会見で、秋篠宮様が兄君のなさった事をすべきで無かったと批評されました。そのとき御傍に居られた紀子様が普通でない意気込み方で同感の意を表しておられたのが印象的でした。あれは兄君にご忠告なされただけだと評論しているのを聞いたこともありますが、忠告なら直接なさるはずであれは明らかに皇太子様へ含むところ有りとの表明であろうと感じたしだいです。だから皇室に不安定要因は残さないほうが良いと思った次第です。
[2006/09/29 07:47] わこ


泥仕合とは、お互いに自省せずに相手を攻撃し続けることを言います。相手の意見を無視するのが原因。既にわこさんは片足を突っ込んでいらっしゃいますよ。それから、いちいち全てのコメントにレスを返す必要は無いでしょう。意見の論調を分類してまとめ、それぞれに対応した意見を述べるのも又1つの形だと思います。

東宮家が、他の宮家及び天皇皇后両陛下との連絡を殆ど絶っていらっしゃるのはご存知でしょうか?
今上陛下の癌治療の再開において、家族には先に説明をとお思いになられた両陛下が、秋篠宮家と東宮家に召集をかけたところ、秋篠宮家は総出ですぐに駆けつけたのに、東宮家は応じずに外出。
その後マスコミに癌治療の記事が載って、慌てたらしい東宮家側が参内を申し出たのですが、両陛下にはご公務及び治療の予定の為、お会いすることは無かったという、いわば不始末的な出来事はご存知か?
連絡しようにも、皇居の木々のために携帯電話が通じないという言い訳をする東宮家をどうお思いか?
宮内庁側も、「東宮職は独立した機関で、いまや宮内庁側との意思疎通が困難である」ことに憂慮していることをご存知か?
これらは全て、マスコミに載った情報であり、宮内庁側は全く反論しておりません。今までは実情と異なる報道がなされた場合は、必ずといって良いほど訂正を求めた抗議をしているのですよ。これはどういうことでしょうね?

聞く耳持たないといわれる東宮家側も、マスコミ報道には神経質になっているそうなので、秋篠宮家も苦肉の策で、記者会見での意見表明をなされたのかもしれません。ご自分でも、このような場で・・・というような苦しい胸のうちを述べていらっしゃいました。また紀子妃は「普通でない意気込み方」などは見せていらっしゃらなかった。再三秋篠宮殿下を心配そうに見上げ、殿下から「皇族としての生活は大変か?」と、雅子妃の言い分をどう思われるか問われたのに対し、2度ほど返答を迷われていらっしゃいました。しかし先を促されたので、「東宮家とは規模が違いますので・・・」と、立場の違いを明確に示され、上手く雅子妃をフォローされたのですよ?
その折の映像及びインタビューは、探せばマスコミや宮内庁のHPに見つけることが出来ます。

わこさんはかなり女性週刊誌等の偏向マスコミ報道に影響をされているように覚えます。

紀子妃殿下も、宮家存続のために男宮をあげる義務がおありだったのです。皇族の第一使命とは継承することであることはご理解できますか?
宮家の跡取りである新宮様が、今の時点では東宮家に男宮がいらっしゃらない為に、あのようなお立場にあられるのです。一体秋篠宮家側に、どのような失敗や汚点があるのですか?述べていただきたい。

皇室に不安定要因をもたらしている、そもそもの原因はなんなのか。事の本質を見抜く目を、このような場で意見発信していくおつもりならば、磨いていったほうが宜しいのでは?
[2006/09/29 09:17] 匿名


一言付け加えさせていただきますが(笑)

東宮の「人格否定発言」は、両陛下や宮内庁及び宮家に相談を図ること無しに、イキナリ記者会見で出されたことは、勿論ご存知の上でのご意見でしょうね?今上陛下ご自身は、事前の相談が無かった為「(東宮側の)真意が分からず、大変戸惑われた」とのことですが。

コミュニケーションが全く上手く出来ていないことの現れかと思われますがどうでしょう?

雅子妃入内前の為、筆頭妃殿下であらせられた紀子妃殿下は、天皇皇后両陛下のお仕事を、ご幼少の眞子内親王殿下を伴ってよく手伝われていらっしゃったそうですが、今は佳子内親王殿下もご一緒に、お3人揃って頻繁に交流なさっておられるそうです。

次期皇后になるかもしれない雅子妃は、どうなのでしょう?なにかご存知ですか?

[2006/09/29 09:51] 匿名




詳しいご教示を有難うございました。不安定要因とは跡継ぎが不安定であるということかと思います.全くお子様が無い場合は仕方ないことですが、女子でもある場合に、弟君のところで男子の出生を待つなどというのでは将来的にも不安定要因を残す事になると思います。男子にこだわるのであれば戦前の様に側室を置くことにすれば解決するかもしれませんが、表面だけフlェミニストの振りをしたいだけでは、後顧の憂いはなくなりません。又皇太子家の心掛けの悪さを論っておられましたが、物事は作用反作用の法則というものもありますしそうなられたのには、それなりのいきさつがあったのかもしれませんし、お話しだけで皇太子家のみを悪いと決め付ける論には承服し兼ねます。只私は全くの庶民下々のものに過ぎませんので、もう上つ方の事をあれこれ述べるのは由にしたほうが良いかと思います.お相手して下さって本当に有難うございました.尚私年金生活者で週刊誌を買う余裕はありませんので念のため
[2006/09/29 10:10] お返事




図書館に行けば、いくらでも様々な雑誌書籍を借りられます。ネットをお使いになっておられるようなので、目の前のPCからいくらでも情報を引き出すことができるでしょう。
知識が乏しい分野を論じたいのならば、自分から情報を求める姿勢が大事と思われます。出なければ一切口をつぐむことです。そのままで流されるのは、まさに「愚者」です。

上つ方の内情は、我々の推し量るところでないことは重々承知の上。象徴としての存在をし続けるのであらば、表に表れる姿を、表面上だけでも敬意を覚えさせるくらいに取り繕うべきだというのが、ワタシの意見です。
公務に励み、陰日向無く美しい日本の伝統家族のありようを示し続ける天皇家及び新しい世代の皇族としての新鮮さと、両陛下のこれまでの姿勢を踏襲しつつある弟宮家に比べ、東宮家の行動&言動はどうしてもその色に粗雑さが目立つのですよ。だから不安を誘うのです。

それから何の為に継承順位というのがあるのか理解できていらっしゃらなかったのですか。跡継ぎ問題を安定的にするために順位を定めているのです。つまり正当な継承者である証明です。ちなみに権利ではありません、典範により規定された義務です。
ひとまず今は典範で定められた順位設定により、新宮様のご誕生で、当座の危機的状況は回避されたと見てよいでしょう。
今が不安で、将来的に安定的にしたいのならば、東宮家に男宮をあげていただけばいいのですが、それも東宮ご自身が否定なさったようで。

つまり、アナタのおっしゃりようはどこもかしこも、いまひとつ筋が通らなくて、論理矛盾をおこしているのですよ。

皇室維持に税金が使われている以上、税負担者の我々が常に意識を向けていくのは義務です。見ないことにするのは、まさに「愚者」そのものですよ。
アナタのご主人の給料から収めた税金が、今皇室の生活の糧に使われることを思えば、その税金を駄々草に使い倒す皇族がもしいたとして、その動静に無関心でいられますか?
追伸
ワタシの幾つかの質問には、お答えいただけなかったようですね。
[2006/09/29 10:42] 匿名




もしかしたら私のコメントのせいで揉めているのではないでしょうか?そうだったら申し訳ありません。
私は紀子様、秋篠宮様の事を言ったつもりはなかったのです。旧宮家の事です。
わこ様、誤解してすみませんでした。

[2006/09/29 10:48] 真澄




真澄さんのおっしゃったことは、竹田さん等宛てのお話であったことは、読み返して分かりました。確かに、素行は色々と問題のある方ですしね。

三顧の礼といえば、皇后陛下も紀子妃殿下も同じですからね。でも、正田家も川嶋家もそのようなことはおっしゃいませんでした。ただ小和田家ご両親のみが、マスコミのインタビューにこの言葉を載せてしまいましたね。やれやれ。

山口県での公務で国内線2時間程度のフライトが耐えられない方が、何故両親のいるオランダへの12時間を越える国際線のフライトをこなせるのでしょう?しかも疲れも見せず飛行機から降り立ったそうですが。

一般国民の幸せを祈ってくださるはずの高貴な方が、一般国民が汗水たらして働き納めた税金のうち億超える金額を投入して、ものすごい過密スケジュールの「ご静養」を「必死で」こなしたそうですよ。静養って必死でするものでしょうか?
やることなすこと不思議すぎて、もう我々下々の頭では、あの高貴な方のことは理解不能です。
[2006/09/29 10:59] 匿名




#OZ様、雅子様がわがままだというレベルの話ではないのです。なぜ言わなくてもいい事をわざわざ言うのか?皇族の方と仲が悪いという噂を流すのか?平和主義の天皇陛下、皇太子殿下が疎ましいというと思っているのは誰なのか?今の状況はものすごく危険です。今の私に言えるのはこの程度です。

[2006/09/29 11:25] 真澄


真澄様へ

東宮家と秋篠宮家は仲がお悪いのですか?
どこをどう取ったらそのような考えに辿りつくのでしょうか。非常に驚きました。

上に書きましたとおり、今までの両陛下と秋篠宮家の宮内庁HPにのった記者会見のお言葉からは、東宮家が自ら孤立していった様が見受けられますよ。眞子佳子内親王両殿下が愛子ちゃんに会いに東宮御所をご訪問なさったのに、何故かお会いできなかったというエピソードや、紀宮様が早朝に行う研究の為に、数十もの部屋がある東宮御所に1夜の宿を願ったのに拒否された(秋篠宮家で泊まられたそうですが、両殿下は翌日早朝のご公務がお在りだったそうです)とのこと。御所恒例の法曹界テニス大会で、利便性を考えて東宮御所でのお着替えが通例だったのに、東宮側で拒否されたので、秋篠宮家での両陛下お着替えということになったこと。
東宮御所の清掃を担当する奉仕団になさる数分程度の御会釈はできないのに、外務省関係の人事には顔を出せる。
情報源は大衆紙だけでなく宮内庁HPにもしっかりと記載されています。これを平和主義といいますか?

東宮家が平和主義ならば、何故人格否定の件を内々で解決しなかったのでしょうか?何故記者会見という公の場で、天皇家ご一家に相談もされずに発言なさったのでしょうか?発言された時点では、この問題が解決していなかったことが明らかです。ですから、ご自身の発言が皇族と宮内庁を巻き込んでの動揺を誘うことは明白でしょう。平和主義がモットーの東宮家のすることですか?

雅子妃のわがまま病を言い立てるつもりはありません。東宮家の矛盾を突いているのです。まあ、あの方の行動が、良識に照らし合わせると、あまりにもインパクトが強すぎて目立ってしまうのがつらいのですけれども。皇太子殿下ご自身は「平和主義」なのかもしれませんが、妻の行動を諌められないのならば同族でしょう。

新宮様のご誕生に際し、天皇皇后両陛下のお言葉は目にされましたか?
皇族の方々には、それぞれのお立場の即したご責任がお在りです。その責任を果たす為に、日夜努力なさっておられますことは、宮内庁HPの動静に明らかです。そのことと、今回の両陛下のお言葉(お方々のお心のうちを真に率直に表現されていたと私は思いますが)を、真澄様はどうお感じになられました?

東宮家の「平和主義」とは、一体どのような行動をさしておっしゃられますか?差し出がましいお願いですが、どうか勉強のために教えて下さい。

現状で、一体どのような勢力が天皇家の分裂を煽っているのでしょうか?平和主義を受け継ぐ家に、秋篠宮家を加えないのは何か意図があってのことですか?上記のエピソードをもってしても、名前をお外しになりますか?


[2006/09/29 12:06] 匿名




そういえば雅子妃は、国民の平和を祈る祭祀をほぼ拒否していらっしゃいますね?皇太子自ら、欠席を容認とか。でも遊興には皆勤ですね。
国民に直接会える新年の一般参賀のお出ましも惨憺たる有様のようで。
これは平和主義なんですか?
[2006/09/29 12:28] 匿名




取材する記者団やお世話するホテルの従業員にも、雅子妃と愛子ちゃんには声をかけるなと言い渡しているらしい。挨拶等の話していいのは皇太子だけだって。記者&従業員にばらされちゃった。
平和主義?なにそれ?
[2006/09/29 12:38] ウォッチャーとします




だいぶ以前から感じていた(感じていただけ)のことを書いてみたら、大変なことを言い出したよ事になってしまったようで戸惑っています。もとより深くかかわる立場でもないしその積もりも有りませんでしたので、只感じた事を書いただけです。正確な事情は当事者にしかわからないものかと思いますので、この辺でお開きにしませんか?
どうもお騒がせして済みませんでした。
[2006/09/29 16:45] わこ




すいません、一言だけ。東宮家と秋篠宮家の仲は悪くないですよ?わこ様、お騒がせして申し訳ありません。
[2006/09/29 17:59] 真澄




真澄様に謝って頂く等思いも掛けない事です。
いい年をして世の中を知らな過ぎました。こちらこそお騒がせして申し訳ございませんでした、お許し下さい。
[2006/09/29 20:34] わこ


日本人は実際に

政治にしても、このような問題にしても、深く議論をし合ったり自説を戦わせることを、本当に恐れますよね。話題を持ち出すと、「なに頑張っちゃっているの?」とか、「私たちには関係ないじゃん」などと、ものすごく引かれるのが常です。右翼左翼過激派とからかわれたり。
どうしてでしょうか?例えば政治問題は、直接自分たちや孫子の代に関係する重要な分野ですよね?皇室問題にしても、ただの芸能人一家ではありません。日本のよき伝統を海外にデモンストレーションする、大事な機関ともいえると思います。彼らの存在が会ってこそ、日本人の美徳性が国際的に評価されうるのでしょう。

どちらにも、運営に税金が使われているのです。税金の担い手である国民が、それを論じ、監視し、道を外れかけたら修正するべく行動を起こすのは当たり前なのではないのですか。むしろ義務とも考えます。
わこさんや真澄さんは、そう思われませんか?子供に渡したお小遣いの使い道を気にしたことは無いのですか?町会費で町会役員が私的に飲み食いしていても、自分たちには関係ないと看過するのですか?ワタシには出来ません。

匿名性の高いネットの世界では、議論しあうというより、自説の垂れ流し、反論されるとブログを閉じたりすることで議論の場から逃げたり、「逆切れ」で終えたりします。今回の真澄さんのように、末節を捉えて流れをごまかしたり、わこさんのように議論から逃げるように場を強引にシャットしたりしますね。

とても残念で、その姿勢をお可哀想に思います。面と向かってが恥ずかしいのであらば、匿名のこのような場でこそ、お互いの意を戦わせ、新たな見方を形作る良い機会ですのに。反対意見を持つ人とのディベートほど、変化に富んだ意見をたたかわせられるので楽しいものなのですが。

でも個々人には度量や能力が限られておりますので、それまでといえば仕方ないですね。ワタシもこれまでということにします。

どうか、わたしたちの住む社会を、なあなあで流していかないようにして下さい。

このような問題においては「無知」は恥です。私たちがこれから生きていく社会を、わこさんのおっしゃる「年金生活者」のあなたたちが荒らしていくことだけは止めてください。「無知」であることは言い訳になりませんよ。「無知」なあなたたちこそが、私たちの生きるこれからの社会を壊していっていることがお分かりになられますか?
ワタシは一介の学生でして、まだ選挙権もありません。社会に参画する術を持ちません。ですが、自分たちだけでなく、まだ見ぬ子供たちの生きる社会がボロボロになってしまうかもしれない悲劇だけは避けたいのです。社会は未来の人間の為にあるのだと思っております。
[2006/09/29 21:27] 匿名

TPP加入国はその存在意義を外国企業への「税金横流し」だけにされてしまうかも

2015年04月24日 08時09分08秒 | 自然治癒力
STOP TPP米国「パブリック・シチズン」がTPP投資関連リーク文書を分析─ISDSで増加する米国の負担 という記事が出ている、(続きを読むに全文複写)

ワシントンDCに拠点を構える米国シンクタンク「パブリック・シチズン」が、《2015年版の投資に関する漏えい資料》について、ISDSを中心に分析した資料の中から、特に問題点と思われるところを抜粋してみた。
この資料はアメリカ自身が被る被害を想定して書かれたものであるが、
これはTPP加入国総てに関わる事でもあるだろう。
(紫色字部分)
外国企業は、財政の安定化を進めるための資本規制およびその他の裁量的なマクロ金融規制に対して、賠償を要求することができる。(国際通貨基金ですら、資本規制反対から、財政危機を防止または緩和する目的で政策手段を立案する場合には資本規制の支持へとその姿勢を変化させているなか、この義務は資本規制または金融取引税の行使を規制している.)

間接的収用から公共利益を保護するための規制を削除した規定である。そこでは、「非差別的規制措置…つまり、国民の健康、安全および環境の保護のような、正当な公共の福祉を目的として設計され適用される政策は間接的収用にあたらない」という表明が行われている。

・ISDS仲裁機関が、外国投資家に対して賠償として支払うことを政府に命ずる金額は、「将来的な期待利益」を根拠とする。その期待利益とは、TPPで認められている投資家の実質的権利に対する違反だとして投資家が攻撃対象としている公共的政策がなかった場合に、投資家が取得できただろうと仲裁機関が推定する利益である。

TPPによる広範囲で実質的な投資家の権利は、「不動産」をはるかに越えた領域に拡張適用されるであろう。それは、金融手段、知的所有権、規制許認可などに関連した行政措置や政策に対するISDSの攻撃を許容することになる。2012年の漏えい文書の条項では、「投資」の定義、したがって提訴に服する政策の範囲になるのだが、それらを限定しようとしていたものが今回は削除された。また以前漏えいした条項では政府調達、補助金等に関するISDS提訴は容認されていなかったがそれも削除された。

ISDS制度の最終目的は、政府が外国投資家の工場または土地を収用し、国内の裁判制度では賠償されない場合に賠償を獲得する手段を外国投資家に与えることにあったはずだ。時間とともに、その規則と解釈は著しく拡張された。この問題点は、TPPによってさらに悪化することが漏えい文書から明らかになった。提訴を最後の手段として選択するのではなく、企業によるISDS制度の利用は激増し、攻撃の対象となる政策や行政措置が無限に拡大され、実際の収用に対する提訴の事例はほとんど見られない。

外国企業はこのような提訴を駆使して、たばこ、気候、鉱業、医薬品、エネルギー、公害、水、労働、有害物、開発など非貿易的な国内政策を攻撃してきた。政府が勝訴した場合でも、政府は法定費用の分担についての支払いを命じられることがある。ISDS訴訟事件で訴えられている政策が弁護士にかけた費用のみでも平均して合計800万ドルであり、たとえ政府が勝訴を期している場合でも、提訴だけで政府の政策立案に対する委縮効果をもたらすだろう。

アメリカおよび11の環太平洋諸国(オーストラリア、ブルネイ、カナダ、チリ、日本、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、ペルー、シンガポールそしてヴェトナム)の交渉官は、ここ数ヶ月でTPPを完成させようと秘密交渉に必死になっている。


金融業者は財政の安定化を進めるための資本規制およびその他の裁量的なマクロ金融規制に対して、賠償を要求することができるのだから、
各国政府は自国の財政の安定化を図る事さえ自由に出来なくなる。
又、企業は公共利益の為に決められた法律の所為で、予定されていた収益を上げられなかったと言って提訴する場合もあるのだから、
国民を守るために決められた国の法律が、完全に無視される事になるだろう。

各国企業は提訴を最後の手段として選択するのではなく、企業によるISDS制度の利用は激増し、攻撃の対象となる政策や行政措置が無限に拡大されるのに、政府が勝訴した場合でも、政府は法定費用の分担についての支払いを命じられることがあるのだから、企業は勝ち得とばかりに何にでもけちをつけてくる可能性が高い。

TPP加入国は自国民を守るためには、何一つ有効な手段を講ずる事が出来なくなり、
国の存在意義は只、外国企業へ賠償金名目の「税金横流し」の為だけにされてしまうのではないだろうか?

お彼岸の中日に書いたもの

2015年04月24日 08時02分18秒 | 思想信条
今日はお彼岸の中日なので、ちょっと宗教がかった話題でも良いのかなと思いIn Deepの書いておられる話をご紹介する事にした。
聖書VS日月神示[神の怒り」と「地獄」は存在するの家しないのか?「宇宙の知性」の真意が知りたくての中で、キリスト教では地獄があるとしているけれど、日本ではどうかという検証をしておられた。
それによると、日本では本来地獄という概念がなく、お釈迦様の説かれた本来の仏教にも地獄はないそうである。(仏教の地獄の話はヒンヅー教から来たものらしい)

それから物理学者の中に神仏(創造主)の存在を語る人が多いそうである。
その事に関するIn Deepの記事の一部を,以下に引用させて頂く。
やっぱり、ここまで緻密に計算尽くされた世界が、偶然形成される等有り得ないと私も思っていたので、わが意を得たりという感想である。
   (以下引用)

ミチオ・カク著『パラレル・ワールド』 物理学者が考える「宇宙の意味」より

michio-kaku-03.jpg

創造主の問題は、「科学は神の実在について何かを語れるのか?」という問題も提起する。

かつて神学者のパウル・ティリッヒは、「神」という言葉を臆面もなしに語れる科学者は物理学者だけだと言った。

実際、人類にとって最大級の疑問 -- 大いなる設計は存在するのか? 存在するとすれば設計者はいるのか? 理性と啓示のどちらが真理に到達する正しい道なのか? -- に取り組んでいるのは、科学者では物理学者しかいない。(略)

ひも理論に見られるような、多くの宇宙の存在を可能にする理論を、だれかが設計したのだろうか? 宇宙が微調整された時計のようなものなら、それを作った時計職人はいるのだろうか。

この意味で、ひも理論は「神には選択の余地はあったのか」という疑問に解決の光を投げかけてくれる。アインシュタインは、宇宙論を考え出そうとするたびに、自分ならどう宇宙を設計しただろうかと問うた。

そのうちに彼は、神には選択の余地がなかったかもしれないという考えに傾いた。

ひも理論は、この見方の正しさを立証してくれそうに見える。

相対性理論と量子論を結びつけようとすると、目立たないが致命的な欠陥 -- 爆発的な発散と、理論の対称性を損なう異常性 -- に満ちていることに気づかされる。

この発散と異常性を解消するには強力な対称性を取り込むしかなく、その点でM理論にはなにより強力な対称性がひそんでいる。つまり、必要なすべての条件を満たす単一のユニークな理論が存在する可能性があるのだ。(略)

私をはじめ一部の物理学者が考えているように、いずれ現実世界を支配する究極の法則が -- ひょっとするとたかたが数センチの -- 式一本で表せたとしても、次にはこんな疑問がわく。

「この式はどこから得られたのか?」




ここにあります、

> 「この式はどこから得られたのか?」

というのは、上のミチオ・カクさんの文章では「宇宙を設計したもの」というニュアンスと関係するもので、つまり、「何がこの(あまりにも正確な)宇宙の法則をもたらしたのか」という意味です。

物理学の世界が究極的なレベルにまで達したとした場合、「式」そののものが完ぺきであればあるほど、この「この式はどこから得られたのか?」という、「深遠な疑問」はさらに強いものとなっていくと思われます。

晩年のフレッド・ホイル博士の著作にも「宇宙の知性」が記述されていました。

『生命( DNA )は宇宙を流れる』という、パンスペミア説や「進化論の否定」、「ビッグバンの否定」などについて記されている著書の最終章で、ホイル博士は以下のように述べています。

フレッド・ホイル著『生命( DNA )は宇宙を流れる』
第11章 コズミック・インテリジェンス より

興味深いことに、われわれが到達した結論、すなわち宇宙に知性があることをロジカルに要請することは、世界の主だった宗教の教義と整合性がある。

世界中のさまざまな文化の中で、「創造主」は独自のすがた形をとる。エホバ、ブラフマー、アラー、天の父、神……宗教の数だけ呼び名もある。

けれども、その根底に横たわる概念は、どれも一緒だ。それは、宇宙は -- 特に生命の世界は -- 想像もつかないほど強力な人間型の知性を持つ「存在」によって創造されたということだ。

地球に暮らしたことのある人間の圧倒的多数が、この概念を完全に、無条件に、本能的に受け入れていたことを忘れてはいけない。

生物にこんな意識を持たせるのは、遺伝子のはたらきである。ひょっとすると、その「存在」がわれわれの部品を創造することにあたって、自らの起源についての真実を本能的に悟るように、遺伝子に細工しておいたのかもしれない。




優れた科学者たちが、その時点で最も進んだ科学で宇宙を考えれば考えるほど、

「宇宙の設計者の存在」



「宇宙の永遠性の問題」

に突き当たる。

最高の科学の先に待ち受けているのは、いつでも「創造主の存在」だという感覚があります。

しかし、創造主がどのようなことを私たちにおこない、そして、私たちはどのように(思想的な意味での)対応をしていけばいいのかはまったくわかりません。

もしかすると、地球単位での大きな変化もそれほど先ではないかもしれない時代に、私たちは確実に存在するとしか思えなくなってきている「創造主」とどのように向きあうかを考える時に来ているのかもしれません。

イエメン戦争の意味するもの

2015年04月24日 08時00分12秒 | 海外情報
マスコミに載らない海外記事「イエメン戦争の背後にある地政学 (I)」によると、
イエメン戦争を巡って大変な事が起きようとしている様である。

事の始めは、下記マスコミに載らない海外記事の記述のように、イエメン大統領が辞任させられ、フーシがイエメン暫定政府を組織した事であった。
(紫字は引用部分)
ハーディー大統領が、ワシントンとサウジ王家に迎合しことで、イエメンで国民の大半から非常に不人気になっていた。二カ月後の、11月8日、ハーディー大統領の与党、イエメン国民全体会議も、指導者としてのハーディーを排除することになった。
1月20日、最終的にフーシはハーディー大統領を拘束し、大統領官邸や他のイエメン政府庁舎を占拠した。国民の支持を得て、2月6日、二週間をやや過ぎた時点で、フーシは正式にイエメン暫定政府を組織した。ハーディーは辞任を強いられた。

      (中略)
フーシによるサナア占拠は、イラン、ヒズボラ、シリアや、彼らや他の現地勢力が集団的に形成しているレジスタンス同盟の一連の作戦成功や、地域での勝利と同じ時期に起きた。シリアでは、シリア政府が、自らの陣地の強化に成功しており、イラクでは、ISIL/ISIS/ダエシ運動は、イランと、テヘランと同盟している現地イラク人民兵による顕著な助力を受けたイラクによって押し返されつつある。

イランが、中東の安全保障機構と安定性の上で、中心的なものとなったことが明らかになり、中東における戦略的均衡が変わりはじめた。サウジ王家とイスラエル首相ベンヤミン・ネタニヤフが、イランは、地域の四首都-ベイルート、ダマスカス、バグダッドと、サナアを支配していると泣き言を言い、文句をいいはじめ - イランの拡張を止める為に、何かをしなければならない。新たな戦略的均衡の結果、イランとその地域的同盟国を無力化するという目的で、イスラエルとサウジ王家は、戦略的に、完全に協力するようになった。


サウジアラビアは、イエメンが正式にイランと同盟し、アラビア半島で、
サウジ王家に対する新たな叛乱をもたらしかねないのを、あからさまに恐れていたらしい。
田中宇さんは下記記事を書いておられる
「米国に相談せずイエメンを空爆したサウジ」
 【2015年3月31日】 米国のイエメン撤退が隠れた意図を持っていたとしたら、その究極の意図は、フーシ派がイエメンの政権を取って内戦を終わらせて安定させることでない。米国のイエメン撤退は、サウジを標的にした戦略だろう。イランの影響下にあるフーシ派がイエメンを乗っ取ると、イランを敵視するイエメンの隣国サウジアラビアが、軍事介入せざるを得なくなる。サウジは、米国がイエメン総撤退によってフーシ派を強化した経緯を、隣国として詳細に見ている。だから、サウジはイエメンを空爆する際、米国に頼らず、直前まで米国に知らせずに挙行せざるを得なかった。


多分田中さんの「米国のイエメン撤退は、サウジを標的にした戦略だろう」との読み通り、
アメリカはサウジアラビアの立場を弁えた上で、イエメンから撤退したのだろう。
アメリカは、アメリカがイエメンから撤退したら、サウジは自国の責任でイエメン攻撃に出ると踏んで、
敢えてイエメンを総撤退したのだろう。
そうすれば、今回の戦争はアメリカ主導ではなく、サウジアラビア主導の戦争という事になり、
アメリカとしては責任を問われる事なしに、待ちに待ったイラン攻撃が出来ると踏んだのではないだろうか?

フーシがイエメン大統領を追って暫定政権が出来た時、
この暫定政権を非難するアメリカを揶揄して、
ウクライナの時には、クーデター政権を無条件で認め、イエメンでは非難するのでは、
アメリカはダブルスタンダードではないかと、
プーチン・ロシア大統領(訂正)ラブロフ外相が揶揄したという報道を見ていたが、
これらの政変がこんなにも似通った背景を持っているとは想像もしていなかった。

この二つの政変は、ロシア、イランと対象は違うけれど、
アメリカの当面の敵を排除する戦争を誘発すると導火線という意味に於いて、そっくりな政変であったのだと、
これらの記事を読んで、私は初めて気が付いたのだった。

両陛下のパラオご訪問に思う

2015年04月24日 07時56分57秒 | 皇室
今日4月8日は花祭り、お釈迦様のお誕生日である。
花祭りの今日、関東甲信地方では観測史上最も遅い降雪となったそうで、東京に雪の降る様子が放送されていた。

今日は又、天皇皇后両陛下が太平洋戦争中の激戦地パラオを、戦没者慰霊の為ご訪問なさる予定の日である。
パラオでは1万人もの兵士が戦死したそうだから、
両陛下のパラオへの御思いも、並々ならぬものがあった模様である。

予定では今日午前中にご出発という事であったが、
空が荒れている所為だろうか?
それとも両陛下のご健康が、思わしくない所為なのだろうか?
未だにご出発されていないようである。

両陛下のパラオご訪問への御思いは、並々ならぬものであったそうだから、
是非今回の機会を逃さず、パラオ訪問を果したいと思っておられるのだろう。
しかし両陛下のご健康の事を思うと、
宮内庁長官はパラオご訪問を一ヶ月延ばす様計画変更をしてでも、
両陛下に無理なご旅行をされない様、お諫めするべきなのではないだろうか?

このパラオご訪問の日程には、初めから無理があったのである。
天皇陛下は4月3日風邪でこの日午前に予定されていた宮中祭祀を欠席されたというのに、
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000047703.html
宮内庁は両陛下のパラオご訪問の日程を、変更させようとしなかった。

元々、日程が発表された3月25日には、
両陛下共に、風邪気味になっておられたのは周知の事であった。
3月23日には、天皇陛下がお風邪でご公務を休んでおられるし、(こちら
皇后陛下は3月26日に、お風邪でご公務を欠席なさっているのである。(こちら

両陛下のお風邪が順調に快癒され、お二方ともに月末に完治されたとしても、
風邪は万病の元という格言もあるくらいで、予後無理をしたら風邪がぶり返す恐れがある。
まして両陛下は共に80歳を超えられたご高齢の方々である。
その両陛下が風邪が治られて、1週間程の4月8日出発予定で、パラオご訪問の計画を立てるなど、以ての外の事である。(その上、上記のように、実際は4月3日にも天皇陛下は風邪でご公務をお休みになっている。)

こんな無神経な計画をたてることを認可する宮内庁長官は、
何のために宮内庁長官として、税金から高給を頂いていると思っているのだろう?
両陛下のご体調に対する配慮がなさ過ぎる宮内庁職員も、
宮内庁職員の怠慢を、安易に見逃している宮内庁長官も、
共に甚だしく職務怠慢な公務員揃いあると思う。

鳩山政権時、中国の習近平副(当時)主席が来日され、
天皇陛下に拝謁を願われている時、
陛下のご健康を守るために1ヶ月規定があるのに、それを無視して直前(約1週間前)に、
陛下に拝謁を願う等、民主党鳩山政権は陛下のご健康を何と思っていると、
当時の宮内庁長官と自民党議員達が、大反対をしていたものだった。

当時の陛下は別に何のご病気でもなかった。
それでも陛下のご健康を思いやって、習副主席の拝謁は断れと主張し、
それを無視した鳩山政権は、
陛下のご健康を軽んずる怪しからぬ内閣だと言って、
宮内庁長官と自民党議員は、民主党内閣非難の大合唱をしていたものだった。
そんな事を主張していた自民党の、極右政権の下で、
現在、こんなにも両陛下のご健康軽視が許されるなど驚きである。

先日迄温かかった気温が、一気に真冬並に下がったり、
時ならぬ雪が降ったり、
天も両陛下のお体の事を心配して、何とか思い直して頂きたいと思っているのかもしれない。

それでもパラオで亡くなったかたがたへの慰霊と、平和への祈りをなさりたいと、
両陛下はお思いなのだろうけれど・・・・・

追記
お昼前に両陛下はパラオへ出発されたそうです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150408/k10010041741000.html
グーグル・ニュースには載っておらず(見つけられず)、
検索したらNHKニュースが見つかりました。
お元気でご帰国なさいますように!

両陛下のパラオご訪問日程決まる

2015年04月24日 07時55分13秒 | 皇室

両陛下のパラオ訪問日程決まる 初めて海保巡視船に宿泊
2015年3月25日05時20分
 4月に控えた天皇、皇后両陛下のパラオ共和国訪問について、宮内庁は3月25日付で詳細な日程を公表した。2日目に足を運ぶ激戦地ペリリュー島では、日本政府が設置した「西太平洋戦没者の碑」に加え、米軍の慰霊碑にも供花する。宿泊先には海上保安庁の大型巡視船を初めて利用するという。

両陛下は4月8日午後、羽田空港からのチャーター機でパラオ国際空港に到着し、夜は中心部コロールで歓迎レセプションと晩餐(ばんさん)会に臨む。パラオ側はミクロネシア連邦とマーシャル諸島共和国の大統領夫妻も招いており、両陛下は3カ国の大統領夫妻と懇談する。大統領夫妻らは翌9日、ペリリュー島での両陛下の慰霊にも立ち会う予定だ。

 懸案だったペリリュー島までの移動には、1機につき十数人が乗れる海上保安庁のヘリコプターを利用。このため、両陛下の宿泊先には、このヘリ2機を搭載する海上保安庁の大型巡視船を選んだ。関係者によると、同船は一昨年に就航した「あきつしま」。全長150メートル、幅17メートル、6500トンで海保所有としては最大級。両陛下は船長室に滞在するとみられる。

 宮内庁は当初、両陛下のホテル泊も検討したが、ヘリが発着できるパラオ国際空港から距離があるとして、「円滑な日程のため」と説明。初めて巡視船に宿泊することになった。パラオの交通事情を踏まえた極めて異例な措置。両陛下は9日夜、帰国する。(中田絢子)


天皇陛下は21日から風邪の症状があり、23日にも熱が少しおありでご公務を休まれたそうである。(こちら
このような天皇陛下のご不例を知っていながら、4月の始めに予定を組むとは、
宮内庁は陛下のご健康を何と思っているのだろう?
ご高齢の天皇陛下のご健康への配慮を、サボタージュしているのではないかとの疑いさえ湧いてくる。

戦後70年に当たり、先の大戦に付いて安倍総理は、それがあの戦争で軍靴に汚された中国を始めとする関係諸国を、この上なく刺激すると知っていながら、
これまでの日本の歴史認識を変更して、
あの戦争は聖戦であり、日本に落ち度はなかったと主張しようとしているそうである。

しかしあの戦争で日本軍が、諸外国の人々をどれ程苦しめたか!
どれ程の迷惑をお掛けした事か!

そして戦争は外国人を苦しめただけではない。
挙国一致のスローガンの下、若者は厳しい戦線に出兵を強制され、大勢戦死させられている。
挙句の果てに大規模爆撃による戦災で、大勢の日本の一般国民が、
戦火の中殺されたのは紛れもない事実である。

天皇陛下は事ある毎に戦争への反省と、平和の尊さについて発言され、
安倍政権に反省を促すと共に、
大部分の日本人は平和指向であり、
戦争を忌まわしいものと思っているという事を、
世界に向かって発信して下さっている。

今回両陛下がパラオをご訪問なさるのも戦没者の慰霊と、迷惑を掛けた現地の方々へのお詫びをされるのが主な目的であろうとは思うが、
太平洋戦争中に、どんなに悲惨な戦いがあったかを、
国民にもう一度思い出させようとのお思いも、お有りなのではないかと拝察する。

敗戦後占領軍(米軍)は長年日本人をアメリカの手兵にしたいと望んでいる。
平和憲法はアメリカが日本に創らせたものだけれど、
新憲法が出来るか出来ないかの頃には、もう、アメリカは日本に平和憲法を創らせた事を悔やんでいたそうである。
それで、憲法にはあらゆる軍隊を持たないと謳ってあるのに日本政府は、
1950年(昭和25年)警察予備隊なら良かろうと警察予備隊を作らせられ、
2年後の1952年(昭和27年)10月15日には、警察予備隊は保安隊(現在の陸上自衛隊)に改組させられたのだった。(こちら

日本は仕方なく、アメリカの命令どおり自衛隊を創ったが、
天皇陛下から政府要人から国民の端々まで、
太平洋戦争で酷い目にあって、日本人は皆戦争には懲り懲りだったから、
アメリカの戦争への参加を最近まで、憲法を楯に頑として拒否し続けて来たのだった。

初めのころはアメリカには余裕があったから、日本への戦争協力要請はそれ程苛烈ではなかったのだろうが、
昭和天皇がお隠れになられた頃から、アメリカが段々ジリ貧に陥り始めて、
日本への要求も厳しいものになって来ていたようである。

それで姫ゆりの党事件での対応で、平和へのお思いの強さを内外に示しておられた両陛下に対し、
様々な圧迫が加えられたのだろう。
ご即位直後に皇后陛下が、言葉が出なくなるご病気になったりされたのも、
両陛下に対し、理不尽な圧迫が加えられたからだろうと、私は拝察しているのだけれど・・・・・ 

繰り返しになるが、今上天皇皇后両陛下は沖縄の姫ゆりの党事件の時のご対応にも見られるように、
先の戦争に天皇が加担された事への反省は、並々ならないもので、
天皇はもう二度と戦争に加担しないと、
固く決心しておられるのだろうと拝察される。

安倍政権の下、日本がこんな危なっかしい時代になっている事に、
両陛下はどんなにか危機感を持っておられる事だろう!
それで、お熱が下がられたら天皇陛下は、何が何でもとのお意気込みで、
お体が万全でなくても、パラオへお出かけになるのではないかと心配なのである。
その時お風邪はご快癒なさっていたとしても、
もう81歳のご高齢である。
予後充分養生されないまま、今回のような日程のご旅行を強行なさったら、
お体へのご負担は、限度を過ぎられるのではないかと心配なのである。

皇太子様もお誕生日のお言葉で、天皇陛下と同じお気持ちを表明なさったが、
天皇陛下がご健在で、その上平和主義者の皇太子様が居られるから、
天皇家が戦争屋勢力の希望の侭になられる心配が少ないけれど、
もし天皇陛下に何か起こったりしたら、
皇太子殿下だけだったら後は簡単と、
彼等が思いはしないかと取り越し苦労をしてしまうのである。

アメリカのオバマ大統領は、戦争屋勢力の希望を拒否せねばならない事が多々ある立場上、
戦争屋勢力に暗殺される恐れがあるので、
2期目の時の副大統領は(民主党員ではあるけれど戦争屋勢力の一員である)ヒラリー・クリントンを外し、
戦争屋勢力ではない人を副大統領にしたのだそうである。

ご高齢の天皇陛下に何時までも期待して申し訳ない事ではあるが、
天皇陛下にはくれぐれもお体を大切になさって下さいます様、願っている。

属国哀歌

2015年04月24日 07時51分48秒 | 思想信条
まだ開け初めし閣議室
TPP反対と約せるも
厳しき外圧に屈せるが
裏切り初しはじめなり

やさしく白き手をのべて
国美しくせむと思えども
外圧怖く腰砕け
今では黒き手となりぬ

わが心なき悪政は
福島・沖縄etc
苦く濁りし杯を
民の哀訴に酌みしかな

平和を願う国民を
上から下迄押さえつけ
集団的自衛権とて彼の国に
加担の戦こそ哀しけれ

真実の医療の戦い

2015年04月24日 07時48分32秒 | 自然治癒力
これからの日本、程度の差はあるかもしれませんが、
ほとんど総ての人に健康問題は避けられないかと思われます。
それで、出来るだけ元気に過ごす為に、
In Deepのこの記事は、(放射能の事は一切書いてありませんが、)
可也参考になるのではないかと思い、
長いものですが全文をコピーさせていただきました。
尚、色々の画像も見れるので、In Deepの当該記事をご覧になった方が分かりやすいかとは思いますが・・・・・

    (以下引用)
パッチ・アダムス医師の「楽しく人を死なせる」ための真実の医療の戦いの中に見えた「悪から善が生まれる」概念の具体性

自殺未遂を繰り返していたひとりの青年が導いた来世のヘブン
昨日、ものすごく感動する映画を見ました。
震えるほど感動した、といっても構わないです。

この感動は、最近、私が興味を持ついくつかのことのうち、

・真実の医療とは何なのだろう

ということと、輪廻転生という観念から見た際の、

・死ぬ時点で獲得すべき人間の意識や感覚

というふたつのことと、映画の内容が一致していたためということもあるのかもしれないですが、深夜にひとりお酒を飲みながら泣きながらその映画を見続けていたのでした。

そして、この映画は、とにかく、何がなんでも「医師や医療関係者、あるいは、これから医学を目指す人たちすべてに見てもらいたい」と思います。

映画は、昨年亡くなったロビン・ウィリアムズさん主演の『パッチ・アダムス』という 1998年の映画で、アメリカの実在の医師であるパッチ・アダムスの伝記映画です。

このパッチ・アダムスという人は、私はこの映画を見るまで知りませんでした。 パッチ・アダムス - Wikipedia という項目もありますが、この伝記映画の内容を箇条書きにした方がわかりやすそうです。

『パッチ・アダムス』

・若い時に何度も自殺未遂を繰り返し、任意で精神病院の閉鎖病棟に入院する

・精神病院で患者が薬漬けにされ、医者や看護師たちに威圧的に扱われる現実を患者として味わう

・精神病院の入院患者たちを笑わせている時に、彼らの心が開き、状態がよくなることに気づく

・精神病院の中で「人を笑わせて治癒する医者になる」ことを決意

・米国ヴァージニア医科大学に入学。映画は、実質的には、この医学部での最初の1年間(2年かも)を描いたもの。

・大学付属の病院を研修中に、病棟の人たちに笑顔がないことを知り、(本当は1年生は病棟に勝手に訪問してはいけないのに)病室を回り、日々、患者たちを笑わせる

・医学部での成績は常にトップだったが、アダムスの行為を快く思わない医学部の医学部長から病棟訪問の禁止の勧告を受けながらも、それでも、患者たちを笑わせる行動をやめない。

・実際に「笑う」ことにより、病棟の患者たちへの薬の投与量はどんどんと減り、症状が改善する人たちも増えていくうちに、最初は怪訝だった病棟のナースや、一部の医者たちもアダムスの支持者となっていく

・自分の目指す「笑わせる医療」」ができて、さらに完全無料の医療サービスを提供する病院「ゲズントハイト・インスティテュート」を設立(この時点では学生なので、無免許医)

・学部長はついにアダムスに大学の退学の命令を出すが、アダムスは、ヴァージニア州医師会に判断を要請し、公聴会での判断に委ね、退学命令は却下される。

文字では、その感動がうまく伝えられないですが、医療関係の方でなくとも、たとえば、「真実の医療とは何だろう」というようなことを考えていらっしゃる方には、ぜひとも観ていただきたいです。

レンタル店にあるかもしれないですし、なくても、ヤフオクや楽天などでいくらでも売られていると思います。私は、ヤフオクで 700円くらいで買いました。

何だか、「笑いで患者の元気を出す」というような話のイメージからは「愛と優しさの物語の映画」というような感じでとらえられそうですが、本人が映画の通りなら、この人は極めて過激な人です。

行うことのすべてが過激で極端です。

末期のガンで、ナースたちに怒鳴りまくり手に負えない男性患者の病室に、アダムスは「天使」の格好で訪問し、その男性に「死ぬ」ということを意味する単語を何度も繰り返すシーンがあります。

正確に台詞を書きますと、「将来の予告編を見せよう」と言い、「死」「死ぬ」「息が絶える」「果てる」「くたばる」・・・など、他にもいくつもね「死ぬことを意味する単語」を延々とその男性に対して語り続けます。

最初は怒りを示していたその患者は、しかし、次第に何事かを考えだし、自分でも「死むこと」に関連する言葉をつぶやき、それから、アダムスと「死を意味する言葉の掛け合い」を始めて、ついに患者は笑いだします。

「なるほど、自分はもうすぐ確実に死ぬ」ということを自分で始めて受け入れ、患者は、そこではじめて治療者に心を許したのでした。

この患者は、最期の時もアダムスに立ち会ってもらい、死の瞬間まで、アダムスはその男性患者にキツい冗談を言い続け、男性は「冗談を言われている中」で安らかに息を引き取ります。

これがなければ、彼は「人に怒鳴り散らしたまま」死んでいったはずです。
次の世に「怒り」を運んでいっていたわけです。

最高の終末医療とは

医学生アダムスの行うことは基本的に常軌を逸していて、それは(自身が精神病院に入っていた時の記憶も含めて)大学医学部と医療システムという「権威の場所」との「戦争」であるかのようにも見えました。

当然、医学部の学部長はアダムスのことを快く思わないのですが、学部長らが最も許せなかったのは、アダムスが「患者と同等の目線で接するから」でした。

学部長や多くの医師たちは、

「医師は患者より上の立場でいるべきで、同じ目線でいてはいけない」

という考えに立脚していたのです(これは日本も同じ部分があるかもしれません)。

その点、パッチ・アダムスは「医者と患者は同等」として、徹底的に患者の心に入り込もうとします。これが、医学部の立場からは許せなかったもののようです。この部分については、アダムスは絶対に意見を曲げませんでした。

しかし、実際のパッチ・アダムスは、映画以上に過激な人であるのかもしれないと思う面もあります。

冒頭の写真は、本物のアダムス医師で、治療中には、いつもこのような格好をしているということなんですが、ふだんの格好も「どこでそんなシャツ売ってんだ?」というような派手なのをいつも着られているようで、そんな写真ばかりです。

ところで、どうも、私は映画から、このパッチ・アダムスは「無意味な延命治療をするべきではない」と考えているのではないかと思う部分がありました。

下は映画での公聴会のシーンですが、かなりはっきりと「医者は死を遠ざけることが努めではない」と言っています。

パッチ・アダムス

・映画『パッチ・アダムス』

「パッチ・アダムスの本はないのかな」と探してみると、『パッチ・アダムスと夢の病院』という本があったのです。さっそく注文はしまして、まだ内容はわからないですが、 Amazon のレビューに、以下のようなものがありました。

現実のパッチは、映画の中よりも厳しいかもしれない。ユーモアが人の心や病気を癒す、と言う一方で、「すべての人に楽しい死を」と高らかに謳うのだ。

人は生まれ落ちた瞬間から死へと突き進む。100年先か、50年先かは分からない。

だから生きていける。限りある命だから今を精一杯生きよう。楽しみを見つけよう。痛みや苦しみを抱えていても、没頭できる何かに夢中の間、忘れることはできなくても、痛みが和らぐかもしれない。そんな瞬間をつないでいけば人生は楽しい。

でも、身近な者の死期を医者に宣告されたら? 残された時間はわずか。不安になるといつもこの本を読み返していた。

明日をも知れぬ身と言われた父は、それから2カ月を生きた。会えば少しでも笑って欲しかった。安心した顔が見たかった。赤い付け鼻は無かったけれど、「それでいい。がんばれ」とパッチに励まされているような気がした。

「ああ、やっぱり」と思いました。

アダムス医師は、治療と共に「最高の終末医療」を目指しているのだと思います。自身が精神病院の中で確信した「笑いは人を治して癒やす」ということの信念を、現在に至るまで曲げずにいるということのようです。

現代の医療は、

「とにかく少しでも長く生きていればいい」

という観点からのものが多く、その「状態」がどうであるとかには、あまり気をかけない面があることは否定できません。

しかし、アダムス医師は、同じ死を迎えるにしても、

「死ぬ人すべてに短くても楽しい生を」

と考えている。

これですよ、これ。

これが現実世界の話だけではなく、シュタイナーなどの輪廻転生の概念などと合わせてみても、「楽しい気持ちで迎える最期」が次の世にどれだけ素晴らしいものをもたらすかということも思います。

極端にいえば、「楽しい死を迎えることができた人が増えれば増えるほど、来世に控える無数の地球は少しずつ良くなっていく」ともいえるのではないでしょうか。

また、亡くなる方ではなく、見送る方にしても、亡くなった方が「最期まで笑顔でいられた」というのと、そうでないのとでは、残った方に与える影響も違いそうです。

ちなみに、映画の予告編に字幕をつけてアップされていた方がいました。
貼っておきます。

ちなみに、このパッチ・アダムスという人は、想像を絶するほど、いわゆる頭のいい人だったようです。映画にも出てきますが、医学部で「まったく勉強しないのに、常に成績はトップ」であったことが描かれます。医学部なんてのは学業的に優秀な人の集まりなわけで、その中でまったく勉強せずにトップというのは、何か「異常な頭脳」を感じます。

悪から善が生まれる
それにしても、こんな人がいたんだなあ、と改めて思います。

イエスとかお釈迦様とか、この世には、たまに本当にすごい人間が生まれ出てくるわけですけれど、多くの人たちは「何らかのキッカケ」で、人生の力強い変転を迎えるわけで、例えば、日本最初のヨガ行者、中村天風なら、そのキッカケは「重い結核」にかかったことですし、パッチ・アダムスなら、「自殺未遂を繰り返して精神病院に入ったこと」です。

天風の悪性結核、アダムス医師の精神病院入院、と、これらは、どれもネガティブなことばかりです。しかし、

そのネガティブな出来事がなければ、彼らは後世に何かを残すような考えに辿りつかなかったし、そのような人間にもなれなかった。



ということがわかります。

すなわち、それらはネガティブなことでありながら、まったくネガティブな要因ではなく、それどころか、彼らの人生に絶対必要だったことでことで、つまり、これらのことは「良い出来事よりはるかに重要なことだった」ことがわかります。

ここに、

この世の中に否定的な出来事は存在しない。



という真理を見ます。

あるいは、私自身の人生もそうです。

私も、病気を中心として、いろいろとネガティブなことを体験してきていますが、それこそが、その後の私のいろいろなことにつながっている。そういう意味では、それらはネガティブなことではあっても、必要なことでもあったと。

それに、私は何度か死にかけたことがありますけれど、気づいたのは、天風さんの

「死んでないだろ」
という言葉です。

死ぬ時は人間は死ぬのです。
しかし、私は過去の「死にかけた出来事」のどれでも死んでいない。

これは説明が難しいですが、とにかく死ぬ時は死ぬのです。
怖れるとは怖れないとかではなく、その時は来るのです。

この「死んでないだろ」を真に理解することが「悟る」ということなのだと思います。
私はもちろん理解していないですけれど。

そういう意味では、パッチ・アダムスは、精神病院の中で悟りを得たように見えます。

結局、人間は、様々な「悪い経験」で、少しずつ目を覚まさせられるという部分がありそうで、あまり悪いことが何もないまま過ぎていく人生は、その人を成長させないかもしれません。

そういう意味では、

悪こそ善


という、エクソシストのメリン神父の言葉も理解できるような気もします。

これは、
・ローマ字「 TASUKETE (たすけて)」から偶然導かれた日月神示や神様と悪魔の関係
 2014年07月26日

という記事に、長編小説『エクソシスト』の中の登場人物、メリン神父の言葉を載せました。

少女リーガンに取り憑いた悪魔について、

このような悪からでさえ、善が生じてくる。なんらかの方法でだ。われわれには理解できず、見ることもできない何らかの方法でだ。……おそらく、悪こそ、善を生み出す『るつぼ』であるからだろうな。

と語っています。

> 悪こそ、善を生み出す『るつぼ』であるからだろうな

という意味が、今は少しわかります。

それにしても、パッチ・アダムスのような人の映画が作られてよかったなあ、と心から思います。これがなければ、私はこのような人の存在を知り得なかったです。

どんな人の存在も活動も、何らかの形で記録に残らないと私たちは知ることができません。

イエス・キリストの活動が 2000年も残り続けているのは記録があるからですし、あるいは、さまざまな宗教家や思想家の考えを私たちが知ることができるのも、記録があるからです。

このアダムス医師のことも、映画があったからこそ知ることができました。

ちなみに、この映画のことを知ったのは、天風に師事していた松本光正医師の『高血圧はほっとくのが一番』の中で、「笑いの重要性」について書かれていたセクションに記されていたものでした。

ちなみに、「笑い」はかなりストレートに体に作用することが、日本の医学実験で確かめられていることが書かれています。

笑いの現実的な治癒効果は実はかなり高い

最初に、笑いが医療に応用されるキッカケとなったのは、1970年代のアメリカだったようです。松本医師の本から抜粋します。

笑いが医療に取り入れられるようになったのは、1976年、ある医学雑誌に掲載された一人の患者の手記に端を発する。強直性脊髄炎という難病におかされた、アメリカの雑誌編集者、ノーマン・カズンズ氏が、笑いを取り入れた治療で病を克服するまでの記録である。

カズンズ氏は、ユーモア小説を読んだり喜劇を観たりして大笑いすると、痛みが和らいでぐっすり眠れるようになったという。難病を克服したカズンズ氏は、その後、カリフォルニア大学医学部教授に転じ、笑いの治癒力を説いた。



さらに、実験について記載されていますので、抜粋します。

松本光正『高血圧はほっとくのが一番』より

日本でも笑いの効用を科学的に解き明かそうとする研究が始まった。

中でも有名なのは、1991年に、大阪ミナミの演芸場で行われた実験だろう。

ガン患者 19人に吉本新喜劇を3時間見て大笑いしてもらい、その前後でガン細胞を直接攻撃するナチュラルキラー細胞(NK細胞)の活性度を調べたものだ。

その結果、最初から低かった人、基準内だった人のいずれもが、活性度が上昇した。つまり、笑いはガンに対する抵抗力を高めることが判明したのだ。

その後の研究により、NK細胞はたった5分笑うことで活性化することが分かった。NK細胞は、注射で活性化させようとすると3日はかかる。

それだけ、笑いは体に大きな影響を与えるのだ。

その実験のグラフがネット上にありました。

お笑いを見る前と後のNK細胞の変化
・サワイ健康推進課

全員が上がっているわけではないですが、程度の差はあれ、笑っている間は、ナチュラルキラー細胞が活性化され続けるので、ガンの人は「とにかく笑っているのがいい」ということになりそうで、極論で言えば、「笑い続けることで、ガンが抑えられたり、ガンが治癒される可能性もあるかもしれない」ということも言えそうです。

ガンだけではなく、他に、笑うことにより、

・血糖値をとても下げる(2003年の国際科学振興財団の実験)
・脳の働きが活性化(笑うと脳の海馬の容量が増えるため)
・血行の促進や血圧の安定(笑うことが深呼吸と同じ状態のため)
・自律神経のバランスが整う(笑うと副交感神経が優位になるため)
・幸福感と鎮痛作用(脳内にエンドルフィンが分泌されるため)

などの作用があることがわかっているそうです。

しかし、これだけ効果があることはわかってはいても、たとえば、実際に、ガンや糖尿病の患者さんが、病院で医師から、

「今日から笑うようにして下さい」

と言われることがほとんどないというのが現実です。

それに、上に書きました「笑いが免疫を高める医学実験」も、その後は継続的におこなわれている感じがしないというのも・・・。

理由はいろいろでしょうけれど「医療の現場で笑いは不謹慎」という部分もあるのかもしれないですね。

たとえば、末期ガンの患者と共に「ウヒャヒャヒャヒャ」と笑うのは、現代の意識での図式では不謹慎に見えるということかもしれません。

私は以前、一度入院したことがあります。

東京新宿にある国際医療センターという大きな病院で、1週間ほど入院していましたが、入院病棟という場所は本当に「笑いのない場所」でした。

私の向かいのベッドの男性は、クローン病、隣のベッドのご老人は末期の膵臓ガンで、見舞いに来た人ごとに「もうダメらしい」と話していました。部屋の隅にいたご老人は、私がいた1週間の間ずっと寝たままで、体中にいろいろな器具やチューブがつけられていました。何の病気かはわかりません。

そんな雰囲気で笑いが出ないのは当然かもしれないとも思いますけれど、しかし、今だからこそ思うと、むしろ、「あれではダメ」なのです。

笑いがあれば、自己免疫力も上がるし、何より、もう治らない患者さんでも、パッチ・アダムスの意志である「すべての人に楽しい死を」という観点からは、末期の膵臓ガンの人にいかに笑ってもらえるかを考えることが、本当は重要なのだと今は思います。

いつか笑いと治癒の関係が科学的に証明されたり、あるいは、病院に「笑い指導員」とかが常駐するような時代になればいいな、とか。

笑い指導員といえば、2011年の記事ですが、

・1918年の「死のインフルエンザ」へのケロッグ博士の対処法
 2011年11月22日

で、「ケロッグ博士」(原題: The Road to Wellville)という、20世紀のはじめに、アメリカで富裕層向けの診療所(バトルクリーク診療所)を開設していたケロッグ博士という実在の人物を描いた映画の話を書いたことがありましたが、その診療所に「笑い治療」が出てきます。

このバトルクリーク診療所では、1918年に世界中で流行した、非常に致死率が高かったスペインかぜ(鳥インフルエンザのパンデミック)で死者を出さなかったのですが、この際、ケロッグ博士は「医薬品を一切使わない治療法」で、患者の死亡ゼロという奇跡的な成果をあげています。

そのケロッグ博士の診療所では、「笑う治療」というものがおこなわれていて、リズムに合わせて「集団で無理矢理笑う」という治療法なのですが、この治療法の良いところは、無理矢理笑っているうちに、「馬鹿馬鹿しくなって本当に笑い出す」という集団心理につながるところです。

これは映画でも描かれていて、わりと有名なシーンとなっています。
下の30秒ほどのシーンです。

ケロッグ博士(1996年)
(このヴィデオはコピーできないので、In Deepでご覧ください)

ケロッグ博士は、古い時代の医療者ですが、笑いの効能を見抜いていたのかもしれません。

そういえば、最近、「薬が喜びの感情を抑える」というニュースがありました。「笑いの効能」という意味では、これも薬による別の弊害なのかもしれないなあと思います。

米オハイオ州立大学の研究チームは16日までに、市販の多くの鎮痛剤に含まれるアセトアミノフェンに、痛みだけでなく喜びの感情を抑える効果があることがわかったと発表した。

論文によると、アセトアミノフェンに心理的な苦痛を和らげる効果があることは以前から知られていたが、今回の研究で、喜びの感情を弱めるなど、感情の幅を狭める効果があることがわかったという。



シュタイナーが解熱鎮痛剤の出現に絶望したとき

上のニューにある「アセトアミノフェン」というものは、市販されている多くの風邪薬や解熱鎮痛剤に入っているものですが、人間の感情を抑えるという「副作用」を持っていたようです。

この解熱鎮痛剤というものについては、その出現の時に、シュタイナーは以下のように述べていました。

1908年のシュタイナーの講演「人体リズム」より医学において私たちは、今日まだ手探りをしています。病理学と治療の堅固な度台は、太古に遡るものです。解熱鎮痛剤フェナセチンの試験がなされたとき、私は知性と感情の殉教を体験しました。
道しるべもなく実験するのは、科学が精神とともに真面目さも失ったことを示しています。



と嘆いていましたが、このフェナセチンは、日本でも 1999年まで使われていて、非常に多く処方されていた解熱鎮痛剤です。

また、解熱鎮痛剤は、痛みを弱めると共に熱を下げる薬ですが、シュタイナーは「熱を下げてはいけない」として、以下のように述べています。

生体はその損傷に反抗し、防御力を用います。この反抗が通常、熱なのです。熱は、人間のなかの治癒力の呼び声なのです。熱は病気ではありません。損傷を直すために、人間が自分の生体全体から力を呼び集めているのです。損傷に対する生体全体の反抗は、一般的に熱として表現されます。

病気において、熱は最も慈善的で、最も治療的です。損傷を受けた個々の部分は、みずから治癒できず、他の側から力を得なくてはなりません。それが熱として表現されるのです。



として、「熱はすぐれた治療者だ」としているのです。
「熱」という存在がなければ、身体は回復できないとしています。

続けて、

「熱が抑えられるとき、生命は危険な状態になります」

とまで言っています。

松本医師の言う「人体の働きに無駄なものは一切ない」という言葉を思い出します。

この「熱」もまた人体の重要な作用であることになりそうで、その重要な作用を強制的に抑えてしまう解熱鎮痛剤の登場に、シュタイナーは「知性と感情の殉教を体験しました」というほどの絶望を受けたようです。

私も数年に一度、「不明熱」に襲われることがあります。
昨年もありました。
その時は 40度を越えたと思います。

そこまで熱が上がると、病院に行くわけですが、昨年も熱の原因はわかりませんでした。しかし、原因はわからなくとも、当然のように解熱鎮痛剤を投与されて、飲んで熱を下げる、ということになるわけですが、良くなかったのかもしれません。

私の中で、「体温を 40度以上にしなければならない何かが起きていた」と考えるのが妥当なようです。とはいえ、大人で 40度を越えてくると、さすがに不安感はありますが。

医療サイドも少しずつ変化してきている

それにしても、ほんの少し前に、
・基本的に「すべての薬」は人間に良くないという理由の理論的なメカニズムがわかったのです
 2015年04月02日

という記事で、薬、つまり現代医療の根幹をなすものへの疑念、あるいは、現代の医療そのものへの疑念を持ち始めてから、怒濤のように次々と自分の前にあらわれる様々な人物や書籍や情報。

それらの「質」に圧倒されます。
いかに自分が何も知らなかったかを自覚せざるを得ません。

それでも、今、西洋医学の治療への概念も少しずつではありますれけど、変わりつつあるとも思っています。

相変わらず多くのお医者さんが「薬を出して終わり」という現状はあるでしょうけれど、そうではない方々も増えていると思います。

たとえば、自律神経免疫治療という、薬から離れるための西洋医学の療法をおこなっている病院の一覧を見ますと、鍼灸治療、温熱療法といった知られたものから、

・カラー(色彩科学)セラピー
・交流磁気療法
・無血刺絡療法
・波動療法
・水素温熱免疫療法
・オゾン療法

など、聞いたことのない治療法が並びます。
おそらくは、どれも薬を使わないものだと思います。

いろいろありますが、「波動療法」って何だ? と思って、それが書かれてある東京都の病院のサイトを見ますと、下のような図が載っていました。

波動療法

・永野病院 エネルギー医学

これを見た途端、

「何となく、シュタイナーの言う、肉体と生命体(エーテル体)の関係と似ているなあ」

と思いました。

シュタイナーが説明する「人間」とは、4つから構成されていて、この

・肉体
・生命体


の上に、

感受体(アストラル体)があり、それと「自我」があるとされています。

今までの西洋医学はこのうちの「肉体」を治療していたわけですが、そこから少し「上の階層」への治療もおこない始めているということですかね。

そして、これらも、現代の西洋医学のお医者さんたちがやっているわけですから、医学も少しずつ変化してきているのだと思います。あとは、私たちが「どの治療法を選ぶか」ということだけのような気がします。

今日は「笑いと治癒」の話でしたけれど、あるいは、私はあまりテレビは見ませんけれど、テレビにお笑いが蔓延しているのも、一種の社会の自己治癒作用的な部分もあるのかもしれないですね。「病気を治癒するために熱が出る」ように、「今の人々を治癒するために笑いがある」というような。

何か夢中で書き続けていたら、エライ長くなっている気がします。
どうもすみません。

桜の開花

2015年04月01日 17時37分03秒 | 日常徒然
昨日は桜の花が突然咲き出した感じだった。
実際は桜の花は3月29日頃からボツボツ開き始めていたらしいけれど、開花と言えるかどうか微妙なくらいの数の花しか開いてはいなかった。
それが昨日31日に、急に気温が上がって一気に花開いたのだった。

今日4月1日は一日中雨だったが、
桜はまだ4~5部咲き程度だから、散る恐れはないようである。
咲き始めて間もない今日の桜は、雨の中でも美しく、
匂うが如くと言いたくなる位に奇麗だった。

明日は少し晴れるそうだけれど、その後はずっと雨が続く予想だから、
毎年行っている近所の公園でのお花見に、明日行かなかったら、
今年はお花見が出来ないかも知れない。
でも地面は今日一日中降った雨で可也湿っているだろうから、
お花見が出来る状態ではないかも知れない。

あと何年、お花見が出来るか知れないけれど・・・・・