春 夏 秋 冬

めぐり来る 春夏秋 麗しき 大和し護れ 民草いとえ 
          

ブログ休止のお知らせ

このブログの表題に入れた短歌の、春夏秋冬の中の冬の字が、誰かによって削られて、修正不能になって久しいのですが、昨日から編集画面までが、誰かにいじられたようで、出す事が出来なくなっています。 この記事作成画面も、何時使用不能になるかもしれない状況にありますので、 春夏秋冬はこの記事をもって、しばらく休ませていただく事にしました。(2010年3月) * * * * * * *  Fc2ブログに不祥事が起き、広告主が引き上げたそうです。 Fc2は何時終了になるか予断を許さない状況かと思い、 気になる過去記事を少しずつ、こちらのブログに写す事にしました。(2015・4・24)

小沢氏不起訴にはなるらしいけれど・・・・・

2010年02月04日 12時13分32秒 | 司法問題
名のみの春 今日の京都新聞一面トップに、変な大見出しが載っていた。
「小沢氏 きょう 不起訴」
日本語として可笑しな文章である。
起訴ならば、今日起訴、と書いても可笑しくはないけれど、
今日不起訴では、今日起訴されない人は、国民のほとんどである。
起訴される者のほうが珍しい。
これは主語を間違えているから可笑しいのではないか?
「検察小沢氏の起訴を今日断念」と書くのなら文脈として通じる。
だがこれでは検察を貶める事になると危惧した、新聞社の浅智慧がなさしめたものではないかと思った。
その位にマスコミは今検察を恐れていると言うことなのだろう。

晴耕雨読「朝日新聞(営利企業)が東京地検の圧力に屈した模様」と言う記事に、東京地検の事で、ネガティブな記事を書いた週刊朝日の上杉記者に対して、出頭要請が来たのだそうである。
上杉氏のtwitterより
uesugitakashi 10:56 東京地検「抗議書」を週刊朝日に送信。現場検事の名指しについて「捜査妨害」と厳重抗議。同時刻、電話にて同編集長との面会を要請。地方出張のため「明日以降」と地検側に回答。以上。 


検察官は何も知らないと承知の上で、石川議員の秘書(子供を保育園に預けて働いている女性)を、小沢一郎を起訴するために、検察にとって必要な供述調書に判を押させたいが為に、
「押収品の返却と後ちょっと聞きたい事がある。」と騙して、女性秘書を検察に来させて、
10時間拘束して、子供のお迎えに行く事も許さず、
「ここに判を押したら返してやる」とばかりに、いわば拷問的な,取調べとも言えない、
「偽証」の「強請」をしたのだそうである。
このことを週刊朝日で、検察官の名前入りで書いたら、
検察官の名前を出すのは、操作妨害であると言って、
出頭を命じられたのだそうである。
週刊朝日がもし検察官の名前を伏せていたら、でたらめを書いていると言って抗議したのであろう。

悪事を取り締まるのが目的であるならば、知りえない事まで「有った」と供述する事を、拷問的に強要する事は無いはずである。

今回の小沢幹事長捜査の検察の目的が、
世の中の悪事を見逃さない為と言うよりは、
何とか小沢幹事長を罪人にするための捜査であったという傍証になるのではないだろうか?
以下に問題の記事を引用する。
  (引用はじめ)
以下が問題の記事です。
本のセンセのブログより
完全引用記事:週刊朝日2月12日号 検察暴走! 子ども”人質“に女性秘書「恫喝」10時間
週刊朝日2月12日号 上杉隆~子供人質に女性秘書恫喝10時間~

>小沢一郎VS検察の戦いが佳境に入っている。

検察は捜査対象を広げ、小沢後援会、接触した建設会社、秘書、元秘書などしらみつぶしにあたっている。

衆議院議員で小沢の元秘書の石川知裕の捜査・逮捕もその流れの中にある。

その石川の拘留期限は2月4日に切れる。そのため、検察は別件だろうがなんだろうが、石川を留め、捜査の継続を画策しているという。

「もうめちゃくちゃですよ。何でもいいから見つけて来い、 そんな感じです。 上層部は相当焦っている。現場から不信の声も上がっています」

(検察「関係者」)

検察が小沢を追い詰めているという新聞・テレビの報道とは随分と違う。さらに検察「関係者」の話を聞いてみよう。

「週刊朝日の記事に対しては本気で怒っています。懇談なんかでも「上杉のヤロウ、調子の乗りやがって、目にもの見せてやる」と半ば公然と話しているくらいですから。 その報復が女性秘書に向かったんですよ」

先週号で筆者は、石川が事情聴取の際に、検察から子育て中の

若い女性秘書をネタに恫喝を受けていた事実を書いた。

その号が発売された日、今度はその女性秘書が「事情聴取」に呼ばれたという。翌日の鈴木宗男衆院議員のブログ「ムネオ日記」にそれに該当すると思われる記述がある。

「さらに昨日は、石川事務所の女性秘書を午後1時から10時半まで事情聴取している。小さな子供がいるから早く帰してやってくれ、と言っても、検察は帰さなかった。まさに拷問的取り調べだ、と、弁護士は怒っていた」

弁護士も指摘する通り、それは事情聴取とは言い難い卑劣極まるものだった。

「保育園に子供が残っています。お迎えだけは行かせてください。 その後、また戻ってきます。せめて電話だけでも入れさせてください。」

感情を抑えられずとりみだす母親、その前に座る男はこう言い放つ。

「何言っちゃってんの。そんなに人生、 甘くないでしょ」

もとより、小沢事務所の政治資金規正法違反の捜査で、なぜ石川事務所の秘書を聴取する必要があるのか?

石川の秘書時代の仕事を他の事務所から3年ほど前に移ってきたばかりの新しい秘書が知る由もない。

あまりに無謀な検察の捜査。新聞・テレビが一切報じない、その一部始終を
「関係者」の証言を基に再現しよう。


1月26日(火)の昼ごろ、石川事務所に「タミノ」と名乗る男から電話があった。女性秘書に検察庁に来てほしいという。

女性秘書が「今日も押収品の返却ですか?」と確認すると、タミノは「そうです、あと、ちょっと確認したいことがあるので」と返した。

よく聞き取れなかったので、もう一度確認すると、「返却です」と答えた。

女性秘書は、1月15日の石川逮捕以来2度(22日、25日)検察庁から呼び出しを受け「押収品」の返却に応じている。

今回も同様の案件だと信じた女性秘書は、ランチバッグ一つで検察庁に向かった。

霞が関から議員会館のある永田町からは一駅である。前日と同じように、コートも着ずに薄着で出かけた。ランチバッグの中には千円札と小銭、ティッシュとハンカチ、携帯電話だけである。

検察庁に着くと前回までとは違う部屋に案内される。

するとそこには民野健治という検事が待っており、いきなりこういい始めたのだ。

「被疑者として呼んだ。あなたには黙秘権があるので行使することができる。それから~」


事情を把握できずパニックになった女性秘書が、ほかの秘書か弁護士に連絡したい旨を告げると、民野健治はそれを無視して、逆に、携帯電話の電源を切るように命じ、目の前でスイッチをオフにさせたのだ。

それが昼の1時45分。だまし討ちの「監禁」はこうして始まった。

任意の事情聴取は、文字通り「任意」である。

よって、被疑者であろうが、参考人であろうが、当事者の同意が必要なのは言うまでもない。

仮に、拒否しても、その場を立ち去っても問題はない。

拒否も国民の当然の権利である。

ところが今回「聴取」という

だまし討ち監禁は、そうした意向を問うこともなくスタートしている。

民野検事は、女性秘書に小沢と石川が共謀していたことを認めるよう迫り続けた。だが、彼女がそんなことを知る由もない。

女性秘書は石川が小沢の秘書をやっているときは、

別の民主党議員事務所に勤めていたのだ。

しかも、当時は与野党に分かれており、自由党の石川秘書についてはその存在すら知らなかった。

そんな彼女が、小沢事務所の会計事務のことを知るすべはない。

その旨を正確に述べると、検事は次のような言葉を並べるのだった。

「いいんだよ、何でもいいから認めればいいんだよ」


「早く帰りたいなら、早く認めて楽になれよ」


「何で自分を守ろうとしないの。石川をかばってどうするの」


こうした言葉をさんざん浴びせられたが、知りようもない事柄を語れるはずもない。

そこで黙っていると民野検事はこう言い放った。

「あんた、何も言わないのは愚の骨頂だよ」

取り調べ室では時刻もわからない。もうずいぶん時間も経過したのだろう。


ふと見るとそれまでブラインドから差し込んでいた外の光が暗くなっている。

3歳と5歳の子供が待っている保育園に迎えに行かなければならない。

夫でも誰でもいいから迎えに行かなければ、幼い子供たちも心配するだろう。

取り調べ可視化 これじゃ無理だ。

女性秘書は検事に対して、繰り返しお迎えの許可だけを懇願する。

一時的でもいい、必ず戻ってくる。せめて電話を入れさせてほしいと

哀願し続けたのだ。

そして、母親の子供を思う気持ちが昂ったその時、検事の発した言葉が、先の

「何言っちゃってんの?そんなに人生、甘くないでしょ?」という

 台詞だったのだ。

その言葉を聞いて、母親はパニック状態に陥った。

手が震え出し、自然に涙がこぼれてくる。

ついには呼吸が荒くなり、過呼吸状態に陥った。

飲み物を所望する。ご希望をどうぞ、と言われたので、「お茶をください」と言った。すると民野検事は事務官を呼び、庁内にあるローソンに買いに行かせた。事務官が戻ってきてお茶を出すと同時に検事はこういったのだ。

「120円、払ってください」

一方、昼間に出かけた女性秘書の帰りがあまりに遅いため、石川事務所のスタッフたちもさすがに心配になってきた。

ちょうどそのころ、検察庁から一本の電話が入った。

「○○さん(女性秘書の名前)からの伝言です。今日は用事があるので事務所には帰らないとのことです」

と、男の声で名前も名乗らず、それだけ言うと一方的に切れたという。

日が暮れて数時間がたつ。

子供の迎えの時刻が迫ってからは

「せめて主人に電話をさせてほしい」「ダメだ」というやり取りの繰り返しになる。

あの小沢一郎の事情聴取ですら、準備に準備を重ねて弁護士を連れ、自らのホテルの部屋という条件で行われたのだ。しかも4時間半である。

一方、女性秘書の「監禁」時間はすでにこの時点で5時間を超えている。

だんだん思考能力も低下してきた、と、のちに弁護士にも語っている

この母親が何百回、同じ「哀願」を繰り返したころだろう。

ようやく検事が「じゃあ、旦那にだけは電話していい」と認めた。

検事の目の前で携帯のスイッチをオンにし、画面に夫の電話番号を表示し、
それを見せながら発信ボタンを押した。

子供の迎えだけを頼んだ。

それから次に弁護士への通話をお願いし、しばらくして同じように許可された。

弁護士が健治と「聴取」の中断を交渉し、午後10時45分、事務所を出てから約10時間ぶりに女性秘書は「監禁」から開放されたのだった。

結局、「押収品」は一つも返してもらえなかった。

つまり、東京地検特捜部は、最初からこの若い母親をだまして「監禁」することが目的だったのだ!

2008年に最高検が出した「検察における取り調べ適正確保方策に関する諸通達では、長時間の取り調べ、休憩なしの聴取などを禁じている。

今回の「監禁」はこれに明白に違反している。

    

    しかし、最も卑劣なのは、

   こうした人権侵害を知っていて、


1文字も、1秒も報じない新聞・テレビの

記者クラブメディアだ。


とにかく検察などの国家権力があらゆる手段をもってしても自己目的を達成しようとすることは、人類共通の歴史だ。

ところが、普通の民主主義国家では、そうした捜査当局の暴走に歯止めをかけるためのジャーナリズムが存在する。

ただし、日本ではそれがない。

むしろ逆に、検察の暴走を、つまらない自らの立場を守るために、見て見ぬふりをしているのが現状だ。

それは、何も知らないよりずっと性質が悪い。

先週号でもふれたとおり、石川事務所での一連の「違法」強制捜査は記者クラブメディアの記者たちの目の前で行われたのだ。

さらに、懇談で女性秘書への事情聴取があったことも話題に上がっている

検察の捜査が卑劣だとしたら、それを知っていて書かず、無言で協力してきた新聞・テレビの記者たちこそ卑怯だと言わざるを得ないのではないか?

引用終了。

  (以下略)

小沢問題決着?

2010年02月03日 12時07分56秒 | 司法問題

鳩山首相:小沢氏報道「冷静に見守る」
 鳩山由紀夫首相は3日午前、東京地検が民主党の小沢一郎幹事長を不起訴処分とする方向で検討を始めたとの報道について「仮定の話であり、検察の捜査が行われている最中だから、冷静に推移を見守る。私としてはその立場しかない」と述べた。首相公邸前で記者団に語った。【影山哲也】


今朝の京都新聞の一面トップの記事も、検察が小沢幹事長を起訴しないだろうと言う記事であった。
以前、小沢幹事長に2回目の事情聴取は無いと関係者が言っていると言う報道が流れていたようであるが、実際には小沢幹事長が2回目の事情聴取を受けたと発表しておられた。
だから今回の起訴しないと言う報道も、どのくらいの根拠が有るのかは分からない。
鳩山首相の言われるように「冷静に見守る」のが一番であろう。

もしかしたら昨日の小沢幹事長:キャンベル米国務次官補と会談で、小沢幹事長がアメリカの要求を呑む意思表示をしたので、検察が不起訴で決着をつけることにしたと言うことも考えられる。
もしそうだとしたら、検察は日本の政治に「外国の利益を図らせる為の誘導をする機関」に成り下がっていると言うことになる。

日本の国益の為の仕事ではなく、アメリカの利益を損なう政治家を潰すのが目的の政府機関を、日本人の税金で運営しているとしたら、こんな馬鹿なことはないが・・・・・

騙され続けた戦後民主主義

2010年01月30日 14時54分31秒 | 司法問題
私の以前書きました「民主主義を圧殺する東京地検特捜部」に寄せられましたコメントに対して書きました私の返事コメントを、一部修正して御紹介させていただきます。

私は以前「百年河清を待つ?」と言う記事を書いています。
目を付けられるのは田中派に限らず、
アメリカの利益よりも日本の利益を優先して考える政治家は、
あらゆる手で牽制され、
最後は検察に挙げられているようです。
何処の国でも政治家は自分の国のために働くはずで、外国の利益を一番にする政治家は売国奴と言われ軽蔑されるはずですのに、
日本では何故か、売国政治家でも検察に挙げられなかったら、
国民は売国政治家を売国政治家と気づかず、
清らかな政治家だと信じてしまうようです。
アメリカからどれだけ貰おうが、賄賂をどれだけ取っていようが、
検察が知らん顔をしていたら、その政治家は綺麗な政治家で、
微罪でも検挙されたら汚い政治家と、単純に、国民は思うのです。

英語日本語ニュースさんの最近の記事
「自由民主党と米中央情報局の歴史」
アメリカで情報開示された文書で紹介されている、自民党清和会等がやっていた旧悪も詳しく書かれているようですよ。
清和会の岸さんの邸はものすごく広く立派なものだそうですが、
そんなお金、戦後間も無いあの時期元戦犯の岸信介に、どうして手に入れることが出来たのでしょうね。
名で体を表す為には、清和会でなく醜悪会とした方が正確ではないかとさえ思えますね。
尤もそれでは国民を騙しにくくなりますが・・・・・

そろそろ私達も政治家の善悪の判断の基準を、検察に置くのはよそうではありませんか!


取り調べの全面可視化の一日も早い実現を!

2010年01月28日 14時51分09秒 | 司法問題

民主、可視化議連が設立総会 今国会の成立呼び掛け 
民主党の「取り調べの全面可視化を実現する議員連盟」(会長・川内博史衆院国土交通委員長)は28日、国会内で設立総会を開いた。

 川内氏は、出席した約40人の議員を前に「冤罪被害が2度と起こることがないよう可視化を実現し、司法を民主化したい」と表明、政府提出法案として今国会成立を目指す意向を示した。

 足利事件で無罪が確実となり再審中の菅家利和さんは「検事は謝らず、許すことができない。全面可視化がなく苦しんできた人は多い」と実現を訴えた。

 民主党は衆院選マニフェスト(政権公約)に容疑者取り調べの可視化(全面的な録音・録画)を掲げており、議連では今後、現行制度の問題点に関する提言も検討する。

 小沢一郎幹事長の資金管理団体の収支報告書虚偽記入事件で逮捕された衆院議員石川知裕容疑者の保釈後、会に招いて取り調べ実態の説明を受けることも模索している。

 民主党は野党時代に、全面可視化を義務付ける刑事訴訟法改正案(可視化法案)を議員立法で提出。2008年と09年の2回参院を通過したが、いずれも衆院で廃案になった。

2010/01/28 13:50 【共同通信


足利事件の菅谷さんの話を聞いた時、申し訳ないけれど私は、
「どんなに言われても,してない事をした等と、言わなければ良いのに。菅谷さんと言う人は余程気の弱い人だったのだろうな。」と感じていたのでした。
でも現在逮捕されている石川議員の取調べの時間が、連日10時間以上続けられている話とか、
検察官の同じ事を繰り返し尋ねて、脅したりすかしたりの話を聞いていると、
気が弱いからやっていない事を「やった」と言ったというよりは、
余程気の強い鍛え上げた人でなかったら、
「嘘を言っても現状から開放されたい」と思うようになるほどの、締め上げが続けられているのだろうと言うような気がして来た。
「晴耕雨読」に鈴木宗男氏のブログを紹介しておられたのを読んで、検察の取調べの凄まじさは、少々のものではないのだと言う事を改めて強く感じさせられた。
検察は自分で作ったストーリーに沿って自供させようと、
否定しても否定しても、毎日10時間の余も繰り返し責め立てて、
気に入る自供を手に入れるまでその手を緩めない。
又証人にする事を決めている人物に対しては、犯罪を立件すると脅す事も憚らず、
あらゆる手を使って、検察のストーリー通りの証言を手に入れる。
そういう捜査なるものの所為で、冤罪がしばしば作り出されていることを思うと、
捜査の全面可視化法は、一日も早く実現するべきなのではないかと強く思った。
   (引用)
鈴木宗男氏のブログから
============
 大宅壮一賞作家の佐藤優さんが、様々な分野で健筆をふるっている。私の所にもFAXを入れてくれる。
 その中に検察と石川代議士のやり取りについて書かれていたので一部、読者の皆さんに紹介したい。


● 月刊『創』3月号「ナショナリズムという病理・石川知裕衆議院議員の逮捕 取り調べの可視化を急げ」

 〈翌14日の取り調べについての話は、15日に聞いた。「熾烈だった」と石川氏は言っていた。午後1時半に銀座某所で検察側と待ち合わせ、そこから検察側が用意した車に乗せられ、検察庁で取り調べを受けた。

取り調べでは、「僕を小沢先生から切り離そうとして、さまざまな揺さぶりをかけてきた」と石川氏は述べた。

検察官は、「君は小沢先生に忠誠を誓っているが、小沢先生の方はどうかな。小沢側は君を切っているぞ。君は小沢事務所では冷や飯を食わされていたんだね。人生をやり直した方がいいよ。政治家をやめるんだ」とまで言ったそうだ。

取り調べは午後2時前から10時頃まで行われたという。

以下、取り調べに関する石川氏と筆者のやりとりの一部を再現する。

石川「佐藤さん、頭が朦朧として、時間の感覚もなくなってしまいました。もう政治家をやめてもいいと口走ってしまいました」(泣きながらの発言)

佐藤「国会議員に当選するのもたいへんなんだよ。あなたは、十勝(北海道11区)の有権者の代表として国会に送り出されたんだ。その責任があるよ。検察官が国会議員をやめさせることはできない。これは民主主義の根本原理だよ」

石川「理屈ではわかっているんです。しかし、取調室のあの空間では、検事に引きずられてしまうんですよ」

佐藤「わかるよ。僕自身、特捜に逮捕され、取り調べ受けた経験があるからよくわかる。検察官は悪い奴らじゃない」

石川「そうなんです。怒鳴られた後、やさしい言葉をかけられると、この人はいい人だと思ってしまうんです」

佐藤「取調室の中は、人間と人間の真剣勝負の場だ。検察官は彼らの立場から、石川さんの将来を真面目に考えている。特に担当の検察官は、検察庁の内部では、石川さんの罪の負担が軽くなるように、あなたを守るべく本気で頑張っている。しかし、それはあなたを釜ゆで、ノコギリ引きにはしないで、絞首刑で楽にさせてあげるということが大前提なんだよ。政治家としての石川知裕を『殺す』ことが検察官の仕事なんだ」

石川「わかっています」

佐藤「検察官に引きずられて、自分がやっていないことを認めたらダメだよ。その後、一生後悔することになる」

石川「わかっています。わかっています。しかし、優さんはわかっているでしょう。あの取調室にいくとどういうふうになるか。××検事に引きずられちゃうんですよ。でも、僕は小沢先生を裏切ることはできません」(再び泣く)

佐藤「どんな状況になっても自分がやっていないことを認めたらダメだよ。一生後悔することになる」

 特捜事件では、物証よりも供述が中心となる。どのような取り調べの結果、調書が作成されるかについてを録画、録音する可視化を急ぐべきだ。

 被疑者が娑婆にいるうちは、事実に基づいた反論が可能だ。

しかし、特捜によって逮捕、勾留された被疑者は、通常、接見等禁止措置(接禁)が付される。

接禁になると弁護人以外とは、家族を含め、面会はもとより文通もできない。

新聞購読も認められない。取り調べ期間中、弁護士面会は、原則1日1回30分に制限される。

これに対して、検察官の取り調べは10時間を超えることもある。

ちなみに筆者の場合、検察官が思い通りの供述を取ることができないと思っていたせいか、取り調べは午後6時から7時の間に始まり2~4時間程度だった。

土日も取り調べがあった。外界の情報、人間から遮断され、唯一の話し相手が検察官になると通常の人には、検察官が味方のように思えてくるのである。

 接禁を付された被疑者が、報道から隔離されている間に検察はリークで、被疑者があたかも「落ちた(全面自供した)」印象をつくりだそうとする。〉

 私も佐藤さんと同じ考えである。取調べを録音・録画する全面可視化をしないと、検察のシナリオ・ストーリーに乗ってしまい、人生が終わってしまう。
 8年前の私の時も、検察官は将来参考人、証人として法廷に立つ人達から調書を取った。

後で関係者に直接聞くと、検察官は「鈴木の復活はもうない」「あなたの会社は談合していますね。それをやると会社は潰れ、役所、団体、業界にも迷惑をかけますね。こちらの狙いは鈴木だけです。あなたは何を言っても罪になりません」と言ったそうだ。

世の中、神様、仏様の人はいないのであるから、この発言で一般の人は検察の側についてしまう。

 調書主義の日本で、現実にこうした手法によって調書が作られていく。読者の皆さんも、どちらが公平、公正か、冷静に判断して戴きたい。

 元大阪高等検察庁公安部長の三井環氏は、検察内部には「風を吹かす」という言葉があり、情報をリークして世論を味方に付けることもあると話している。自分自身の現職時代の経験、対応から、リークをしていると発言している。何が真実か、公の場所で聞きたいものである。

 石川知裕代議士に面会した弁護士が、石川代議士の勾留延長に対し、「被疑者をしてもっぱら虚偽自白をさせようとしている。毎日長時間の取り調べで『小沢は虚偽の収支報告をすることを知っていただろう』、『水谷建設からお金を受けとっただろう』と激しく追及され続け、また『嘘をつくな』などと激しく罵倒され続け、肉体的にも精神的にも完全に疲弊させられており、筆舌に尽くしがたい苦痛を受けている」と、東京地方裁判所に準抗告申立をしている。

 このことからしても、取調べの全面可視化が必要である。検察のストーリー・シナリオが冤罪を作り出すのである。読者の皆さんも良くおわかり戴きたい。

 全面可視化は小沢問題で出てきた話ではない。参議院では既に過去2度、法案が可決されているのである。冤罪を防ぐために何年も議論してきたことを、検察牽制と受け止める一部マスコミは間違っている。

あの道を再び歩く事にならないように=検察ファッショにNOを!

2010年01月17日 12時19分36秒 | 司法問題
kojitakenの日記によると右翼学者として有名な中西輝政が、昨年5月「文芸春秋」に、昨年の検察の小沢秘書逮捕を、戦前ファッショと同じであると書いていたそうである。
その一部を引用させていただく事にしたい。
(引用始め)
中西は、昭和初期には「政治の不在」が「軍部の暴走」を招いたとし、極右政治家として悪名が高く、半ば公然と政党政治に反対の姿勢をとっていた平沼騏一郎(平沼赳夫の養父)が検察のトップに立っていた歴史的事実を指摘する。そして、反政治的な司法が暴走した例として、昭和9年(1934年)に起きた帝人事件を挙げている。贈収賄で、鳩山一郎をはじめとする多数の政治家が連座したこの事件で、時の斎藤実内閣は総辞職に追い込まれたが、この帝人事件はなんと検察のデッチ上げだった。昭和12年(1937年)に全員無罪の判決が下ったが、時すでに遅し。日本は泥沼の戦争に突っ込んでいた。中西は斎藤実内閣が前年脱退した国際連盟への復帰の動きを見せ、高橋是清蔵相によるデフレ脱却のための積極財政政策が功を奏すなど、「バック・トゥー・ノーマルシー(常態への回帰)」を合言葉とし、「新規まき直し」(ニューディール)に取り組み始めていた内閣だったと評価している。そして、帝人事件の陰で暗躍したのが前記の平沼騏一郎であったことは研究者の間で定説とされていると指摘し、
政党政治を否定し、統制経済の下、対外強硬策を支持する平沼らの政治姿勢は、当時ムッソリーニのイタリアで一世を風靡していたファシズム政治になぞらえ、政党つぶしを目論むという意味で「検察ファッショ」と呼ばれた。端的に言えば、戦前の議会政治の息の根を止めたのは、この検察のデッチ上げの疑獄事件だったのである。
(『文藝春秋』 2009年5月号掲載 中西輝政「子供の政治が国を滅ぼす」より)
と書いている。
さらに、戦前の検察は単に平沼らトップの陰謀に単純に操られて政財界の腐敗摘発に進んでいったわけではなく、そこには「清潔」を求める国民の支持があったとしている。
(『きまぐれな日々』 2009年4月11日付エントリ「『文藝春秋』5月号-平凡だった立花隆と驚かされた中西輝政」より)
なんと、ちょっと背筋に冷たいものが走るほど現在と酷似した状況ではないか。昨年の西松事件捜査の時と比較しても、現在の状況の方が中西が書く1930年代の状況に似ている。
鳩山一郎をはじめとする大勢の政治家が連座した1934年の帝人事件は、検察のデッチ上げだった。この事件が響いて内閣総辞職に追い込まれた斎藤実内閣は、前年、岸信介や安倍晋三と縁戚関係にある松岡洋右の有名な演説とともに脱退した国際連盟への復帰の動きを見せ、高橋是清蔵相によるデフレ脱却のための積極財政政策が功を奏すなど、「バック・トゥー・ノーマルシー(常態への回帰)」を合言葉とし、「新規まき直し」(ニューディール)に取り組み始めていた内閣だった。ところが、極右政治家として悪名が高く、半ば公然と政党政治に反対の姿勢をとっていた平沼騏一郎(平沼赳夫の養父)がトップに立っていた検察は、デッチ上げに基づく捜査によって斎藤内閣を潰し、日本は戦争への道を歩んでいった。span>(引用終わり)
kojitakenさんも言っておられるようにちょっと背筋が寒くなりそうなほどに、 昨年の西松事件、今年の小沢幹事長の秘書と、元秘書で現職の国会議員の逮捕劇は、状況が酷似している。
今又検察の策謀のままに国民が操られたら、又してもあの破滅的な戦争を起したときと同じ道を、日本人は歩ませられる事になるのかもしれない。 再びkozitakenさんの言葉を引用したい。
(引用始め)
今また鳩山一郎の孫が総理大臣を務める内閣では、亀井静香が積極財政論を唱えているし、菅直人が成長戦略に環境技術を据えて、(明言はしていないものの)グリーン・ニューディール政策に取り組み始めている。一方、下野した自民党は再来週に行われる党大会で、右翼イデオロギー色の強い運動方針案を採択する見込みで、こんな政策でどうやって政権を奪回するつもりなのだろうかと訝っていたのだが、東京地検特捜部による一種のクーデターとセットになった戦略だと考えれば、その意図が理解できる。つまり、昨年夏の衆院選における惨敗によって民主主義的なプロセスでは理想を実現することができなくなった、岸信介の流れをくむ一派(清和会のうち、非ネオリベ系の旧保守タカ派政治家たち)は、強硬手段に出るしかないと考えていて、今回の東京地検による石川知裕議員の逮捕はその一環であると解釈できるのである。政治とカネの問題でズタズタになった民主党相手であれば、自民党が極右政策を掲げても選挙に勝てると、おそらく彼らは踏んでいる。(引用終わり)

民主主義を圧殺する東京地検特捜部

2010年01月16日 16時37分07秒 | 司法問題

小沢幹事長『休職』 輿石氏に権限委譲 『潔白だから戦う』2010年1月16日 夕刊

民主党の地方代議員会議で、一礼して席に着く小沢一郎幹事長=16日午前、東京・永田町で(藤原進一撮影)


 民主党の小沢一郎幹事長は十六日午前の党会合で、党幹事長としての権限を輿石東参院議員会長(幹事長代行)に一時的に預け「休職」する意向を表明した。幹事長を辞任しない一方で、三月末まで職務にはかかわらず、事件対応に集中したい考えだ。これに関連し、小沢氏は同日の党会合で事件について「潔白だから断固戦う」と述べ、検察側との対決姿勢を強めた。

 小沢氏の資金管理団体による土地購入問題をめぐり、元秘書ら三人が逮捕されたことを受け、党内では通常国会や参院選への悪影響を懸念し、小沢氏の幹事長辞任を期待する意見が強まっていた。

 小沢氏としてはこうした状況を踏まえ、幹事長ポストにはとどまるものの、自身と関係が強い輿石氏に職務を預けて休職することで、党内批判を食い止める狙いがあるとみられる。

 ただ、こうした異例の対応に党内から異論が出る可能性もある。小沢氏の進退問題がこれで完全に消えるかどうかは不透明だ。

 小沢氏は同日午前の党会合などで元秘書らの逮捕について「ご迷惑をかけて申し訳ない」と謝罪。自身の進退については「引き続きがんばる」などと述べ、幹事長ポストにはとどまる考えを強調した。

 これに先立ち、小沢氏は鳩山首相と公邸で対応を協議。幹事長続投で一致した。

◆首相『戦ってください』
 鳩山由紀夫首相は十六日、記者団に対し、同日午前の民主党の小沢一郎幹事長との会談内容を明らかにした。小沢氏が「自分が法令に違反していることはない」と潔白を主張し、検察側との対決姿勢を示したのに対し、首相は「どうぞ、戦ってください」と認めたという。首相官邸で記者団に述べた。

 会談では小沢氏の進退問題について協議。首相は記者団に「小沢氏は辞めるつもりはないと言っている。私も小沢氏のことを信頼している」と述べた。

 ただ、小沢氏が示した「休職」の意向については否定的な考えを示した。


ウィキペディアによると東京地検特捜部は1947年(昭和22年):隠退蔵物資事件を契機に、東京地検で特捜部の前身「隠匿退蔵物資事件捜査部」、通称「隠退蔵事件捜査部」が発足とある。
つまり東京地検特捜部は占領軍(アメリカ軍)によって造られた部門なのである。
この特捜部の検事になるためには、国費によるアメリカ留学経験者であると言う条件が課されているそうである。(留学中にアメリカの希望を身につけた検事に、仕立て上げようと言うのであろうか?)
ここから東京地検特捜部とはアメリカのための機関であると邪推したくなるのは、私だけだろうか?

しかしながら東京地検特捜部は本当に公平に、政治悪を追求しているだろうか?
様々な弱者切捨てをして、格差社会の道を開いた小泉内閣の面々について、
追求した事が無いのは本当に何一つ疑惑がなかったからなのだろうか?
小泉政権とそれに続く自民党政権下計画され、現在作りかけになっていたダムが百数十も有ると言う事を、民主党政権になって始めて知った人も少なくないのではないかと思うが、
そのダムのうちの多数が、それ程の必要性がなかったり、
又地盤がダム建設に合わないものが多数含まれていたと言う報道も、
民主党政権になって初めてされるケースが出てきている。
それらのダム建設はどうして強行される事になったのだろうか?
其処に政治家の不正が全然なかったと、本当に言えるのだろうか?

そういう疑問が誰にでも出てくると思うけれど、
小沢疑惑の胆沢ダムについてしか、東京地検特捜部は疑問を持たなかった。
其処に特別な訳がなかったと言えるだろうか?
そして政治家の不正について疑問を持ち告発する権限が、
東京地検特捜部に一任されている実体に、特別の理由は本当に全然なのだろうか?

東京地検に疑われたら、その罪の悪質性、金額の大きさなどに関わらず、
特捜に睨まれたと報道されただけで、その政治家には重大な政治責任が生じ、
辞任を要求されるべきものであると言うようなマスコミ報道がなされているが、
特捜が選んだ政治家だけが失脚を要求される根拠は何処にあるのだろうか?

特捜が見てみぬ振りをしたら森田健作千葉県知事のように、
知事選の時、明らかに嘘をついていた事が暴かれていても、
自民党を離れているはずの時期に、自民党支部へなされた政治献金を懐に入れても、
それを国民が大勢署名して告発しても、
東京地検特捜部が知らぬ振りをしたら、
千葉県知事はその職を全うしても許されると言うことになるのは、何故なのだろうか?
特捜が許したら無罪であるかのように、
何故国民は思わねばならないのだろうか?

東京地検特捜部は、何の権利が有って、
政治家の有罪無罪を自分の好みでチョイスしても許されるのだろうか?
それが国民の負託を受けた政治家を失脚させる為に、しばしば利用されている事を思うとき、
東京地検特捜部が、偶々発見した容疑者を検挙しているのではなく、
或る筋の者にとって邪魔な政治家を排除する為に、
その特権を悪用しているのは明白であると思われる。

これでは日本の政治は或る筋の思うがままにされて、
それが国民の利益になることであっても、或る筋の利益に反する事をしている政治家は、廃除されることになり、
永久に国民の為の政治が出来ない事になってしまうのではないだろうか?
これでは東京地検特捜部こそ、民主主義を破壊する為の急先鋒と言うことになりはしないだろうか。

東京地検に告発されたと言うだけの理由で、政治家が進退を左右される事は、
民主主義を麻痺させる悪習であると、私は思うものである。

法の下での平等をこそ!

2009年10月03日 21時15分41秒 | 司法問題

『非嫡出子』の相続格差 最高裁が合憲判断
2009年10月3日 夕刊

 婚姻していない男女の間に生まれた「非嫡出子」の遺産相続分を嫡出子の半分と定めた民法の規定が憲法に違反するかどうかが争われた裁判で、最高裁第二小法廷(古田佑紀裁判長)は、一九九五年の大法廷決定を踏襲して合憲とし、非嫡出子側の特別抗告を棄却する決定をした。四裁判官のうち今井功裁判官が「違憲」と反対意見を述べた。決定は九月三十日付。

 争っていたのは、二〇〇〇年六月に亡くなった男性の遺族。今井裁判官は「自分の意思でどうにもならない出生で相続分を差別するのは、法の下の平等に反する」と反対意見を述べた。竹内行夫裁判官は合憲判断には同意したが、補足意見で「相続が発生した二〇〇〇年時点には正当性があったが、社会情勢は変化しており、現時点では、違憲の疑いが極めて強い。立法府による規定の改正が求められている」と述べた。

 この問題では、九五年の大法廷決定以降、〇三、〇四年の小法廷が「三対二」で合憲とするなど、小差の合憲判断が続いている。

 法制審議会(法相の諮問機関)は九六年、「非嫡出子の相続分を嫡出子と同等とする」と定めた民法改正案を答申したが、国会への提出は見送られてきた。

 千葉景子法相は答申案を尊重する意向を示しており、今後の動きが注目される。


『今井裁判官は「自分の意思でどうにもならない出生で相続分を差別するのは、法の下の平等に反する」と反対意見を述べた。』と言うことであるが、
資産家の子供に生まれるか、貧乏人の子供に生まれるかについても、子ども自身にはどうすることも出来ないのだから、すべての人間を(法律とは関係なく)完全に平等にすると言う事は、資本主義社会においては不可能な事であると思う。

憲法無視をして自衛隊をイラクに派遣させる事に同意した元外務事務次官の竹内行夫氏は、
『「相続が発生した二〇〇〇年時点には正当性があったが、社会情勢は変化しており、現時点では、違憲の疑いが極めて強い。』と変な事を言っておられる。
憲法解釈と言うものは、時代によって変えるべきものなのだろうか?
憲法と言うものはどんな時代にも、厳然と変らないものであるべきだと私は思っていたので、少々驚いた。
そして憲法が認めているのは法の下の平等なのではないだろうか?
総ての人間が総てにおいて平等と言う事になったら、
金持ちの子だけが遺産を相続できるのは不平等だと、日本中が大混乱になってしまうだろう。

親の遺産で現在の生活を維持している者があるというその事が、
見方によっては不平等そのものなのだから。

だから法の下での平等と言う事で、折り合いを付けるよりしかたがないということなのではないだろうか?
民法が婚姻していない男女の間に生まれた「非嫡出子」の遺産相続分を嫡出子の半分と定めているのなら、その法律に基づいて相続分を決めると言う事は、極めて理にかなっていると思う。
時代に合わなくなったら、法律を変えればよいのであって、憲法解釈はどんな時も変えるべきではないと思う。

自民党政権の時には法の下での不平等が、目白押しであったけれど、
願わくは法の下での平等をこそ、守っていただきたいものである。

サンデー毎日 違憲政策決定者の竹内行夫最高裁判事を告発

2009年08月25日 16時53分57秒 | 司法問題
今朝のメルマガに、天木直人さんが興奮された様子で書いておられた。
(引用開始)
ついにサンデー毎日の今週号(9月6日特大号)が竹内行夫最高裁判事の罷免運動について書いた。
 昨年4月に名古屋高裁が自衛隊のイラク派兵は違憲であると断じた。
対米従属外交に終始し、その違憲である自衛隊のイラク派兵を決めた責任者は当時の竹内行夫外務次官である。
 違憲である政策決定者が最高裁判事に天下ってこの国の「法の番人」となる。
 これはもはや冗談だ。これほどの矛盾が許されていいというのか
。(引用終わり)

違憲判決の出るような政策を遂行した責任者である、竹内行夫元外務事務次官を、事もあろうに最高裁判所判事に任命するなど、
法治国家であれば有り得ない筈の事であるのに、
此れまでこのことを指弾したマスメディアが全然無かったと言うのがおかしいのだけれど、
此れで選挙の時同時に行われる、最高裁判事の国民審査で、竹内行夫を罷免する事ができるかもしれないという希望が湧いてきた。

只天木さんが心配しておられたように、誰かがこのサンデー毎日を買い占めてしまって、一般の人の目にとまらないと言うことが無ければよいのだけれど・・・・・

私は天木さんのメルマガを見てすぐに、たった一つしかない近所のコンビニに買いに走ったのだけれど、残念ながら置いてなかった。

今日義母の命日で、来てくださったお寺さんに、最高裁判事の国民審査の事をお話したら、
そのお寺さんは、「いつも全員に×印を付ける事にしています。」と言っておられた。
これも良い方法かもしれないと思った。

それ位に自公政権の選んだ最高裁判事は、信用出来ない判決を連発して来ているような気がする。

新防衛大綱 集団的自衛権行使を容認

2009年08月04日 17時40分27秒 | 司法問題
植草さんのブログを昨日の朝覗いて、午後は見に行かなかったら、
昨日は植草さんにとって、大変な日であったことを今日になって知った。
昨日偶然私の記事で、痴漢で疑われ、無実を主張し続けたら、反省がないと言って、制裁的な判決をされた50歳代の男性のドキュメンタリーの話を引用したところだったのだけれど、
無実だから無実と言い続けたら、反省がないと言われたら、
冤罪の被害者は、どうしたら冤罪を晴らす事ができるのだろう?
江戸時代と同じで、お上に疑われたら、諦めよと言うことなのだろうか?
それにしても痴漢の被害者は、男性の冤罪の方が被害がきついと思う。
日本の裁判は、疑わしきは罰せずでは無かったのか?

今日の夕刊(京都新聞)で、又しても戦後の良風を変えようと言う、有識者なる人の諮問結果が出されたそうである。
麻生総理が招集した「安全保障と防衛力に関する懇談会」で
集団的自衛権行使を容認
武器輸出3原則の見直し
此れで戦争好きのアメリカが、無茶な戦争して狙われた時にも、
日本はアメリカを庇う為に、その戦争相手国と戦わねばならないと言うことになるのだろうか?
アメリカに何一つ主張することの出来ない国 日本が、
アメリカの戦争の尻拭いを無条件にせねばならないような法律変更を、
憲法を無視してまでどうしてせねばならないのだろう?

しかも昨日植草一秀さんを収監した翌日の今日、諮問結果を発表すると言うのも、
只の偶然だろうかと疑いたくなってくる。
民主党には、絶対にこの諮問結果には従わないと表明してもらいたいものである。

最高裁判事の国民審査を有効に使おう

2009年07月22日 09時55分46秒 | 司法問題
先日冤罪の疑いの濃い植草一秀氏を、最高裁で有罪を確定した最高裁の判事に対して、私達は今度の総選挙の最高裁判事国民審査において、否認の×印をつけようでは有りませんか。
特に元外務事務次官の竹内行夫氏は、イラク戦争の時憲法違反を承知で、自衛隊をイラクに派遣させてしまった、その強力な推進役の一人であったそうです。
憲法違反をしたものが、その国の最高裁判事に納まるなど、言語道断の人事ではないでしょうか?
絶対に今度の裁判官国民審査で、竹内行夫氏は罷免したい人物です。
それと竹崎博允最高裁長官は裁判員制度を推進した御褒美に、最高裁長官の地位を貰った人だそうです。
裁判員制度をするにしても、一般の国民生活に関係の深い民事についての、裁判をさせるのなら兎も角、殺人などの凶悪犯罪に限って、国民に判断を押し付ける裁判員制度は、どういう目的で始められたのか理解に苦しみます。
聞くところによると、この裁判員制度の導入もアメリカからの要望を受けたものだったらしいですね。

上からの要求だったら、是も非も無く何でも要望を受け入れて、
時には憲法違反でもやってのけるような人物が、
植草一秀さんの冤罪の疑いの濃厚な事件を、有罪と判決したについても、
やっぱり上からの要望を受けての判決だったのではないかと言う疑いを禁じ得ません。

裁判官という仕事は、上からの要望で判断を左右するような者には、絶対にさせてはならない仕事だと思います。
特に最高裁判所の判事は、すべての裁判所の上に立ち、最終的な判断を下す裁判所です。
この最高裁の判事に、竹内、竹崎の両判事(2竹)は絶対に認可してはいけない判事だと思います。

今度の総選挙の最高裁判事国民審査を、有効に生かしてしっかりと×印をつけようでは有りませんか。

追記
植草さんの上告を棄却した責任者としての最高裁判事は、近藤崇晴氏で、
2007年安倍内閣時に任命されました。つまり、国民審査はまだ未審査だそうです。
近藤崇晴判事にも×印をつけましょう。

植草一秀さん 最高裁で実刑判決

2009年06月27日 19時47分52秒 | 司法問題

植草元教授実刑確定へ 最高裁痴漢事件、上告を棄却2009年6月27日 夕刊

 二〇〇六年九月に電車内で女子高校生に痴漢行為をしたとして、東京都迷惑防止条例違反の罪に問われた元名古屋商科大大学院教授植草一秀被告(48)について、最高裁第三小法廷(近藤崇晴裁判長)は被告の上告を棄却する決定をした。懲役四月の実刑とした一、二審判決が確定する。決定は二十五日付。

 植草被告は一審から無罪を主張。上告趣意書で弁護側は「被害者が、近くにいた被告を犯人と間違えた」などと主張していた。

 一、二審判決によると、植草被告は〇六年九月十三日夜、京浜急行線の品川-京急蒲田間の電車内で、ドア付近にいた女子高生のスカートの中に手を入れ、体に触った。

 一審東京地裁は「女性の人格を無視した身勝手極まりない犯罪」として被告を実刑とし、二審東京高裁も支持していた。


今朝の京都新聞の三面記事に吃驚するような記事があった。

死亡ひき逃げ猶予判決 大阪地裁「飲酒」供述は不問
大阪府富田林市で2007年12月、運送業の男性がひきにげにされ死亡した事件で、自動車運転過失致死に問われた建設作業員市瀬篤史被告(35)に大阪地裁(水島和男裁判長)は26日、懲役2年6月執行猶予4年(求刑懲役2年6月)の判決を言い渡した。


ひき逃げ致死事件で、例え初犯であると言っても執行猶予付きで2年半の刑とは!
ひき逃げがそんなに軽い刑になっているとは、全く驚いてしまった。
しかもこの犯人は、捜査段階から自分が飲酒運転だったと言っているのに、
事件から逮捕迄に2ヶ月を要して、飲酒運転については立証が困難だったからと訴因に入れていなかった為、判決で飲酒運転だった事は不問に付されているのだそうである。
という事は飲酒運転でなかったらひき逃げをしても執行猶予つきの刑にしかならないということなのだろうか?
すぐ手当てしたら死なずに済んだかもしれないのに、ひき逃げされて放置されて、
苦しみの果てに死ににいたった場合も、ひき逃げ事件には多いと思われるのに、
どうして執行猶予が付く事を、標準的刑罰にしているのだろう?
殺人と同じか、それ以上に悪質とさえ思われるのに・・・・・

冤罪の可能性があり、本人がやっていないと主張していても、
意図を持って同じ冤罪を二回かけられたら、例え微罪であっても執行猶予もつかない実刑になり、
本人が自ら自白している飲酒運転ひき逃げ致死事件が、
逮捕までに日数を要し、それが初犯だったら、執行猶予付きで2年半の刑にしかならないのである。

現在の日本の司法は、そこ迄いい加減になっていたのだろうか?
植草さんが政権批判や竹中小泉批判をされて、
人気があるという事に脅威を感じて、
急遽最高裁判決を出して口封じを図ったとしか思えないような、
突然の実刑判決である。
選挙までの間、民主党の応援が出来ないように、閉じ込めて置こうと言う事なのだろうか?

「罪を憎んで人を憎まず」という言葉があるが、今の司法の姿勢は
「人を憎んで罪を憎まず」という事になっているのではないかと、疑いたくなってくる。

裁判員制度 今日スタート

2009年05月21日 17時10分55秒 | 司法問題

裁判員制度がきょうスタートする…
2009年5月21日 11:03 カテゴリー:コラム > 春秋
 裁判員制度がきょうスタートする。戦後最大の司法改革と政府は言う。判決に市民感覚を反映させて司法への信頼を高める。そのための扉が開く

▼はずだったが、開く音にきしみが交じる。裁判官と同じ席に座ることになる側の疑問、不安がきしませる。世論調査によると参加に消極的な人が多い。何が国民をためらわせるのか

▼疑問は広報の仕方にも向いた。かわいらしい着ぐるみのマスコット人形を使った街頭での光景が一時期見られた。そういうPRがなじむ種類の「改革」ではないだろう、と感じたことを思い出す

▼報道機関を通じての広報は、参加を促す環境づくりに重きがおかれた。専門用語を平易に改めるなど、いろいろあった。裁判員になったら日当や遠隔地の人には宿泊費も…、というのもあった

▼環境づくりと同じ程度の量の広報が、素朴な疑問の解消に向けられていれば世論調査結果はたぶん別のものになった。重大刑事事件だけが対象になった理由は今も分かりにくい。そもそも市民が人を裁けるのか。答えが見つからないまま死刑判決にかかわる自分を想像してたじろぐ

▼極刑への関与をなくすだけでも様子は違ってくる。民意を司法に、ということでいえば民事・行政訴訟のほうが似合う。3年後の見直し規定があるが3年も待てない。以上、裁判員制度の意義については種々の報道がなされるから小欄では趣を変えた。変えすぎただろうか。
=2009/05/21付 西日本新聞朝刊=


今日から裁判員制度がスタートすることになっている。
実際に裁判が始まるのは、各地とももう少し先の見込みのようであるが、
制度としては、今日からと言う事になる。

この記事でも言ってあるが、民意を反映させたいのなら、
裁判員に裁かせるのを、殺人事件などではなく民事事件にしたら良かったのにと思う。
どうして重大刑事事件だけに限って、素人に裁かせようと計画したのだろう?
常識で考えたら、民間の考えを聞くのなら民事と言う事になりそうな気がするのだけれど・・・・・
裁判員制度で、重大刑事事件を扱わせようと、どうして思いつくのだろう?
どうしても腑に落ちない。

小沢代表突然の辞任表明

2009年05月12日 14時22分38秒 | 司法問題
一昨日「小沢代表の真意は何処に?」という記事で、
頭のよい小沢さんが、検察に嵌められた所為とはいえ、ここまで民主党の支持率が落ちているのに、民主党代表にとどまり続けると言うのは、どうした訳か?
と有らぬ疑いをかける様な事を書いていました。
その途端とも言えそうな昨日の辞任のニュースには、少々面食らってしまいました。

やっぱり小沢さんは、民主革命を起こし成功させようと、心から思っておられたと言う事なのでしょうか?
それだったら、失礼極まりない事だったな~と、身の縮む思いです。

小沢さんの思いが本物であるならば、民主党代表を下りたからといって、その能力を生かす場が皆無になったと言うわけではないと思います。
次の代表に選ばれた人の強力な補佐役として、活躍する事もできると思いますので、力を尽くしていただけたらと思います。

幸いな事に前原元代表は、今回の代表戦は辞退する意向だそうで、前原代表になる恐れだけはクリアできたようです。
テレビ朝日では、しきりに岡田元代表を押している人が多かったようですが、
岡田代表だと、アメリカ資本が喜ぶと言う事なのでしょうか?

次の代表が誰になるかで、民主党政権を勝たせる意味は、かなり違うものになるのでしょうけれど、天木さんが今朝のメールで言っておられたように、新政権がすぐに力を発揮する事が出来ないでも、期待をつないでいたいと思います。

最後に天木直人さんの、小沢代表への言葉を、ここに写します。
これは私の願いでもあるからです。
小沢一郎よ。本当の闘いはこれからである。すべての国民の共感を得ようと
する必要はない。民主革命を望む国民とともに歩め。その国民の期待を
裏切らずに歩め。必ず道は開ける。
 なぜならば、それこそが正しい政治の方向であるからだ。日本の歴史の
大きな流れであるからだ。人知を超えたものがそこにはある。

一郎(イチロウ)の復活

2009年03月25日 07時42分56秒 | 司法問題

西松建設献金事件:小沢氏秘書起訴 「剛腕小沢」消え涙 検察批判、全面対決は封印
 「みなさんの励ましがなければ耐えることはできませんでした」。公設第1秘書の起訴を受け、東京・永田町の民主党本部で24日夜会見した小沢一郎代表(66)は、「剛腕」のイメージを捨て去り、涙さえ浮かべながら支援者への謝意を表した。【篠原成行、町田徳丈】
 小沢代表は、あえて直接的な検察批判を抑え、「合点のいかぬ捜査」の被害者を印象付けているようにもみえた。衆院選を前に支持率低下を食い止めようとする党首の姿が浮かんだ。

 会見冒頭、小沢代表は約15分にわたって心境を語った。「みなさんに心配と迷惑をかけたことをおわびしたい」「犯罪者のような扱いを受ける中で『負けるな、がんばれ』という声に励まされた」。ときに声を上ずらせ、涙を何度も指でぬぐった。

 検察の捜査については「政治資金収支報告書の記載方法に検察との認識の差があった。起訴は納得がいかない」とだけ述べ、秘書逮捕直後の全面対決の姿勢を封印した。その上で「本当の敵は自公政権。検察は職責を果たした」とも語った。

 秘書逮捕後、党内には「贈収賄やあっせん利得処罰法違反事件に発展する可能性もある」との憶測が流れ、「事件が広がるかどうか」が、小沢代表の進退の鍵になるという雰囲気があった。結果的に、政治資金規正法違反のみの起訴にとどまった。代表退陣論はトーンダウンし、会見では「本日の党役員会などで意見を仰いだ」と、続投が党全体の意思だったことを強調した。

 涙の理由を問われた代表は「励ましていただいた国民の方への感謝の気持ちを申し上げているうちに胸が詰まった。男が不覚な涙で恐縮だ」と話した。(毎日JP)

小沢代表の代表辞任はまぬかれたようである。
この期に及んでも、NHKは言葉の端々に、小沢は胡散臭い奴ですぞと言っているようなムードを漂わせた報道を続けていた。
ひとまず一郎の復活は成ったという事が出来ようか。

苦悩の天才イチロー、決勝打「神が降りた」 2009年3月25日3時4分
 【ロサンゼルス=福角元伸】野球の第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝が23日(日本時間24日)、当地のドジャースタジアムであり、終盤に追いつかれた日本は延長10回にイチロー(マリナーズ)の適時打で勝ち越し、5―3で韓国を下して2連覇を果たした。

 9回に同点にされた日本は10回2死二、三塁からイチローの中前安打で2点を挙げた。投手は岩隈(楽天)、杉内(ソフトバンク)とつなぎ、9回からはダルビッシュ(日本ハム)が救援した。

 今大会の最優秀選手(MVP)には、3勝を挙げた松坂(レッドソックス)が06年の第1回大会に続き選ばれた。


WBCではイチロウが、なかなか本領を発揮出来なくて、心配したけれど、
大事な大事な決勝戦の、延長10回表でのチャンスで見事なヒットが出て、2点勝ち越し点を挙げ、日本チームを優勝に導く事ができた。
イチロウの復活というところだろうか。

小沢捜査は国民操作

2009年03月15日 07時28分39秒 | 司法問題
かつて私は小沢一郎のことを信じられないと書いたことがあります。
あれだけアメリカに楯突いても、テレビ等でいじめられないのはおかしいと書いた事があります。
叩いて埃の出ない人なら兎も角、嘗ては金権政治家の番頭さんだったし、消費税を導入した時に力を振るったのも小沢一郎でした。私の主人は消費税の事で小沢一郎の事を未だに許せないようです。

それでも何故、今の検察のやっている事を批判するかと言うと、白川さんも書いておられましたが、小沢代表の秘書を逮捕し連日新聞やテレビを使って、関係者の話によるとと言う枕詞の下、有る事ない事証拠も無いまま、怒涛のごとくに、ダメージ宣伝を続けている、今のマスコミのやり方を見たら、幾らなんでも酷過ぎるという気がしてきたのです。
今の時代悪い政治家ははいて捨てるほどいます。
その代表格の竹中、小泉コンビが無事であるだけでなく、あきれ果てるような厚かましい事でも、言いたい放題マスコミに取り上げてもらっていると言うのに、
権力のお先棒を担いでいたのは竹中よりかなり以前で、10年以上も前に野党に下って、公共工事などへの影響力もすっかり落ちている者を、今頃検挙し、
その上、連日その捜査情報なるものを流し続けると言う事は、まともでは有り得無いのではないでしょうか。

アメリカが核兵器売り込みに小沢を使おうとしているのではないかと言っていたではないかと、お思いの方もあるかもしれませんが、
アメリカは日本がお金を出しさえすれば、窓口は誰でも良いのではないでしょうか。
民主党が次の選挙に勝ちそうだから、小沢を応援していたけれど、
自民党が牙をむいて小沢を追い詰めそうであるとなれば、
敢えて小沢を助けたいと思うほどには、小沢をかっているわけではないから、
政府の小沢たたきにテレビもすぐに応じる事を、(米資本も)許したのではないでしょうか?
小沢秘書検挙の翌朝のスーパーモーニングでは、まだアメリカの態度がどうなるかはっきりしていなかったから、スーパーモーニングのスタッフは、
其れまでの指示通り小沢擁護の姿勢の報道を展開したのではないかと思うのです。
(その後スーパーモーニングを、ほとんど見ていませんので今どういう姿勢になっているか実は知らないのですが・・・・・)

と言うわけで、小沢代表が立派かどうかと言う事を抜きにして、
この事件は国民を政治権力で情報操作している、国策捜査と言うか、
自民生き残り策捜査だと思うのです。
其れによって国民の選択の自由を奪おうとしているのです。

これは政府、検察、報道が結託した権力の横暴以外の何物でもないのではないでしょうか。