春 夏 秋 冬

めぐり来る 春夏秋 麗しき 大和し護れ 民草いとえ 
          

ブログ休止のお知らせ

このブログの表題に入れた短歌の、春夏秋冬の中の冬の字が、誰かによって削られて、修正不能になって久しいのですが、昨日から編集画面までが、誰かにいじられたようで、出す事が出来なくなっています。 この記事作成画面も、何時使用不能になるかもしれない状況にありますので、 春夏秋冬はこの記事をもって、しばらく休ませていただく事にしました。(2010年3月) * * * * * * *  Fc2ブログに不祥事が起き、広告主が引き上げたそうです。 Fc2は何時終了になるか予断を許さない状況かと思い、 気になる過去記事を少しずつ、こちらのブログに写す事にしました。(2015・4・24)

誰の為の郵政民営化だったの?

2009年06月11日 20時59分13秒 | 国内情報

西川氏辞任を派閥で訴え=「直球しか投げられぬ」-鳩山総務相 
鳩山邦夫総務相は11日、所属する自民党津島派の総会に出席し、日本郵政の西川善文社長の進退問題について「大変ご迷惑をお掛けしているようだが、一人ぐらい直球しか投げられない人間がいてもいいのではないか」と述べ、続投を認めない自身の考えに理解を求めた。
 鳩山氏は「(日本郵政が)さまざまなからくりを使って、国民の共有の財産を棄損せしめようとした責任をどの程度求めるかの一点だ」と強調した。 
 これに先立ち、津島雄二会長は「国民は何が(問題の)争点かを分かっていない。このことを踏まえないと、次元の低い話になってしまう点を賢明な大臣はよく分かっていると思う」として、問題解決を急ぐよう要請した。(2009/06/11-18:15)


監督省庁と指定されている総務省の大臣が、此処まで現社長の責任を追及し、再任を認めないと断言しておられるのに、その大臣の判断を真っ向から否定して、
「再任に反対するなら大臣を辞めよ」と、上司の総理大臣が言うのならまだしも、閣外から声高に言うということからして異常である。

中川秀直前幹事長が鳩山総務相に噛み付いた
「西川氏を辞めさせた場合、(麻生内閣は)郵政民営化に反対ということになる。そういう行動を起こさざるを得ない。内容はその時に考える」と、思わせぶりに予言した。のだそうである。
例え(百歩譲って)郵政民営化が、国民の為になる改革であったとしても、問題のある現社長を、その任に有らずと言って再任を許さなかったら、それがどうして郵政民営化阻止に繋がると言うのだろうか?
西川善文と言う人を信用して採用した、当時の責任者が人物を見間違う事は絶対無いとどうして言い切れるのだろうか?
超人で無い限り、人間は時には過ちを犯すことは避けられないと言う事は誰もが諦めとともに認めている事ではないだろうか?
それなのに一度決めた社長は、例え法律で権限が有る大臣が、問題ありと思うから再任は許可しないと言っても、一方的に大臣が間違っていると言う根拠は何処にあると思っているのだろうか?

国民の財産であるかんぽの宿を、不正に安く懇意にしている会社に払い下げようとした事は周知の事実であるから、、鳩山総務相がどうして西川善文現社長ではだめだと言っているかについては、想像できるはずである。
中川秀直氏が、現総務相で、西川社長に責任は無いから再任をさせると言うのなら、それは私は不服ではあるけれど、それなりに筋は通っていると思う。
しかし現職の担当大臣が、駄目だと言っている事を、無理やり判断を変えさせると言うのでは、筋も何も有りはしない。

民主主義のルールの下に政治家をやっておられるはずの、自民党の幹事長までしていた事のある中川秀直氏は、自分の言っていることが支離滅裂であると言う事に、全然気がついては居られないのだろうか?
そしてこの支離滅裂なことを言っている人の方を、マスメディアも公明党の委員長も、応援している風に見えるのも、何とも不思議な光景である。

郵政民営化の法案を通す時には、自民党員には党議拘束と言うものをかけて、反対票を投じた者は、制裁を下されたと言うのは、皆が知っている歴史的事実である。
それ位に党の責任者の権威は強いのではなかったのか?

内閣総理大臣の腹心で、現在の担当大臣が、100%日本政府持ち株の会社の社長の、再任に異を唱えておられると言うのに、どうしても再任させないと言うなら、現執行部と戦うと公言すると言うのは、どう考えても筋が通らないではないか?

やっぱり植草一秀さんの言われるように、西川社長を再任させなかったら、
此れまで彼らがやってきた悪事がばれる恐れがあるから、
支離滅裂でも何でも,何としても西川社長を再任させたいと言う事なのだろうか。
ばれたら戦後最大の疑獄事件になると言う事は、
小泉、竹中とその一派の人達が、一番良く知っていると言う事なのかもしれない。
だから此処まで必死になると言う事なのだろう。
それなら,尚更此処は譲ってはいけないところであろう。

鳩山邦夫さん、どうか頑張って!